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第1章 出会い
レベル上げ #8
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ギルドに着くと早速、ギルレイにダンジョンでの報告をし、ご飯を食べた後のことを頼む。ダンジョンでのルールもまだ説明していなかったことを思い出したようで、頼まれてくれた。
ジャックとクライが2人でやる依頼をいくつか選び申請をすると昼を食べにロフトに上がる。
南通りまで行くのが面倒になったのもあるが美味しそうな匂いに釣られた。今日のランチはポロック鳥のカリカリ焼きがメインの定食だった。甘酸っぱいタレで揚げ焼きにされたササミ肉は外カリカリで中がホロホロと柔らかく、白米に合う。イレアでは白米は結構人気があり、パンより消費割合は多い。6:4ほどだ。
『美味い!チキン南蛮みたいなタレなのに全然違う食感!唐揚げともまた別物だし、俺コレ超好きかも!』
『何コレ美味しい!私もママのスープの次に好きかも!』
『僕もカリーと同じくらい好きだな!唐揚げも好きだよ、あれ美味しいよね!』
『味が濃いヤツ食べたい時はコレだよな。カリカリ焼きはポロック鳥だけどチキン南蛮は鳥なら何でも作れたよな?』
「うん。ポロック鳥を仕留められたらとりあえずカリカリ焼きにするな。俺の好物なんだ。チキン南蛮はどの鳥でも作れるけどどうせならコリーヌ鳥がオススメだな。身がふわふわだから衣がサクサクでもタレでふにゃっとしても美味しいぞ。」
<俺も好きだな。コリーヌ鳥のチキン南蛮も美味かったがやはりポロックのカリカリ焼きが1番だ。>
『全員慌てずに食えよ?コリーヌ鳥はいつも唐揚げにしてしまうな。今度チキン南蛮も試してみるか。』
ギルレイが作ってくれるらしいので皆一斉にお願いしていた。もちろんリミルも。リミルが作るとたまに美味しくも不味くも無い微妙な出来の物が出来上がってしまうことがある。分量ややり方を変えている訳では無いのに。原因は未だ不明だ。
お昼を食べ終えリミルは統括のとこに、ジャックとクライは依頼に、クロトアキリム、ニーナはギルレイとギルドに留まってダンジョンの説明を受けに、それぞれ行動を開始した。
リミルが統括のいる管理室に入ると待ってたぞと声をかけられた。
<早速見ててくれ。説明するより見せた方が早い。>
リミルが聞き返すより早く、目の前の大きな黒い豹はゆっくりと人型に変わった。
黒髪短髪赤眼は元の姿のままな気がする。細身なのにしっかりと靱やかな筋肉がついている。豹っぽさが残っているのかもしれない。
「は?統括、人型になれたの?知らなかったんだけど…。」
驚きつつも統括が着れそうな服を取り出し渡した。初めての服なので着せてやりながら説明した。服を着終わるとおお!と喜んだ後、詳しく教えてくれた。
<つい最近なれるようになった。種族が変わったばかりの頃はなれなかった。気づいたのはここ数ヶ月の間だ。アニキに人族の番が現れただろ?たぶんアニキもそのうち人型を取れるようになると思う。俺様も魔物の中では上位種だが神格の魔獣には数段劣る。それでもなれたのだからアニキも…。ただ、まだなっていないのに期待させるのも良くないかと思って一応リミルにだけ言っておこうと思ってな。>
「そうか…人型の契魔ってどう扱ったら良いんだ?今まで通りか?それとも人族のように?」
<俺様は今まで通りで頼む。人型を取れるだけで俺様に変わりない。あ、でも人型でリミルと街を歩いてみたい。ゴーレムのボス君が最近レベル97になったんだ。"玉座担当"に相応しい強さになっただろ?それに補佐も"統括補佐"の仕事をバリバリ熟すし、整備もいるから少しくらい俺が外に出ても問題ないはずだ。何かあっても俺が帰るまでくらいなら持ちこたえられるだろ?>
リミルはホッとした。統括とは長い付き合いだから急に接し方を変えるのは難しいししたく無かった。人型になったからか魔物特有の黒い靄も無く、完全に人に見える。種族も魔族っぽい。契魔の特徴は元からある個性を除き契主に似る特性があるため、リミルの種族に寄ったのだろう。
「わかった。1度ボス君と補佐と整備と警備とマビ君、マキ君、ビキちゃんの間引き3兄妹、それに統括と俺の9人で話し合いをしてからになるけど。」
<おお!今呼ぶか?>
リミルは統括の変わりように少し驚いている。前まで外に出るのが怖いと言っていたと思ったのだが、人型になれたことで何やら心境の変化があったらしい。
早速話し合いをした結果、皆は統括の好きにさせてあげたいとの事だった。皆も出てみたいのか聞いたが案の定、全力で否定された。始まりのダンジョンを守る仕事に誇りを持っているらしい。それについては統括も頷いていた。リミルは大切な場所を守ってくれる同士達に礼を言い、人型の統括を連れて外に出た。
<外は10年振りか?夢の木とのやり取りで情報はちょこちょこ仕入れてるんだが実際に出るとやはり違うな。>
「身体に違和感とかはないのか?」
<ないな。全く。ダンジョンに客が居ない間はずっとこの姿でいたんだ。細かい作業はこっちの方が楽だからな。>
森の中を2人で散歩しながら街に向かう。統括は情報収集も兼ねているらしいがどうやっているのかはよく分からない。統括の威圧感のおかげでのんびり散歩することが出来た。街に近づいたので威圧感は抑えてもらい、名前も統括ではなく統と呼ぶことにした。さすがに街中で統括と呼ぶと不審がられかねない。
<トウか。まあ俺様の雰囲気にも似合っているし良いんじゃないか?魔物ってバレたら面倒だしな。>
「まあな。魔物を契魔にしているやつは珍しくはないが統括ほど強い魔物はなかなか珍しいからな。魔獣なら強くても怖がられたりしないんだけどな。」
<それは仕方ないだろう。そもそも魔物が人族と仲良くすることがあまりないからな。強ければ余計に自分が頂点にって思うみたいだ。俺様はリミルといる方が性に合ってる。拠点も好きだしな。>
統括とのゆったりした時間は久々だったためリミルはお喋りを楽しみながら街に入って行った。
<おお!あそこにある武器屋を見てもいいか?>
ジャックとクライが2人でやる依頼をいくつか選び申請をすると昼を食べにロフトに上がる。
南通りまで行くのが面倒になったのもあるが美味しそうな匂いに釣られた。今日のランチはポロック鳥のカリカリ焼きがメインの定食だった。甘酸っぱいタレで揚げ焼きにされたササミ肉は外カリカリで中がホロホロと柔らかく、白米に合う。イレアでは白米は結構人気があり、パンより消費割合は多い。6:4ほどだ。
『美味い!チキン南蛮みたいなタレなのに全然違う食感!唐揚げともまた別物だし、俺コレ超好きかも!』
『何コレ美味しい!私もママのスープの次に好きかも!』
『僕もカリーと同じくらい好きだな!唐揚げも好きだよ、あれ美味しいよね!』
『味が濃いヤツ食べたい時はコレだよな。カリカリ焼きはポロック鳥だけどチキン南蛮は鳥なら何でも作れたよな?』
「うん。ポロック鳥を仕留められたらとりあえずカリカリ焼きにするな。俺の好物なんだ。チキン南蛮はどの鳥でも作れるけどどうせならコリーヌ鳥がオススメだな。身がふわふわだから衣がサクサクでもタレでふにゃっとしても美味しいぞ。」
<俺も好きだな。コリーヌ鳥のチキン南蛮も美味かったがやはりポロックのカリカリ焼きが1番だ。>
『全員慌てずに食えよ?コリーヌ鳥はいつも唐揚げにしてしまうな。今度チキン南蛮も試してみるか。』
ギルレイが作ってくれるらしいので皆一斉にお願いしていた。もちろんリミルも。リミルが作るとたまに美味しくも不味くも無い微妙な出来の物が出来上がってしまうことがある。分量ややり方を変えている訳では無いのに。原因は未だ不明だ。
お昼を食べ終えリミルは統括のとこに、ジャックとクライは依頼に、クロトアキリム、ニーナはギルレイとギルドに留まってダンジョンの説明を受けに、それぞれ行動を開始した。
リミルが統括のいる管理室に入ると待ってたぞと声をかけられた。
<早速見ててくれ。説明するより見せた方が早い。>
リミルが聞き返すより早く、目の前の大きな黒い豹はゆっくりと人型に変わった。
黒髪短髪赤眼は元の姿のままな気がする。細身なのにしっかりと靱やかな筋肉がついている。豹っぽさが残っているのかもしれない。
「は?統括、人型になれたの?知らなかったんだけど…。」
驚きつつも統括が着れそうな服を取り出し渡した。初めての服なので着せてやりながら説明した。服を着終わるとおお!と喜んだ後、詳しく教えてくれた。
<つい最近なれるようになった。種族が変わったばかりの頃はなれなかった。気づいたのはここ数ヶ月の間だ。アニキに人族の番が現れただろ?たぶんアニキもそのうち人型を取れるようになると思う。俺様も魔物の中では上位種だが神格の魔獣には数段劣る。それでもなれたのだからアニキも…。ただ、まだなっていないのに期待させるのも良くないかと思って一応リミルにだけ言っておこうと思ってな。>
「そうか…人型の契魔ってどう扱ったら良いんだ?今まで通りか?それとも人族のように?」
<俺様は今まで通りで頼む。人型を取れるだけで俺様に変わりない。あ、でも人型でリミルと街を歩いてみたい。ゴーレムのボス君が最近レベル97になったんだ。"玉座担当"に相応しい強さになっただろ?それに補佐も"統括補佐"の仕事をバリバリ熟すし、整備もいるから少しくらい俺が外に出ても問題ないはずだ。何かあっても俺が帰るまでくらいなら持ちこたえられるだろ?>
リミルはホッとした。統括とは長い付き合いだから急に接し方を変えるのは難しいししたく無かった。人型になったからか魔物特有の黒い靄も無く、完全に人に見える。種族も魔族っぽい。契魔の特徴は元からある個性を除き契主に似る特性があるため、リミルの種族に寄ったのだろう。
「わかった。1度ボス君と補佐と整備と警備とマビ君、マキ君、ビキちゃんの間引き3兄妹、それに統括と俺の9人で話し合いをしてからになるけど。」
<おお!今呼ぶか?>
リミルは統括の変わりように少し驚いている。前まで外に出るのが怖いと言っていたと思ったのだが、人型になれたことで何やら心境の変化があったらしい。
早速話し合いをした結果、皆は統括の好きにさせてあげたいとの事だった。皆も出てみたいのか聞いたが案の定、全力で否定された。始まりのダンジョンを守る仕事に誇りを持っているらしい。それについては統括も頷いていた。リミルは大切な場所を守ってくれる同士達に礼を言い、人型の統括を連れて外に出た。
<外は10年振りか?夢の木とのやり取りで情報はちょこちょこ仕入れてるんだが実際に出るとやはり違うな。>
「身体に違和感とかはないのか?」
<ないな。全く。ダンジョンに客が居ない間はずっとこの姿でいたんだ。細かい作業はこっちの方が楽だからな。>
森の中を2人で散歩しながら街に向かう。統括は情報収集も兼ねているらしいがどうやっているのかはよく分からない。統括の威圧感のおかげでのんびり散歩することが出来た。街に近づいたので威圧感は抑えてもらい、名前も統括ではなく統と呼ぶことにした。さすがに街中で統括と呼ぶと不審がられかねない。
<トウか。まあ俺様の雰囲気にも似合っているし良いんじゃないか?魔物ってバレたら面倒だしな。>
「まあな。魔物を契魔にしているやつは珍しくはないが統括ほど強い魔物はなかなか珍しいからな。魔獣なら強くても怖がられたりしないんだけどな。」
<それは仕方ないだろう。そもそも魔物が人族と仲良くすることがあまりないからな。強ければ余計に自分が頂点にって思うみたいだ。俺様はリミルといる方が性に合ってる。拠点も好きだしな。>
統括とのゆったりした時間は久々だったためリミルはお喋りを楽しみながら街に入って行った。
<おお!あそこにある武器屋を見てもいいか?>
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