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本編
第237話
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レモネードの味を舌に思い出しながら、タビトはアキラの横顔に目を遣った。墨を流したような闇の中、激しい怒りの感情が彼の顔をかすめていったのが見えたが、振り向いた面にその名残はない。
「やっぱ行ってくる」
「やめとけ」
ドアハンドルに掛けた指を掴んでとめたのはヤヒロだ。
「ホズミさんがひとりで行くって言った意味、わかんねえのか?もし悲惨な事態になってたら第一発見者として警察に事情聞かれんだぞ」
アキラの顔が強張る。淡褐色の双眸が陰ったかと思うと、きつく掴んでくる手を振り解き俯いた。それをしかめ面で見つめていたヤヒロだったがやがてシートを倒して横になり、独り言のようにぼやく。
「ほんとに……なんでこんなことになってんだよ」
その言葉を受け、タビトはか細い声で言う。
「セナは、ウル・ラドがアイドルらしくないことを不満に思ってるみたいだった」
「はあ?どっからどう見てもアイドルだろがよ」
「アイドルって基本、活動のほとんどを事務所にプロデュースしてもらってるでしょ?自分たちで作詞作曲して、グループのイメージまで自分たちで決めてるウル・ラドは、アイドルじゃなくてアーティストに見えるって……」
悲痛な顔を横目で見て、ヤヒロは嘲笑う。
「バッカじゃねえの。お渡し会だの握手会だのサイン会だのって、接触イベント特典つきCD売りさばいてるのにアイドルじゃねえってか?」
「苦しんでる人を笑わないでよ」
口元に張り付いた皮肉な笑みをゆっくりと解いたヤヒロは、アーモンドアイを丸くしてタビトの方に顔を向ける。
「共感できないかもしれないけど、でも……だからってバカにしていいわけないじゃん」
「俺に説教すんのか?」
「ひどい物言いだって指摘することのなにが悪いんだよ」
ヤヒロは息だけで笑った。静かな怒りがその表情から見て取れたがタビトは至って冷静な様子で、彼から目を逸らすことはなかった。
「最近ほんと生意気になったな、おまえ。前は俺にちょっと睨まれただけでなにも言えなくなってたのに」
「ヤヒロのこと今でも怖いよ。でも、もう黙らないから」
毅然としたその態度を見つめるヤヒロの顔に、すでに怒りの色はない。
「俺はセナと一緒にまた5人で音楽がやりたい。ヤヒロだってそうでしょ?」
タビトが言うもヤヒロは答えず、唇を引き結んだまま目を閉じる。そんな彼に咎めるような視線を向けながらアキラは、タビトに問うた。
「今の活動に対する不満とか悩みとか……セナからいつも相談されてたの?」
「みんなでヘアカラーを変えた日、一緒にタクシーに乗って帰ったんだ。そのとき初めて、セナが気持ちを打ち明けてくれた。ウル・ラドが他のアイドルと一線を画した活動をすればするほど、自分が抱いてたアイドル像とかけ離れてるって感じてつらかったみたい……サン君に言われたこともすごく気にしてたし……」
それを聞いたヤヒロは長い溜息を放ち、
「ウル・ラドのお荷物、だっけ?サンが言ってたあれ、まともに受け取ってたのかよ」
「今まで……セナは他人の悪意に強いっていうか、泣き虫だけどすぐに立ち直る子っていう勝手なイメージがあったけど……違ったのかもしれないね。この思い込みがセナを追い詰めちゃったのかな……」
アキラが沈んだ声で言ったそのとき、窓の外に視線をやっていたユウが叫んだ。
「来た!」
彼らは血相を変えて立ち上がり、転がるようにして車から出る。
「どうだったのホズミさん!」
駆け寄ってきた彼らから視線を外し、ホズミは眉根を寄せて首を左右に振った。
「――いなかった。もぬけの殻だ」
その場にいた全員が呼吸も忘れ、凍りついたかのように一瞬動きを止めた。
「……よかったあ……」
最初に安堵の息を漏らしたのはアキラだ。横にいたヤヒロはその発言に目を剥いて、
「よくはねえだろ」
「よかったでしょ……どっかで生きてるってわかったんだから」
「安心すんのは早えぞ。もう何日も誰ひとり連絡取れてねえんだからよ」
「なあヤヒロ……さっきから悲観的なことばっか言うのやめろよ。最悪の結果になっててほしいん?」
「んなわけねーだろバカ!」
口を挟んできたユウに対し、鼻息荒く言葉を返す。そんなヤヒロをぐいと引き寄せたホズミは彼の口元を手のひらで覆い、
「静かに。声がデカいんだよおまえは……」
耳元でそう言うなり強引に車に押し込める。そして他3人に振り返り、
「みんな車に乗れ。帰りながら詳しく話すから」
しばらく、誰も口を開かなかった。
何度目かの赤信号にあたってブレーキを踏んだホズミは人知れず溜息をつき、そしてようやく、あの部屋で目の当たりにしたことを語り出す。
「部屋の中はかなり荒れてた」
ヤヒロは目を閉じていたが、寝てはいなかったようだ。運転席の方を薄目で見た。
賑やかな繁華街の灯りを横顔に受けて、ホズミは続ける。
「ドアを開けた瞬間になんとも嫌な臭いがした。食いかけのメシが腐った臭いだろうなあれは。床一面のゴミの上に汚れた服が放置されて……まったく、ひどいありさまだ。人の住むところじゃない」
「実家に帰ったのかな」
ぽつりとタビトが言う。
「親御さんからの連絡はきてないが……ベッドの上にハンガーが散らかってたし、もしかしたらそうかもしれない。今日はもう遅いから、あした実家の方に電話してみるつもりだ。もしそこにもいなければ捜索願いを出すことになるかもしれない。もちろんこれは親御さんの判断次第だが」
「全部の部屋、確認したん?ほんとにいなかった?」
「疑うなよ、ユウ。もちろんトイレから風呂から、クローゼットまで見たさ」
はあ、と再び重々しい溜息をつく。
「あちこち探し回ったせいで、ひどい目にあった。この靴と靴下とはお別れしなきゃならん。スラックスもだ」
「靴?どゆこと?土足で上がったんすか?」
ヤヒロが問えば、
「玄関がゴミの袋で埋もれててスリッパが見つからなかったんだよ。やむなく靴のまま上がらせてもらったが、クローゼットの前で得体の知れない液体を踏んじまった」
足首までずっぽりだ、と言って舌打ちする。
「なんそれ……こわ」
半笑いのユウをバックミラー越しに睨むように見て、
「笑いごとじゃないぞ……あの水たまりがなんだったのか、嗅いで確認するか?」
「エンリョしとく」
「とにかくあれを放置し続けたら大問題だ。臭いが漏れれば近隣住人にも迷惑が掛かる。早くセナを……」
そこまで言って、ホズミは不自然なタイミングで黙り込む。後部座席の面々が言葉の続きを待っていると、彼はしばらく沈吟したのちに言った。
「――キッチンカウンターの上に携帯番号を走り書きしたチラシが置いてあった。もしかしたらその番号の主と接触したのかもしれない」
テーブルの上、床、ベッドにいたるまでのすべてがゴミにまみれた部屋で、そのチラシの周りだけなにも置かれていなかった。ホズミにはそのことが妙にひっかかる。
「電話してみた?」
「ああ……もちろん。だが繋がらなかった」
問うてきたアキラにそう答えると、セナの乱れた文字を思い出しつつ続けた。
「番号は共有する。引き抜きを目論む業界関係者の可能性もあるから、もし相手から着信があった場合はすぐに知らせてくれ」
自宅マンションの車寄せでみんなと別れたタビトは、悄然とした面持ちでエントランスに足を踏み入れる。体は泥のように重く、疲れていた。
早くチカルに会いたい。タビトは彼女の愛らしい笑顔を思い描きながらやっとのことで玄関前に辿り着きドアを勢いよく引き開ける。
しかし彼を迎えたのは……暗闇に満たされ、しんと静まり返った部屋だった。
「やっぱ行ってくる」
「やめとけ」
ドアハンドルに掛けた指を掴んでとめたのはヤヒロだ。
「ホズミさんがひとりで行くって言った意味、わかんねえのか?もし悲惨な事態になってたら第一発見者として警察に事情聞かれんだぞ」
アキラの顔が強張る。淡褐色の双眸が陰ったかと思うと、きつく掴んでくる手を振り解き俯いた。それをしかめ面で見つめていたヤヒロだったがやがてシートを倒して横になり、独り言のようにぼやく。
「ほんとに……なんでこんなことになってんだよ」
その言葉を受け、タビトはか細い声で言う。
「セナは、ウル・ラドがアイドルらしくないことを不満に思ってるみたいだった」
「はあ?どっからどう見てもアイドルだろがよ」
「アイドルって基本、活動のほとんどを事務所にプロデュースしてもらってるでしょ?自分たちで作詞作曲して、グループのイメージまで自分たちで決めてるウル・ラドは、アイドルじゃなくてアーティストに見えるって……」
悲痛な顔を横目で見て、ヤヒロは嘲笑う。
「バッカじゃねえの。お渡し会だの握手会だのサイン会だのって、接触イベント特典つきCD売りさばいてるのにアイドルじゃねえってか?」
「苦しんでる人を笑わないでよ」
口元に張り付いた皮肉な笑みをゆっくりと解いたヤヒロは、アーモンドアイを丸くしてタビトの方に顔を向ける。
「共感できないかもしれないけど、でも……だからってバカにしていいわけないじゃん」
「俺に説教すんのか?」
「ひどい物言いだって指摘することのなにが悪いんだよ」
ヤヒロは息だけで笑った。静かな怒りがその表情から見て取れたがタビトは至って冷静な様子で、彼から目を逸らすことはなかった。
「最近ほんと生意気になったな、おまえ。前は俺にちょっと睨まれただけでなにも言えなくなってたのに」
「ヤヒロのこと今でも怖いよ。でも、もう黙らないから」
毅然としたその態度を見つめるヤヒロの顔に、すでに怒りの色はない。
「俺はセナと一緒にまた5人で音楽がやりたい。ヤヒロだってそうでしょ?」
タビトが言うもヤヒロは答えず、唇を引き結んだまま目を閉じる。そんな彼に咎めるような視線を向けながらアキラは、タビトに問うた。
「今の活動に対する不満とか悩みとか……セナからいつも相談されてたの?」
「みんなでヘアカラーを変えた日、一緒にタクシーに乗って帰ったんだ。そのとき初めて、セナが気持ちを打ち明けてくれた。ウル・ラドが他のアイドルと一線を画した活動をすればするほど、自分が抱いてたアイドル像とかけ離れてるって感じてつらかったみたい……サン君に言われたこともすごく気にしてたし……」
それを聞いたヤヒロは長い溜息を放ち、
「ウル・ラドのお荷物、だっけ?サンが言ってたあれ、まともに受け取ってたのかよ」
「今まで……セナは他人の悪意に強いっていうか、泣き虫だけどすぐに立ち直る子っていう勝手なイメージがあったけど……違ったのかもしれないね。この思い込みがセナを追い詰めちゃったのかな……」
アキラが沈んだ声で言ったそのとき、窓の外に視線をやっていたユウが叫んだ。
「来た!」
彼らは血相を変えて立ち上がり、転がるようにして車から出る。
「どうだったのホズミさん!」
駆け寄ってきた彼らから視線を外し、ホズミは眉根を寄せて首を左右に振った。
「――いなかった。もぬけの殻だ」
その場にいた全員が呼吸も忘れ、凍りついたかのように一瞬動きを止めた。
「……よかったあ……」
最初に安堵の息を漏らしたのはアキラだ。横にいたヤヒロはその発言に目を剥いて、
「よくはねえだろ」
「よかったでしょ……どっかで生きてるってわかったんだから」
「安心すんのは早えぞ。もう何日も誰ひとり連絡取れてねえんだからよ」
「なあヤヒロ……さっきから悲観的なことばっか言うのやめろよ。最悪の結果になっててほしいん?」
「んなわけねーだろバカ!」
口を挟んできたユウに対し、鼻息荒く言葉を返す。そんなヤヒロをぐいと引き寄せたホズミは彼の口元を手のひらで覆い、
「静かに。声がデカいんだよおまえは……」
耳元でそう言うなり強引に車に押し込める。そして他3人に振り返り、
「みんな車に乗れ。帰りながら詳しく話すから」
しばらく、誰も口を開かなかった。
何度目かの赤信号にあたってブレーキを踏んだホズミは人知れず溜息をつき、そしてようやく、あの部屋で目の当たりにしたことを語り出す。
「部屋の中はかなり荒れてた」
ヤヒロは目を閉じていたが、寝てはいなかったようだ。運転席の方を薄目で見た。
賑やかな繁華街の灯りを横顔に受けて、ホズミは続ける。
「ドアを開けた瞬間になんとも嫌な臭いがした。食いかけのメシが腐った臭いだろうなあれは。床一面のゴミの上に汚れた服が放置されて……まったく、ひどいありさまだ。人の住むところじゃない」
「実家に帰ったのかな」
ぽつりとタビトが言う。
「親御さんからの連絡はきてないが……ベッドの上にハンガーが散らかってたし、もしかしたらそうかもしれない。今日はもう遅いから、あした実家の方に電話してみるつもりだ。もしそこにもいなければ捜索願いを出すことになるかもしれない。もちろんこれは親御さんの判断次第だが」
「全部の部屋、確認したん?ほんとにいなかった?」
「疑うなよ、ユウ。もちろんトイレから風呂から、クローゼットまで見たさ」
はあ、と再び重々しい溜息をつく。
「あちこち探し回ったせいで、ひどい目にあった。この靴と靴下とはお別れしなきゃならん。スラックスもだ」
「靴?どゆこと?土足で上がったんすか?」
ヤヒロが問えば、
「玄関がゴミの袋で埋もれててスリッパが見つからなかったんだよ。やむなく靴のまま上がらせてもらったが、クローゼットの前で得体の知れない液体を踏んじまった」
足首までずっぽりだ、と言って舌打ちする。
「なんそれ……こわ」
半笑いのユウをバックミラー越しに睨むように見て、
「笑いごとじゃないぞ……あの水たまりがなんだったのか、嗅いで確認するか?」
「エンリョしとく」
「とにかくあれを放置し続けたら大問題だ。臭いが漏れれば近隣住人にも迷惑が掛かる。早くセナを……」
そこまで言って、ホズミは不自然なタイミングで黙り込む。後部座席の面々が言葉の続きを待っていると、彼はしばらく沈吟したのちに言った。
「――キッチンカウンターの上に携帯番号を走り書きしたチラシが置いてあった。もしかしたらその番号の主と接触したのかもしれない」
テーブルの上、床、ベッドにいたるまでのすべてがゴミにまみれた部屋で、そのチラシの周りだけなにも置かれていなかった。ホズミにはそのことが妙にひっかかる。
「電話してみた?」
「ああ……もちろん。だが繋がらなかった」
問うてきたアキラにそう答えると、セナの乱れた文字を思い出しつつ続けた。
「番号は共有する。引き抜きを目論む業界関係者の可能性もあるから、もし相手から着信があった場合はすぐに知らせてくれ」
自宅マンションの車寄せでみんなと別れたタビトは、悄然とした面持ちでエントランスに足を踏み入れる。体は泥のように重く、疲れていた。
早くチカルに会いたい。タビトは彼女の愛らしい笑顔を思い描きながらやっとのことで玄関前に辿り着きドアを勢いよく引き開ける。
しかし彼を迎えたのは……暗闇に満たされ、しんと静まり返った部屋だった。
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