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偵察3

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デュークは、もう1人の影のリエと一緒にディナーに行った。


リリーの隣の席。

「今日は、ありがとう。久しぶりの演劇で楽しかったわ。」

「そう。」

「ここのディナーもなかなか予約が取れないのよ。」
ご機嫌で、プレーリーに話しかけた。

「ああ。ここは昔、エアリーときたことがある。美味しかったから、来ただけだ。」
メインディッシュを頬張っていた。


「あなたは、まだエアリーの事を忘れられないのね。」

「お前が騙さなかったから、こんなことにはならなかったはずだよな。」

「仕方ないわ。お姉様のものはわたしのものよ。誰も咎めもしないもの。私のいう通りじゃないとね。」


「ああそうだな。もう帰るわ。気分わるい。お前は最後まで食べていきな。」

プレーリーは帰って行き、
リリーは残されたけど、ディナーが美味しくて、最後までいるみたいだ。



デュークも、1人になった。
リリーに、自分の顔を見せるようにした。
だいたいこの顔は、好かれるからな。

「あら?お連れさんは?」

「喧嘩して先に帰って行ったよ。」

「なら、わたしと一緒にディナーを味わいましょう。ワインを飲みたくて、、」

「そうだね。ご一緒しましょうか。」

席を代わって、一緒に食べることになった。



わたしがエアリーと関係があることを思わさないように、世間一般的な会話をした。

デュークは、トイレで席を立った。

まさかその隙に媚薬を入れられるとは思わなかったが、、、、

「ねえ、馬車で送ってくださらない?」

「いいけど、、、」


馬車に入るとリリーは、隣に座ってきた。

そして、自分の手を私の太ももに置いてきた。

「今日は楽しかったわ。」

「そうよかったよ。」




「ねえ。このままわたしと、、。」

「何を言ってるんだい?君は夫がいるだろう?わたしにも婚約者がいる」


「でもあなた、今、熱くない?」

「そうだな。なぜか?少し熱いな。」


「少し?でも、沈めたほうがいいわ。」

「いや大丈夫だ。とりあえず送る。」

御者にいい、急いで、家まで送った。

リリーとは何も関係を持たず、屋敷に送った。
リリーは不満だったみたいだ。

「せっかく私が誘っているのに、残念ね。経験したら、辞められなくなるわよ」
と言っていたが、無視した。
もちろん平然とした態度で。
弱みを見せるわけにはいかなかった。


デュークは、強い媚薬を盛られた。
リリーの前、平然としていたけど、
あの媚薬はやばい。

エアリーの元婚約者も盛られたんだろうな。
この媚薬は、かなりきついから、逆に気絶する。
デュークは、免疫がある。
媚薬はよく盛られてたから、理性を保つために訓練もしてあった。

それだけデュークの爵位は狙われやすかった。

だから免疫をつけることにしたけど、この媚薬は、今までの中では、1番強い。
治る方法は一つしかない。

馬を走らせて、エアリーの元に走ることにした。

エアリーを抱きたい。その感情が抑えられなかった。

エアリーだけしか抱くつもりがなかったから、他の女には、欲情しないが、、、エアリーしかダメな分、、、エアリーが欲しくてたまらない






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