72 / 139
第八章 首都に棲む鬼
08 蜂起と爆発
しおりを挟む
コックピット内部の広さはスーシェ基地で乗っていたH・F・Mと大差なかった。
指紋と虹彩による生体認証でサカリアスを確認すると前面と両側面にスクリーンやパネルが表示された。
コントロールパネルの表示面積が減った代わりに外部を映すスクリーンの面積が増え解像度が上がっているようだった。外にいるファン・ソーメレンの銀色の髪が輝いて見えた。
アルマズ博士の声がスピーカーから聞こえた。
『カメラ作動してますか』
博士の声もはっきりと聞こえる。
「カメラは良好。よく見える。音声もクリアだ」
『コントロールパネルの位置は調節できます。音声で指示してください』
アリアスの声もよく聞こえた。
「了解。コントロールパネル右20センチ移動」
即座に表示が移動した。
「脳波でコントロールできないのか」
『人工頭脳を起動すればできます』
「了解」
出撃モードの場合は搭乗するとすでに人工頭脳は起動しているが、試乗モードでは音声で起動を命じるか、起動スイッチを押さないと起動しない。
「人工頭脳起動」
サカリアスのコマンドは単純だった。
『こんにちは』
「はあ? おい、何の真似だ!」
人工頭脳は女性の声だった。しかも、アマンダの声にそっくりだった。悪ふざけにもほどがある。
『カリス中尉、落ち着いてください』
これもアマンダの声だった。
「馬鹿野郎! これが落ち着いてられるか!」
『中尉、どうされましたか』
アリアスの声が聞こえた。コックピット内の音声は外にも聞こえるようになっていた。
「大丈夫だ。音声が設定と変わっていた」
『おかしいですね。データに改編は加えていません』
サカリアスは動揺を悟られぬように呼吸を整えた。
「いつから女の声になった。設定は男のはずだ」
『お気に召さないようですので、いつもの設定に戻ります』
人工頭脳の女の声が途中から男の声に変化するさまはサカリアスだけでなく、外の人々にも珍しいようだった。
アルマズ博士が尋ねた。
『今の女性の声は知り合いのものかな?』
「はあ。どうもこの人工頭脳は悪ふざけが過ぎる」
『興味深い現象だな』
学者にとっては興味深い現象だが、サカリアスにとってはそれどころではない。アマンダの声を聞いたこともないはずなのに。恐らく一回だけ乗せたアマンダの体形や見た目を学習し声を合成したのだろう。とんでもない機能を持った人工頭脳である。あの時、アマンダは宇宙服を着ていたというのに。
その後はシミュレーションソフトを使っての模擬戦闘だった。
確かに反応は速くなっていた。だが、実際のマシンに接続しているわけではない。マシンの駆動性も耐久性も三倍の速さに適応していなければ使えない。
試乗実験が終わり、サカリアスは久しぶりの搭乗に少しばかり頭痛を感じた。
「久しぶりのせいか少し頭痛がする」
『脳波に乱れはありませんから、心配はいりません。もし降りた後も続くようなら頭痛薬を処方しておきます』
アルマズ博士の言う通り心配はないかもしれなかった。
人工頭脳を終了させようとするとコントロールパネル画面の下段に「特殊軍用通信あり」というメッセージが表示された。
忘れるところだった。サカリアスはパネルのダウンロードの表示に親指で触れた。指紋認証しましたとメッセージが表示された。
すぐに自分の携帯端末にメールが着信した。
一体イグナシオ・ブルーノは何を知らせようとしているのか。海賊の残党の件であろうか。
端末のメールソフトを開いた。
これは極秘情報である。
まだ帝國統合本部に報告されていないが、正確な情報が集まった段階で報告されるから時間の問題だろう。
本日コーンウェルで市民による武力蜂起事件が発生したとチャンドラー基地から通報があった。
クライフのスタジアムに於いて配布された文書の内容とスナイデルのデモでの皇帝退位を要求するメッセージの写真がケプラー星系のコーンウェル及び、マクベイン、ハイスミス、ドイル、クリスティの各惑星に拡散した。
その影響でコーンウェルの市民がチャンドラー基地を襲い武器を奪った。
また基地の兵士の多くが市民に協力しているとの未確認情報もある。
平定のためコーンウェルに出撃予定だが、スーシェ基地の幹部の間では市民に対する攻撃の是非をめぐって意見が割れている。
今スーシェ基地に戻れば巻き込まれる。
首都で耐えろ。
サカリアスは叫びそうになったが、じっと堪えた。
軍人の一人として首都にいるわけにはいかない。が、叔父イグナシオ・ブルーノはサカリアスが巻き込まれることを恐れているようだった。
しかも姉が査問会にかけられるかもしれない。もし爵位や領地を剥奪されたらアマンダの今後が不安定になる。そんな時にスーシェに戻ることなどできない。
無論、帝國を我が物にするためには、辺境の星系の反乱は願ってもないことだった。皇帝の退位を願う国民の動きは追い風になる。しかしながら、サカリアスはそれを利用する手段をまだ持たない。下手にここで旗揚げなどしたら、兄たちに体よく潰される。
サカリアスはコックピットから出た。
「頭痛はどうですか」
心配そうな顔のファン・ソーメレンの言葉で頭痛があったことを思い出した。
「もう大丈夫です」
あのメールのおかげか、頭痛はきれいさっぱりなくなっていた。
だが新たな苦悩がサカリアスを責め苛んでいた。
「今日のところはここまでですね。明日、実機をつかって試運転をしましょう。アリアス君、中尉を第三庁舎に送ってくれ。私はアルマズ博士と人工頭脳のデータを分析する」
ファン・ソーメレンはそう言うと自分の端末の前に座った。
宇宙軍の基地の門をアリアスの運転する公用車で出てすぐにサカリアスの携帯端末の着信音が鳴った。
軍務大臣ファン・デル・ヘイデンからだった。
『今いいかね』
「はい。基地から庁舎に移動中です」
『ちょうどよかった。庁舎には戻らずに公邸に帰って来てくれないか。話がある』
姉のことだろうとサカリアスは思った。
「かしこまりました」
通話を終えるとアリアスは言った。
「彼女からじゃないようですね」
「残念ながら。申し訳ないが、庁舎ではなく軍務大臣公邸に行ってもらえないか」
「え!」
「大臣閣下の命令だ」
「かしこまりました」
カリス中尉が大臣公邸から通っているとは知らないアリアスは驚きながらも、官庁街へ向かう道路から公邸街への近道となる通りへ左折した。
「大臣閣下が何の用でしょうかね」
「H・F・Mの件だろう。私はパイロットだから」
公邸街は高く長い塀が続いている。似たような屋敷が続いている上にどこも表札の類をつけていない。サカリアスは歩きながら軍務大臣公邸の位置を覚えていたので、アリアスに指示を出した。
警備兵が立つ門の前で車を停めたアリアスに礼を言ってサカリアスは正門の脇の門から入って行った。
その慣れた様子に、アリアスは一体カリス中尉は何者だろうかと思った。
サカリアスを出迎えたのはマリコ夫人ではなくメイドだった。メイドは応接室に案内した。
応接室では大臣が今や遅しと待ち構えていた。この様子ではまだコーンウェルの武力蜂起の報は入っていないらしい。
「ただいま戻りました。閣議の件、知らせてくださりありがとうございます」
「うむ。その件でこれから宮殿に行く」
「え?」
「恐らく今頃総理が奏上している頃だ。だが、君は姉上の実際の仕事を見ていたはずだ。それを陛下に伝えれば、御心が変わるかもしれぬ」
「変わるでしょうか。陛下は家族の情よりも帝國のことを考えておいでです」
「だったら、何故君の兄上達を放置している? 宮内省でも彼らへの歳費に苦慮している。私の他に財務大臣と教育大臣、法務大臣も参内する」
どうやら閣議の結果に不満を持つ閣僚は少なからずいるらしい。財務大臣のマドリガルには会っておきたかったので、これはいい機会かもしれない。
「かしこまりました」
「では支度を。20分後に」
サカリアスはシャワーを7分で浴び7分で着替え玄関前の車寄せに立った。
「早いな」
やや遅れて出て来た大臣にサカリアスは言った。
「5分前集合ですから」
「そうだった。いい心掛けだ」
公用車の後部座席に座ったのはちょうど5時だった。遠くで爆発音のようなものが聞こえたような気がした。
「なんでしょう、今の音は」
「何か聞こえたのか」
隣に座る大臣には聞こえなかったらしい。
「はい。爆発音のような音です」
「さすがはパイロットだな。五感がいい。だが、もしそうなら一大事だ」
とりあえず大臣は車を出させた。
公邸街から官庁街へと出るところで大臣の携帯端末の着信音が響いた。
「私だ。……何! わかった」
よはりよからぬことが起きたらしい。大臣の顔色がよくない。
「第三庁舎で爆発が起きた」
サカリアスはアリアスやクロエの顔を思い出した。彼らは無事なのか。
「まだ詳細は不明だ。とにかく現場へ行こう」
運転手に行先変更を告げ、大臣は財務大臣に遅れることを伝えた。
サカリアスは第三庁舎の人々の無事を心から願った。
指紋と虹彩による生体認証でサカリアスを確認すると前面と両側面にスクリーンやパネルが表示された。
コントロールパネルの表示面積が減った代わりに外部を映すスクリーンの面積が増え解像度が上がっているようだった。外にいるファン・ソーメレンの銀色の髪が輝いて見えた。
アルマズ博士の声がスピーカーから聞こえた。
『カメラ作動してますか』
博士の声もはっきりと聞こえる。
「カメラは良好。よく見える。音声もクリアだ」
『コントロールパネルの位置は調節できます。音声で指示してください』
アリアスの声もよく聞こえた。
「了解。コントロールパネル右20センチ移動」
即座に表示が移動した。
「脳波でコントロールできないのか」
『人工頭脳を起動すればできます』
「了解」
出撃モードの場合は搭乗するとすでに人工頭脳は起動しているが、試乗モードでは音声で起動を命じるか、起動スイッチを押さないと起動しない。
「人工頭脳起動」
サカリアスのコマンドは単純だった。
『こんにちは』
「はあ? おい、何の真似だ!」
人工頭脳は女性の声だった。しかも、アマンダの声にそっくりだった。悪ふざけにもほどがある。
『カリス中尉、落ち着いてください』
これもアマンダの声だった。
「馬鹿野郎! これが落ち着いてられるか!」
『中尉、どうされましたか』
アリアスの声が聞こえた。コックピット内の音声は外にも聞こえるようになっていた。
「大丈夫だ。音声が設定と変わっていた」
『おかしいですね。データに改編は加えていません』
サカリアスは動揺を悟られぬように呼吸を整えた。
「いつから女の声になった。設定は男のはずだ」
『お気に召さないようですので、いつもの設定に戻ります』
人工頭脳の女の声が途中から男の声に変化するさまはサカリアスだけでなく、外の人々にも珍しいようだった。
アルマズ博士が尋ねた。
『今の女性の声は知り合いのものかな?』
「はあ。どうもこの人工頭脳は悪ふざけが過ぎる」
『興味深い現象だな』
学者にとっては興味深い現象だが、サカリアスにとってはそれどころではない。アマンダの声を聞いたこともないはずなのに。恐らく一回だけ乗せたアマンダの体形や見た目を学習し声を合成したのだろう。とんでもない機能を持った人工頭脳である。あの時、アマンダは宇宙服を着ていたというのに。
その後はシミュレーションソフトを使っての模擬戦闘だった。
確かに反応は速くなっていた。だが、実際のマシンに接続しているわけではない。マシンの駆動性も耐久性も三倍の速さに適応していなければ使えない。
試乗実験が終わり、サカリアスは久しぶりの搭乗に少しばかり頭痛を感じた。
「久しぶりのせいか少し頭痛がする」
『脳波に乱れはありませんから、心配はいりません。もし降りた後も続くようなら頭痛薬を処方しておきます』
アルマズ博士の言う通り心配はないかもしれなかった。
人工頭脳を終了させようとするとコントロールパネル画面の下段に「特殊軍用通信あり」というメッセージが表示された。
忘れるところだった。サカリアスはパネルのダウンロードの表示に親指で触れた。指紋認証しましたとメッセージが表示された。
すぐに自分の携帯端末にメールが着信した。
一体イグナシオ・ブルーノは何を知らせようとしているのか。海賊の残党の件であろうか。
端末のメールソフトを開いた。
これは極秘情報である。
まだ帝國統合本部に報告されていないが、正確な情報が集まった段階で報告されるから時間の問題だろう。
本日コーンウェルで市民による武力蜂起事件が発生したとチャンドラー基地から通報があった。
クライフのスタジアムに於いて配布された文書の内容とスナイデルのデモでの皇帝退位を要求するメッセージの写真がケプラー星系のコーンウェル及び、マクベイン、ハイスミス、ドイル、クリスティの各惑星に拡散した。
その影響でコーンウェルの市民がチャンドラー基地を襲い武器を奪った。
また基地の兵士の多くが市民に協力しているとの未確認情報もある。
平定のためコーンウェルに出撃予定だが、スーシェ基地の幹部の間では市民に対する攻撃の是非をめぐって意見が割れている。
今スーシェ基地に戻れば巻き込まれる。
首都で耐えろ。
サカリアスは叫びそうになったが、じっと堪えた。
軍人の一人として首都にいるわけにはいかない。が、叔父イグナシオ・ブルーノはサカリアスが巻き込まれることを恐れているようだった。
しかも姉が査問会にかけられるかもしれない。もし爵位や領地を剥奪されたらアマンダの今後が不安定になる。そんな時にスーシェに戻ることなどできない。
無論、帝國を我が物にするためには、辺境の星系の反乱は願ってもないことだった。皇帝の退位を願う国民の動きは追い風になる。しかしながら、サカリアスはそれを利用する手段をまだ持たない。下手にここで旗揚げなどしたら、兄たちに体よく潰される。
サカリアスはコックピットから出た。
「頭痛はどうですか」
心配そうな顔のファン・ソーメレンの言葉で頭痛があったことを思い出した。
「もう大丈夫です」
あのメールのおかげか、頭痛はきれいさっぱりなくなっていた。
だが新たな苦悩がサカリアスを責め苛んでいた。
「今日のところはここまでですね。明日、実機をつかって試運転をしましょう。アリアス君、中尉を第三庁舎に送ってくれ。私はアルマズ博士と人工頭脳のデータを分析する」
ファン・ソーメレンはそう言うと自分の端末の前に座った。
宇宙軍の基地の門をアリアスの運転する公用車で出てすぐにサカリアスの携帯端末の着信音が鳴った。
軍務大臣ファン・デル・ヘイデンからだった。
『今いいかね』
「はい。基地から庁舎に移動中です」
『ちょうどよかった。庁舎には戻らずに公邸に帰って来てくれないか。話がある』
姉のことだろうとサカリアスは思った。
「かしこまりました」
通話を終えるとアリアスは言った。
「彼女からじゃないようですね」
「残念ながら。申し訳ないが、庁舎ではなく軍務大臣公邸に行ってもらえないか」
「え!」
「大臣閣下の命令だ」
「かしこまりました」
カリス中尉が大臣公邸から通っているとは知らないアリアスは驚きながらも、官庁街へ向かう道路から公邸街への近道となる通りへ左折した。
「大臣閣下が何の用でしょうかね」
「H・F・Mの件だろう。私はパイロットだから」
公邸街は高く長い塀が続いている。似たような屋敷が続いている上にどこも表札の類をつけていない。サカリアスは歩きながら軍務大臣公邸の位置を覚えていたので、アリアスに指示を出した。
警備兵が立つ門の前で車を停めたアリアスに礼を言ってサカリアスは正門の脇の門から入って行った。
その慣れた様子に、アリアスは一体カリス中尉は何者だろうかと思った。
サカリアスを出迎えたのはマリコ夫人ではなくメイドだった。メイドは応接室に案内した。
応接室では大臣が今や遅しと待ち構えていた。この様子ではまだコーンウェルの武力蜂起の報は入っていないらしい。
「ただいま戻りました。閣議の件、知らせてくださりありがとうございます」
「うむ。その件でこれから宮殿に行く」
「え?」
「恐らく今頃総理が奏上している頃だ。だが、君は姉上の実際の仕事を見ていたはずだ。それを陛下に伝えれば、御心が変わるかもしれぬ」
「変わるでしょうか。陛下は家族の情よりも帝國のことを考えておいでです」
「だったら、何故君の兄上達を放置している? 宮内省でも彼らへの歳費に苦慮している。私の他に財務大臣と教育大臣、法務大臣も参内する」
どうやら閣議の結果に不満を持つ閣僚は少なからずいるらしい。財務大臣のマドリガルには会っておきたかったので、これはいい機会かもしれない。
「かしこまりました」
「では支度を。20分後に」
サカリアスはシャワーを7分で浴び7分で着替え玄関前の車寄せに立った。
「早いな」
やや遅れて出て来た大臣にサカリアスは言った。
「5分前集合ですから」
「そうだった。いい心掛けだ」
公用車の後部座席に座ったのはちょうど5時だった。遠くで爆発音のようなものが聞こえたような気がした。
「なんでしょう、今の音は」
「何か聞こえたのか」
隣に座る大臣には聞こえなかったらしい。
「はい。爆発音のような音です」
「さすがはパイロットだな。五感がいい。だが、もしそうなら一大事だ」
とりあえず大臣は車を出させた。
公邸街から官庁街へと出るところで大臣の携帯端末の着信音が響いた。
「私だ。……何! わかった」
よはりよからぬことが起きたらしい。大臣の顔色がよくない。
「第三庁舎で爆発が起きた」
サカリアスはアリアスやクロエの顔を思い出した。彼らは無事なのか。
「まだ詳細は不明だ。とにかく現場へ行こう」
運転手に行先変更を告げ、大臣は財務大臣に遅れることを伝えた。
サカリアスは第三庁舎の人々の無事を心から願った。
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
お知らせ有り※※束縛上司!~溺愛体質の上司の深すぎる愛情~
ひなの琴莉
恋愛
イケメンで完璧な上司は自分にだけなぜかとても過保護でしつこい。そんな店長に秘密を握られた。秘密をすることに交換条件として色々求められてしまう。 溺愛体質のヒーロー☓地味子。ドタバタラブコメディ。
2021/3/10
しおりを挟んでくださっている皆様へ。
こちらの作品はすごく昔に書いたのをリメイクして連載していたものです。
しかし、古い作品なので……時代背景と言うか……いろいろ突っ込みどころ満載で、修正しながら書いていたのですが、やはり難しかったです(汗)
楽しい作品に仕上げるのが厳しいと判断し、連載を中止させていただくことにしました。
申しわけありません。
新作を書いて更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
お詫びに過去に書いた原文のママ載せておきます。
修正していないのと、若かりし頃の作品のため、
甘めに見てくださいm(__)m
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる