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企画会議
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瑞希は、書類を作っていたら、霧矢くんが入ってきた。
「お疲れ様でした。」
「、、、、」
顔が怒っていた。
そーゆう時声をかけない方がいいのだろう。
しばらくすると副社長が、入ってきた。
わたしは、コーヒーを淹れにいった。
「すまない。」
「いえ。社長の判断は間違っていませんよ。あの後も、自分の言った発言は、間違ってないと思っていましたし、うちに切られても、大丈夫だと思っています。」
「瑞希さんは大丈夫でしたか?」
「ああ。大丈夫だ。俺が思っているより、瑞希は強い。俺が守られてるように感じる。」
「良かったですね。瑞希さんと結婚できて、、長年の片思いが実ったこと、本当によかった。
瑞希さんが違う人結婚したらと考えるとわたしは、震えますよ、、、」
コンコンとノックをされた。
「はい。どーぞ」
瑞希がコーヒーを持ってきてくれた。
副社長は、
「いただきますね。」
「美味しい。瑞希さんはコーヒー淹れるのも上手なんだ。お茶も美味しいけど、、ありがとう。」
社長は、無言で飲んでいた。
でも、コーヒーを飲んだら、少し顔が和らいだ。
「書類を総務に届けに行きますね。」
と瑞希は出ていった。
「副社長。俺は、瑞希を俺の専属の秘書にしたい。」
「わかりますよ。瑞希さんは、怒って入ってきた社長に声をかけなかったんですね。」
「ああ。普通にお疲れ様でしたと言ってくれたけど、俺は、無言だった。
瑞希には見せたことがない顔だったけどな。
コーヒーも普段は、無糖。
さっき飲んだら、砂糖が入ってた。それにびっくりした。」
「それは良かった。」
「新しい企画を思いついた。例えば、お菓子のパッケージを使ったポーチや、バック。また、ミニチュアのして、キーホルダーをつくるのは?各メーカーとコラボして、コンビニ限定にして売るのはどうだ?」
「確かにいいですね。」
「企画会議をする。企画部と営業部を集めてくれ。瑞希を入れる。
書類を作ってもらう。企画書を作らない代わりに、今日の会議の報告書を作成してもらう。」
「瑞希さんならできそうですが、少し大変ではありませんか?」
「そうだな。かなり真剣にやらないと追いつかないと思う。報告書は、後日でも別に構わない。瑞希の力を試したい。」
「わかりました。私もフォローしますよ。」
瑞希が帰ってきた。
「瑞希。昼から、企画会議をすることになった。急に思いついたから、書類がない。報告書でいいから、その場で作ってほしい。」
「わかりました。企画内容は少し教えてもらえることできますか?」
「ああ。瑞希が、昔、お菓子のパッケージのポーチがほしいって言っただろ?覚えてる?」
「覚えてる。飴の袋をポーチにしたわ。すぐ破れたけど、、あと、パイン飴をレジンで固めて、キーホルダーにした。」
「そう、それを本格的にやろうと思って、まだ、瑞希の名前は出せないから、、俺の名前で出そうと思う。」
「別にわたしは昔ほしいって言っただけだよ。」
「報告書でいいけど、同時進行でできるなら、スライドでやってほしい。」
「わかった。パソコンは2台ほしい。一つはスライド用。もう一つは、報告書用。」
企画会議が始まった。わたしはまだ紹介されていなかったので、みんなも興味がなかった。
霧矢くんが、企画について話し出した。
瑞希は、報告をまとめ、スライドも出した。
同時進行なので、社長が言ってから、打ち込んだから、少し遅くなる。
でも、別に支障がなかった。
急に、「コンビニとファミレスの前年比が欲しい。どこの店舗が多いかみたい」
「少しお待ちください。」
データを取り出し加工した。
「社長」
話出した。
副社長は、驚いていた。
瑞希さんが本当に他の男のものにならなくて良かった。社長しか瑞希さんを伸ばせない。
普通こんなふうにしない。スパルタと言ってもいい。
会議は終了し、、、少し雑談していた。
報告書は、その間に仕上がり、印刷した。
「社長こちらでよろしいですか?」
「ああ。ありがとう。では、企画部と営業部のファイルに入れておいてくれ。」
「はい。」
社長室に帰ると、
「瑞希。お疲れ様。疲れただろ?」
「いえ。勉強になります。もう少し手強良くできたらいいのですが、邪魔していませんでしたか?」
「瑞希。あんなことできるやつ誰もいないよ。」
「え?みんなできるのではないのですか?」
「ごめん。試した。瑞希ならできると思ったけど、俺の欲しいことをすぐしてくれる。それに纏め方がうまい。理想通り。いや。それ以上だよ。」
「良かった。わたし。霧矢くんの役に立ったの?」
「瑞希。俺から、お前を離すつもりはない。仕事も一緒にしたい。俺の秘書をしてほしい。もちろん専門学校は行ってもらうよ。でも、卒業したら、俺の秘書になってほしい。俺はお前がいるから、できることが多い。瑞希は、俺がいなくても大丈夫だけど、お前がいないと俺は、無理だ。お願いだ。」
「霧矢くんはわたしがいなくても大丈夫。でも、私は、霧矢くんの役に立ちたい。わたしでよければ、、、」
「瑞希がいい。絶対離さないよ。」
「霧矢くん。もう仕事終わり?」
「もう帰れるよ。少し遅くなったから、食事行こうか。明日休みだから、ゆっくりしよう。」
「霧矢くん頑張ったご褒美が欲しい。」
「いいよ。なにがほしい?」
「霧矢くん。」
「瑞希。」
「食事はラーメンが食べたい。早くうちに帰りたい。一緒にお風呂に入りたい。抱いてほしい。霧矢くんっ。」
「瑞希。流石に会社ではな。」
山口社長の会社は半年後、倒産した。
他の取引先からも見放された。
Kグループの霧矢社長は、契約を切ることはほとんどないと有名だった。
契約を切られるほどのことをしたと噂が出たので、周りの人も寄らなくなった。
「お疲れ様でした。」
「、、、、」
顔が怒っていた。
そーゆう時声をかけない方がいいのだろう。
しばらくすると副社長が、入ってきた。
わたしは、コーヒーを淹れにいった。
「すまない。」
「いえ。社長の判断は間違っていませんよ。あの後も、自分の言った発言は、間違ってないと思っていましたし、うちに切られても、大丈夫だと思っています。」
「瑞希さんは大丈夫でしたか?」
「ああ。大丈夫だ。俺が思っているより、瑞希は強い。俺が守られてるように感じる。」
「良かったですね。瑞希さんと結婚できて、、長年の片思いが実ったこと、本当によかった。
瑞希さんが違う人結婚したらと考えるとわたしは、震えますよ、、、」
コンコンとノックをされた。
「はい。どーぞ」
瑞希がコーヒーを持ってきてくれた。
副社長は、
「いただきますね。」
「美味しい。瑞希さんはコーヒー淹れるのも上手なんだ。お茶も美味しいけど、、ありがとう。」
社長は、無言で飲んでいた。
でも、コーヒーを飲んだら、少し顔が和らいだ。
「書類を総務に届けに行きますね。」
と瑞希は出ていった。
「副社長。俺は、瑞希を俺の専属の秘書にしたい。」
「わかりますよ。瑞希さんは、怒って入ってきた社長に声をかけなかったんですね。」
「ああ。普通にお疲れ様でしたと言ってくれたけど、俺は、無言だった。
瑞希には見せたことがない顔だったけどな。
コーヒーも普段は、無糖。
さっき飲んだら、砂糖が入ってた。それにびっくりした。」
「それは良かった。」
「新しい企画を思いついた。例えば、お菓子のパッケージを使ったポーチや、バック。また、ミニチュアのして、キーホルダーをつくるのは?各メーカーとコラボして、コンビニ限定にして売るのはどうだ?」
「確かにいいですね。」
「企画会議をする。企画部と営業部を集めてくれ。瑞希を入れる。
書類を作ってもらう。企画書を作らない代わりに、今日の会議の報告書を作成してもらう。」
「瑞希さんならできそうですが、少し大変ではありませんか?」
「そうだな。かなり真剣にやらないと追いつかないと思う。報告書は、後日でも別に構わない。瑞希の力を試したい。」
「わかりました。私もフォローしますよ。」
瑞希が帰ってきた。
「瑞希。昼から、企画会議をすることになった。急に思いついたから、書類がない。報告書でいいから、その場で作ってほしい。」
「わかりました。企画内容は少し教えてもらえることできますか?」
「ああ。瑞希が、昔、お菓子のパッケージのポーチがほしいって言っただろ?覚えてる?」
「覚えてる。飴の袋をポーチにしたわ。すぐ破れたけど、、あと、パイン飴をレジンで固めて、キーホルダーにした。」
「そう、それを本格的にやろうと思って、まだ、瑞希の名前は出せないから、、俺の名前で出そうと思う。」
「別にわたしは昔ほしいって言っただけだよ。」
「報告書でいいけど、同時進行でできるなら、スライドでやってほしい。」
「わかった。パソコンは2台ほしい。一つはスライド用。もう一つは、報告書用。」
企画会議が始まった。わたしはまだ紹介されていなかったので、みんなも興味がなかった。
霧矢くんが、企画について話し出した。
瑞希は、報告をまとめ、スライドも出した。
同時進行なので、社長が言ってから、打ち込んだから、少し遅くなる。
でも、別に支障がなかった。
急に、「コンビニとファミレスの前年比が欲しい。どこの店舗が多いかみたい」
「少しお待ちください。」
データを取り出し加工した。
「社長」
話出した。
副社長は、驚いていた。
瑞希さんが本当に他の男のものにならなくて良かった。社長しか瑞希さんを伸ばせない。
普通こんなふうにしない。スパルタと言ってもいい。
会議は終了し、、、少し雑談していた。
報告書は、その間に仕上がり、印刷した。
「社長こちらでよろしいですか?」
「ああ。ありがとう。では、企画部と営業部のファイルに入れておいてくれ。」
「はい。」
社長室に帰ると、
「瑞希。お疲れ様。疲れただろ?」
「いえ。勉強になります。もう少し手強良くできたらいいのですが、邪魔していませんでしたか?」
「瑞希。あんなことできるやつ誰もいないよ。」
「え?みんなできるのではないのですか?」
「ごめん。試した。瑞希ならできると思ったけど、俺の欲しいことをすぐしてくれる。それに纏め方がうまい。理想通り。いや。それ以上だよ。」
「良かった。わたし。霧矢くんの役に立ったの?」
「瑞希。俺から、お前を離すつもりはない。仕事も一緒にしたい。俺の秘書をしてほしい。もちろん専門学校は行ってもらうよ。でも、卒業したら、俺の秘書になってほしい。俺はお前がいるから、できることが多い。瑞希は、俺がいなくても大丈夫だけど、お前がいないと俺は、無理だ。お願いだ。」
「霧矢くんはわたしがいなくても大丈夫。でも、私は、霧矢くんの役に立ちたい。わたしでよければ、、、」
「瑞希がいい。絶対離さないよ。」
「霧矢くん。もう仕事終わり?」
「もう帰れるよ。少し遅くなったから、食事行こうか。明日休みだから、ゆっくりしよう。」
「霧矢くん頑張ったご褒美が欲しい。」
「いいよ。なにがほしい?」
「霧矢くん。」
「瑞希。」
「食事はラーメンが食べたい。早くうちに帰りたい。一緒にお風呂に入りたい。抱いてほしい。霧矢くんっ。」
「瑞希。流石に会社ではな。」
山口社長の会社は半年後、倒産した。
他の取引先からも見放された。
Kグループの霧矢社長は、契約を切ることはほとんどないと有名だった。
契約を切られるほどのことをしたと噂が出たので、周りの人も寄らなくなった。
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