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目を覚ましたらイケメンに囲まれていました
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前回のあらすじ
俺は杉田 結衣!
突然美人に決闘を申し込まれちゃった!?
どうしよどうしよって焦っているうちにいつの間にか倒れちゃって!?
次回 (規制) 死す!!!
以上!!!
✄-------------------‐-------------------‐------✄
目を覚ましたら何故かイケメンに囲まれていた……どういう状況よ
「……やっぱこいつ俺が見込んだ通りのやつだっただろ?」
「それでも決闘で周りに認めさせるのは無理があっただろ」
「…………しらね」
「お前はいつもそうだよな……はぁ」
イケメンとイケメンが会話してる……なにこの状況
目で相手たちの会話を聞いているとその視線を感じ取ったのかこちらを見てはにっこりと笑う
「おはよう…♪」
なんだ機嫌がいい相手はこちらを見て嬉しそうにしている横で「はぁ……」とため息をついている取り巻きBさん
『お、おはようございます……?』
殺伐した雰囲気がないため、何故か安心してしまう自分がいる……でも、警戒しなくちゃ
相手を睨みつけているつもりでも相手からすればこちらを見つめている程度で
「ぷっ……お前やっぱおもしれぇーな!」
予想外の回答に驚きつつ、周りは笑っている人イケメンを黙らせない……つまりここのヤンキーの中で1番強い人なのだろうと思いつつも、この姿を見ているために全然実感わかない
ふと強い視線を感じた
横目でそちらを見ると昨日戦った(?)相手がイケメンさんと取り巻きBさんの後ろにいた。不思議そうにみていると視線に気付いたのかこちらを睨んでは近くに来ると胸ぐらを掴んで鬼の形相で詰め寄ってきた
「おい、お前!なんであんな生ぬるいタイマンしたんだよ!?」
あまりの近さにキスしてしまうんでは無いかと思いつつ、弁解したいが昨日ことはあまり覚えていないためにどうすればいいか分からない
『昨日…………なにかしちゃいましたか?』
こう相手に聞くことが一番ダメだと分かってるけど、言うしか道が残されてないんじゃしょうがないよなぁ!?
無言の美人さんは殴りにかかるもイケメンさんに止められる。美人さんを睨みながら「栗花落おめぇ……それは違うだろ」と睨みつける相手にビビってチビりそうになった
「すみません…頭……ですが納得できないんす…なんであの時にやめちまったのか聞きたいんです」
手を後ろに回すと相手に頭を下げて、自分の想いを伝える美人さん……いや栗花落さんを見ていると頭と呼ばれているイケメンさんは相当強いんだなと少し恐怖を感じてしまう
「まぁ……納得できねぇーか…なぁお前理由教えてくれない?」
『お前じゃなくて……杉田結衣です』
「……じゃあ!すぎゆー……すぎゆーな!」
『……はぁ』
なんかあだ名をつけられてしまった。まぁどうでもいいか……今はどうして自分が喧嘩をやめたか…決まっている……俺は兄貴みたいなやつになりたくねぇーから……って言ってもなぁ……うーん
「どうした?」
『……いや…………俺がなんで喧嘩やめたかですよね?…簡単な話、俺は喧嘩が大嫌いなんです。拳で全て解決してもそれは力でねじふせたものでは相手に妬みを買うだけだと思うから…』
「ふーん……お前の言うことに一理あるけど、それでも俺はタイマンをやめねぇ…だって、力でねじ伏せねぇーといけない時もある。お前だってあるだろ?」
確かにそういう時はある……実際兄が助けてくれた時も力でなんとかしてくれた
でも……それじゃ悲劇の連鎖を生み出してしまうんじゃないかと思ってしまう自分がいる
「俺は大事なものが傷つけられるならこの力を使うって決めてる……俺の力は誰も傷つけられないようにするためのものだって俺は思ってる…お前が違うか?」
この人の真っ直ぐな目に力にそんな使い道があるんだ……虐めることだけじゃない…人を守るためだけの力……確かにいいかもしれないなぁ
『そうですね………なんか自分が言ってたことが間違ってきた気がします』
「すぎゆーの言いたいこともわかるぞ?でもタイマンする時は正々堂々お互いで認めるためにやるものだから、逃げ出しちまったら相手をコケにするのは忘れんなよ?」
『はい……』
イケメンさんの言葉に頷きながら返事を返す時に優しく微笑む
ヤンキーさんは案外怖くないものだと思います
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
こんばんは!これから♪などの記号をしようかなと思います
苦手な人がいましたら、すみません
俺は杉田 結衣!
突然美人に決闘を申し込まれちゃった!?
どうしよどうしよって焦っているうちにいつの間にか倒れちゃって!?
次回 (規制) 死す!!!
以上!!!
✄-------------------‐-------------------‐------✄
目を覚ましたら何故かイケメンに囲まれていた……どういう状況よ
「……やっぱこいつ俺が見込んだ通りのやつだっただろ?」
「それでも決闘で周りに認めさせるのは無理があっただろ」
「…………しらね」
「お前はいつもそうだよな……はぁ」
イケメンとイケメンが会話してる……なにこの状況
目で相手たちの会話を聞いているとその視線を感じ取ったのかこちらを見てはにっこりと笑う
「おはよう…♪」
なんだ機嫌がいい相手はこちらを見て嬉しそうにしている横で「はぁ……」とため息をついている取り巻きBさん
『お、おはようございます……?』
殺伐した雰囲気がないため、何故か安心してしまう自分がいる……でも、警戒しなくちゃ
相手を睨みつけているつもりでも相手からすればこちらを見つめている程度で
「ぷっ……お前やっぱおもしれぇーな!」
予想外の回答に驚きつつ、周りは笑っている人イケメンを黙らせない……つまりここのヤンキーの中で1番強い人なのだろうと思いつつも、この姿を見ているために全然実感わかない
ふと強い視線を感じた
横目でそちらを見ると昨日戦った(?)相手がイケメンさんと取り巻きBさんの後ろにいた。不思議そうにみていると視線に気付いたのかこちらを睨んでは近くに来ると胸ぐらを掴んで鬼の形相で詰め寄ってきた
「おい、お前!なんであんな生ぬるいタイマンしたんだよ!?」
あまりの近さにキスしてしまうんでは無いかと思いつつ、弁解したいが昨日ことはあまり覚えていないためにどうすればいいか分からない
『昨日…………なにかしちゃいましたか?』
こう相手に聞くことが一番ダメだと分かってるけど、言うしか道が残されてないんじゃしょうがないよなぁ!?
無言の美人さんは殴りにかかるもイケメンさんに止められる。美人さんを睨みながら「栗花落おめぇ……それは違うだろ」と睨みつける相手にビビってチビりそうになった
「すみません…頭……ですが納得できないんす…なんであの時にやめちまったのか聞きたいんです」
手を後ろに回すと相手に頭を下げて、自分の想いを伝える美人さん……いや栗花落さんを見ていると頭と呼ばれているイケメンさんは相当強いんだなと少し恐怖を感じてしまう
「まぁ……納得できねぇーか…なぁお前理由教えてくれない?」
『お前じゃなくて……杉田結衣です』
「……じゃあ!すぎゆー……すぎゆーな!」
『……はぁ』
なんかあだ名をつけられてしまった。まぁどうでもいいか……今はどうして自分が喧嘩をやめたか…決まっている……俺は兄貴みたいなやつになりたくねぇーから……って言ってもなぁ……うーん
「どうした?」
『……いや…………俺がなんで喧嘩やめたかですよね?…簡単な話、俺は喧嘩が大嫌いなんです。拳で全て解決してもそれは力でねじふせたものでは相手に妬みを買うだけだと思うから…』
「ふーん……お前の言うことに一理あるけど、それでも俺はタイマンをやめねぇ…だって、力でねじ伏せねぇーといけない時もある。お前だってあるだろ?」
確かにそういう時はある……実際兄が助けてくれた時も力でなんとかしてくれた
でも……それじゃ悲劇の連鎖を生み出してしまうんじゃないかと思ってしまう自分がいる
「俺は大事なものが傷つけられるならこの力を使うって決めてる……俺の力は誰も傷つけられないようにするためのものだって俺は思ってる…お前が違うか?」
この人の真っ直ぐな目に力にそんな使い道があるんだ……虐めることだけじゃない…人を守るためだけの力……確かにいいかもしれないなぁ
『そうですね………なんか自分が言ってたことが間違ってきた気がします』
「すぎゆーの言いたいこともわかるぞ?でもタイマンする時は正々堂々お互いで認めるためにやるものだから、逃げ出しちまったら相手をコケにするのは忘れんなよ?」
『はい……』
イケメンさんの言葉に頷きながら返事を返す時に優しく微笑む
ヤンキーさんは案外怖くないものだと思います
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
こんばんは!これから♪などの記号をしようかなと思います
苦手な人がいましたら、すみません
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