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友人

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 デュークはため息をつき、サクラリーナの髪に触った。いや、、その髪を奪った。。

ウィッグだった。


「やぁ。久しぶりだね。デューク」

「ああ。エアリー。こちら、わたしの友達のユイトだよ。隣国に留学しているんだよ。」

「そうなのですね。失礼しました。何も存じ上げなくて、、」

「俺も言ってなかったからな。まさか女の格好でやってくるとはな。」


「デュークが結婚を決めたと聞いてびっくりしたんだ。どんな女か見たかった。」

「はじめまして、エアリーと申します。よろしくお願い致します。」


「エアリーちゃん。君は、デュークを信じているんだね。」

「はい。」

「どうゆうことだ?」

 さっきあった話をユイト様が話をしてくださいました。

 デュークは、エアリーを抱きしめた。

「待ってください。ユイト様が、、、」


「ああそうだな。嬉しいよ。俺を信じてくれて。」

「いえ、きちんと過去の話をしてくださいましたし、、」

「え?過去の話もしたの?」

 ユイト様はびっくりしていた。

「良かったな。デューク。
君が結婚できると思わなかったから、妥協したんだと思ったけど、運命のの相手と巡り会えたんだね。
良かった。安心したよ。
 エアリーちゃんごめんね。デュークの友人ユイトだ。これからもよろしく。」

「よろしくお願い申し上げます。」

「エアリー、、お酒を持ってきてくれるか?久しぶりに飲みたい。」

「用意して参ります。」
 エアリーはその場を離れようとしたが、
「着替えたいから一緒に来てくれ。あっ。ユイト、お前も服をかえてくれ。化粧もな。」


「ああ。」
ユイト様は、執事が、案内をしてくれた。

エアリーと部屋に行くと、突然、抱きしめられて、キスをされた。

「デューク。ダメっ。」

「ちょっとだけ。」

 デュークは、エアリーの唇を奪った。
 エアリーは、顔が赤くなり興奮してきて、甘い声を出した。
「ごめんね。嬉しくて。続きは、ユイトが帰ってからね。」

 デュークは、普段服に着替え、ユイトのいる部屋に戻った。



 2人は久しぶりの再会なので楽しんだ。
「デューク。俺はもう帰ってくるからな。時々遊ぼう。」

「前みたいな遊びはしないぞ。エアリーだけいたらいいから。」

「ベタ惚れだな。」

「ああ。俺も人をこんなに好きになるとは思わなかった。今まで、沢山の女性と出会ったんだけどな。エアリーは、特別だった。一目惚れだな。」

 今までこんな優しい顔を見た事がなかった。
 ユイトも嬉しくなった。

 エアリーが用意してくれたお酒を飲んだ。
「この酒、、、」

「ああ。俺らの好きな酒だな。エアリーが用意してくれたみたいだけど、教えた事ないな。」

「教えてないのにこのお酒を選んだわけか、、、すごいな。惚れるわけだ。」


少し遅くまで、2人は話をしていた。

「悪い。長くなったな。」

「久しぶりで楽しかった。」

「エアリーちゃんにもよろしくな。あと、これ、渡しておいて、エアリーちゃんに、さっき騙してしまったお詫びに、、、」

ユイトは、気分良く帰って行った。

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