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公爵にも連絡が入った。
「カンナ、、、」
マロンも探しに行き、
カンナの行きそうな場所を全て探した。
見つからないと絶望をしてるところ、医師が声をかけてきた。
「貴方がカンナ様と婚約していたマロン様?」
「ああ。そうだ。」
「少しお話があります。診療所に来てもらえませんか?
カンナ様から預かってあるものがあるといえば、、」
「わかった。」
診療所につき、お茶を出してもらい、心を落ち着かせてから、手紙をもらった。
愛しのマロンへ
わたしは貴方を愛している。
これからからも先もずっと。
貴方がアリーナを好きになっても、、、、
わたしは、貴方とお婆さんになっても仲良く暮らすとずっと思ってた。でも叶わなかった。
貴方とアリーナの結婚式に笑って、平気なふりをして、出席は出来ない。私には無理なの。
私はあの時の幸せな時間を大事にしたいから、
だから、ここから消えます。
これからも貴方は、貴方の夢だった公爵家を盛り立て下さい。
もう貴方に会うことはないと思いますが、お元気で。
愛してる。マロン。 カンナより
「カンナ、、、、カンナと一緒じゃないと楽しくないんだ、、公爵なんて継ぐ意味がわからない。カンナと一緒だったから、公爵を継ぐのが夢になったんだ。」と泣き崩れてた。
「公爵家を捨てる気がある?」
「え?」
「公爵家を捨て、平民になるなら、カンナの居場所を教えてあげる。
公爵を捨てないなら、このままカンナを一人で行かせてあげて、、」
「どうゆうこと?」
「公爵を捨てないなら、聞かないほうがいい。」
「俺はカンナしか愛せないし、公爵より、カンナと一緒に居たい。。」
「公爵を捨て、この診療所に誰にも見つからず来れたら、教えやろう。」
公爵にもどり、自分のお金をカバンにつめて、手紙を書いた。
「カンナがいなくなったのなら、カンナがいない世界では生きていけない。」
平民届けを書いた。
そこへ母がやってきた。
「母さん。ごめん。おれは、ここを出ていく。カンナと一緒に生きたいんだ。
アリーナとの生活は無理だ。
勘当してほしい。平民届だ。」
「ごめんね。マロン。私たちに力がなくて、、、カンナさんは見つかったの?」
「いや。今から探しにいく。どこにいるかわからなくても探し出すよ。今ならまだ間に合うはずだ。今度は、選択を間違えたくない。
公爵家に居たら、顔だけでも見れる。
顔を見るだけでもと自分を納得させようとした。
でも、無理なんだ。俺は、カンナが居たからこそ公爵を継ぎたかった。2人で幸せになりたかったんだ。」
「わかったわ。マロン。いきなさい。でも、困ったことがあったらいうのよ。私の息子だもの。永遠に。後のことは、心配しないで、カンナさんと幸せになりなさい。」
「ありがとう。母さん。」
家を出で、診療所にいった。
「カンナ、、、」
マロンも探しに行き、
カンナの行きそうな場所を全て探した。
見つからないと絶望をしてるところ、医師が声をかけてきた。
「貴方がカンナ様と婚約していたマロン様?」
「ああ。そうだ。」
「少しお話があります。診療所に来てもらえませんか?
カンナ様から預かってあるものがあるといえば、、」
「わかった。」
診療所につき、お茶を出してもらい、心を落ち着かせてから、手紙をもらった。
愛しのマロンへ
わたしは貴方を愛している。
これからからも先もずっと。
貴方がアリーナを好きになっても、、、、
わたしは、貴方とお婆さんになっても仲良く暮らすとずっと思ってた。でも叶わなかった。
貴方とアリーナの結婚式に笑って、平気なふりをして、出席は出来ない。私には無理なの。
私はあの時の幸せな時間を大事にしたいから、
だから、ここから消えます。
これからも貴方は、貴方の夢だった公爵家を盛り立て下さい。
もう貴方に会うことはないと思いますが、お元気で。
愛してる。マロン。 カンナより
「カンナ、、、、カンナと一緒じゃないと楽しくないんだ、、公爵なんて継ぐ意味がわからない。カンナと一緒だったから、公爵を継ぐのが夢になったんだ。」と泣き崩れてた。
「公爵家を捨てる気がある?」
「え?」
「公爵家を捨て、平民になるなら、カンナの居場所を教えてあげる。
公爵を捨てないなら、このままカンナを一人で行かせてあげて、、」
「どうゆうこと?」
「公爵を捨てないなら、聞かないほうがいい。」
「俺はカンナしか愛せないし、公爵より、カンナと一緒に居たい。。」
「公爵を捨て、この診療所に誰にも見つからず来れたら、教えやろう。」
公爵にもどり、自分のお金をカバンにつめて、手紙を書いた。
「カンナがいなくなったのなら、カンナがいない世界では生きていけない。」
平民届けを書いた。
そこへ母がやってきた。
「母さん。ごめん。おれは、ここを出ていく。カンナと一緒に生きたいんだ。
アリーナとの生活は無理だ。
勘当してほしい。平民届だ。」
「ごめんね。マロン。私たちに力がなくて、、、カンナさんは見つかったの?」
「いや。今から探しにいく。どこにいるかわからなくても探し出すよ。今ならまだ間に合うはずだ。今度は、選択を間違えたくない。
公爵家に居たら、顔だけでも見れる。
顔を見るだけでもと自分を納得させようとした。
でも、無理なんだ。俺は、カンナが居たからこそ公爵を継ぎたかった。2人で幸せになりたかったんだ。」
「わかったわ。マロン。いきなさい。でも、困ったことがあったらいうのよ。私の息子だもの。永遠に。後のことは、心配しないで、カンナさんと幸せになりなさい。」
「ありがとう。母さん。」
家を出で、診療所にいった。
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