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本編
第146話
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生徒が去り静まり返った道場の清掃を済ませたチカルは、稽古で使う木刀の手入れをしたあと事務所に戻った。
各々が帰り支度を始めるなか、マミヤが小さなケースを開けているのを見てコハラが尋ねる。
「それなに?」
「ワイヤレスイヤホン」
彼は中から取り出したそれを耳にはめて見せる。
「コードがないとすっきりしてていいわね」
「このケース自体に充電機能ついてるし、便利すよ」
「へえ……」
「ずっと前に壊れちゃってから買い替えてなかったんすけど、音楽サブスク契約したから昨日ようやく買ったんすよ。仕事の行き帰りに聴きてーなと思って」
「音楽サブスク?」
目を丸くしてそう問うたのはチカルだ。
「月額払うと聴き放題ってやつ。月1000円で1億曲くらいある中から自由に選んで聴けるんすけど、廃盤になってる曲から最新曲まで聴けてすげーいいすよ」
「1億曲……」
チカルは茫然と口の中でつぶやく。彼女がマミヤと同じ20代の頃は、音楽配信サービスはまだ市民権を得ておらず、CDショップでの購入が主流であった。それが今や、月額1000円で1億曲聴けるようになったという。この時代にシングルCDやアルバムを買うなんて、よほどのファンしかしないのではないだろうか。音楽がある生活から離れているあいだに市場がそんなことになっているとは驚きだ。
「サブスクってよくわからないのだけど……レンタルができるってことなの?」
「レンタルとはちょっと違うかな。チカルちゃん、映画見放題のやつ契約してるって言ってたじゃん。あれと同じ」
「あれがサブスク……」
難しい顔になりながらチカルがつぶやく。
「サブスクリプションの略だよ。知らないで契約してるとか……チカルちゃんおもしれー」
マミヤは体を揺すって笑いながら言葉を継ぐ。
「てかあの企業のサブスク契約してて映画しか観てないんすか?音楽も聴き放題だと思うけど」
訝し気にスマホを取り出したチカルは、会員画面をマミヤに見せる。
「あ、やっぱり。アプリダウンロードすれば聴けるよ」
「教えてくれる?」
彼はすいすいと指を滑らせ、慣れた様子でアプリを検索する。メッセージや着信があったときや、自室で映画を観るときくらいしかスマホを触らないチカルだ。彼の迷いのない指の動きには驚かされてしまう。
「できた。あとでサインインしてみて」
「ありがとう」
「どーいたしまして」
得意げな顔をしてスマホを返すと、彼は自分の耳にはまっているイヤホンを指差して、
「音楽聴くならイヤホンがいいすよ。スマホのスピーカーより音がキレーだし」
「おすすめはやっぱりそういう、ワイヤレスタイプ?」
言いながらマミヤの耳元を見つめる。
「そっすね。でも完全ワイヤレスだと落としたりなくしたりしやすいから、それが心配なら左右一体型がおすすめかな」
「マミヤ君、詳しいの?」
「ガジェット好きなんである程度は」
「私もマミヤ君が持っているようなイヤホンが欲しいのですが、こういうの詳しくなくて……種類とか特徴をすこし教えてもらえませんか?」
「ぜんぜんいいすよ。てか、これからいっしょに買いに行く?実際の商品があった方が説明もしやすいし、好みのが見つかりやすいだろーし」
表情を輝かせて言う彼につられてチカルも表情を柔らかくほどく。そのとき、ナルカミがふたりのあいだに割って入った。
「なら俺も行こう」
「いや、来んなよ!」
「チカルさんとふたりきりにさせるわけにはいかん」
「私も行こうかしら」
鞄のファスナーを閉めて、コハラも会話に入ってくる。
「今夜はみんな、ゆっくりできるの?時間があるならどこかでごはんでも食べてから、イヤホンを買いに行きましょうよ」
彼女の提案に、ナルカミは同調してチカルに視線を遣る。
「肝心のチカルさんはどう?」
「みなさんのご意見も聞けたらうれしいです」
ふふと嬉しそうに笑う。
「なんでそーなるかな……」
げんなりした顔になっているマミヤの肩を叩いて、ナルカミはぼろぼろのバックパックを背負った。
神田にて焼肉を食べたあと(ナルカミの奢りだ)、秋葉原の家電量販店で完全ワイヤレスのイヤホンを購入した。どれがいいか迷ったらマミヤと同じメーカーのものを選ぼうと思っていたが、彼が店員さながら詳しく説明してくれたので、自分の好みにぴったり合ったものを手に入れることができた。
「みなさんありがとうございました。アドバイスをいただけて助かりました」
秋葉原駅前まで戻ってくると、彼女は頭を垂れて礼を言う。
「私とナルカミ先生は口煩いガヤだったけどね」
笑顔で言ったコハラの手には大きな紙袋が下がっている。広告の品で安くなっていたホットプレートだ。
「コハラさん、自分が買い物したかっただけじゃないすか……」
そう口にするマミヤの手にも紙袋がぶら下がっている。彼のものではなく、すべてコハラが買ったものだが。
「違うわよ、見てたら欲しくなっちゃったの。きょう一緒に来てよかったわあ。安く買えたし、荷物持ちはいるし」
唇をへの字に曲げるマミヤを愉快そうな顔で見遣っていたナルカミは、チカルの方に体ごと向き直って、
「じゃ、解散としますか。また明後日よろしくな」
コハラはタクシーで帰宅。ナルカミとマミヤとは改札前で別れた。彼女は日比谷線へ続く階段を降り、トートバッグからICカードを引っ張り出したが――ためらい、踵を返す。そしてそのまま再び駅の外へ出た。
いろとりどりの看板が輝く道をそぞろ歩き、目についたカフェに入る。
店内は一人客が多く、みな黙って本を読んだりスマホをいじっている。チカルは窓際の席に腰を下ろし、あたたかいコーヒーに口をつけた。しばらくそうしてカップを傾けていたが、彼女の意識はコーヒーの味ではなく、自分の体の横に置いた家電量販店の紙袋に向いている。
迷った末に、紙袋に手を入れて先ほど買ったイヤホンの箱を取り出した。ころんとした白いイヤホンを手のひらに出し、充電ケースに入れてみる。満足そうに眺めている彼女の正面、少し離れた席に男が座った。彼はスマホを取り出し、慣れた様子でテーブルの側面を探ってUSBコネクタを差し込む。チカルは視線を戻し、同じようにテーブルの側面を指で探る。すると、彼の席と同じ場所にUSBポートがあった。
イヤホンを充電してみようと思い立ち、コネクタを差し込む。ステータスランプが点灯し充電が始まると、どこかそわそわした様子でスマホを取り出した。
彼女がイヤホンを買ったのは――マミヤからミュージックアプリを入れてもらったとき、いつでもどこでもウル・ラドの曲が聴けるかもしれないという期待が湧いたからだった。衝動に駆られるまま勢いで購入してしまったが、果たして……
彼女は心臓が高鳴るのを感じつつアプリをタップし、検索欄にウル・ラドと入力する。すぐにヒットし、色鮮やかなアートワークがずらりと並ぶ。
アーティストページのヘッダーには赤をバックに5人のメンバーのシルエットが黒く浮かび、その目元だけに光が当たっている。タビトがどこにいるかはすぐにわかった。眦が切れ上がり、鋭く輝く彼の瞳。この氷のような目元が柔らかくとけて笑うのを、息が触れ合うほどの近さで見た。いまとなっては信じられない話だ。
スクロールしていくと、アルバムやシングルの一覧があり、その下によく聴かれている人気曲がピックアップされている。チカルが知っている曲もいくつかある。さらにスクロールすると、ミュージックビデオの項目に辿り着いた。
最新シングルの動画のサムネイルはタビトである。
見つめるチカルの指がほとんど無意識に、彼の顔に触れる。その瞬間ビデオが再生され、彼女は慌ててスピーカーのボリュームを下げた。
ウル・ラドのミュージックビデオは初めて観たが、無音でも迫力が伝わってくる。なかでもタビトの存在感は圧倒的だ。センターのポジションにいるから目立つということもあるだろうが、力強くしなやかに、指先にまで感情を乗せるように踊る姿は神々しく、時に悪魔的で――全体を観ているつもりでもいつのまにか視線がタビトに吸い寄せられ、その姿を追ってしまう。
チカルは充電途中のイヤホンをケースから取り出すと、説明書を頼りにペアリングして耳に押し込んだ。
スマホの小さな画面のなか、タビトが歌っている。ずっと気になっていた声はやはり彼のものだった。彼女はそっと目を閉じた。すこし鼻にかかった甘い歌声が鼓膜を通して全身に染み込んでくる。ぬるくなっていくコーヒーを前に微動だにせず、しみじみと聴き入った。美しくも獰猛な音の波が彼女を現実世界から攫い、すべてのかなしみや苦しみをも洗い流していく。
気付けば1時間以上が経過していた。このままずっとこうしていたい気分だったが、重い腰を上げてカフェを出る。
自宅の最寄り駅まで帰ってきたときちょうど充電が切れた。
深い夜に溜息を放ったチカルは、薄墨を流したような空を見上げながらイヤホンを外す。外界の音が耳に入り込むと共に、現実が戻ってくる。そろそろ帰宅するだろうシュンヤのことを考えながら折りたたみ傘を開くと、小雨の降る道をゆっくりと歩き出した。
各々が帰り支度を始めるなか、マミヤが小さなケースを開けているのを見てコハラが尋ねる。
「それなに?」
「ワイヤレスイヤホン」
彼は中から取り出したそれを耳にはめて見せる。
「コードがないとすっきりしてていいわね」
「このケース自体に充電機能ついてるし、便利すよ」
「へえ……」
「ずっと前に壊れちゃってから買い替えてなかったんすけど、音楽サブスク契約したから昨日ようやく買ったんすよ。仕事の行き帰りに聴きてーなと思って」
「音楽サブスク?」
目を丸くしてそう問うたのはチカルだ。
「月額払うと聴き放題ってやつ。月1000円で1億曲くらいある中から自由に選んで聴けるんすけど、廃盤になってる曲から最新曲まで聴けてすげーいいすよ」
「1億曲……」
チカルは茫然と口の中でつぶやく。彼女がマミヤと同じ20代の頃は、音楽配信サービスはまだ市民権を得ておらず、CDショップでの購入が主流であった。それが今や、月額1000円で1億曲聴けるようになったという。この時代にシングルCDやアルバムを買うなんて、よほどのファンしかしないのではないだろうか。音楽がある生活から離れているあいだに市場がそんなことになっているとは驚きだ。
「サブスクってよくわからないのだけど……レンタルができるってことなの?」
「レンタルとはちょっと違うかな。チカルちゃん、映画見放題のやつ契約してるって言ってたじゃん。あれと同じ」
「あれがサブスク……」
難しい顔になりながらチカルがつぶやく。
「サブスクリプションの略だよ。知らないで契約してるとか……チカルちゃんおもしれー」
マミヤは体を揺すって笑いながら言葉を継ぐ。
「てかあの企業のサブスク契約してて映画しか観てないんすか?音楽も聴き放題だと思うけど」
訝し気にスマホを取り出したチカルは、会員画面をマミヤに見せる。
「あ、やっぱり。アプリダウンロードすれば聴けるよ」
「教えてくれる?」
彼はすいすいと指を滑らせ、慣れた様子でアプリを検索する。メッセージや着信があったときや、自室で映画を観るときくらいしかスマホを触らないチカルだ。彼の迷いのない指の動きには驚かされてしまう。
「できた。あとでサインインしてみて」
「ありがとう」
「どーいたしまして」
得意げな顔をしてスマホを返すと、彼は自分の耳にはまっているイヤホンを指差して、
「音楽聴くならイヤホンがいいすよ。スマホのスピーカーより音がキレーだし」
「おすすめはやっぱりそういう、ワイヤレスタイプ?」
言いながらマミヤの耳元を見つめる。
「そっすね。でも完全ワイヤレスだと落としたりなくしたりしやすいから、それが心配なら左右一体型がおすすめかな」
「マミヤ君、詳しいの?」
「ガジェット好きなんである程度は」
「私もマミヤ君が持っているようなイヤホンが欲しいのですが、こういうの詳しくなくて……種類とか特徴をすこし教えてもらえませんか?」
「ぜんぜんいいすよ。てか、これからいっしょに買いに行く?実際の商品があった方が説明もしやすいし、好みのが見つかりやすいだろーし」
表情を輝かせて言う彼につられてチカルも表情を柔らかくほどく。そのとき、ナルカミがふたりのあいだに割って入った。
「なら俺も行こう」
「いや、来んなよ!」
「チカルさんとふたりきりにさせるわけにはいかん」
「私も行こうかしら」
鞄のファスナーを閉めて、コハラも会話に入ってくる。
「今夜はみんな、ゆっくりできるの?時間があるならどこかでごはんでも食べてから、イヤホンを買いに行きましょうよ」
彼女の提案に、ナルカミは同調してチカルに視線を遣る。
「肝心のチカルさんはどう?」
「みなさんのご意見も聞けたらうれしいです」
ふふと嬉しそうに笑う。
「なんでそーなるかな……」
げんなりした顔になっているマミヤの肩を叩いて、ナルカミはぼろぼろのバックパックを背負った。
神田にて焼肉を食べたあと(ナルカミの奢りだ)、秋葉原の家電量販店で完全ワイヤレスのイヤホンを購入した。どれがいいか迷ったらマミヤと同じメーカーのものを選ぼうと思っていたが、彼が店員さながら詳しく説明してくれたので、自分の好みにぴったり合ったものを手に入れることができた。
「みなさんありがとうございました。アドバイスをいただけて助かりました」
秋葉原駅前まで戻ってくると、彼女は頭を垂れて礼を言う。
「私とナルカミ先生は口煩いガヤだったけどね」
笑顔で言ったコハラの手には大きな紙袋が下がっている。広告の品で安くなっていたホットプレートだ。
「コハラさん、自分が買い物したかっただけじゃないすか……」
そう口にするマミヤの手にも紙袋がぶら下がっている。彼のものではなく、すべてコハラが買ったものだが。
「違うわよ、見てたら欲しくなっちゃったの。きょう一緒に来てよかったわあ。安く買えたし、荷物持ちはいるし」
唇をへの字に曲げるマミヤを愉快そうな顔で見遣っていたナルカミは、チカルの方に体ごと向き直って、
「じゃ、解散としますか。また明後日よろしくな」
コハラはタクシーで帰宅。ナルカミとマミヤとは改札前で別れた。彼女は日比谷線へ続く階段を降り、トートバッグからICカードを引っ張り出したが――ためらい、踵を返す。そしてそのまま再び駅の外へ出た。
いろとりどりの看板が輝く道をそぞろ歩き、目についたカフェに入る。
店内は一人客が多く、みな黙って本を読んだりスマホをいじっている。チカルは窓際の席に腰を下ろし、あたたかいコーヒーに口をつけた。しばらくそうしてカップを傾けていたが、彼女の意識はコーヒーの味ではなく、自分の体の横に置いた家電量販店の紙袋に向いている。
迷った末に、紙袋に手を入れて先ほど買ったイヤホンの箱を取り出した。ころんとした白いイヤホンを手のひらに出し、充電ケースに入れてみる。満足そうに眺めている彼女の正面、少し離れた席に男が座った。彼はスマホを取り出し、慣れた様子でテーブルの側面を探ってUSBコネクタを差し込む。チカルは視線を戻し、同じようにテーブルの側面を指で探る。すると、彼の席と同じ場所にUSBポートがあった。
イヤホンを充電してみようと思い立ち、コネクタを差し込む。ステータスランプが点灯し充電が始まると、どこかそわそわした様子でスマホを取り出した。
彼女がイヤホンを買ったのは――マミヤからミュージックアプリを入れてもらったとき、いつでもどこでもウル・ラドの曲が聴けるかもしれないという期待が湧いたからだった。衝動に駆られるまま勢いで購入してしまったが、果たして……
彼女は心臓が高鳴るのを感じつつアプリをタップし、検索欄にウル・ラドと入力する。すぐにヒットし、色鮮やかなアートワークがずらりと並ぶ。
アーティストページのヘッダーには赤をバックに5人のメンバーのシルエットが黒く浮かび、その目元だけに光が当たっている。タビトがどこにいるかはすぐにわかった。眦が切れ上がり、鋭く輝く彼の瞳。この氷のような目元が柔らかくとけて笑うのを、息が触れ合うほどの近さで見た。いまとなっては信じられない話だ。
スクロールしていくと、アルバムやシングルの一覧があり、その下によく聴かれている人気曲がピックアップされている。チカルが知っている曲もいくつかある。さらにスクロールすると、ミュージックビデオの項目に辿り着いた。
最新シングルの動画のサムネイルはタビトである。
見つめるチカルの指がほとんど無意識に、彼の顔に触れる。その瞬間ビデオが再生され、彼女は慌ててスピーカーのボリュームを下げた。
ウル・ラドのミュージックビデオは初めて観たが、無音でも迫力が伝わってくる。なかでもタビトの存在感は圧倒的だ。センターのポジションにいるから目立つということもあるだろうが、力強くしなやかに、指先にまで感情を乗せるように踊る姿は神々しく、時に悪魔的で――全体を観ているつもりでもいつのまにか視線がタビトに吸い寄せられ、その姿を追ってしまう。
チカルは充電途中のイヤホンをケースから取り出すと、説明書を頼りにペアリングして耳に押し込んだ。
スマホの小さな画面のなか、タビトが歌っている。ずっと気になっていた声はやはり彼のものだった。彼女はそっと目を閉じた。すこし鼻にかかった甘い歌声が鼓膜を通して全身に染み込んでくる。ぬるくなっていくコーヒーを前に微動だにせず、しみじみと聴き入った。美しくも獰猛な音の波が彼女を現実世界から攫い、すべてのかなしみや苦しみをも洗い流していく。
気付けば1時間以上が経過していた。このままずっとこうしていたい気分だったが、重い腰を上げてカフェを出る。
自宅の最寄り駅まで帰ってきたときちょうど充電が切れた。
深い夜に溜息を放ったチカルは、薄墨を流したような空を見上げながらイヤホンを外す。外界の音が耳に入り込むと共に、現実が戻ってくる。そろそろ帰宅するだろうシュンヤのことを考えながら折りたたみ傘を開くと、小雨の降る道をゆっくりと歩き出した。
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