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しおりを挟む「ん。ッぁ、いや、…あ、ぁ、っそんな、激しく突いちゃ、駄目ぇっ、ひ、イっちゃう、またイっちゃう、ぁ、ーーーーーーッ、ぁ、あああ」
「ゆき…たか様…ぁ、ぁ、ひぃ……んっ、乳首、そんなっ……ぁ、しゃぶらないでぇ……ぁ、ぉ゛、噛んじゃっ…! ぃ、ぁ゛、ーーーっひ、ぁ、あん、気持ち、いい……、きもちいい、から、だめ……っぁ、ん゛、ちゅ」
「……ぁ、ひ、んっ……ゆきたかさま、ぁ、ッ、…それ好き。…っぁん。ゆきたかさますきぃ……ぁっ、ぉ゛ぉ、ひ、ぐ」
「なる…っ、なりましゅ……ぉ゛、ゆきたかしゃまの…ひ、ぁ゛、嫁に…んっ、なるから、ぉ゛、も、おわっで……も、しんじゃうっ、あ゛、お尻こわれる゛、ぉ……っ、いぐっ……」
「ぁ……ぁ、ん………ぁ…っ……………ッ……ぉ゛………ぉっ、………ぁ」
その夜。
真砂は何度も檜佐木に胎に種を付けられた。それどころか、尻穴は処女だと告白させられ、喜んだ檜佐木に、尻まで犯され、全身、あますところなく舐めしゃぶられて愛でられた。
何度、死ぬと思ったか知れない。
普段から鍛え、戦場で駆ける男の体力についていけるはずもなく。
途中で意識を飛ばしてしまうこともあったが、そのたびに起こされて、全身、檜佐木のものだと教え込まされた。
「俺がいったい、どんな思いで貴女の側にいたか、お分かりですか? いくら武功を立てようが、出世しようが、欲しい女は手に入らず。虚しくて諦めようと思っても諦めきれず。貴女が引かないように、穏やかに接していれば、安心し切った貴女が可愛らしい笑顔を向けてきて……。でも手を出せず。今夜は全部受け止めていただかなければ気が済みません。……いえ、今夜だけでは足りない。生涯をかけて、俺と一緒にいてください」
明け方になってようやく解放された真砂の白い肌には、檜佐木に強く掴まれた指痕が満開の花のようにあちこちに赤く残り、それ以外にも、噛み痕、吸い痕などで散々な有様だった。
白濁や愛液、汗、潮などの淫猥な体液で濡れそぼった体は、ぐしゃぐしゃになった布団の上にうつ伏せでぐったりと横たわり、気を失ってぴくりとも動かない。その股の間、さんざんに穿たれて、くぱぁと口を開けた膣と尻からは、たっぷりと出された熱く白い精液がととろとろと溢れ出していた。
真砂の足の間に陣取って座した檜佐木は、真砂の体を見下ろし、ひとまずは満足のため息をついた。
真砂の膣と尻穴がひくつくたび、己の子種がとぷとぷと溢れ出てくるのを飽くことなく眺めている。
夜のいつの時分だったかは覚えていないが、義昌とあらかじめ取り決めていた合図が聞こえたから、御簾の向こうの二人はもういないはずだ。
こんこんこんと柱を三回叩く音。
ちょうど、真砂が正気を失って、尻穴が気持ちいいと泣いてよがっていたときだったから、さすがに姫にこれ以上は見せられないと思ったのだろう。
(途中で姫の可愛らしい声が聞こえたが、……義昌様はちゃんと手前で止まれただろうか)
満月の夜までまだ数日あるのに。
まぁ、あちらのことは、あちらでなんとかするだろう。
「本当に、今回の役目を、他の男に取られないでよかった」
ずっと前から、義昌に、真砂が好きで、どうしても欲しいと相談していたから、姫から義昌に今回の話がきたとき、すぐに教えてもらえたのだ。
そうでなかったら……。
あるいは、姫と真砂だけで相手を見つけてひっそり行われていたら。
(真砂を無理矢理に犯して、閉じ込めてしまっていたかも知れないな)
あるいは、殺してしまったかも。
まぁ、万事、うまくいったのだから、言うことはない。
神に感謝しなければ。
可愛らしい割れ目を、人差し指でつっと撫であげてやれば、真砂の体が声もなくぴくんっと跳ねた。
ようやく、手に入れた。
「もう、離しません」
一生、愛してさしあげる。
身をかがめ、真砂の可愛らしいお尻にまた一つ、赤い吸い痕を残して、檜佐木は陶然と笑んだ。
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