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戦国時代へ
石見銀山へ
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夕方4時くらいになり、小次郎は自転車に乗り、家を出た。
石見銀山までは自転車で20分程度。
そんなに遠くない。気軽に行ける距離なので昔は友達と石見銀山に遊びに行った事もある。
しかし、それは小学生の時である。
小次郎が小学生の頃は立ち入り禁止の場所が少なく、色々な場所を探検した。
だが、今は立ち入り禁止の場所が多いらしい。
小次郎はせっかく石見銀山に行くのだからついでに昔遊んだ場所にも寄りたいと思った。
そして、小次郎は家を出て5分くらいのところにあるコンビニに立ち寄った。
せっかく心霊スポットの石見銀山に観光しに行くのだから食い物を一応買って行こうと思ったのだ。
「(おにぎりにサンドイッチ、コーヒーに麦茶も買っておこうか。後、お菓子も買っていくか。)」
結局、小次郎は食べ物を沢山買い、コンビニから出た。
「(少し買いすぎたか?まぁ良いや。)」
そう言い、小次郎はリュックサックに食べ物を入れて自転車に乗る。
そして20分後、小次郎は石見銀山に到着した。
今の時刻は4時30分だ。
観光客も少なく、のんびりと観光出来そうである。
そして小次郎は石見銀山を歩くこと10分。
昔遊んだ場所が立ち入り禁止になっているのを見る。
「(うわ、ここ立ち入り禁止になっているのかよ…。懐かしいな。この先の森に秘密基地を作って遊んだのになぁ。あの秘密基地、流石に無くなっているよな。)」
そんな事を考えながら周りをキョロキョロする小次郎。
周りに誰もいないのを確認して立ち入り禁止の場所に入っていく。
「(まぁ少し入るだけならバレんだろな。あの秘密基地残っていたら嬉しいな。」
そんなこんな考えながら小次郎は森の中に進むこと30分。
おかしい。昔遊んだ秘密基地どころか遊んだと思われる場所すら無いのである。
今の時刻はちょうど5時。
「(周りも大分暗くなってきたし、そろそろ引き返すか。)」
そう思い、元の場所に戻るためにしばらく歩く。
しかしである。何かがおかしい。
いくら歩いても元の場所に戻れないのだ。
「(アレ?もしかして迷った?)」
小次郎が気付いたときにはもう手遅れであった。
周りはかなり暗くなり、しかも森の中である。
完全に迷子になったのである。
「(参ったな。とは言え、このままじゃダメだな。とりあえず歩こう。)」
小次郎は迷子になったが、迷わず前に歩き続けた。
しかし、歩いても全く同じ景色が続いていく。
そして、いつの間にか完全に周りが真っ暗になった。
「(アレ?おかしい。いくら歩いても同じ景色ばかりだ。)」
小次郎は次第に焦ってきて、少しイライラしてきた。
その時だ。懐中電灯を付けて歩いていると昔遊んだ洞窟を見つけた。
小次郎は洞窟の前に行き、周りを見渡す。
「うん、ここだ。この洞窟の中に秘密基地を作って遊んだんだ。」
思わず声が出たが、ここから元の場所への戻り方なら分かる。
来た時は分からなかったが、この位地からだと元の場所がよく分かる。
どうやら昔にはなかった木や、看板等で見付けにくかったみたいだ。
少し「ホッ」とした小次郎はせっかくなので洞窟の中へ行き、昔作った秘密基地を見に行った。
石見銀山までは自転車で20分程度。
そんなに遠くない。気軽に行ける距離なので昔は友達と石見銀山に遊びに行った事もある。
しかし、それは小学生の時である。
小次郎が小学生の頃は立ち入り禁止の場所が少なく、色々な場所を探検した。
だが、今は立ち入り禁止の場所が多いらしい。
小次郎はせっかく石見銀山に行くのだからついでに昔遊んだ場所にも寄りたいと思った。
そして、小次郎は家を出て5分くらいのところにあるコンビニに立ち寄った。
せっかく心霊スポットの石見銀山に観光しに行くのだから食い物を一応買って行こうと思ったのだ。
「(おにぎりにサンドイッチ、コーヒーに麦茶も買っておこうか。後、お菓子も買っていくか。)」
結局、小次郎は食べ物を沢山買い、コンビニから出た。
「(少し買いすぎたか?まぁ良いや。)」
そう言い、小次郎はリュックサックに食べ物を入れて自転車に乗る。
そして20分後、小次郎は石見銀山に到着した。
今の時刻は4時30分だ。
観光客も少なく、のんびりと観光出来そうである。
そして小次郎は石見銀山を歩くこと10分。
昔遊んだ場所が立ち入り禁止になっているのを見る。
「(うわ、ここ立ち入り禁止になっているのかよ…。懐かしいな。この先の森に秘密基地を作って遊んだのになぁ。あの秘密基地、流石に無くなっているよな。)」
そんな事を考えながら周りをキョロキョロする小次郎。
周りに誰もいないのを確認して立ち入り禁止の場所に入っていく。
「(まぁ少し入るだけならバレんだろな。あの秘密基地残っていたら嬉しいな。」
そんなこんな考えながら小次郎は森の中に進むこと30分。
おかしい。昔遊んだ秘密基地どころか遊んだと思われる場所すら無いのである。
今の時刻はちょうど5時。
「(周りも大分暗くなってきたし、そろそろ引き返すか。)」
そう思い、元の場所に戻るためにしばらく歩く。
しかしである。何かがおかしい。
いくら歩いても元の場所に戻れないのだ。
「(アレ?もしかして迷った?)」
小次郎が気付いたときにはもう手遅れであった。
周りはかなり暗くなり、しかも森の中である。
完全に迷子になったのである。
「(参ったな。とは言え、このままじゃダメだな。とりあえず歩こう。)」
小次郎は迷子になったが、迷わず前に歩き続けた。
しかし、歩いても全く同じ景色が続いていく。
そして、いつの間にか完全に周りが真っ暗になった。
「(アレ?おかしい。いくら歩いても同じ景色ばかりだ。)」
小次郎は次第に焦ってきて、少しイライラしてきた。
その時だ。懐中電灯を付けて歩いていると昔遊んだ洞窟を見つけた。
小次郎は洞窟の前に行き、周りを見渡す。
「うん、ここだ。この洞窟の中に秘密基地を作って遊んだんだ。」
思わず声が出たが、ここから元の場所への戻り方なら分かる。
来た時は分からなかったが、この位地からだと元の場所がよく分かる。
どうやら昔にはなかった木や、看板等で見付けにくかったみたいだ。
少し「ホッ」とした小次郎はせっかくなので洞窟の中へ行き、昔作った秘密基地を見に行った。
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