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第2章 覚悟と旅立ち
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ニーナは複雑そうな顔をしたがあえて無視し、ニーナに擦り寄った子猪達を眺めた。大猪達が実を2つほど持ってきたのをニーナは自分の勝手だからと受け取らないつもりみたいだった。
「受け取れ。等価交換だ。彼らの食事は貴重だ。それを2つも。それほど大事な子どもだと言うことだ。受け取らないのは失礼だぞ。」
『あ、そっか!ごめん。ありがとう。』
今まで等価交換をしてこなかったのだろう。何かをした代わりに貰うことも、何かをしてもらった代わりに与えることも。
「生き物達との交流には等価交換は必須だ。貰うのも与えるのも自然と出来るようにならなきゃな。」
『挙げるのはやってたんだけど…。』
「強請られてからじゃないなら良いけど。」
『…強請られてからだわ。』
「それじゃ等価交換とは言えないな。してもらった代わりにそれに相応すると思ったものを渡すんだ。生き物達の価値観も知らなきゃ等価交換とは言えないけどな。」
『今渡された実がとても貴重な物だってリミル君が教えてくれなきゃ分からなかったしね…。』
そろそろ夕方に差し掛かり、等価交換の第一歩も踏み出せたということで、2人は帰路に着いた。
木の上を渡って帰りながら、リミルは見掛けた生き物達の好物や欲しがる物をニーナに教えていく。
森の入口が見えるところに着いた時、見知った双子を見つけ、転移でギルレイの家に飛んだ。
ラッセル達に遭遇するのはまだ早い気がした。そのため仕方なく転移した。幸い行こうと思っていた装備屋はギルレイの家からの方が近いためそう言ってニーナを連れ出す…連れ出そうと思っていたところに声がかかる。
『あれ?帰ってたの?』
「あぁ、アキリム。今帰ったんだけど、これからニーナの靴を買いに装備屋に行くよ。」
『僕も行きたい!今日言ってた買いたいものって実は細かい装備品だったんだ。』
『じゃあアキリムも一緒に行こう。てゆか、せっかくだし皆も呼ぼう。皆は?』
アキリムもだいたいニーナと同じくらいは稼いでいる。手持ちの金額から買い物によって減る金額の割合を少しでも少なくしたかったらしい。
ニーナも買い物が楽しみらしく、せっかくなら皆でワイワイ行きたいみたいだ。
『皆いるよー。呼んでくるね!』
「あ、アキリム、クライとジャックには声かけなくていい。どうせ呼んでも降りてこないし。クロトを呼んできてくれ。」
リミルは慌ててアキリムを引き止めた。
2人の逢瀬を邪魔するのは良くない。リミルはクライ達が二人きりになれる時は出来るだけ邪魔しないようにしている。
シンクロで伝わってくるのでそういったタイミングには困らない。
了解してくれたアキリムがクロトを呼んでくると4人で装備屋に向かった。
中央広場から北に暫く歩くと、ガラス窓から見えるところに金属以外の籠手や靴が並んだ店がある。
そこに4人は入った。
『金属は無いのかな?』
アキリムがポツリと言うとそこの店主のセンジラールが出てきた。小人族で少し老けて見える男だ。オッサンというに丁度いい。
『あるけどな、注文を受けてから作るんだ。人それぞれ手の形が違うから、先に作ると作り直しが大変だからな。一応見本ならあるぞ。』
皮を使った物は後からでも直しやすいそうだ。リミルは慣れたように注文した。
「センじぃ、こいつらに合う物をいくつか見繕ってくれ。」
『俺はまだ爺じゃない。まだ400くらいだ。』
そう、センジラールはまだまだ若い。しかし、少し前に製作途中にやらかしてしまい見た目だけが老けてしまった。ギルレイよりも年上に見える。だがさすがに爺は言い過ぎである。
「前は600とか言ってなかったか?戸籍見りゃ歳わかるんだろ?」
『態々確認しに行くくらいなら道具作りをするだろ。ほれ、これでどうだ?』
見た目にも年にも無頓着で製作への情熱が凄いタイプだ。なぜ生産の街ルスタフではなくイレアに居るかは疑問だ。
センジラールは目利きを取得している。リミルは持っていないのでそれが職業なのか特殊技能なのか称号なのかは分からない。本人から聞いたのと実際に目利きしたのを見て知っているだけだ。
3人の前にそれぞれ1つか2つずつ、靴や籠手を持ってきた。
ニーナの前に並ぶのは弓を使用するのに丁度いいデザインで命中率の上がる籠手と身につけている防具に合う防御力の上がる籠手、〈滑り止め〉と〈静音〉が付与された皮と金属で出来た靴。
アキリムの前に並ぶのは皮と金属で出来た攻撃力が上がる籠手と金属で出来た防御力と腕力が少しずつ上がる籠手、〈滑り止め〉と〈静音〉、〈加速〉が付与された金属の靴。
クロトの前に並ぶのは生産の成功率が上がるヘッドバンド、ナイフを装着出来て攻撃力が上がる籠手と最小限の防御面積で手首や指の動きを阻害しない生産者向けの籠手、〈滑り止め〉と〈静音〉の付与された革と金属で出来た靴、〈重力軽減〉と〈加速〉が付与された革製の靴。
「流石センジだな。」
ヘッドバンドはセンジラールが趣味で作る小物だ。アクセサリー類を趣味で作っては何かを付与して必要としている奴がいれば声をかけ売ってしまう。
リミルも生産があまりにも上手くいかない時、生産の成功率が上がるネックレスを見せられて買った。以来、何かを生産する時は身につけている。
「皆、物を鑑定して良く考えて買えばいい。気に入らなければ断っても良いし、センジラールに注文箇所を言えば直してくれたりもするからな。」
「受け取れ。等価交換だ。彼らの食事は貴重だ。それを2つも。それほど大事な子どもだと言うことだ。受け取らないのは失礼だぞ。」
『あ、そっか!ごめん。ありがとう。』
今まで等価交換をしてこなかったのだろう。何かをした代わりに貰うことも、何かをしてもらった代わりに与えることも。
「生き物達との交流には等価交換は必須だ。貰うのも与えるのも自然と出来るようにならなきゃな。」
『挙げるのはやってたんだけど…。』
「強請られてからじゃないなら良いけど。」
『…強請られてからだわ。』
「それじゃ等価交換とは言えないな。してもらった代わりにそれに相応すると思ったものを渡すんだ。生き物達の価値観も知らなきゃ等価交換とは言えないけどな。」
『今渡された実がとても貴重な物だってリミル君が教えてくれなきゃ分からなかったしね…。』
そろそろ夕方に差し掛かり、等価交換の第一歩も踏み出せたということで、2人は帰路に着いた。
木の上を渡って帰りながら、リミルは見掛けた生き物達の好物や欲しがる物をニーナに教えていく。
森の入口が見えるところに着いた時、見知った双子を見つけ、転移でギルレイの家に飛んだ。
ラッセル達に遭遇するのはまだ早い気がした。そのため仕方なく転移した。幸い行こうと思っていた装備屋はギルレイの家からの方が近いためそう言ってニーナを連れ出す…連れ出そうと思っていたところに声がかかる。
『あれ?帰ってたの?』
「あぁ、アキリム。今帰ったんだけど、これからニーナの靴を買いに装備屋に行くよ。」
『僕も行きたい!今日言ってた買いたいものって実は細かい装備品だったんだ。』
『じゃあアキリムも一緒に行こう。てゆか、せっかくだし皆も呼ぼう。皆は?』
アキリムもだいたいニーナと同じくらいは稼いでいる。手持ちの金額から買い物によって減る金額の割合を少しでも少なくしたかったらしい。
ニーナも買い物が楽しみらしく、せっかくなら皆でワイワイ行きたいみたいだ。
『皆いるよー。呼んでくるね!』
「あ、アキリム、クライとジャックには声かけなくていい。どうせ呼んでも降りてこないし。クロトを呼んできてくれ。」
リミルは慌ててアキリムを引き止めた。
2人の逢瀬を邪魔するのは良くない。リミルはクライ達が二人きりになれる時は出来るだけ邪魔しないようにしている。
シンクロで伝わってくるのでそういったタイミングには困らない。
了解してくれたアキリムがクロトを呼んでくると4人で装備屋に向かった。
中央広場から北に暫く歩くと、ガラス窓から見えるところに金属以外の籠手や靴が並んだ店がある。
そこに4人は入った。
『金属は無いのかな?』
アキリムがポツリと言うとそこの店主のセンジラールが出てきた。小人族で少し老けて見える男だ。オッサンというに丁度いい。
『あるけどな、注文を受けてから作るんだ。人それぞれ手の形が違うから、先に作ると作り直しが大変だからな。一応見本ならあるぞ。』
皮を使った物は後からでも直しやすいそうだ。リミルは慣れたように注文した。
「センじぃ、こいつらに合う物をいくつか見繕ってくれ。」
『俺はまだ爺じゃない。まだ400くらいだ。』
そう、センジラールはまだまだ若い。しかし、少し前に製作途中にやらかしてしまい見た目だけが老けてしまった。ギルレイよりも年上に見える。だがさすがに爺は言い過ぎである。
「前は600とか言ってなかったか?戸籍見りゃ歳わかるんだろ?」
『態々確認しに行くくらいなら道具作りをするだろ。ほれ、これでどうだ?』
見た目にも年にも無頓着で製作への情熱が凄いタイプだ。なぜ生産の街ルスタフではなくイレアに居るかは疑問だ。
センジラールは目利きを取得している。リミルは持っていないのでそれが職業なのか特殊技能なのか称号なのかは分からない。本人から聞いたのと実際に目利きしたのを見て知っているだけだ。
3人の前にそれぞれ1つか2つずつ、靴や籠手を持ってきた。
ニーナの前に並ぶのは弓を使用するのに丁度いいデザインで命中率の上がる籠手と身につけている防具に合う防御力の上がる籠手、〈滑り止め〉と〈静音〉が付与された皮と金属で出来た靴。
アキリムの前に並ぶのは皮と金属で出来た攻撃力が上がる籠手と金属で出来た防御力と腕力が少しずつ上がる籠手、〈滑り止め〉と〈静音〉、〈加速〉が付与された金属の靴。
クロトの前に並ぶのは生産の成功率が上がるヘッドバンド、ナイフを装着出来て攻撃力が上がる籠手と最小限の防御面積で手首や指の動きを阻害しない生産者向けの籠手、〈滑り止め〉と〈静音〉の付与された革と金属で出来た靴、〈重力軽減〉と〈加速〉が付与された革製の靴。
「流石センジだな。」
ヘッドバンドはセンジラールが趣味で作る小物だ。アクセサリー類を趣味で作っては何かを付与して必要としている奴がいれば声をかけ売ってしまう。
リミルも生産があまりにも上手くいかない時、生産の成功率が上がるネックレスを見せられて買った。以来、何かを生産する時は身につけている。
「皆、物を鑑定して良く考えて買えばいい。気に入らなければ断っても良いし、センジラールに注文箇所を言えば直してくれたりもするからな。」
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