【完結】10引き裂かれた公爵令息への愛は永遠に、、、

華蓮

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儀式

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お姫様抱っこをしてもらい、寝室に行った。

マロンにドレスを脱がしてもらい、
ナイトドレスがあらわになった。

「カンナは、着痩せするんだね。想像と違った。。。綺麗だよ。とても、、」 

「想像?」

「思春期の男だよ。好きな女を抱きたいと思うでしょ。もう少し胸がないかと思ってた。だから、俺が育てようと、、」

「我慢してくれてたんだ。」

「我慢もしてたのは事実だな。でも、カンナの事大事にしたいし、一度抱いてしまうと治らないと思った。
カンナ。愛している。これから先もお前だけしか考えられない。」

「私も。。。」

濃厚なキス。初めてでわからないことが多い。闇教育では習ったけど、お互いがわからず、合ってるかわからなかったけど、
2人は、夢中で、お互いを欲しがった。

カンナは、恥ずかしいという想いより、もっと近くに、、マロンの温もりが欲しい。もっと。
体が、マロンの温もりに包まれるまで、マロンを欲しかった。
安心。幸せ。こんな時間味わったことがなかった。

マロンも。カンナの柔らかい体を触り、俺のものしたい。こんな可愛いやついない。俺のこと愛してくれてる。
やばいな。カンナを俺なしでいられなくしたいのに、俺がカンナなしでいられないわ。2人とも初めてでぎごちないけど、体全てがフィットする。俺の体の一部と言ってもいいぐらい。どこ触ってもいい。

「カンナ。痛かったら言ってな。カンナの初めてを俺にちょうだい。」

「うん。ゆっくりと、、、」

全て入った。
2人は一つになった。

カンナが、泣いていた。

「痛い?大丈夫?このまま動かないから、慣れて。。」


「違うの、、、とても嬉しくて。すごく幸せ。マロン。愛してる。」

「俺も幸せ。カンナ愛してる。」


儀式を無事終えた2人は、相性も良すぎた。本当に前世は、1人の人間だったのでは?というぐらい、何もかも相性が良い。



カンナは恥ずかしい感情はなくなり、全てを捧げたいと思うようになった。

「マロンさまっ」
カンナのとろけた声で、俺の名前を呼ぶ。かわいい。

「ん?」

「あのね。マロンさまの好きなようにしていいからね。貴方に全てを捧げたいの。」

「カンナ。可愛い。恥ずかしくないの?体も大丈夫?」

「体は大丈夫。恥ずかしいより、もっと繋がりたいの。マロンさまの温もりを感じたいの。」

「可愛い。ごめん。今度は優しくできないよ。覚悟して、、」

「ありがとう。私の初めてを優しくしてくれて、、」

「カンナは俺をどうしたいの?」

「マロンは私のもの、、、、、」

話の途中で、キスをされた。

さっきとは違った濃厚なキス。いやももう食べられそう。

「んんっ。マッロン。。」

「もっと声出して、ここは誰もいない。俺しかいない。もっと俺を欲しがって、俺の名前を呼んで。。」

「マロンマロン。んんつああっ。」


その後、2人は、求め合った。どちらからも離れることなく、磁石のように、離れなかった。


2日間、部屋から出る事はなかった。
幸せな時間を過ごしていた。


あとは、結婚式を迎えるだけだった。。

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