20 / 145
転移
第20話 どーも、雨の中の戦闘です
しおりを挟む
前書き
前回のあらすじ
主人公 エルフの半裸を目撃させられる
本文
どーも、洞窟の中で引きこもりたいと思っているオッサンです。
ちょっとしたハプニング?があったのだが...俺は煩悩が頭から消えるまで素振りをする。何かユリさんが話しかけてきたが無視だ、無視。
「ケンさん!!無視しないでください。切り込みますよ?」
「あ、はい。なんですか?」
「私の身体どうでした?」
「見てない、見えてもいない」
「嘘です。見ました!」
「えーと、見せられました。その話はやめよう?」
「ふふん、ちゃんと見えましたか!いつでも性欲を私にぶつけて良いですからね」
「そーいうのいいから。ご飯の準備手伝って。今日の朝食は草だけだ」
「もー、それでも男ですか!?あと、草だけは嫌です」
「あははは、一応男だよ。草は冗談として、サラダとアプルとパンにオニオングラタンスープでも作るよ。ユリさん精霊魔法で風と生活魔法の火でグラタンスープを焼いて」
「グラタンスープ!良いですね!魔法制御の練習にもなりますしお任せください」
交易都市でチーズが売っていてよかったよ。あまり人気のない商品で安く沢山買えたし大変満足。
「雨が小降りになってきたな。ご飯食べたら洞窟出て先に進む?」
「うーん、雨の中進むのは危険ですけど...視界が悪く足場が悪い中でも戦闘はありますから経験のためにも先に進んだ方がいいのかもしれません」
「経験ね...この森は広大で中心部になるにつれてモンスターが強くなるみたいなことないよね?」
「私もわかりません。ただ、雨の中でも動けるようにしておきたいです」
どうしよう、わざわざ雨の中危険に飛び込むのはよろしくないと思うけど。ユリさんがいう雨の中の戦闘も経験になるかもしれないし。
「水の魔法で地面が柔らかくなって戦闘出来ません、なんて言えないしね。仕方ない、少しでも経験を積んでおくか。ご飯食べたら先に進もう。どこに向かっているのか検討もつかないけどね。あはは」
「そうですね、方向が分からなくなってどこの国に着くのか予想もつきません。遭難していますね、ふふふふ」
笑っている場合じゃないよな、食糧が尽きるまでなんとか何処かの国に辿り着きたい。
「はい、このグラタンスープを焼いて。焦げ目がついたら弱火にしてね。他の料理は出来上がったから、俺は支度を整えるよ」
「分かりました。とりあえず15分ほど焼いてみます」
俺はグラタンスープが出来上がるまでに、水避けの装備品を取り出し準備をする。剣を握る部分にはグリップが効く布を巻き付け何本か用意する。
「ユリさん代わるよ、準備しておいで。これ、水避けの腕輪。魔法の道具って便利だよねー」
「ありがとうございます。私はローブを変えるだけなので準備は大丈夫です」
「剣の柄にこの布巻くと滑りにくくなるよ。あと、予備武器を用意しておいて」
「そこまで考えていませんでした。ご指摘ありがとうございます。少し席を外します」
ユリさんは武器の調整しに行き、俺は朝食をお皿にとりわける。ユリさんが戻ってきてご飯を食べ始める。
「雨止みそうにないね、戦闘は基本的に遠距離攻撃でいこうか。接近戦は出来るだけ避けたい」
「無理に倒さなくても、負傷させて足止めだけで良いかもしれませんね。遠距離攻撃ということは、私の出番ですね!」
「ああ、期待しているよ。俺も遠距離攻撃の練習をするよ」
その後も会話を続けながら食事を終え食器を洗いマジックバックに放り込む。
「よし、雨だからこそより注意して先に進もう。ユリさん、雨の中で食事を作ることはできないから携帯食で空腹を紛らしてね」
「はい、分かりました。今日はどんな冒険が待っているか楽しみです」
俺たちは、洞窟を出て雨が降る中歩き出す。この周辺のモンスターはミノスの手で殺されたはずだけど警戒は怠らず。水避けの腕輪の効果は傘をさしている様な感じ。森の中で雨って生まれて初めて体験するよ。前の世界だと車だったし。わざわざ森の中入ろうと思わなかったしね。
「ケンさん、雨の中だと音が聞きづらいですね。目でみて気配で捉えないといけません」
「やっぱりこういうのは実際、経験しないと分からないもんだな。スマホも雨で視界が悪くて遠くまで見えないし」
歩き続けて1時間ほどして目視でモンスターを捉え、スマホで鑑定する。
鑑定結果:魔猿LV30
「魔猿エイプが4体、2時の方向の木の枝、こちらにまだ気づいていない」
「私も捉えました。弓で先手をとります」
隠密スキルを発動させ、俺たちは弓で攻撃を仕掛ける。
ウギャ、ギャ
1体は矢が肩に当たったが5本外している俺。ユリさんは正確に残りの3体仕留めた。
「さすがユリさん、正確で確実に仕留めてるね。俺は木の枝から落ちた魔猿を始末してくる」
ウギャー
おいおい、素手で俺に向かってくるなんて正気じゃないな。横一文字に剣を降り切り上半身と下半身が別れる。
猿がいるならゴリラがいるのか?厄介だな。
「ケンさん、お見事です。魔猿は群れていることで有名ですからまだいるかもしれません。ここからすぐ離れましょう」
「了解、魔猿みたいなモンスターの弱点って何か知ってる?」
「魔猿は群れることで有名で火が弱点だと聞いたことがあります。私は、あまり話をする事がなかったのでたまたま聞いただけに過ぎません。なのであまり情報の信用はしていないです」
「なるほど、俺も知識が全くないからお互い様だよ。言うの忘れてた、ユリさんのLV48になってたよ」
「それ、重要な事では?」
「ミノスの時も思ったんだけど、レベルはあくまでも参考程度で良いと思う。レベル差があっても戦い方で勝つ事は出来る。スマホ渡すから確認だけしといて」
鑑定結果:
◆名前 ユリ
◆種族 エルフ
◆性別 女
◆年齢 19
◆Lv 18→48
◆HP 360→960
◆MP 900→2400
◆スキル
生活魔法 精霊魔法(水・風) 身体能力向上 隠密 索敵 弓使い 治癒 細剣使い 自己治癒向上 龍眼化 血の乱舞 魔力障壁 NEW→集中力向上 空歩 魔力付与 魔力操作
「魔力付与?ケンさん何か分かりますか?」
「たぶん、武器に魔力付与が出来るんじゃないの?ケツメイみたいな感じだと思うけど。実際試さないと分からないね」
「そうですね、あそこにいるモンスターで試してみます」
「えっ?どこ...あれか?」
「はい、スマホの鑑定だと大魔猿 LV50です。あの1体だけ確認出来たので、矢に魔力付与して放ちます」
おお?矢だけじゃなくて弓まで赤い魔力で包まれているんだけど。めっちゃカッコいい!
ドンッ
えええー!!矢が魔力で覆われながら大魔猿コングの胸に突き刺さってて弾けたよ...
「す、すごいね。なんか凛々しい感じで何というか、とにかくめっちゃくちゃカッコいい!」
「え!私がカッコいいですか?なんか恥ずかしいですね...照れます。それにしても魔力付与はMPの減少が激しいですね。魔力操作でもっと効率よく付与出来るようにしてみます」
いやマジでカッコいいな。アニメとかで見るシーンでこんなのがあったけど実際目にすると感動した。
大魔猿LV50を瞬殺か...俺も頑張らないとな
後書き
次回 ワイバーン
前回のあらすじ
主人公 エルフの半裸を目撃させられる
本文
どーも、洞窟の中で引きこもりたいと思っているオッサンです。
ちょっとしたハプニング?があったのだが...俺は煩悩が頭から消えるまで素振りをする。何かユリさんが話しかけてきたが無視だ、無視。
「ケンさん!!無視しないでください。切り込みますよ?」
「あ、はい。なんですか?」
「私の身体どうでした?」
「見てない、見えてもいない」
「嘘です。見ました!」
「えーと、見せられました。その話はやめよう?」
「ふふん、ちゃんと見えましたか!いつでも性欲を私にぶつけて良いですからね」
「そーいうのいいから。ご飯の準備手伝って。今日の朝食は草だけだ」
「もー、それでも男ですか!?あと、草だけは嫌です」
「あははは、一応男だよ。草は冗談として、サラダとアプルとパンにオニオングラタンスープでも作るよ。ユリさん精霊魔法で風と生活魔法の火でグラタンスープを焼いて」
「グラタンスープ!良いですね!魔法制御の練習にもなりますしお任せください」
交易都市でチーズが売っていてよかったよ。あまり人気のない商品で安く沢山買えたし大変満足。
「雨が小降りになってきたな。ご飯食べたら洞窟出て先に進む?」
「うーん、雨の中進むのは危険ですけど...視界が悪く足場が悪い中でも戦闘はありますから経験のためにも先に進んだ方がいいのかもしれません」
「経験ね...この森は広大で中心部になるにつれてモンスターが強くなるみたいなことないよね?」
「私もわかりません。ただ、雨の中でも動けるようにしておきたいです」
どうしよう、わざわざ雨の中危険に飛び込むのはよろしくないと思うけど。ユリさんがいう雨の中の戦闘も経験になるかもしれないし。
「水の魔法で地面が柔らかくなって戦闘出来ません、なんて言えないしね。仕方ない、少しでも経験を積んでおくか。ご飯食べたら先に進もう。どこに向かっているのか検討もつかないけどね。あはは」
「そうですね、方向が分からなくなってどこの国に着くのか予想もつきません。遭難していますね、ふふふふ」
笑っている場合じゃないよな、食糧が尽きるまでなんとか何処かの国に辿り着きたい。
「はい、このグラタンスープを焼いて。焦げ目がついたら弱火にしてね。他の料理は出来上がったから、俺は支度を整えるよ」
「分かりました。とりあえず15分ほど焼いてみます」
俺はグラタンスープが出来上がるまでに、水避けの装備品を取り出し準備をする。剣を握る部分にはグリップが効く布を巻き付け何本か用意する。
「ユリさん代わるよ、準備しておいで。これ、水避けの腕輪。魔法の道具って便利だよねー」
「ありがとうございます。私はローブを変えるだけなので準備は大丈夫です」
「剣の柄にこの布巻くと滑りにくくなるよ。あと、予備武器を用意しておいて」
「そこまで考えていませんでした。ご指摘ありがとうございます。少し席を外します」
ユリさんは武器の調整しに行き、俺は朝食をお皿にとりわける。ユリさんが戻ってきてご飯を食べ始める。
「雨止みそうにないね、戦闘は基本的に遠距離攻撃でいこうか。接近戦は出来るだけ避けたい」
「無理に倒さなくても、負傷させて足止めだけで良いかもしれませんね。遠距離攻撃ということは、私の出番ですね!」
「ああ、期待しているよ。俺も遠距離攻撃の練習をするよ」
その後も会話を続けながら食事を終え食器を洗いマジックバックに放り込む。
「よし、雨だからこそより注意して先に進もう。ユリさん、雨の中で食事を作ることはできないから携帯食で空腹を紛らしてね」
「はい、分かりました。今日はどんな冒険が待っているか楽しみです」
俺たちは、洞窟を出て雨が降る中歩き出す。この周辺のモンスターはミノスの手で殺されたはずだけど警戒は怠らず。水避けの腕輪の効果は傘をさしている様な感じ。森の中で雨って生まれて初めて体験するよ。前の世界だと車だったし。わざわざ森の中入ろうと思わなかったしね。
「ケンさん、雨の中だと音が聞きづらいですね。目でみて気配で捉えないといけません」
「やっぱりこういうのは実際、経験しないと分からないもんだな。スマホも雨で視界が悪くて遠くまで見えないし」
歩き続けて1時間ほどして目視でモンスターを捉え、スマホで鑑定する。
鑑定結果:魔猿LV30
「魔猿エイプが4体、2時の方向の木の枝、こちらにまだ気づいていない」
「私も捉えました。弓で先手をとります」
隠密スキルを発動させ、俺たちは弓で攻撃を仕掛ける。
ウギャ、ギャ
1体は矢が肩に当たったが5本外している俺。ユリさんは正確に残りの3体仕留めた。
「さすがユリさん、正確で確実に仕留めてるね。俺は木の枝から落ちた魔猿を始末してくる」
ウギャー
おいおい、素手で俺に向かってくるなんて正気じゃないな。横一文字に剣を降り切り上半身と下半身が別れる。
猿がいるならゴリラがいるのか?厄介だな。
「ケンさん、お見事です。魔猿は群れていることで有名ですからまだいるかもしれません。ここからすぐ離れましょう」
「了解、魔猿みたいなモンスターの弱点って何か知ってる?」
「魔猿は群れることで有名で火が弱点だと聞いたことがあります。私は、あまり話をする事がなかったのでたまたま聞いただけに過ぎません。なのであまり情報の信用はしていないです」
「なるほど、俺も知識が全くないからお互い様だよ。言うの忘れてた、ユリさんのLV48になってたよ」
「それ、重要な事では?」
「ミノスの時も思ったんだけど、レベルはあくまでも参考程度で良いと思う。レベル差があっても戦い方で勝つ事は出来る。スマホ渡すから確認だけしといて」
鑑定結果:
◆名前 ユリ
◆種族 エルフ
◆性別 女
◆年齢 19
◆Lv 18→48
◆HP 360→960
◆MP 900→2400
◆スキル
生活魔法 精霊魔法(水・風) 身体能力向上 隠密 索敵 弓使い 治癒 細剣使い 自己治癒向上 龍眼化 血の乱舞 魔力障壁 NEW→集中力向上 空歩 魔力付与 魔力操作
「魔力付与?ケンさん何か分かりますか?」
「たぶん、武器に魔力付与が出来るんじゃないの?ケツメイみたいな感じだと思うけど。実際試さないと分からないね」
「そうですね、あそこにいるモンスターで試してみます」
「えっ?どこ...あれか?」
「はい、スマホの鑑定だと大魔猿 LV50です。あの1体だけ確認出来たので、矢に魔力付与して放ちます」
おお?矢だけじゃなくて弓まで赤い魔力で包まれているんだけど。めっちゃカッコいい!
ドンッ
えええー!!矢が魔力で覆われながら大魔猿コングの胸に突き刺さってて弾けたよ...
「す、すごいね。なんか凛々しい感じで何というか、とにかくめっちゃくちゃカッコいい!」
「え!私がカッコいいですか?なんか恥ずかしいですね...照れます。それにしても魔力付与はMPの減少が激しいですね。魔力操作でもっと効率よく付与出来るようにしてみます」
いやマジでカッコいいな。アニメとかで見るシーンでこんなのがあったけど実際目にすると感動した。
大魔猿LV50を瞬殺か...俺も頑張らないとな
後書き
次回 ワイバーン
0
お気に入りに追加
1,060
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる