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本編
ラミリス
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「それでは気をつけてお帰り下さいね」
「はい!ファボ司教、ラメス司祭今日はありがとうございました。」
ファボ司教たちに加護について話した後、私とジュリアンおばあちゃんは教会を出た。
この後はジュリアンおばあちゃんと王都の美味しいと有名なカフェに行くんだよ。
「今から行くカフェは美味しい事で有名なのよ。ティアちゃんが気に入ってくれるといいのだけど。」
「楽しみだな!!」
馬車に乗り、ジュリアンおばあちゃんとカフェの話をする。
一体どんなメニューがあるんだろう。異世界カフェか。…じゅるり。想像しただけで涎が出てくるよ。ワクワク♪
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
「いらっしゃいませ!」
カフェの名前はラミリス。なんとなんと!目の前には獣人のお姉さんの店員さんがいる。耳がぴこぴこしてる。この耳……
「うさぎさん!!」
「えっ?」
「ふふっ。ごめんなさいね。ティアちゃん初めて獣人を見たのよ。だからだと思うわ」
獣人さんに会えた!嬉しい!可愛い!
「なるほど。私はうさぎの獣人のファナと言います。ティアちゃんよろしくね。」
「うん。私ね、可愛いぬいぐるみ持ってるの!!うさちゃんって名前の!見てみて~」
私は無限収納からラ=ビットのぬいぐるみを取り出す。失くしたりしたくないからいつも無限収納に入れて持ち歩いてるんだ。
「ファナさんのお耳とそっくりなの~」
「ティアちゃん!」
ふぇ?ジュリアンおばあちゃんが焦ったような声を出したけどどうしたの?
「ふふっ。大丈夫ですよ。ティアちゃんは良い意味で言ってくれただけですし。ティアちゃんが持ってるそのぬいぐるみはうさちゃんって言うのね。可愛いわね!」
「うん。……あの私何か失礼な事言っちゃった?」
「うーん。あのですねティアちゃん。獣人は魔物と一緒みたいな括りにされるのを嫌がるんです。世の中には魔物と獣人は同じじゃないかとか言う声もあって…今のだと遠回しに魔物だって言ってるようなものになったりするのよ。私のようにあまり気にしない獣人の方が多いけど、獣人である事に誇りを持っている者には少し危ない発言だったから気をつけてね。」
そっか。獣人は獣人であって、魔物とは違うもんね。たしかに失礼にあたるよね。
「知らなかったのは言え、ごめんなさいファナさん。それと教えてくれてありがとう!」
「ちょっとティアちゃん良い子すぎません?ここまで良い子だと色々心配になりそうなのですが。」
「そうなのよー。ファナさんも分かってくださる?心配で心配で仕方ないのよ。」
何やらファナさんとジュリアンおばあちゃんは意気投合してるよ。私そんなに良い子じゃないからね?
「それではお席へご案内しますね。」
ファナさんに通された席は窓際の外が見える席!!通りの人たちも見えて楽しい。
「ティアちゃんどれにする?」
メニューを見ると私の目を引いたのがあった!!
「これ!オムラーイスにする!!」
オムラーイスって絶対オムライスだよね。食べたい!食べたい食べたい食べたーい!!
「なら私もティアちゃんと一緒でオムラーイスをお願いしようかしら。」
「オムラーイスを2つですね。かしこまりました。」
ファナさんは注文を取ると席から離れていった。もう少しお話したかったな。
それにしてもオムライス…いやオムラーイスか。この世界のものは地球とかなり似てるよね。名前に関しては地球とほとんど変わらないものが多いし。かと言って魔法とか魔道具とかは地球ではありえないし。地球が技術ならこの世界は魔法。地球の技術品はこの世界では魔道具。うん、不思議だ。まるで鏡の国のアリスみたいだな。
「お待たせしました。オムラーイス2つお持ちいたしました。」
「ふわぁ!!」
「まぁ!美味しそうね」
見た目も私の知るオムライスそっくり。
ゴクリ……
「いただきまーす!!」
「はい!ファボ司教、ラメス司祭今日はありがとうございました。」
ファボ司教たちに加護について話した後、私とジュリアンおばあちゃんは教会を出た。
この後はジュリアンおばあちゃんと王都の美味しいと有名なカフェに行くんだよ。
「今から行くカフェは美味しい事で有名なのよ。ティアちゃんが気に入ってくれるといいのだけど。」
「楽しみだな!!」
馬車に乗り、ジュリアンおばあちゃんとカフェの話をする。
一体どんなメニューがあるんだろう。異世界カフェか。…じゅるり。想像しただけで涎が出てくるよ。ワクワク♪
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
「いらっしゃいませ!」
カフェの名前はラミリス。なんとなんと!目の前には獣人のお姉さんの店員さんがいる。耳がぴこぴこしてる。この耳……
「うさぎさん!!」
「えっ?」
「ふふっ。ごめんなさいね。ティアちゃん初めて獣人を見たのよ。だからだと思うわ」
獣人さんに会えた!嬉しい!可愛い!
「なるほど。私はうさぎの獣人のファナと言います。ティアちゃんよろしくね。」
「うん。私ね、可愛いぬいぐるみ持ってるの!!うさちゃんって名前の!見てみて~」
私は無限収納からラ=ビットのぬいぐるみを取り出す。失くしたりしたくないからいつも無限収納に入れて持ち歩いてるんだ。
「ファナさんのお耳とそっくりなの~」
「ティアちゃん!」
ふぇ?ジュリアンおばあちゃんが焦ったような声を出したけどどうしたの?
「ふふっ。大丈夫ですよ。ティアちゃんは良い意味で言ってくれただけですし。ティアちゃんが持ってるそのぬいぐるみはうさちゃんって言うのね。可愛いわね!」
「うん。……あの私何か失礼な事言っちゃった?」
「うーん。あのですねティアちゃん。獣人は魔物と一緒みたいな括りにされるのを嫌がるんです。世の中には魔物と獣人は同じじゃないかとか言う声もあって…今のだと遠回しに魔物だって言ってるようなものになったりするのよ。私のようにあまり気にしない獣人の方が多いけど、獣人である事に誇りを持っている者には少し危ない発言だったから気をつけてね。」
そっか。獣人は獣人であって、魔物とは違うもんね。たしかに失礼にあたるよね。
「知らなかったのは言え、ごめんなさいファナさん。それと教えてくれてありがとう!」
「ちょっとティアちゃん良い子すぎません?ここまで良い子だと色々心配になりそうなのですが。」
「そうなのよー。ファナさんも分かってくださる?心配で心配で仕方ないのよ。」
何やらファナさんとジュリアンおばあちゃんは意気投合してるよ。私そんなに良い子じゃないからね?
「それではお席へご案内しますね。」
ファナさんに通された席は窓際の外が見える席!!通りの人たちも見えて楽しい。
「ティアちゃんどれにする?」
メニューを見ると私の目を引いたのがあった!!
「これ!オムラーイスにする!!」
オムラーイスって絶対オムライスだよね。食べたい!食べたい食べたい食べたーい!!
「なら私もティアちゃんと一緒でオムラーイスをお願いしようかしら。」
「オムラーイスを2つですね。かしこまりました。」
ファナさんは注文を取ると席から離れていった。もう少しお話したかったな。
それにしてもオムライス…いやオムラーイスか。この世界のものは地球とかなり似てるよね。名前に関しては地球とほとんど変わらないものが多いし。かと言って魔法とか魔道具とかは地球ではありえないし。地球が技術ならこの世界は魔法。地球の技術品はこの世界では魔道具。うん、不思議だ。まるで鏡の国のアリスみたいだな。
「お待たせしました。オムラーイス2つお持ちいたしました。」
「ふわぁ!!」
「まぁ!美味しそうね」
見た目も私の知るオムライスそっくり。
ゴクリ……
「いただきまーす!!」
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