理科が分からないリカちゃん専用補習授業

プロローグ

時刻は18時半、もう、部活動も終わり生徒の下校、昇降口の施錠も終わった頃だった。

今残っているのは別棟にある職員室の教員ぐらいだろう。

そんな中
理科室に明かりが灯っていた。

そこには
いつも赤点ギリギリのリカという生徒と
科学担当の理科教諭の藤原がいた。

この藤原という男は若く、見た目もよく、真面目ということもあり、多くの生徒教諭から信頼を得ていた。

ただ、１点欠点があるとすれば、その特殊な性癖であろう。

今日もまた卒業までの契約付き彼女のリカと【補習実験】がはじまった。