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第九章 鬼起つ
26 伯爵令嬢の苦悩
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レオポルドは娘のアマンダに知らせることと知らせてはならないことを区別していた。
たとえば、メールに伯爵家の厨房については書いたが、伯爵令嬢の体重の増減は書かなかった。乙女の秘密はたとえ娘であっても知らせてはならなかった。当然のことだが、彼女の精神状態についても書かなかった。
テクラの結婚披露宴の日を目指したアルマの減量は一進一退だった。一時的に体重の減少が止まるのは減量にはよくあることなので気にする必要はない、今のまま食事をすればいいと言っても、彼女は落ち込むばかりだった。
「このまま減らなかったら、私、テクラの披露宴には行けないわ」
食堂で今にも泣きそうな顔をするアルマに父のモラル伯爵はかける声もなかった。すぐにマリオ・オリバを厨房から呼んだ。マリオが伯爵令嬢の機嫌をとってやっと食事が始まるのだった。
使用人達はこれではどちらが父親かわからないと陰でささやいた。
アルマ自身も父の言葉よりもマリオの言葉を信用していた。彼の言う通りにすれば間違いない。きっと痩せられると。
それでも体重計の上での一喜一憂は続いた。
娘には語らなかったが、アルマのことはゲバラ侯爵夫人アビガイルには話した。モラル伯爵邸内の出来事は無聊を慰めるにはもってこいだった。それに伯爵家の内部のことは些細なことでも重要な情報だった。
「御令嬢は見かけによらず繊細ね」
アビガイルはレオポルドの話を聞き小さく微笑んだ。それはかつての自分の姿を思い出したためである。決して嘲笑ではない。アビガイルにも少女時代はあったのだ。ただし、母親が皇帝になったことによって彼女はただの少女でいることが許されなくなった。体重計の上で一喜一憂する自由さえなくなったのだ。彼女が体重が増えたと不機嫌になれば厨房係の役人が叱責されるような生活になったのだから。
ここはモラル伯爵邸の敷地の中にある別棟。かつては伯爵家の一族で表には出せないような所業をする者を幽閉していた場所である。鉄格子こそないが、出入り口は一か所しかなく窓はすべてはめ殺しで開くことはできない。査問会までの間、ここが侯爵夫人の居場所だった。
身の回りの世話をする者を連れてくることは許可されなかった。彼女は自分で食事を作るしかないと思っていたが、刃物を使用するという理由で料理も許されなかった。というわけでマリオ・オリバが食事を作り運んでくることになったのである。元々侯爵家に仕えていたならそれなりのものを侯爵夫人に出せるとモラル伯爵は考えていた。
アビガイルは特に何を作って欲しいとは言わなかったが、マリオは美味いものを作った。さすがは元カフェテリアの主人だと感心するばかりである。ビクトルが知ったら悔しがるだろうとアビガイルは思う。
「侯爵夫人に出すには少し庶民的過ぎると言われました」
ピンチョスを盛っていた皿を片付けながらマリオは言う。
「こういうのがいいのよ。贅沢だと難癖をつけられるもの」
「材料は贅沢ですよ。どこかのカフェテリアとは違いますから」
伯爵家の厨房に毎日市場から届けられる食品は新鮮かつ上質だった。侯爵夫人に出す料理は伯爵家の人々に出される料理の残った材料が使われる。査問会にかけられる貴族に上等なものは出すわけにはいかないが、腐っても貴族だから上質な食品は出さねばならないというジレンマを伯爵家が解決するにはそうするしかなかった。そして、そういう料理を作るのにマリオは適任だった。
アビガイルはピンチョスに使われた金属の小さな串を数えた。
「全部で5本ね」
「ええ」
串を皿に載せたアビガイルの手元にはまだ短い串が5本残っていた。それを拭いてそっと隠し持ったバッグにしまった。万が一、侯爵夫人を狙う刺客が現れた時、ピンチョスの串も大事な武器になる。すでにフォークや長い串などもバッグの中に複数入っていた。マリオ・オリバの協力なくしてはコレクションできなかった。
「テクラ・コルティナの披露宴まで一カ月ね。査問会の日取りはどうなってるのかしら」
「ファン・エッセン査察局長の話ではアルベルト・フラート総督の査問会の資料が多過ぎて日取りが決められないそうです」
「だったら私を先にすればいいんじゃない?」
「査察局はフラート総督から先に査問会をすることを決定したのです。何より事前に資料をまとめなければ査問会が進みません」
「さすがは元公務員」
ベラスケス三世号の中で名刺をくれた査察官はマリオがモラル伯爵家の厨房で働くようになってから幾度か接触してきた。ある時は出入りの庭師の弟子、ある時は出入りの百貨店の外商部の社員、またある時は出入りの食料品店の店員として、彼は現れた。その度にファン・エッセンから侯爵夫人への情報がもたらされた。
最初は偽の情報を掴まされたかと思ったが、伯爵の言動を見るとそうでもないようだった。「侯爵夫人を預かるのは少し長くなりそうだからそのつもりで」と伯爵が料理長に言っていたので侯爵夫人の査問会ががフラート総督より後になるという情報は間違いではなさそうだった。
侯爵夫人も最初は査察局長からの情報に半信半疑だったが、利用できるものは何でも利用すればいいとマリオ・オリバを通じて査問会の情報を手に入れることにした。ベラスケス三世号の中でファン・エッセンは紳士的な態度であったから、少しは信用してもいいと感じていたせいでもある。
「それじゃ具体的な日取りはわからないわけね」
「ただ年末年始の行事を考えると年を越すことはないかと」
マリオ・オリバ、いやレオポルド・ホルヘ・サパテロとしての感触だった。役所時代、面倒な事案は年を越す前に片付けるというのが通例だった。福祉事務所も例外ではなかった。年末年始の煩雑とも思える様々な行事を難題を抱えながら済ませるのは精神的にもよくなかった。政府中枢ならなおさらである。
「確かに。皇帝の行事は精神的体力的に厳しい。ましてや今の母上の様子では」
母が少しずつ老いていることをアビガイルは感じている。だが老いても皇帝は死ぬまで己の仕事を他人に任せることなく遂行せねばならないのだ。年末年始の行事をこなしながら査問会の最終評議に立ち会うのはかなり体力を要する。皇帝エスメラルダにとっても査問会を早く終わらせたいのは本音だろう。ただ実の娘についての評議は彼女に母としての情があれば精神的につらいはずだった。あくまでも情があればの話である。
「12月13日より前になることは確かかと」
12月13日から宮殿は新年を迎える行事が始まる。貴族も役人も新年の行事の支度におおわらわとなる。
「では遅くとも12月の初めには査問会を始めないとね。残念ね。モラル伯爵令嬢の努力の成果がわからなくなるなんて」
「わかったらお伝えします」
査問会が始まったら侯爵夫人は宮内省内の施設に入ることになる。伯爵家の厨房にいるマリオ・オリバが出入りできる場所ではない。伝えるのは無理な話であったが、侯爵夫人の希望の灯を消したくはなかった。
「その時はお願い。減量うまくいくといいわね」
アビガイルにも無理はわかっていた。ただ忠実なマリオに希望は捨てていないと伝えたかった。
「では今宵は失礼いたします」
料理の皿を「オカモチ」と呼ばれている手提げ付の木箱に納めたマリオ・オリバは屋敷の唯一の重い扉から出て行った。警備兵の鍵を閉める音がガチャリと聞こえた。
アビガイルはふっとため息をついた。
何故母がレオポルド・ホルヘ・サパテロに惹かれたのか、あの頃はわからなかった。だが今ならわかる。わかったところでどうにかなる話でもないのだが。
たとえば、メールに伯爵家の厨房については書いたが、伯爵令嬢の体重の増減は書かなかった。乙女の秘密はたとえ娘であっても知らせてはならなかった。当然のことだが、彼女の精神状態についても書かなかった。
テクラの結婚披露宴の日を目指したアルマの減量は一進一退だった。一時的に体重の減少が止まるのは減量にはよくあることなので気にする必要はない、今のまま食事をすればいいと言っても、彼女は落ち込むばかりだった。
「このまま減らなかったら、私、テクラの披露宴には行けないわ」
食堂で今にも泣きそうな顔をするアルマに父のモラル伯爵はかける声もなかった。すぐにマリオ・オリバを厨房から呼んだ。マリオが伯爵令嬢の機嫌をとってやっと食事が始まるのだった。
使用人達はこれではどちらが父親かわからないと陰でささやいた。
アルマ自身も父の言葉よりもマリオの言葉を信用していた。彼の言う通りにすれば間違いない。きっと痩せられると。
それでも体重計の上での一喜一憂は続いた。
娘には語らなかったが、アルマのことはゲバラ侯爵夫人アビガイルには話した。モラル伯爵邸内の出来事は無聊を慰めるにはもってこいだった。それに伯爵家の内部のことは些細なことでも重要な情報だった。
「御令嬢は見かけによらず繊細ね」
アビガイルはレオポルドの話を聞き小さく微笑んだ。それはかつての自分の姿を思い出したためである。決して嘲笑ではない。アビガイルにも少女時代はあったのだ。ただし、母親が皇帝になったことによって彼女はただの少女でいることが許されなくなった。体重計の上で一喜一憂する自由さえなくなったのだ。彼女が体重が増えたと不機嫌になれば厨房係の役人が叱責されるような生活になったのだから。
ここはモラル伯爵邸の敷地の中にある別棟。かつては伯爵家の一族で表には出せないような所業をする者を幽閉していた場所である。鉄格子こそないが、出入り口は一か所しかなく窓はすべてはめ殺しで開くことはできない。査問会までの間、ここが侯爵夫人の居場所だった。
身の回りの世話をする者を連れてくることは許可されなかった。彼女は自分で食事を作るしかないと思っていたが、刃物を使用するという理由で料理も許されなかった。というわけでマリオ・オリバが食事を作り運んでくることになったのである。元々侯爵家に仕えていたならそれなりのものを侯爵夫人に出せるとモラル伯爵は考えていた。
アビガイルは特に何を作って欲しいとは言わなかったが、マリオは美味いものを作った。さすがは元カフェテリアの主人だと感心するばかりである。ビクトルが知ったら悔しがるだろうとアビガイルは思う。
「侯爵夫人に出すには少し庶民的過ぎると言われました」
ピンチョスを盛っていた皿を片付けながらマリオは言う。
「こういうのがいいのよ。贅沢だと難癖をつけられるもの」
「材料は贅沢ですよ。どこかのカフェテリアとは違いますから」
伯爵家の厨房に毎日市場から届けられる食品は新鮮かつ上質だった。侯爵夫人に出す料理は伯爵家の人々に出される料理の残った材料が使われる。査問会にかけられる貴族に上等なものは出すわけにはいかないが、腐っても貴族だから上質な食品は出さねばならないというジレンマを伯爵家が解決するにはそうするしかなかった。そして、そういう料理を作るのにマリオは適任だった。
アビガイルはピンチョスに使われた金属の小さな串を数えた。
「全部で5本ね」
「ええ」
串を皿に載せたアビガイルの手元にはまだ短い串が5本残っていた。それを拭いてそっと隠し持ったバッグにしまった。万が一、侯爵夫人を狙う刺客が現れた時、ピンチョスの串も大事な武器になる。すでにフォークや長い串などもバッグの中に複数入っていた。マリオ・オリバの協力なくしてはコレクションできなかった。
「テクラ・コルティナの披露宴まで一カ月ね。査問会の日取りはどうなってるのかしら」
「ファン・エッセン査察局長の話ではアルベルト・フラート総督の査問会の資料が多過ぎて日取りが決められないそうです」
「だったら私を先にすればいいんじゃない?」
「査察局はフラート総督から先に査問会をすることを決定したのです。何より事前に資料をまとめなければ査問会が進みません」
「さすがは元公務員」
ベラスケス三世号の中で名刺をくれた査察官はマリオがモラル伯爵家の厨房で働くようになってから幾度か接触してきた。ある時は出入りの庭師の弟子、ある時は出入りの百貨店の外商部の社員、またある時は出入りの食料品店の店員として、彼は現れた。その度にファン・エッセンから侯爵夫人への情報がもたらされた。
最初は偽の情報を掴まされたかと思ったが、伯爵の言動を見るとそうでもないようだった。「侯爵夫人を預かるのは少し長くなりそうだからそのつもりで」と伯爵が料理長に言っていたので侯爵夫人の査問会ががフラート総督より後になるという情報は間違いではなさそうだった。
侯爵夫人も最初は査察局長からの情報に半信半疑だったが、利用できるものは何でも利用すればいいとマリオ・オリバを通じて査問会の情報を手に入れることにした。ベラスケス三世号の中でファン・エッセンは紳士的な態度であったから、少しは信用してもいいと感じていたせいでもある。
「それじゃ具体的な日取りはわからないわけね」
「ただ年末年始の行事を考えると年を越すことはないかと」
マリオ・オリバ、いやレオポルド・ホルヘ・サパテロとしての感触だった。役所時代、面倒な事案は年を越す前に片付けるというのが通例だった。福祉事務所も例外ではなかった。年末年始の煩雑とも思える様々な行事を難題を抱えながら済ませるのは精神的にもよくなかった。政府中枢ならなおさらである。
「確かに。皇帝の行事は精神的体力的に厳しい。ましてや今の母上の様子では」
母が少しずつ老いていることをアビガイルは感じている。だが老いても皇帝は死ぬまで己の仕事を他人に任せることなく遂行せねばならないのだ。年末年始の行事をこなしながら査問会の最終評議に立ち会うのはかなり体力を要する。皇帝エスメラルダにとっても査問会を早く終わらせたいのは本音だろう。ただ実の娘についての評議は彼女に母としての情があれば精神的につらいはずだった。あくまでも情があればの話である。
「12月13日より前になることは確かかと」
12月13日から宮殿は新年を迎える行事が始まる。貴族も役人も新年の行事の支度におおわらわとなる。
「では遅くとも12月の初めには査問会を始めないとね。残念ね。モラル伯爵令嬢の努力の成果がわからなくなるなんて」
「わかったらお伝えします」
査問会が始まったら侯爵夫人は宮内省内の施設に入ることになる。伯爵家の厨房にいるマリオ・オリバが出入りできる場所ではない。伝えるのは無理な話であったが、侯爵夫人の希望の灯を消したくはなかった。
「その時はお願い。減量うまくいくといいわね」
アビガイルにも無理はわかっていた。ただ忠実なマリオに希望は捨てていないと伝えたかった。
「では今宵は失礼いたします」
料理の皿を「オカモチ」と呼ばれている手提げ付の木箱に納めたマリオ・オリバは屋敷の唯一の重い扉から出て行った。警備兵の鍵を閉める音がガチャリと聞こえた。
アビガイルはふっとため息をついた。
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2021/3/10
しおりを挟んでくださっている皆様へ。
こちらの作品はすごく昔に書いたのをリメイクして連載していたものです。
しかし、古い作品なので……時代背景と言うか……いろいろ突っ込みどころ満載で、修正しながら書いていたのですが、やはり難しかったです(汗)
楽しい作品に仕上げるのが厳しいと判断し、連載を中止させていただくことにしました。
申しわけありません。
新作を書いて更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
お詫びに過去に書いた原文のママ載せておきます。
修正していないのと、若かりし頃の作品のため、
甘めに見てくださいm(__)m
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