龍蝨―りゅうのしらみ―
年の暮れも押し迫ってきたその日、
甲州・躑躅ヶ崎館内の真田源五郎の元に、
二つの知らせが届けられた。
一つは「親しい友」との別れ。
もう一つは、新しい命の誕生。
『せめて来年の間は、何事も起きなければ良いな』
微笑む源五郎は、年が明ければは十八歳となる。
これは、ツンデレな兵部と、わがままな源太郎とに振り回される、源五郎の話――。
※この作品は「作者個人サイト【お姫様倶楽部Petit】」「pixiv」「カクヨム」「小説家になろう」でも公開しています。
甲州・躑躅ヶ崎館内の真田源五郎の元に、
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rtありがとうございました。
お気に入り登録させていただきました。
しっかりとした文で、流石だなという印象でした。自分とはあまりにも差がありすぎます。
これからも頑張ってください!
応援してます。
お返事が大変遅くなりまして、申し訳ございませんでした。
お読みいただきありがとうございました。
源五郎が知識豊富で直ぐに知恵を引き出せるので、やはり才人だと思います。^^
魅力的です。
ありがとうございます!
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