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太陽の国から来た男
8 恋心
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夜明け間近、カロリーネはベッドからそっと離れた。イクサブロウは眠っている。
身支度を整えた後、ベッドの横に立って寝顔を見下ろした。まるで子どものようにあどけなく見えた。けれど、彼はカロリーネの身体を十分に満足させた。たぶん、初めてではないのだろう。一体、誰が初めてをと思ったが、考えても仕方のないことだった。時は戻らない。
音を立てぬように窓際まで歩き、窓を上げた。腰よりやや高い窓枠に手を掛け外に出て窓を閉めると、東の空が白くなっている。
カロリーネは身を翻し、蝙蝠の姿となって屋敷へと急いだ。
クロードへの申し訳なさをわずかばかり感じながら。
屋敷に戻ると、テレーズの用意していたお湯のおかげですぐにバスルームで身を清めることができた。
お湯につかりイクサブロウに口づけられた乳首を見ると、いつになく色が濃く見えた。ついあれこれ思い出され、下腹部がじわりと熱くなってきた。
ベッドに入るとすぐに眠りに落ちた。
マリイもルイーズも事情を察していた。
「あれから二十年以上たっているのですもの、奥様はよく辛抱されていたわ」
「若い男のようだけれど、大丈夫かしら」
「旦那様以上の方はそうそういるものではありませんよ」
二人の未亡人の話を聞きながら、テレーズは思う。好奇心旺盛な奥様にとって若いジルパンの男は旦那様以上かもしれないのにと。
深い眠りから覚めると、日はすでに西に傾いていた。カロリーネはまだ心地よい疲れの中にあり、布団から出ずに昨夜のことを思い返していた。
あれはまさしく東洋の神秘だった。しなやかで硬いイクサブロウの一物に翻弄され、ひたすらに快楽を貪る歓びは、クロードに教えられた快楽を越えていた。
今宵もまたと思うと、胸が高鳴る。
が、昨夜交わした言葉が思い出された。
巫山の夢とイクサブロウは言った。夢の中の女神との交わり。はかない一度だけの。
ということは、イクサブロウはただ一夜のことと思っているのか。
カロリーネは愕然とした。
身体は彼の身体をしっかりと覚えていて、思い出すだけで泉から水が湧き出し、花びらは震えそうになるのに。
胸焦がして今宵を待っているのに。
やはり、国に恋人がいるのだろうか。留学生には結婚している者もいるとアレックスは言っていた。よもや妻子がいるのではないか。だから一夜の火遊びと思って、あのようなことを言ったのかもしれぬ。
我が身を振り返れば、決してイクサブロウとの関係は表沙汰にはできぬことだった。表向きは未亡人となっているカロリーネは貞潔でなければならなかった。ただ一夜の過ちということになるのか。
だが、過ちと言うには余りに甘美な一夜だった。何もかも忘れてお互いを求め合い、お互いを貪り合ったのだ。忘れられるわけがない。もう一度と願うのはいけないことなのだろうか。
せめてもう一度。口づけて、抱き締めて、あの可愛い鋼のドラゴンをこの身に迎え入れて……。
想像するだけで、全身が熱くなってきた。今すぐにでもあの屋根裏部屋に飛び込みたかった。
けれど、イクサブロウは受け入れてくれるだろうか。カロリーネは怖くなった。
今夜、部屋に行ったら嫌われてしまうかもしれない。
初めて感じた恐怖だった。これまで幾度も命の危機はあった。だが、その恐怖から逃れることは簡単だった。蝙蝠に姿を変えれば逃げられた。
だが、今感じている恐怖はそれとは質が違う。イクサブロウに拒まれるのではないか。嫌われるのではないか。
昨夜は求めてくれたけれど、巫山の夢という女神との契りの話をしたということは、もうあれきりで終わりということなのではないか。王と女神との契りは一度きりだからこそ、雲や雨になると女神は言ったのではないのか。
もしかすると、故国にいるかもしれない妻子か恋人に申し訳ないと思って、カロリーネを拒むのではないか。
考え始めるときりがなかった。
こんなことは初めてだった。
クロードと一緒にいる時は嫌われたらどうしようなどと思ったことはなかった。クロードはカロリーネが無知な田舎娘であった頃から変わらぬ愛情を注いでくれた。何があってもカロリーネを変わらぬ愛で包んでくれた。
だが、イクサブロウについては、まったくわからなかった。確かに昨夜二人は熱く愛を交わし合った。けれど、それが永遠のものなのか、カロリーネには確証がなかった。
忘れられない夜を過ごしたのに、どうしてこんなにも不安なのか。カロリーネは初めての不安に押しつぶされそうだった。
「奥様、御目覚めですか」
部屋の外でテレーズの声がした。すっかり日が暮れたようだ。カロリーネはベッドから出て、テレーズの用意した洗顔用のぬるま湯で顔を洗い、身だしなみを整えた。
乱れた髪を梳きながらテレーズは言った。
「髪型、少し変えますね」
いつもならひっつめにしている髪をテレーズは下ろし、巻き髪にした。
姿形だけならカロリーネは十代後半から年をとっていない。ひっつめにして未亡人然としているが、普通なら巻き髪にしてもおかしくない年頃なのだ。
「よくお似合いです」
鏡に映らないからテレーズの言葉だけが頼りだった。
「今朝の奥様はいつもよりずっとお奇麗で幸せそうに見えます」
テレーズの言葉は嬉しい。けれど、本当にそうなのだろうか。ミャーロッパの者ではないイクサブロウが見たら違うのではないだろうか。
そういえばジルパンの版画の女はほっそりとして目が細く口も小さい。カロリーネは鏡を見なくても自分の顔がそれとまったく違うことを知っている。
なぜ、私はジルパンに生まれなかったのだろう。生まれて初めて感じた思いだった。
生まれる場所など選べないことくらいわかっている。いや、生まれることも死ぬことも生き物には選べないのだ。
どうしようもないこととわかってはいても、思いはカロリーネの心の中で膨らんでいく。
版画のようにほっそりとした身体で髪は黒く、肌はきめ細かく、目が細く、口が小さかったら、イクサブロウはもっと喜んでくれたのではないか。
もしかすると、あの絵のような妻か恋人が国で待っているのではないか。彼女に会えぬ寂しさで、つい近くにいたカロリーネを欲しいと言い、抱いたのではないか。本当に抱きたいのは、あの絵のような女なのではないか。
そういえば、ジルパンに行ったことのあるボージルトはかの国に愛人がいて子まで生したという。ネルランドの船乗り達もジルパンの女は素晴らしいと口々にほめそやしていた。
きっとイクサブロウも本当はジルパンの女がいいに違いない。異郷に来た寂しさでついカロリーネを抱いたのではないか。欲しい、忘れないと言ったのは嘘ではないかもしれないないが、ジルパンに帰ったら愛する人に同じことを囁くのではないか。
ますます気持ちが落ち込んでゆく。
「奥様、どうされたのですか」
テレーズの声で我に返った。
「なんでもないわ」
「それならば、なぜ、下ばかり向いておいでなのですか。もしや、昨夜何か気掛かりなことでもあったのですか。怪しい者が徘徊していたのでは」
テレーズにはカロリーネの落ち込みはお見通しだったらしい。だが、使用人を不安にさせるべきではない。必要もないのに命の危険を感じさせるような態度をとるのは主として失格だった。
「大丈夫。怪しい者達はいないわ」
カロリーネは背筋を伸ばし、まっすぐ前を見て言った。
「奥様、何があったか存じませんが、私どもは奥様の手足です。なんなりとお命じください」
「ありがとう」
夕食のため、階下の食堂に下りると、マリイとルイーズが待ち構えていた。
「おはようございます」
彼女達の料理の腕はその辺の飲食店のコックにも負けなかった。今夜も腕によりをかけてパンを焼きスープと肉料理とデザートをこしらえていた。彼女達は美食の国フロランの料理もカロリーネの故郷ナストリアの菓子もお手の物だった。
おいしい料理は心を温める。血の味もいいが、料理には作った者の思いがある。料理を食べることは心を食べる贅沢な営みかもしれない。
カロリーネの波立っていた感情は温かい料理で少しだけ落ち着いた。
身支度を整えた後、ベッドの横に立って寝顔を見下ろした。まるで子どものようにあどけなく見えた。けれど、彼はカロリーネの身体を十分に満足させた。たぶん、初めてではないのだろう。一体、誰が初めてをと思ったが、考えても仕方のないことだった。時は戻らない。
音を立てぬように窓際まで歩き、窓を上げた。腰よりやや高い窓枠に手を掛け外に出て窓を閉めると、東の空が白くなっている。
カロリーネは身を翻し、蝙蝠の姿となって屋敷へと急いだ。
クロードへの申し訳なさをわずかばかり感じながら。
屋敷に戻ると、テレーズの用意していたお湯のおかげですぐにバスルームで身を清めることができた。
お湯につかりイクサブロウに口づけられた乳首を見ると、いつになく色が濃く見えた。ついあれこれ思い出され、下腹部がじわりと熱くなってきた。
ベッドに入るとすぐに眠りに落ちた。
マリイもルイーズも事情を察していた。
「あれから二十年以上たっているのですもの、奥様はよく辛抱されていたわ」
「若い男のようだけれど、大丈夫かしら」
「旦那様以上の方はそうそういるものではありませんよ」
二人の未亡人の話を聞きながら、テレーズは思う。好奇心旺盛な奥様にとって若いジルパンの男は旦那様以上かもしれないのにと。
深い眠りから覚めると、日はすでに西に傾いていた。カロリーネはまだ心地よい疲れの中にあり、布団から出ずに昨夜のことを思い返していた。
あれはまさしく東洋の神秘だった。しなやかで硬いイクサブロウの一物に翻弄され、ひたすらに快楽を貪る歓びは、クロードに教えられた快楽を越えていた。
今宵もまたと思うと、胸が高鳴る。
が、昨夜交わした言葉が思い出された。
巫山の夢とイクサブロウは言った。夢の中の女神との交わり。はかない一度だけの。
ということは、イクサブロウはただ一夜のことと思っているのか。
カロリーネは愕然とした。
身体は彼の身体をしっかりと覚えていて、思い出すだけで泉から水が湧き出し、花びらは震えそうになるのに。
胸焦がして今宵を待っているのに。
やはり、国に恋人がいるのだろうか。留学生には結婚している者もいるとアレックスは言っていた。よもや妻子がいるのではないか。だから一夜の火遊びと思って、あのようなことを言ったのかもしれぬ。
我が身を振り返れば、決してイクサブロウとの関係は表沙汰にはできぬことだった。表向きは未亡人となっているカロリーネは貞潔でなければならなかった。ただ一夜の過ちということになるのか。
だが、過ちと言うには余りに甘美な一夜だった。何もかも忘れてお互いを求め合い、お互いを貪り合ったのだ。忘れられるわけがない。もう一度と願うのはいけないことなのだろうか。
せめてもう一度。口づけて、抱き締めて、あの可愛い鋼のドラゴンをこの身に迎え入れて……。
想像するだけで、全身が熱くなってきた。今すぐにでもあの屋根裏部屋に飛び込みたかった。
けれど、イクサブロウは受け入れてくれるだろうか。カロリーネは怖くなった。
今夜、部屋に行ったら嫌われてしまうかもしれない。
初めて感じた恐怖だった。これまで幾度も命の危機はあった。だが、その恐怖から逃れることは簡単だった。蝙蝠に姿を変えれば逃げられた。
だが、今感じている恐怖はそれとは質が違う。イクサブロウに拒まれるのではないか。嫌われるのではないか。
昨夜は求めてくれたけれど、巫山の夢という女神との契りの話をしたということは、もうあれきりで終わりということなのではないか。王と女神との契りは一度きりだからこそ、雲や雨になると女神は言ったのではないのか。
もしかすると、故国にいるかもしれない妻子か恋人に申し訳ないと思って、カロリーネを拒むのではないか。
考え始めるときりがなかった。
こんなことは初めてだった。
クロードと一緒にいる時は嫌われたらどうしようなどと思ったことはなかった。クロードはカロリーネが無知な田舎娘であった頃から変わらぬ愛情を注いでくれた。何があってもカロリーネを変わらぬ愛で包んでくれた。
だが、イクサブロウについては、まったくわからなかった。確かに昨夜二人は熱く愛を交わし合った。けれど、それが永遠のものなのか、カロリーネには確証がなかった。
忘れられない夜を過ごしたのに、どうしてこんなにも不安なのか。カロリーネは初めての不安に押しつぶされそうだった。
「奥様、御目覚めですか」
部屋の外でテレーズの声がした。すっかり日が暮れたようだ。カロリーネはベッドから出て、テレーズの用意した洗顔用のぬるま湯で顔を洗い、身だしなみを整えた。
乱れた髪を梳きながらテレーズは言った。
「髪型、少し変えますね」
いつもならひっつめにしている髪をテレーズは下ろし、巻き髪にした。
姿形だけならカロリーネは十代後半から年をとっていない。ひっつめにして未亡人然としているが、普通なら巻き髪にしてもおかしくない年頃なのだ。
「よくお似合いです」
鏡に映らないからテレーズの言葉だけが頼りだった。
「今朝の奥様はいつもよりずっとお奇麗で幸せそうに見えます」
テレーズの言葉は嬉しい。けれど、本当にそうなのだろうか。ミャーロッパの者ではないイクサブロウが見たら違うのではないだろうか。
そういえばジルパンの版画の女はほっそりとして目が細く口も小さい。カロリーネは鏡を見なくても自分の顔がそれとまったく違うことを知っている。
なぜ、私はジルパンに生まれなかったのだろう。生まれて初めて感じた思いだった。
生まれる場所など選べないことくらいわかっている。いや、生まれることも死ぬことも生き物には選べないのだ。
どうしようもないこととわかってはいても、思いはカロリーネの心の中で膨らんでいく。
版画のようにほっそりとした身体で髪は黒く、肌はきめ細かく、目が細く、口が小さかったら、イクサブロウはもっと喜んでくれたのではないか。
もしかすると、あの絵のような妻か恋人が国で待っているのではないか。彼女に会えぬ寂しさで、つい近くにいたカロリーネを欲しいと言い、抱いたのではないか。本当に抱きたいのは、あの絵のような女なのではないか。
そういえば、ジルパンに行ったことのあるボージルトはかの国に愛人がいて子まで生したという。ネルランドの船乗り達もジルパンの女は素晴らしいと口々にほめそやしていた。
きっとイクサブロウも本当はジルパンの女がいいに違いない。異郷に来た寂しさでついカロリーネを抱いたのではないか。欲しい、忘れないと言ったのは嘘ではないかもしれないないが、ジルパンに帰ったら愛する人に同じことを囁くのではないか。
ますます気持ちが落ち込んでゆく。
「奥様、どうされたのですか」
テレーズの声で我に返った。
「なんでもないわ」
「それならば、なぜ、下ばかり向いておいでなのですか。もしや、昨夜何か気掛かりなことでもあったのですか。怪しい者が徘徊していたのでは」
テレーズにはカロリーネの落ち込みはお見通しだったらしい。だが、使用人を不安にさせるべきではない。必要もないのに命の危険を感じさせるような態度をとるのは主として失格だった。
「大丈夫。怪しい者達はいないわ」
カロリーネは背筋を伸ばし、まっすぐ前を見て言った。
「奥様、何があったか存じませんが、私どもは奥様の手足です。なんなりとお命じください」
「ありがとう」
夕食のため、階下の食堂に下りると、マリイとルイーズが待ち構えていた。
「おはようございます」
彼女達の料理の腕はその辺の飲食店のコックにも負けなかった。今夜も腕によりをかけてパンを焼きスープと肉料理とデザートをこしらえていた。彼女達は美食の国フロランの料理もカロリーネの故郷ナストリアの菓子もお手の物だった。
おいしい料理は心を温める。血の味もいいが、料理には作った者の思いがある。料理を食べることは心を食べる贅沢な営みかもしれない。
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