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0章 いろいろ

17年前目ーX月 01 サードと呼ばれる。(続き書きます~)

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アルセリア・・・ 

そう、この星は、呼ばれている。
昔は、緑の植物と広大な水がおり交わり、数多くの生物、人が暮らし、科学と魔法が発達した星であった・・・

そう、昔の話であった・・・

今は、岩と砂、倒壊した建物、都市が・・・星の色が青緑から赤土色になり、生物、人、植物、水などは、限られた数が幾つかの地下都市と星の周りにある衛星、コロニーに存在するのみだった。

戦争・・・戦争なら、まだ対話を交わせば、まだ、このような事態にまでは、ならない・・・ そう、対話など交わせないものたちによりこのような状況になった。

ラーズネル

ある時、宇宙の彼方から奴らは、やって来た。
見た目は、昆虫類に類似するすがたであり、さまざまの形があった、だが、形よりもその大きさと各個体同士のネットワークコミュニケーション能力、それと繫殖力、そして戦闘力の大きさが桁違い・・・あまりにも分がありすぎる戦いをせざるを得ない状況であった。

アルセリア民たち焦りだした。消えゆく同胞たち、そしてなす術がなくなり、民たちは禁術に手をだすことにした。

禁術・・・それは、

人を超えし者・・・肉体が強靭であり、強固な守り、莫大な魔力を保有・・・人工強化人間・・・人間という領域を超えた者、・・魔人

そして、人の手と足になるには、あまりにも使ってはならぬヒト型戦闘機。数機で攻め入れば星を破壊する程の力を秘めたモノ・・・機動兵ガース・・・

今までは、星をも滅亡に追いやるほどの力があり、未来永劫、封印されるはずのモノたちであった。

選べる選択は、これら幾つかしかなかった。そして、・・・・


アルセリア、セントラル地区ガーディアス第12ベース

フィース:「ラーズネルが来て、10年・・・よく、もってるものだ。」
リース:「フィース、私たちロイズ (人工強化魔人)とガースと兵器があったからもっているんですよ、この星は」
フィース:「ロイズである僕らのおかげか・・・なんだろうね、人の感情だと嬉しいだろ、が、僕らはそこまで嬉しい感情は、わかないね。感情がないわけでは、ないんだが。」
リース:「嬉しいですか・・・なとなくわかるのですが、そこまでの感じじゃないですね。」


彼らは、アルセリアの人工強化魔人兵、民達からは、ロイズと呼ばれている、その意味あいは、悪き事では、隷属、良き意味合いでは、勇者をしめす。
だが彼らは、民たちからどう思われようとも気には、留めずアルセリア、そこに住む民たちをひたすら守りぬくだけ・・・だが、
アルセリアの民たちも年を追うごとに数が徐々に少なくなっていた、戦いのストレスにより病気や戦いでの戦死、老死など・・・
さらに出生率も戦いの前から伸び悩みが問題視されていた時にラーズネルの進行にあい、今では、出生率は酷い状況になっていた。

アルセリアの種をロイズの彼らに残った民たちは、思いを募りだした。

強い種をなんとしても残したい残され者の願い・・・

フィース:「さて、僕が今日からチームリーダーですか。たしかに今までの戦果の結果では、ならざるえない条件ですね。こればかりは、仕方がないですか・・・」
リース:「嬉しいですか?」
フィース:「嬉しいですか?・・・人の感情だと、嬉しいより考えることが多くなるから、嬉しくない・・・ですか。リースがチームリーダーになりませんか?」
リース:「いいえ、私は、シュミレーション数値、能力値や色々な要素を診てもフィースが上です。チームリーダーは、あなたがなるのが正しいです。」
フィース:「そうですか・・・こればかりは、仕方がないことですか。フフフ・・・」

アルセリアの防衛にロイズの人員が配属された。

アイリス:「失礼します。セントラル、第46先行部隊から来ました、アイリスA0020であります。」
レイズ:「失礼します。セントラル、第46先行部隊から来ました、レイズA0021であります。」

フィースとリースが部隊執務室で待っていると顔が似ている者が入ってきた。

フィース:「ようこそ、第010特務部隊、隊長フィースA0005です。」
リース:「ようこそ、第010特務部隊、副隊長リースA0006です。」

フィースとリースは髪の色は金色、アイリスとレイズは髪の色は炎のような明るい赤色である。

フィース:「君たちの戦果は、見させてもらったょ。」
アイリス:「そうですか・・・あなたもかなりの戦略手腕は聞いてますょ。」
フィース:「そうですか、でも僕達Aシリーズは、どのような状況で対応できるように作られています。」
アイリス:「え、そうですね。それよりも、他隊員は、まだ来てないのですか?」
リース:「まだ来ていません。貴方が最初ですね。」

それから、数分後

エルナ:「失礼する。セントラル、第30迎撃部隊から来た、エルナA0015であります。」
ロイ:「失礼します。セントラル、第30迎撃部隊から来ました、ロイA0016であります。」

エルナとロイは髪の色は銀色である。

フィース:「ひさしぶりだね、エルナ、ロイ」
エルナ:「ひさしぶりだフィース、掃討進行作戦いらいだ。お前が私たちを呼んだのか?」
フィース:「うん、僕が呼びたかったが、これは上の方から選考だよ。」

そして、残り2名が到着した。

サード:「失礼します。第100戦闘団から来ました、サードA0022です。」
アルマ:「失礼します。第60医療隊から来ました、アルマA0023です。」

フィースは、にこやかな表情を見せた。

フィース:「待っていたよ、敵の撃墜数かなりの数を叩き出してるねサード、負傷者を早く多くの数を癒してるアルマ、待っていたよ。」

8人が集められた。そして、フィースをリーダーとしての部隊の人数も8人である。

それぞれの持つ能力を活かし、戦闘訓練と出撃を繰り返しチームワークもできてきた。

フィース:「みんなもなれてきたみたいだね。」
リース:「フィース、どうしたの?上のほうからの何か依頼があったの?」

フィースは、リースの言葉に困った笑いをする。

フィース:「先行偵察かな、星系の端にある、隕石群だけど、敵の反応は無しだが直に確認かな・・・」
リース:「どうしたの?」
フィース:「観測領域ないに、ランド級の隕石群・・・敵の波長は、出ていないが、・・・上も偵察要請をしてきたがいると判断していいだろね。」
リース:「フィース、それって人がよく話す「直感」とかいうものなの?」
フィース:「そんなものかな、僕らは、うん、Aナンバーズは、人の感情をある程度まで表すことはできる。」
リース:「そう、作業の妨げにないところまで・・・」

それから、フィースを含んだ8人メンバー、第02特務先行部隊は、上位特務調査域と向かった。

しかし・・・「直感」という感覚は、現実になった。


フィース:「湾曲多元位相空間より、コメット級ラーズネル、「ガイオス」3艦確認!戦闘体制に移行」

リース:アイリス:レイズ:エルナ:ロイ:サード:アルマ:「了解!」



月の30分の1のサイズ、コメット級ラーズネルの出現に戦闘となった。

レイズ:「コメット級ラーズネル・・・自分が先行します。リーダーあとは、頼みます。」
アイリス:「リーダー、私もレイズに同行します。どうにか、活路を作ります。」

フィースは、もう逃げることが出来ないことをわかっていた、その行動を先に打診した2人の意見を拒否する状況でないこともわかっていた。

フィース:「わかりました。おねがいします。」
レイズ:アイリス:「了解」

レイズとアイリスは、先行して、ガイオスに向かった、そして他の者たちは、ガイオスから次々と出てくる戦兵型ラーズネルとの戦闘となった。


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