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地上に巨人が生まれて、そのあと絶えた訳
人々を説得するのはとても難しいことです
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やがて大変騒がしい音が耳に届きました。この音が、自分たちの従兄姉が建物を飾る大きな彫像を作るために石や木を叩いて刻んでいる音だということを、ミーミルはよく知っておりました。
「ああ私はムルキブエル伯父とティアマト叔母の家に近付いた」
彼はそう言いますと、背筋を伸ばしました。父の兄や母の妹に会うのに、獣のようにふらついていては無礼にあたると考えたからです。
ミーミルがふらふらと歩いておりますと、美しくて大きな彫像を抱え込んだ従兄姉のクルとカシラットが彼を見つけて駆け寄りました。
「小さな兄弟よ」
クルとカシラットはミーミルに呼びかけました。彼等はフッラとペネムエルの子供たちよりも背丈が高かったので、普段から彼等の従弟妹たちを「小さな兄弟姉妹」と呼んでいたのです。
特にクルは一族の中で一番背が高く、その高さはミーミルの倍よりも更に高いほどでした。
さて、クルとカシラットはミーミルの側に駆け寄りましたが、彼の体が土埃と汗で大変汚れておりましたので、彼の体に触れることをしませんでした。
自分たちが抱えている真っ白な石で作った彫像が汚れてしまうと思ったからです。
クルとカシラットはミーミルから半歩離れたところに立って、訊ねました。
「小さな兄弟、君はどこから来て何処へ行くのか?」
ミーミルは答えて言いました。
「私はムスペルの山の頂から戻って来て、あなた方兄弟姉妹たちの所へ行くのです」
クルは更に訊ねました。
「何の用事があって兄弟姉妹たちの元に行くのか?」
その言葉の後にカシラットが付け足して言いました。
「もしあなたが、あなたの家族のための食物を求めて兄弟姉妹たちの家に行こうというのなら、止めておきなさい。私たちも他の兄弟姉妹たちも、自分たちの食物しか持っていないのです」
ミーミルはティアマトの家の蔵に食べ物がないことを知っていました。ティアマト家の蔵には、食べることのできない美しい石材や木材と彫刻の道具ばかりが詰まっているのですから。
しかしミーミルはそのことを口にはしませんでした。そんなことを喋っている時間はないのです。
ミーミルは彼等に言いました。
「兄弟姉妹よ、私はここに来る途中で、他の兄弟たちが争って、互いの血肉を貪るのを見ました」
クルは嗤って言いました。
「そのことは知っている。彼等は愚かで、食べ物を得る術を知らないので、互いに争って奪い合うことしかできないのだ」
カシラットも嗤って言いました。
「彼等が少しでも私たちのやり方を見習えば、互いの肉を食べ合うような愚かなことはせずに済むのに」
ミーミルは小さく息を吐きました。
ティアマトとムルキブエルの子らのいう「やり方」というのは、自分たちの作った見た目に美しい飾り物を携えて持つ者の側に行き、その飾り物で持つ者の家を飾り立てて喜ばせ、持つ者から財産を別けて貰うというものです。
ミーミルは、この方法が「新しい物」で「すでに有る物」を「横」に押し出しすばかりで、結局「横」に押し出された「すでに有る物」の量をすり減らしてゆくだけのものである、と知っていました。
この方法ではティアマトとムルキブエルの子らがいくら「新しい物」を作っても、そこからさらに「新しいもの」が生み出されることはありません。
押し出された「物」は「横」に動くうちに、やがて無くなってしまいます。やがては「すでにある物」の奪い合いになるでしょう。
しかしミーミルはそのことを口にはしませんでした。そんなことを喋っている時間はないのです。
ミーミルは彼等に言いました。
「最も尊き御方は、私たちの兄弟が大地を血で穢していることをお嘆きになっています。その穢れを流すため、天の海があふれることをお許しになりました。私はそのことを皆に知らせるために駆けてきました」
クルは問いました。
「あなたは何故ほかの兄弟姉妹たちの所ではなく、私たちのところへ来たのですか?」
ミーミルは答えて言いました。
「あなた方の母上にこのことを伝えるためです。叔母上が高い塔を建て、そこから皆に声を掛ければ、このことを地上の隅々まで伝えられるでしょう。ああ、こうしている間にも時が過ぎてゆきます。やがて地上に天の波が押し寄せ、地は水につかり、総ては水の底に沈むでしょう」
クルとカシラットは俄にはそのことを信じませんでした。しかし彼等はフッラとペネムエルとその子供たちがいつも正しい人々であるということを知っておりましたので、ミーミルの言うことが嘘であるとも思えませんでした。
従兄姉たちが返事ができずに黙ってしまったので、ミーミルは彼等に言いました。
「もしも私の言ったことが正しくなく、いつまでも天の波が来ず、永遠に地が水につからなかったなら、私は皆の奴隷となって一生働きましょう」
この言葉を聞くいてもまだ、ティアマトとムルキブエルの子らは、ミーミルの言葉を信用する決心がつきませんでした。
彼等がまだ迷っているのを見て、ミーミルは更に言いました。
「もしも私の言ったことが正しくなく、いつまでも天の波が来ず、永遠に地が水につからなかったなら、私は私の身を裂いて皆に血肉を分け与えましょう。兄弟姉妹よ、どうか私を信じて、すぐ高い山へ向かってください。今あなた方の手の中にあるものをは捨てなさい。持っている土地を惜しんではなりません。そのために命を失うことになるからです」
この言葉を聞くいてもまだ、ティアマトとムルキブエルの子らは、ミーミルの言葉を信用する決心がつきませんでした。
彼等はミーミルに言いました。
「あなたは私たちの一族の中で一番年若い。あなたの言葉は、例え私たちが信じても、他の兄弟姉妹たちは信用しないでしょう」
彼等の言葉を聞いて、ミーミルは悲しくなりました。
「私には人々の心を動かすことができないのか」
ミーミルの全身から力が抜けてしまいました。手も足も、彼の体を立たせておくことができなくなりました。
ですが彼は最初の時のように地面にうずくまって涙を流したりはしませんでした。
「私が荒れ地を駆けてていたとき、ほんの小さな小石に躓いて、私は転んでしまった。私はそのことを忘れていない。眼には見えない小さな石にさえ、私をつまずかせる力があったではないか。大きな体のこの私に、あの石ころほどの力がないはずがない」
彼はしっかりと足を踏ん張って立ちました。
ミーミルはティアマトとムルキブエルの子らに言いました。
「あなた方自身が私の言葉を信用できなかったとしたなら、それは仕方のないことです。でも、どうか私の言ったことをあなたの家族に伝えてください。私と私の兄弟姉妹と、私の母とは、山の頂であなた方を待っています」
ミーミルはクルとカシラットの返事を聞くより先に駆け出しました。
自分自身で他の兄弟姉妹たちの所へ行かなければならないと思ったからです。
「ああ私はムルキブエル伯父とティアマト叔母の家に近付いた」
彼はそう言いますと、背筋を伸ばしました。父の兄や母の妹に会うのに、獣のようにふらついていては無礼にあたると考えたからです。
ミーミルがふらふらと歩いておりますと、美しくて大きな彫像を抱え込んだ従兄姉のクルとカシラットが彼を見つけて駆け寄りました。
「小さな兄弟よ」
クルとカシラットはミーミルに呼びかけました。彼等はフッラとペネムエルの子供たちよりも背丈が高かったので、普段から彼等の従弟妹たちを「小さな兄弟姉妹」と呼んでいたのです。
特にクルは一族の中で一番背が高く、その高さはミーミルの倍よりも更に高いほどでした。
さて、クルとカシラットはミーミルの側に駆け寄りましたが、彼の体が土埃と汗で大変汚れておりましたので、彼の体に触れることをしませんでした。
自分たちが抱えている真っ白な石で作った彫像が汚れてしまうと思ったからです。
クルとカシラットはミーミルから半歩離れたところに立って、訊ねました。
「小さな兄弟、君はどこから来て何処へ行くのか?」
ミーミルは答えて言いました。
「私はムスペルの山の頂から戻って来て、あなた方兄弟姉妹たちの所へ行くのです」
クルは更に訊ねました。
「何の用事があって兄弟姉妹たちの元に行くのか?」
その言葉の後にカシラットが付け足して言いました。
「もしあなたが、あなたの家族のための食物を求めて兄弟姉妹たちの家に行こうというのなら、止めておきなさい。私たちも他の兄弟姉妹たちも、自分たちの食物しか持っていないのです」
ミーミルはティアマトの家の蔵に食べ物がないことを知っていました。ティアマト家の蔵には、食べることのできない美しい石材や木材と彫刻の道具ばかりが詰まっているのですから。
しかしミーミルはそのことを口にはしませんでした。そんなことを喋っている時間はないのです。
ミーミルは彼等に言いました。
「兄弟姉妹よ、私はここに来る途中で、他の兄弟たちが争って、互いの血肉を貪るのを見ました」
クルは嗤って言いました。
「そのことは知っている。彼等は愚かで、食べ物を得る術を知らないので、互いに争って奪い合うことしかできないのだ」
カシラットも嗤って言いました。
「彼等が少しでも私たちのやり方を見習えば、互いの肉を食べ合うような愚かなことはせずに済むのに」
ミーミルは小さく息を吐きました。
ティアマトとムルキブエルの子らのいう「やり方」というのは、自分たちの作った見た目に美しい飾り物を携えて持つ者の側に行き、その飾り物で持つ者の家を飾り立てて喜ばせ、持つ者から財産を別けて貰うというものです。
ミーミルは、この方法が「新しい物」で「すでに有る物」を「横」に押し出しすばかりで、結局「横」に押し出された「すでに有る物」の量をすり減らしてゆくだけのものである、と知っていました。
この方法ではティアマトとムルキブエルの子らがいくら「新しい物」を作っても、そこからさらに「新しいもの」が生み出されることはありません。
押し出された「物」は「横」に動くうちに、やがて無くなってしまいます。やがては「すでにある物」の奪い合いになるでしょう。
しかしミーミルはそのことを口にはしませんでした。そんなことを喋っている時間はないのです。
ミーミルは彼等に言いました。
「最も尊き御方は、私たちの兄弟が大地を血で穢していることをお嘆きになっています。その穢れを流すため、天の海があふれることをお許しになりました。私はそのことを皆に知らせるために駆けてきました」
クルは問いました。
「あなたは何故ほかの兄弟姉妹たちの所ではなく、私たちのところへ来たのですか?」
ミーミルは答えて言いました。
「あなた方の母上にこのことを伝えるためです。叔母上が高い塔を建て、そこから皆に声を掛ければ、このことを地上の隅々まで伝えられるでしょう。ああ、こうしている間にも時が過ぎてゆきます。やがて地上に天の波が押し寄せ、地は水につかり、総ては水の底に沈むでしょう」
クルとカシラットは俄にはそのことを信じませんでした。しかし彼等はフッラとペネムエルとその子供たちがいつも正しい人々であるということを知っておりましたので、ミーミルの言うことが嘘であるとも思えませんでした。
従兄姉たちが返事ができずに黙ってしまったので、ミーミルは彼等に言いました。
「もしも私の言ったことが正しくなく、いつまでも天の波が来ず、永遠に地が水につからなかったなら、私は皆の奴隷となって一生働きましょう」
この言葉を聞くいてもまだ、ティアマトとムルキブエルの子らは、ミーミルの言葉を信用する決心がつきませんでした。
彼等がまだ迷っているのを見て、ミーミルは更に言いました。
「もしも私の言ったことが正しくなく、いつまでも天の波が来ず、永遠に地が水につからなかったなら、私は私の身を裂いて皆に血肉を分け与えましょう。兄弟姉妹よ、どうか私を信じて、すぐ高い山へ向かってください。今あなた方の手の中にあるものをは捨てなさい。持っている土地を惜しんではなりません。そのために命を失うことになるからです」
この言葉を聞くいてもまだ、ティアマトとムルキブエルの子らは、ミーミルの言葉を信用する決心がつきませんでした。
彼等はミーミルに言いました。
「あなたは私たちの一族の中で一番年若い。あなたの言葉は、例え私たちが信じても、他の兄弟姉妹たちは信用しないでしょう」
彼等の言葉を聞いて、ミーミルは悲しくなりました。
「私には人々の心を動かすことができないのか」
ミーミルの全身から力が抜けてしまいました。手も足も、彼の体を立たせておくことができなくなりました。
ですが彼は最初の時のように地面にうずくまって涙を流したりはしませんでした。
「私が荒れ地を駆けてていたとき、ほんの小さな小石に躓いて、私は転んでしまった。私はそのことを忘れていない。眼には見えない小さな石にさえ、私をつまずかせる力があったではないか。大きな体のこの私に、あの石ころほどの力がないはずがない」
彼はしっかりと足を踏ん張って立ちました。
ミーミルはティアマトとムルキブエルの子らに言いました。
「あなた方自身が私の言葉を信用できなかったとしたなら、それは仕方のないことです。でも、どうか私の言ったことをあなたの家族に伝えてください。私と私の兄弟姉妹と、私の母とは、山の頂であなた方を待っています」
ミーミルはクルとカシラットの返事を聞くより先に駆け出しました。
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