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第一章 星の離宮
03 皇帝の男
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頭が燃えている。
気配に振り返って、その人を初めて見た時、アマンダはそう思った。
けれどすぐに、それは錯覚で髪が火のように赤いからだと気付いた。
家令のトマスはアマンダの後を追いかけるようにドアを開けて玄関ホールに入って来た男を見ていつものように感情を交えず口を開いた。
「殿下、ドアはもう少し丁寧に開けてくださいませんか」
アマンダはトマスの知り合いらしいと知り少しほっとした。
「トマスか、おまえがここにいたとは。主はいるか」
その人もトマスに親し気に話しかけたので、アマンダは大丈夫だと思った。トマスは表情を変えないので怖く見えるが、悪い人ではない。弟のウンベルトと妹のイリスが庭で遊んでいるのを微笑みながら見ているのをアマンダは見てしまった。子どもが声を上げて遊んでいるのを咎めるような人ではないからトマスはいい人だと思った。そんなトマスの知り合いだから悪い人のはずがない。
アマンダはホールの椅子に腰かけて二人のやり取りを見ていた。
「お約束はなさっていますか?」
「約束? しないと会えないのか。母上も約束なしで来るんだろう」
「陛下はこの宮の持ち主です。約束は不要です」
「どうせ、母上の相手をする以外は暇なんだろう。話くらいさせてくれ」
この人は陛下の子どもらしい。一体何番目なのだろう。アマンダはここに来るまで陛下の子どもが何人いるか知らなかった。貴族学校に転校して、最初に仲良くなったモニカのほうがよほど詳しかった、モニカの話では10人いるということだった。
でも、お父様のことを暇なんだろうと言っている。そんなことはないのに。お父様はここに来る前と同じように、いつも書斎で本を読んで書き物をしていらっしゃるのに。
「トマス、お客様か」
階段を下りて来る足音とともに父の声が聞こえたので、アマンダは振り返った。
「ただいま、お父様」
父はいつもと変わらぬ優しい笑顔を娘に向けた。
「お帰り、アマンダ。二階からもおまえの声はよく聞こえたよ。部屋へ行きなさい」
「はい」
通学鞄を持ってアマンダは父が下りて来た階段を上って二階の自室に向かった。大人の話に口を挟んではいけないことぐらい、アマンダもわかっていた。
「御令嬢か」
サカリアスの問いにレオポルドは目を伏せてさようでございますと答え、遅ればせながらと挨拶をした。
「殿下にはお初に御目にかかります。レオポルド・ホルヘ・サパテロにございます。よしなにお引き回しのほどを」
呆れるほどにへりくだった態度だった。やはり公務員をしていた平民には少しは慎みがあるのだろう。母の愛人の多くは同じ平民でも少々品が悪かった。大抵寵愛を笠に着て、若いサカリアスにまともに挨拶などしなかった。皇配である父が雪の離宮に閉じこもり、政治的な権力を持たないためでもあろう。
「レオポルドか」
「アギレラ大公にございます」
トマスは補足した。
「母上も酔狂だな、大公の称号を下賜するとは」
「祖父の代までは大公でした」
「え?」
レオポルドの言葉にサカリアスは耳を疑った。この色の白い優男の祖父が大公だったとは。
「お恥ずかしい話ですが、祖父が借財を抱え称号を返上したのです。陛下が称号を名乗れるように計らってくださいました」
貴族が貴族としての生活を維持できない、義務を果たせないという理由で称号や爵位を返上するというのはごく稀にあった。借財ということは、事業か領地の運営の失敗であろうか。
「よかったな。母上に拾われて」
そういう言い方をしてしまうのが、サカリアスの悪いクセだった。自分が会いに来たのに、これでは追い返されても仕方ないなと思った。
「はい。おかげさまで、子ども達にいい教育を受けさせられます」
サカリアスには思いも寄らぬ答えだった。
「特に上の娘には家事の多くをさせておりましたので。勉強する時間ができて私も安堵しております」
一体、父親と子ども三人でどういう暮らしをしていたのだろうか。サカリアスには想像が及ばなかった。
「家事を手伝う者を雇えばいいではないか」
「おそれながら私どものような者はそこまでゆとりはないのです。それでも幸いなことに家族四人贅沢をしなければ暮らしていける給金をいただいておりました。しかしながら、それすらもできぬ、日々生きていくにも苦労する市民もおります。私の勤め先の福祉事務所はそのような市民のためにあります。そこに陛下が視察にお出ましになられた。帝國市民のことを案じてくださっていると私は嬉しく思ったものでした」
サカリアスはここへ来る途中で見た老人たちと子どものことを思い出していた。
「福祉事務所は仕事をしているのか。この離宮の近くに、物乞いの老人たちや子どもがいたぞ」
トマスが咳払いをした。どうやら皇帝陛下の政治についての批判になると思ったらしい。ここは皇帝所有の離宮である。どこかに盗聴器が仕掛けられていてもおかしくない。皇帝への不敬の発言があれば、たとえ血縁であっても処罰されるのだ。
「トマス、サンルームにお茶の用意を」
レオポルドは命じた。トマスはかしこまりましたと言い、下がった。
「殿下、お時間がおありなら、お茶はいかがですか」
「構わない。舞踏会までは時間がある。大公も舞踏会の支度があるのではないか、いいのか」
「私は出席いたしません」
驚きだった。母の愛人、しかも大公である男が舞踏会に出席しないとは。
「よく母上が許したな」
「陛下から出ぬようにと」
ますますもって訳がわからなかった。母は幾人もの愛人を舞踏会や夜会等に同伴させていた。それなのに、こんな美男子を見せびらかしたいとは思わぬのだろうか。
「私のような者では社交の役には立たぬと思し召しなのでしょう」
そんなことはあるまいとサカリアスは思う。彼が出席すれば、大勢の夫人や令嬢が群がるだろうと想像した瞬間、悟った。皇帝は彼を女達の目に晒したくないのではないか。
今までの愛人たちとは別格の扱いらしい。よほど母はこの男を気に入ったのか。
サカリアスはレオポルドの案内で庭に面したサンルームに入った。
初夏の日差しのせいか、少し暑かった。
「空気を入れましょう」
レオポルドは掃き出し窓を開けた。庭の植物が発する匂いが入り込んできた。先ほどかいだジャスミンの香りもほのかにした。
サカリアスは籐の椅子に腰かけ、庭を見た。
丈の低い植物の間を駆けまわる子ども二人の姿が見えた。
「息子と下の娘です」
「息子さんは学校は?」
初等学校に通っていてもおかしくない背丈に見えたので尋ねた。
「9月からです。早産だったので発育が遅く一年遅れの入学になります。今はナニーが下の娘と一緒に面倒を見てくれるので助かっています」
ということは、さっき見たあの娘はナニーの役割までしていたということか。ますます天使めいているとサカリアスは思った。
そこへトマスがワゴンを押して入って来た。お茶とお菓子をテーブルの上にセットすると、さっと出て行った。
「先ほどの物乞いの話、詳しく聞かせていただけませんか」
レオポルドの言葉がサカリアスを現実に引き戻した。
一時間後、サカリアスはレオポルドと三人の子ども達に見送られて星の離宮を後にした。
門を出ると宮殿から迎えの車が来ていた。
座席に身体を沈めながら来てよかったと思った。
アギレラ大公レオポルド・ホルヘ・サパテロは今までの皇帝の愛人とは全く違っていた。
彼は母の愛人になっても、以前の職を忘れずに社会福祉の研究をしていた。
軍人としての教育を受けているサカリアスにとって、福祉はまったく未知の世界だった。
だが、レオポルドの熱のこもった話を聞いているうちに、もっと早く知りたかったと思った。
そして、彼に対する畏敬の念も湧いてきた。
また来ていいかと言うと、大公は勿論ですと答えた。
その日の夕食の席で、アマンダは父に今日来た真っ赤な髪の人は何番目の皇子様か尋ねた。
「八番目の皇子様、サカリアス様と仰せになる」
「サカリアス様」
「なんだかこわい顔してたよ」
ウンベルトが呟いた。アマンダは臆病な弟を安心させようと思った。
「怖い人じゃないと思うわ。トマスと仲がいいみたいだから」
「そうだよ。人は見かけと同じとは限らない」
父親はそう言った後、壁にかけられている皇帝の肖像画を見た。
そこには威厳ある堂々たる姿が描かれていた。
その時のアマンダには何故父が肖像画に目を向けたのかわからなかった。
気配に振り返って、その人を初めて見た時、アマンダはそう思った。
けれどすぐに、それは錯覚で髪が火のように赤いからだと気付いた。
家令のトマスはアマンダの後を追いかけるようにドアを開けて玄関ホールに入って来た男を見ていつものように感情を交えず口を開いた。
「殿下、ドアはもう少し丁寧に開けてくださいませんか」
アマンダはトマスの知り合いらしいと知り少しほっとした。
「トマスか、おまえがここにいたとは。主はいるか」
その人もトマスに親し気に話しかけたので、アマンダは大丈夫だと思った。トマスは表情を変えないので怖く見えるが、悪い人ではない。弟のウンベルトと妹のイリスが庭で遊んでいるのを微笑みながら見ているのをアマンダは見てしまった。子どもが声を上げて遊んでいるのを咎めるような人ではないからトマスはいい人だと思った。そんなトマスの知り合いだから悪い人のはずがない。
アマンダはホールの椅子に腰かけて二人のやり取りを見ていた。
「お約束はなさっていますか?」
「約束? しないと会えないのか。母上も約束なしで来るんだろう」
「陛下はこの宮の持ち主です。約束は不要です」
「どうせ、母上の相手をする以外は暇なんだろう。話くらいさせてくれ」
この人は陛下の子どもらしい。一体何番目なのだろう。アマンダはここに来るまで陛下の子どもが何人いるか知らなかった。貴族学校に転校して、最初に仲良くなったモニカのほうがよほど詳しかった、モニカの話では10人いるということだった。
でも、お父様のことを暇なんだろうと言っている。そんなことはないのに。お父様はここに来る前と同じように、いつも書斎で本を読んで書き物をしていらっしゃるのに。
「トマス、お客様か」
階段を下りて来る足音とともに父の声が聞こえたので、アマンダは振り返った。
「ただいま、お父様」
父はいつもと変わらぬ優しい笑顔を娘に向けた。
「お帰り、アマンダ。二階からもおまえの声はよく聞こえたよ。部屋へ行きなさい」
「はい」
通学鞄を持ってアマンダは父が下りて来た階段を上って二階の自室に向かった。大人の話に口を挟んではいけないことぐらい、アマンダもわかっていた。
「御令嬢か」
サカリアスの問いにレオポルドは目を伏せてさようでございますと答え、遅ればせながらと挨拶をした。
「殿下にはお初に御目にかかります。レオポルド・ホルヘ・サパテロにございます。よしなにお引き回しのほどを」
呆れるほどにへりくだった態度だった。やはり公務員をしていた平民には少しは慎みがあるのだろう。母の愛人の多くは同じ平民でも少々品が悪かった。大抵寵愛を笠に着て、若いサカリアスにまともに挨拶などしなかった。皇配である父が雪の離宮に閉じこもり、政治的な権力を持たないためでもあろう。
「レオポルドか」
「アギレラ大公にございます」
トマスは補足した。
「母上も酔狂だな、大公の称号を下賜するとは」
「祖父の代までは大公でした」
「え?」
レオポルドの言葉にサカリアスは耳を疑った。この色の白い優男の祖父が大公だったとは。
「お恥ずかしい話ですが、祖父が借財を抱え称号を返上したのです。陛下が称号を名乗れるように計らってくださいました」
貴族が貴族としての生活を維持できない、義務を果たせないという理由で称号や爵位を返上するというのはごく稀にあった。借財ということは、事業か領地の運営の失敗であろうか。
「よかったな。母上に拾われて」
そういう言い方をしてしまうのが、サカリアスの悪いクセだった。自分が会いに来たのに、これでは追い返されても仕方ないなと思った。
「はい。おかげさまで、子ども達にいい教育を受けさせられます」
サカリアスには思いも寄らぬ答えだった。
「特に上の娘には家事の多くをさせておりましたので。勉強する時間ができて私も安堵しております」
一体、父親と子ども三人でどういう暮らしをしていたのだろうか。サカリアスには想像が及ばなかった。
「家事を手伝う者を雇えばいいではないか」
「おそれながら私どものような者はそこまでゆとりはないのです。それでも幸いなことに家族四人贅沢をしなければ暮らしていける給金をいただいておりました。しかしながら、それすらもできぬ、日々生きていくにも苦労する市民もおります。私の勤め先の福祉事務所はそのような市民のためにあります。そこに陛下が視察にお出ましになられた。帝國市民のことを案じてくださっていると私は嬉しく思ったものでした」
サカリアスはここへ来る途中で見た老人たちと子どものことを思い出していた。
「福祉事務所は仕事をしているのか。この離宮の近くに、物乞いの老人たちや子どもがいたぞ」
トマスが咳払いをした。どうやら皇帝陛下の政治についての批判になると思ったらしい。ここは皇帝所有の離宮である。どこかに盗聴器が仕掛けられていてもおかしくない。皇帝への不敬の発言があれば、たとえ血縁であっても処罰されるのだ。
「トマス、サンルームにお茶の用意を」
レオポルドは命じた。トマスはかしこまりましたと言い、下がった。
「殿下、お時間がおありなら、お茶はいかがですか」
「構わない。舞踏会までは時間がある。大公も舞踏会の支度があるのではないか、いいのか」
「私は出席いたしません」
驚きだった。母の愛人、しかも大公である男が舞踏会に出席しないとは。
「よく母上が許したな」
「陛下から出ぬようにと」
ますますもって訳がわからなかった。母は幾人もの愛人を舞踏会や夜会等に同伴させていた。それなのに、こんな美男子を見せびらかしたいとは思わぬのだろうか。
「私のような者では社交の役には立たぬと思し召しなのでしょう」
そんなことはあるまいとサカリアスは思う。彼が出席すれば、大勢の夫人や令嬢が群がるだろうと想像した瞬間、悟った。皇帝は彼を女達の目に晒したくないのではないか。
今までの愛人たちとは別格の扱いらしい。よほど母はこの男を気に入ったのか。
サカリアスはレオポルドの案内で庭に面したサンルームに入った。
初夏の日差しのせいか、少し暑かった。
「空気を入れましょう」
レオポルドは掃き出し窓を開けた。庭の植物が発する匂いが入り込んできた。先ほどかいだジャスミンの香りもほのかにした。
サカリアスは籐の椅子に腰かけ、庭を見た。
丈の低い植物の間を駆けまわる子ども二人の姿が見えた。
「息子と下の娘です」
「息子さんは学校は?」
初等学校に通っていてもおかしくない背丈に見えたので尋ねた。
「9月からです。早産だったので発育が遅く一年遅れの入学になります。今はナニーが下の娘と一緒に面倒を見てくれるので助かっています」
ということは、さっき見たあの娘はナニーの役割までしていたということか。ますます天使めいているとサカリアスは思った。
そこへトマスがワゴンを押して入って来た。お茶とお菓子をテーブルの上にセットすると、さっと出て行った。
「先ほどの物乞いの話、詳しく聞かせていただけませんか」
レオポルドの言葉がサカリアスを現実に引き戻した。
一時間後、サカリアスはレオポルドと三人の子ども達に見送られて星の離宮を後にした。
門を出ると宮殿から迎えの車が来ていた。
座席に身体を沈めながら来てよかったと思った。
アギレラ大公レオポルド・ホルヘ・サパテロは今までの皇帝の愛人とは全く違っていた。
彼は母の愛人になっても、以前の職を忘れずに社会福祉の研究をしていた。
軍人としての教育を受けているサカリアスにとって、福祉はまったく未知の世界だった。
だが、レオポルドの熱のこもった話を聞いているうちに、もっと早く知りたかったと思った。
そして、彼に対する畏敬の念も湧いてきた。
また来ていいかと言うと、大公は勿論ですと答えた。
その日の夕食の席で、アマンダは父に今日来た真っ赤な髪の人は何番目の皇子様か尋ねた。
「八番目の皇子様、サカリアス様と仰せになる」
「サカリアス様」
「なんだかこわい顔してたよ」
ウンベルトが呟いた。アマンダは臆病な弟を安心させようと思った。
「怖い人じゃないと思うわ。トマスと仲がいいみたいだから」
「そうだよ。人は見かけと同じとは限らない」
父親はそう言った後、壁にかけられている皇帝の肖像画を見た。
そこには威厳ある堂々たる姿が描かれていた。
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