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公爵邸にて
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プレーリーと一緒にすぐに家族みんなで、公爵邸に行った。
「この度、我が娘エアリーがお世話になっていたようで、申し訳ありません。引き取りに来ました。」
父は、お義母様に頭も下げた。
お義母様は、不機嫌に、
「引き取り?とは?」と問いた。
「ご迷惑おかけしまして、、、」
「なぜ今になって、こちらにきたのかしら?エアリーがいなくなって、すぐに探したのかしら?」
「はい。やっと見つけたので、、、
婚約者と手違いがありまして、エアリーが、勘違いして、出て行ってしまったのです。こちらでも迷惑をかけているとおもいますので、引き取りを」
「あなたは本当にエアリーの親なの?」
「もちろんです。ここにいる妹同様に可愛がって育てきました。」
堂々という父の姿を見て、吐きそうだった。
怖い、、、足が震えるし、、
何より息ができない。
「大丈夫。俺がいる。」
でも、私の耳には届かなかった。
妹が来ていることで、余計に不安だった。デュークをとられたくない。
でも、みんなわたしのいうことを聞いてくれない。
怖い。どうしよう。
手も震えてきた。しっかり立たないと、、、
私、、デュークを信じたい。信じる、、、その気持ちは、、、
あの妹を見たら、デュークもきっと私より妹を選ぶわ。、
急激冷える手。氷のような温度になった。
「エアリー。。」
隣にいるデュークが、私の様子に気がついて、手を握ってくれた。
「俺がその冷え切ったこころを温めるから。」
「みて。、俺だけを見て、、、心配しないで、エアリーの妹は見たことがあるし、会ったこともある。惹かれないよ。」
「え?」
「ごめん。黙ってて。エアリーのこと調べたんだ。
一応俺は次期公爵だからね。
それで一度妹に会ったよ。全く惹かれなかった。
3日ほど出張に行ってたの覚えてる?
帰った時、抱き潰されたよね?
あの女を見たら、エアリーを可愛がりたくてな。」
「そうだったんですか。。私、何も知らなくて、、」
「知らなくていい。勝手に調べただけだ。正直エアリーのことを調べるのではなく、エアリーの家族を調べたんだ。気になって、、、」
「大丈夫ですわ。」
「大好きだよ。俺のそばにずっといて。エアリーが離れても俺から、離すつもりはない。今日終わったら抱かせてもらうよ。」
「デューク。私も愛している。頑張るね。見てて。あなたがそばにいてくれたら頑張れるから。」
「ああ。そばにいるよ。ちゃんとできたらご褒美あげるよ。」
「嬉しい」
エアリーは、少し顔が赤くなり、先程のように冷たくなかった。
デュークがいることでわたしは人間になれる。
「この度、我が娘エアリーがお世話になっていたようで、申し訳ありません。引き取りに来ました。」
父は、お義母様に頭も下げた。
お義母様は、不機嫌に、
「引き取り?とは?」と問いた。
「ご迷惑おかけしまして、、、」
「なぜ今になって、こちらにきたのかしら?エアリーがいなくなって、すぐに探したのかしら?」
「はい。やっと見つけたので、、、
婚約者と手違いがありまして、エアリーが、勘違いして、出て行ってしまったのです。こちらでも迷惑をかけているとおもいますので、引き取りを」
「あなたは本当にエアリーの親なの?」
「もちろんです。ここにいる妹同様に可愛がって育てきました。」
堂々という父の姿を見て、吐きそうだった。
怖い、、、足が震えるし、、
何より息ができない。
「大丈夫。俺がいる。」
でも、私の耳には届かなかった。
妹が来ていることで、余計に不安だった。デュークをとられたくない。
でも、みんなわたしのいうことを聞いてくれない。
怖い。どうしよう。
手も震えてきた。しっかり立たないと、、、
私、、デュークを信じたい。信じる、、、その気持ちは、、、
あの妹を見たら、デュークもきっと私より妹を選ぶわ。、
急激冷える手。氷のような温度になった。
「エアリー。。」
隣にいるデュークが、私の様子に気がついて、手を握ってくれた。
「俺がその冷え切ったこころを温めるから。」
「みて。、俺だけを見て、、、心配しないで、エアリーの妹は見たことがあるし、会ったこともある。惹かれないよ。」
「え?」
「ごめん。黙ってて。エアリーのこと調べたんだ。
一応俺は次期公爵だからね。
それで一度妹に会ったよ。全く惹かれなかった。
3日ほど出張に行ってたの覚えてる?
帰った時、抱き潰されたよね?
あの女を見たら、エアリーを可愛がりたくてな。」
「そうだったんですか。。私、何も知らなくて、、」
「知らなくていい。勝手に調べただけだ。正直エアリーのことを調べるのではなく、エアリーの家族を調べたんだ。気になって、、、」
「大丈夫ですわ。」
「大好きだよ。俺のそばにずっといて。エアリーが離れても俺から、離すつもりはない。今日終わったら抱かせてもらうよ。」
「デューク。私も愛している。頑張るね。見てて。あなたがそばにいてくれたら頑張れるから。」
「ああ。そばにいるよ。ちゃんとできたらご褒美あげるよ。」
「嬉しい」
エアリーは、少し顔が赤くなり、先程のように冷たくなかった。
デュークがいることでわたしは人間になれる。
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