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本編
第66話
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毎週金曜、夜11時から放送されている音楽トーク番組「PRISM ROOM」。
大人気ミュージシャンから売れない地下アイドルまで、音楽のジャンルを問わずスタジオに迎えてトークを繰り広げる30分番組だ。
今年3月で、番組はついに放送100回目を迎える。それを記念して1時間の拡大版が決定し、その回のゲストとしてウル・ラドが招かれた。
司会者は音楽レーベル「ミスティック・ムジカ」の代表であるヤナギという男と、人気アイドル「ミュトス」のリーダー、レノ。正直、ウル・ラド側とすればライバルグループのメンバーが司会をする番組など出たくもなかったが、レノが直接出演を依頼してきたと聞けば断るわけにはいかない。
「気が重い……」
テレビ局のセキュリティを通ったセナが、タビトの後ろでぼやく。その声を聞いた彼は肩越しに振り向いて、眉を下げた。
「まだ言ってる」
「だってえ……レノくんとヤヒロは『混ぜるな危険』じゃん……胃が痛いよお」
「さすがに収録中は大丈夫だって。ふたりが楽屋で顔合わせる時間もなさそうだし」
その言葉に溜息だけを返し、セナは唇を尖らせたまま押し黙る。
エレベーターに乗り込みスタジオのある10階に着くと、ホズミと別れて楽屋へ向かう。すれ違うスタッフに挨拶をしながら突き当りを曲がったそのとき、ちょうどアキラと鉢合わせた。
「おはよ。……ヤヒロ、今日も遅刻だって?」
頷いたタビトはスマホを取り出し、新しく入ってきていたヤヒロからのメッセージを開く。
「ウツギさんに送ってもらうみたい」
「また?……ったくしょうがないな……」
アキラが眉をひそめたそのとき、ひときわ通る声が廊下に大きく響く。
「来たなアキラ!」
驚いた3人が揃って声の方に視線を向けると、廊下の奥の方から走ってくる大男が見えた。
男は行き交うスタッフのあいだをすり抜けて、勢いよく彼らの元に駆け寄ってくる。そして弾ける笑みを浮かべたまま両腕を大きく広げ――タビトとセナには目もくれず、アキラをぎゅうと抱きしめて嬉々とした声をあげた。
「久しぶりだな!会えて嬉しいぞ!」
この巨漢こそミュトスのリーダー、レノだ。ふたりの身長はとさほど変わらないが、筋肉質でガタイがいいレノの方がアキラよりも一回り大きく見える。
アキラは人形のようにだらりと腕を下ろし、されるがままだ。タビトらの方から表情は窺えないが、再会を喜んでいるようには見えない。
「連絡しても返事をくれないから心配してたんだぞ。また痩せたんじゃないか?ちゃんと食ってるのか?」
やっと腕をほどいてアキラの顔を覗き込み一息に捲し立てると、次の瞬間きょろきょろと辺りを見回した。
「お!タビト君にセナ君!よく来てくれたね。ありがとう!」呆然としている彼らににこにこと愛想よく笑いかけ、すぐにアキラに視線を戻す。「ヤヒロはどうした?もしかして先に着いてるのか?!」
「近い……」
顔に唾でも飛んできたのか、服の袖を頬に当てつつアキラがつぶやく。
「どうした?元気ないじゃないか」
にこ……と、どこか不穏な笑顔だけ返したアキラの手から荷物を取ったレノは踵を返し、のしのしと大股で歩き出す。
「相変わらずおっとりしてるなあアキラは」がははと大口で笑いながら、「さ、楽屋はこっちだから着いてこい!」
声が大きい。そして言葉、挙動、すべてがとにかく派手だ。アキラの後ろで立ち止まったままのふたりは挨拶を返すタイミングを完全に逃したまま目を丸くしている。
あっけにとられている彼らの方に振り向いたアキラは、すっかり覇気を奪われたような顔だ。
「レノさん、アキラのこと大好きすぎ……」
セナがぽつりと口にした。彼に細めた目を向けて、アキラは低い声で言う。
「今日はセキュリティがいないからね……」
「セキュリティってヤヒロのこと?」
タビトもセナも、レノと会うのは初めてではない。数か月前に音楽番組で一緒になったときも今回と同じくアキラしか見えていない様子だったが、一応ヤヒロのことも視界に入れていたようだ。
ヤヒロがいないとスキンシップが激しくなりアキラの表情が死ぬ――いつも余裕綽々の彼にこんな顔をさせるのはレノだけかもしれない。
「レノさんってヤヒロがいないとあんな感じなんだ……。タガが外れるっていうか……」
タビトがふむと唇を曲げると、セナが喉の奥で笑う。
「あー、なるほど。今日は邪魔者がいないからベタベタし放題ってわけね。アキラってばモテるじゃ~ん。うらやまし~」
「そんなにうらやましいならいつでもこのポジション譲ってあげるけど?」
アキラは口角を上げたが、目の奥が笑っていない。
「おーい!こっちこっち!早く来いよ!」
張り切って先導しているレノが遠くで叫んでいる。
急かされるように楽屋に入ると、アコが待っていた。手にしていた衣装をハンガーラックに戻すと、無理やり作ったような笑顔でタビトらを迎える。
「お疲れ。今日は時間通りだね……って、ヤヒロは?」
「遅刻」
アキラは溜息混じりに言って鏡を覗き込むと、その淡褐色の瞳で睨むように自分を見つめる。
「アキラ!荷物ここに置いとくからな」
ひときわ響く声でレノが言う。頷いたアキラはジャケットを脱いで回転椅子に投げ、脱力したように腰を下ろした。
「ヤヒロが来たら呼んでくれよ。じゃ、またな!」
嵐のようにやって来てすぐに去っていた彼をあっけに取られて見送ったアコが、アキラに振り返る。
「あれ、ミュトスのレノじゃない?あんた鞄持ちなんかさせてんの?」
「違うよ……“させてあげてる”の」
にこりと笑った彼を鏡越しに見ると、アコはあきれたように肩を竦める。そのとき楽屋のドアがノックされた。
「失礼します」
透き通る声に全員が顔を上げ声の先に目をやる。
そこにはランが立っていた。アコはその姿を見るなり一瞬うつむいたが、すぐに背筋を伸ばして声をあげた。
「――みんな、聞いて」
ランの隣に立った彼女は、いつになく神妙な顔をしている。
何を言おうとしているのかを察したタビトは表情を強張らせる。セナはそんな彼を横目で盗み見て、ぎゅっと下唇を噛み視線を床に落とした。
「ヤヒロがいないけど、収録までもう時間がないから伝えておくね……。ランは、私のチームを抜けることになりました」
「みなさんには感謝しています」ランは頭を深く下げた。「――今まで、ありがとうございました」
「正式に決定したから……」言葉が詰まる。アコは一瞬の沈黙の後に言葉を継ぐ。「今日からハスタニが新人と共にウル・ラドのヘアメイクを担当します。突然のことで、本当に……本当に、申し訳ございません。よろしくお願いいたします」
ランの横で頭を下げるアコを、彼らは言葉もなく見つめた。わずかののちにタビトが息を吹き返したように動き、
「やめてよ、頭なんか下げないで」
「――だめだった。あいつらになんて言っても、どんなに訴えても……こうやって頭を下げたって」
床を見つめていた目をきつく閉じて、アコが声を絞る。
「どうにもならなかった。ごめん」
「アコ……」
彼女の肩にそっと手を添えて顔を上げるよう促す。それでもなかなか動こうとしないアコの傍らに片膝をついたランは、その顔を覗き込んで言った。
「アコちゃん。いつまでもメソメソしない」
いつも穏やかなランにはめずらしく、わずかに怒気を孕んだ声だ。
「私がいなくても、アコちゃんならできる。今まで通りやるの。ね?」
言い含めて、アコの返事を待たず立ち上がるとメンバーの方に向き直る。
「上からの指示でミュトスの担当になったの。これからはライバルだね」
いつもの柔和な顔でそう言ったとき、開け放してあった扉からハスタニが顔を覗かせる。その背後には――
「……ミツキちゃん」
セナが思わず口に出す。そんな彼の方は一瞥もせずタビトの方に顔を向けたミツキは、満面の笑みをその顔に浮かべた。
「やっと会えたぁ~!今日からミツキがぁ、タビトにメイクしてあげるねぇ♡」
大人気ミュージシャンから売れない地下アイドルまで、音楽のジャンルを問わずスタジオに迎えてトークを繰り広げる30分番組だ。
今年3月で、番組はついに放送100回目を迎える。それを記念して1時間の拡大版が決定し、その回のゲストとしてウル・ラドが招かれた。
司会者は音楽レーベル「ミスティック・ムジカ」の代表であるヤナギという男と、人気アイドル「ミュトス」のリーダー、レノ。正直、ウル・ラド側とすればライバルグループのメンバーが司会をする番組など出たくもなかったが、レノが直接出演を依頼してきたと聞けば断るわけにはいかない。
「気が重い……」
テレビ局のセキュリティを通ったセナが、タビトの後ろでぼやく。その声を聞いた彼は肩越しに振り向いて、眉を下げた。
「まだ言ってる」
「だってえ……レノくんとヤヒロは『混ぜるな危険』じゃん……胃が痛いよお」
「さすがに収録中は大丈夫だって。ふたりが楽屋で顔合わせる時間もなさそうだし」
その言葉に溜息だけを返し、セナは唇を尖らせたまま押し黙る。
エレベーターに乗り込みスタジオのある10階に着くと、ホズミと別れて楽屋へ向かう。すれ違うスタッフに挨拶をしながら突き当りを曲がったそのとき、ちょうどアキラと鉢合わせた。
「おはよ。……ヤヒロ、今日も遅刻だって?」
頷いたタビトはスマホを取り出し、新しく入ってきていたヤヒロからのメッセージを開く。
「ウツギさんに送ってもらうみたい」
「また?……ったくしょうがないな……」
アキラが眉をひそめたそのとき、ひときわ通る声が廊下に大きく響く。
「来たなアキラ!」
驚いた3人が揃って声の方に視線を向けると、廊下の奥の方から走ってくる大男が見えた。
男は行き交うスタッフのあいだをすり抜けて、勢いよく彼らの元に駆け寄ってくる。そして弾ける笑みを浮かべたまま両腕を大きく広げ――タビトとセナには目もくれず、アキラをぎゅうと抱きしめて嬉々とした声をあげた。
「久しぶりだな!会えて嬉しいぞ!」
この巨漢こそミュトスのリーダー、レノだ。ふたりの身長はとさほど変わらないが、筋肉質でガタイがいいレノの方がアキラよりも一回り大きく見える。
アキラは人形のようにだらりと腕を下ろし、されるがままだ。タビトらの方から表情は窺えないが、再会を喜んでいるようには見えない。
「連絡しても返事をくれないから心配してたんだぞ。また痩せたんじゃないか?ちゃんと食ってるのか?」
やっと腕をほどいてアキラの顔を覗き込み一息に捲し立てると、次の瞬間きょろきょろと辺りを見回した。
「お!タビト君にセナ君!よく来てくれたね。ありがとう!」呆然としている彼らににこにこと愛想よく笑いかけ、すぐにアキラに視線を戻す。「ヤヒロはどうした?もしかして先に着いてるのか?!」
「近い……」
顔に唾でも飛んできたのか、服の袖を頬に当てつつアキラがつぶやく。
「どうした?元気ないじゃないか」
にこ……と、どこか不穏な笑顔だけ返したアキラの手から荷物を取ったレノは踵を返し、のしのしと大股で歩き出す。
「相変わらずおっとりしてるなあアキラは」がははと大口で笑いながら、「さ、楽屋はこっちだから着いてこい!」
声が大きい。そして言葉、挙動、すべてがとにかく派手だ。アキラの後ろで立ち止まったままのふたりは挨拶を返すタイミングを完全に逃したまま目を丸くしている。
あっけにとられている彼らの方に振り向いたアキラは、すっかり覇気を奪われたような顔だ。
「レノさん、アキラのこと大好きすぎ……」
セナがぽつりと口にした。彼に細めた目を向けて、アキラは低い声で言う。
「今日はセキュリティがいないからね……」
「セキュリティってヤヒロのこと?」
タビトもセナも、レノと会うのは初めてではない。数か月前に音楽番組で一緒になったときも今回と同じくアキラしか見えていない様子だったが、一応ヤヒロのことも視界に入れていたようだ。
ヤヒロがいないとスキンシップが激しくなりアキラの表情が死ぬ――いつも余裕綽々の彼にこんな顔をさせるのはレノだけかもしれない。
「レノさんってヤヒロがいないとあんな感じなんだ……。タガが外れるっていうか……」
タビトがふむと唇を曲げると、セナが喉の奥で笑う。
「あー、なるほど。今日は邪魔者がいないからベタベタし放題ってわけね。アキラってばモテるじゃ~ん。うらやまし~」
「そんなにうらやましいならいつでもこのポジション譲ってあげるけど?」
アキラは口角を上げたが、目の奥が笑っていない。
「おーい!こっちこっち!早く来いよ!」
張り切って先導しているレノが遠くで叫んでいる。
急かされるように楽屋に入ると、アコが待っていた。手にしていた衣装をハンガーラックに戻すと、無理やり作ったような笑顔でタビトらを迎える。
「お疲れ。今日は時間通りだね……って、ヤヒロは?」
「遅刻」
アキラは溜息混じりに言って鏡を覗き込むと、その淡褐色の瞳で睨むように自分を見つめる。
「アキラ!荷物ここに置いとくからな」
ひときわ響く声でレノが言う。頷いたアキラはジャケットを脱いで回転椅子に投げ、脱力したように腰を下ろした。
「ヤヒロが来たら呼んでくれよ。じゃ、またな!」
嵐のようにやって来てすぐに去っていた彼をあっけに取られて見送ったアコが、アキラに振り返る。
「あれ、ミュトスのレノじゃない?あんた鞄持ちなんかさせてんの?」
「違うよ……“させてあげてる”の」
にこりと笑った彼を鏡越しに見ると、アコはあきれたように肩を竦める。そのとき楽屋のドアがノックされた。
「失礼します」
透き通る声に全員が顔を上げ声の先に目をやる。
そこにはランが立っていた。アコはその姿を見るなり一瞬うつむいたが、すぐに背筋を伸ばして声をあげた。
「――みんな、聞いて」
ランの隣に立った彼女は、いつになく神妙な顔をしている。
何を言おうとしているのかを察したタビトは表情を強張らせる。セナはそんな彼を横目で盗み見て、ぎゅっと下唇を噛み視線を床に落とした。
「ヤヒロがいないけど、収録までもう時間がないから伝えておくね……。ランは、私のチームを抜けることになりました」
「みなさんには感謝しています」ランは頭を深く下げた。「――今まで、ありがとうございました」
「正式に決定したから……」言葉が詰まる。アコは一瞬の沈黙の後に言葉を継ぐ。「今日からハスタニが新人と共にウル・ラドのヘアメイクを担当します。突然のことで、本当に……本当に、申し訳ございません。よろしくお願いいたします」
ランの横で頭を下げるアコを、彼らは言葉もなく見つめた。わずかののちにタビトが息を吹き返したように動き、
「やめてよ、頭なんか下げないで」
「――だめだった。あいつらになんて言っても、どんなに訴えても……こうやって頭を下げたって」
床を見つめていた目をきつく閉じて、アコが声を絞る。
「どうにもならなかった。ごめん」
「アコ……」
彼女の肩にそっと手を添えて顔を上げるよう促す。それでもなかなか動こうとしないアコの傍らに片膝をついたランは、その顔を覗き込んで言った。
「アコちゃん。いつまでもメソメソしない」
いつも穏やかなランにはめずらしく、わずかに怒気を孕んだ声だ。
「私がいなくても、アコちゃんならできる。今まで通りやるの。ね?」
言い含めて、アコの返事を待たず立ち上がるとメンバーの方に向き直る。
「上からの指示でミュトスの担当になったの。これからはライバルだね」
いつもの柔和な顔でそう言ったとき、開け放してあった扉からハスタニが顔を覗かせる。その背後には――
「……ミツキちゃん」
セナが思わず口に出す。そんな彼の方は一瞥もせずタビトの方に顔を向けたミツキは、満面の笑みをその顔に浮かべた。
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