変態ビッチの襲われ日記

紙吹雪

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日記(本編)

怪しい2人×ビッチ君達? ☆

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 コンペが終わり、今度仕事を一緒にすることになった他社の企画課との打ち上げがあった。そこでセクハラ上司に呼ばれ、他社の課長と係長とご一緒することになった。

 うちの係長がやむを得ず飲み会を欠席したためボクが代わりについて行くことになったようだ。でなければ課長2人に係長1人、庶務係1人はおかしい気がする。なんなんだろう庶務係って…いや、縁の下の力持ちだ。決して雑用係かな?なんて…思ってない。………思ってない。


 そんなバカなことを考えているうちに、あちらの会社の係長さんが運転する車はある建物の前に到着した。何かコレクションの話で盛り上がっていた課長2人と考え事をしていたボクはそれに気づいて車を降りた。
 課長達が話していた、コレクションが置いてある課長さんの自宅らしい。中に入れてもらうとリビングに通された。そこはダイニングキッチンと一体型で広く、キッチンには無数の瓶が綺麗に整列していた。バーか何かかと思った。

「これがさっき言っていた酒のコレクションだ。瓶のラベルや形で選んだものもあるけどな。」
「凄い数だな。」
「立派なコレクターですよね。」
「いや、趣味の範囲内だ。」

 係長さんにコレクターと言われ、否定したのでコレクターと呼ばれるのが嫌なのかと思っていると自分程度ではコレクターに及ばないと言っていた。世のコレクターって一体…。

「今日の本題は奥の部屋にある。」

 その部屋は電気を付けても少し暗く感じた。4人で入り課長さんに着いていく。セクハラ上司とボクが続き、最後に係長さんが入った。

ガチャ。カチャリ。

 ドアが閉まる音に続いて鍵を閉める音が聞こえた。

「あれ?何で鍵を…」

 ボクがそう言い終わる前に係長に口を塞がれた。

「どうした?」

 上司の心配する声が聞こえるがすぐ隣辺りでドサッと倒れる音がした。

「おい!な、何を!」
「僕は2人の関係を知ってるよ。コンペの始まりの日、駅のトイレに入ってきただろ?いやぁノン気の君がまさかと思ったよ。」
「まさかいたのか…私は彼が…。」
「彼は襲われ体質なんだろう?君も彼を襲ったんじゃないのかな?僕は君を狙っていたんだ。ノン気だから諦めていただけで。」
「そんな…嘘だろ…。」
「課長。俺もう先にコイツ頂くよ?」
「ああ。互いに楽しもうじゃないか。」
「私は無理だ!止めてくれ!こんなの…今後の社同士の関係にだって影響が…」
「ならどうして君と彼は平然としているんだ?同じことじゃないか。君も楽しめばいい。彼のように。」
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