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結婚式
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婚約し、半年後に、結婚式が行われた。
私がこの国に来た時から準備をしてあったらしい。
今日からリュウの奥さんになれる。
そして、私は、婚約してすぐに、シリーナから、アリーナに変わった。公爵様の養女になったので、名前を変えることにした。
ユート様も結婚式に カーナと来ていた。私たちが招待したからに決まってるんだけど。
「リュウ。わたし、ユート様のこと好きだと思い込んでいたみたい。彼を見ても何も思わない。」
「良かった。彼を見て、恋心があるのか心配だった。」
「リュウのことが好きだったのよ。私。ずっと前から。こんなに温かい気持ちになれたのだもの。ユート王太子の時とは違うわ。」
「ありがとう。リーナ。愛している。」
「私も。愛している。」
2人は幸せいっぱいだった。
ユートは、笑顔のアリーナ様を見て、昔の婚約者にシリーナを思い出した。
シリーナは、行方不明だった。
俺と婚約破棄をしてから、カーナが、シリーナの家の養女になった。
カーナは、身分が低いから王太子妃に無理だったから、侯爵家が名乗り出てくれた。
シリーナは、優しいから、カーナを妹して受け入れてくれるはずだから、問題ないと言っていたのに婚約破棄した翌日に行方不明になった。
婚約破棄の日に、バック一つ持って、追い出されたようだ。
カーナは、感情が豊かで、煌びやかで、
甘えてくる。
シリーナは、なんでも完璧だった。
シリーナがいなくなって、カーナといるとよくわかった。
シリーナは、俺を愛してくれて、俺を支えてくれたこと。
アリーナ様をみるとシリーナへの気持ちが蘇ってきた。
カーナを見ると、あんなに好きだったはずなのに、恋心がなくなっていくのがわかった。
カーナは、侯爵の養女になったけど、
マナーが出来ず、なぜか?あの侯爵夫妻も優しい。
シリーナには、厳しくマナーを教えていたのに、カーナには、あまり教えていない。だから、マナーがあまり良くない。
シリーナは、所作も綺麗だった。
比べてしまう。
挨拶に行く順番になった。
「おめでとうございます。皇太子様、皇太子妃様。」
「ありがとう。ユート王太子。」
「あらっ?シリーナじゃない?自分の家を追い出されて、なんで皇太子妃なの?」
「こちらは?」
「申し訳ございません。婚約者のカーナと申します。」
「ユート王子。」
「申し訳ございません。」
「はじめまして、アリーナと申します。カーナ様。よろしくお願いします。」
「シリーナよ。私があなたのものを奪ったのよ。恋人も家族も。全て私のもの。」
「よくわかりませんが、ユート王子と幸せなのですね。よかったですね。これからもお幸せに。。。」
アリーナ様を近くに見ると確かにシリーナそっくりだった。
ただ違ったのは、俺を見る瞳が違った。
シリーナのように、俺を愛していると言っていない。
でも、皇太子を見る瞳は、あの時の瞳だった。いや。それ以上だった。
あんな笑顔みたことがなかった。
私も確信した。あれは、シリーナだ。
「もうよろしいでしょうか?他の方にも挨拶したいですもの。」
リーナは、毅然とした態度を示した。
「リーナ。ちょっといい?」
「はい?」
控室に連れて行かれた。
「リュウ?」
「少しだけ。」抱きしめられた。
「気持ちがかたむいた?」
「?」
「ユート王太子と会って、、」
「リュウ。さっき私、気持ちがないって言ったよね?」
「でも本人を目の前にして、、、、ユート王太子もリーナのこと愛しそうに見てた。」
「かがんで、、」
リュウは、かがんでくれて、目を合わせてくれた。
「リュウ。私は、あなたを好き!
昔からあなたを好きだったのよ。ユート王太子と一緒にいた時とは違うの。。あなたにドキドキする。」
キスをした。
リーナから初めてのキス。リュウは赤くなった。
「可愛いっ。リュウ。好きっ」
リュウは、リーナにキスをした。深いキス。
「ありがとう。安心した。」
王妃様が言ってたことかしら?嫉妬?
重いとは思わないけど、、、、、
私がこの国に来た時から準備をしてあったらしい。
今日からリュウの奥さんになれる。
そして、私は、婚約してすぐに、シリーナから、アリーナに変わった。公爵様の養女になったので、名前を変えることにした。
ユート様も結婚式に カーナと来ていた。私たちが招待したからに決まってるんだけど。
「リュウ。わたし、ユート様のこと好きだと思い込んでいたみたい。彼を見ても何も思わない。」
「良かった。彼を見て、恋心があるのか心配だった。」
「リュウのことが好きだったのよ。私。ずっと前から。こんなに温かい気持ちになれたのだもの。ユート王太子の時とは違うわ。」
「ありがとう。リーナ。愛している。」
「私も。愛している。」
2人は幸せいっぱいだった。
ユートは、笑顔のアリーナ様を見て、昔の婚約者にシリーナを思い出した。
シリーナは、行方不明だった。
俺と婚約破棄をしてから、カーナが、シリーナの家の養女になった。
カーナは、身分が低いから王太子妃に無理だったから、侯爵家が名乗り出てくれた。
シリーナは、優しいから、カーナを妹して受け入れてくれるはずだから、問題ないと言っていたのに婚約破棄した翌日に行方不明になった。
婚約破棄の日に、バック一つ持って、追い出されたようだ。
カーナは、感情が豊かで、煌びやかで、
甘えてくる。
シリーナは、なんでも完璧だった。
シリーナがいなくなって、カーナといるとよくわかった。
シリーナは、俺を愛してくれて、俺を支えてくれたこと。
アリーナ様をみるとシリーナへの気持ちが蘇ってきた。
カーナを見ると、あんなに好きだったはずなのに、恋心がなくなっていくのがわかった。
カーナは、侯爵の養女になったけど、
マナーが出来ず、なぜか?あの侯爵夫妻も優しい。
シリーナには、厳しくマナーを教えていたのに、カーナには、あまり教えていない。だから、マナーがあまり良くない。
シリーナは、所作も綺麗だった。
比べてしまう。
挨拶に行く順番になった。
「おめでとうございます。皇太子様、皇太子妃様。」
「ありがとう。ユート王太子。」
「あらっ?シリーナじゃない?自分の家を追い出されて、なんで皇太子妃なの?」
「こちらは?」
「申し訳ございません。婚約者のカーナと申します。」
「ユート王子。」
「申し訳ございません。」
「はじめまして、アリーナと申します。カーナ様。よろしくお願いします。」
「シリーナよ。私があなたのものを奪ったのよ。恋人も家族も。全て私のもの。」
「よくわかりませんが、ユート王子と幸せなのですね。よかったですね。これからもお幸せに。。。」
アリーナ様を近くに見ると確かにシリーナそっくりだった。
ただ違ったのは、俺を見る瞳が違った。
シリーナのように、俺を愛していると言っていない。
でも、皇太子を見る瞳は、あの時の瞳だった。いや。それ以上だった。
あんな笑顔みたことがなかった。
私も確信した。あれは、シリーナだ。
「もうよろしいでしょうか?他の方にも挨拶したいですもの。」
リーナは、毅然とした態度を示した。
「リーナ。ちょっといい?」
「はい?」
控室に連れて行かれた。
「リュウ?」
「少しだけ。」抱きしめられた。
「気持ちがかたむいた?」
「?」
「ユート王太子と会って、、」
「リュウ。さっき私、気持ちがないって言ったよね?」
「でも本人を目の前にして、、、、ユート王太子もリーナのこと愛しそうに見てた。」
「かがんで、、」
リュウは、かがんでくれて、目を合わせてくれた。
「リュウ。私は、あなたを好き!
昔からあなたを好きだったのよ。ユート王太子と一緒にいた時とは違うの。。あなたにドキドキする。」
キスをした。
リーナから初めてのキス。リュウは赤くなった。
「可愛いっ。リュウ。好きっ」
リュウは、リーナにキスをした。深いキス。
「ありがとう。安心した。」
王妃様が言ってたことかしら?嫉妬?
重いとは思わないけど、、、、、
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