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DAY 23.
アフロディーテの神殿 拝殿
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女神アフロディーテの神殿は、
ペトラ・トゥ・ロミウ海岸から距離がある。
丸1日、デートしよう。
・・と言ったらあかりが楽しそうに俺達が
住むパフォスの街近辺で
観光名所のリストを作ってきた。
キプロス島は名所が多いトコだ。
俺たちの世界では更に、
キリスト教の教会なんかもあるらしいけど、
こっちの世界では、
キリスト教の布教が
あんまり成功しなかったせいで、
この島にキリスト教教会はない。
・・というか、世界全体に
キリスト教教会が少ない。
その代わりというわけではないけど、
ギリシャの神々の神殿が
今も普通に信仰の場として生きていたりする。
ヘーニーから降りたあかりが
神殿を見上げて嬉しそうな声を上げた。
俺たちの世界では、
柱と床が残る遺跡でしかないこの神殿は
補修されながら信仰の場として普通に
使われている。
古びた巨大な石の柱が何本も並ぶ神殿は
エロースの神殿より古いらしいけど、
大きくて立派だ。
『エロース様の神殿も立派ですよ。
といってもこちらの神殿は歴史が深いので・・
古い建築方法で建てられているのです。
だから柱がとても多くて・・』
トニがブツブツ文句を言った。
「ええ。エロース様の神殿も、
とっても素敵でした。」
あかりがニコニコしながらトニに言った。
あかりが、是非、行きたいと言ったから
アフロディーテ神殿に行こうか・・と
なったんだけど、
青木情報によると鈴木さんの奥さんが
ここで勤務中との事だった。
鈴木さん(妻)が
良い人か悪い人かは分かんないけど、
関わらずに済むならそれが良い。
鈴木さん(夫)がここに来る日は
当然避けて・・
且つ、鈴木さん(妻)に会わなくて済む日・・
・・というわけで・・
選んだのは今日だった。
俺は俺なりに調べたところによると、
アフロディーテの神殿の女神の娼婦は
年中無休というわけではなく、
ある程度ローテーションを組んで働いているらしい。
そして、アフロディーテの神殿の
コンパニオンでもある彼女達の出勤日は
神殿から公開されている。
女神の娼婦が目当てで
ここに来る観光客は多いからだ。
公開された出勤日を確認すれば
"鈴木和香子"さんの働く日を避けて、
アフロディーテの神殿を訪れる事も簡単だ。
拝殿料を支払って入口を入る。
1人10ミナ・・ お気持ち程度という金額だけど
エロースの神殿では拝殿料も取られなかった。
俺が言うと、トニは答えた。
『アフロディーテ様は性愛、美だけでなく、
豊穣や生殖を司っておりまして、
更には軍神としての性格もお持ちです。
生殖や豊穣は切に求められておりますので、
ご利益を得ようとする人間は絶えません。
いくらでも人間が訪れるので金も落ちるのです。
エロース様は恋心と性愛の神ですので・・
現代ではあまり信仰が集まっておりませんが、
エロース様が母君である
アフロディーテ様に負けず劣らず、
素晴らしい神様であることは
間違いありませんので!!』
なるほど・・はいはい・・。
トニとしては、主人のお母さんが
主人よりも信仰を集めるのはイロイロと
複雑なんだろう。
神殿に入ると長い通路を通った奥・・
中央には、若干ごつすぎる気もする
美人の彫刻が置かれている。
教科書でよく見るギリシャの彫刻って
こうだよなぁと思いつつ見上げた。
『アフロディーテ様はもう少し華奢なお方ですよ』
トニも彫像を見上げて言った。
「ん?そっくりーー・・
とかじゃないの?」
『いえいえ、ゼウス様以降、
殆どのギリシャの神々は人間の前に
その御姿をお見せになってはおりません。』
「ええーー・・」
俺はひょいひょい現れる
エロースを思い出して、首を傾げた。
『エロース様は・・気さくなお方ですので・・』
あいつは例外らしい。
そんな事を話していると、
俺より身長が高い迫力のある黒人の美人が
優雅に歩いてきて、
アフロディーテの像の前に置かれた台の上に
花を供えた。
身体のラインが出るエロい服を着ていて、
スタイルは外国のグラビアモデルみたいだ。
(まぁ確かに美人なんだけど・・)
現実味がないくらいの美人で・・
俺には・・あんまり刺さらない。
そんな俺を他所に、
あかりがぽーっとした様に美人を見ている。
「キレイですね・・」
後ろ姿も確かにキレイはキレイだ。
長い手足にプリッとしたお尻。
フワフワとしたボリュームのある縮れ毛。
姿勢も良いから、きれいな体の線が引き立つ。
後ろ姿が見えなくなるまで、
あかりはぼんやりと彼女を見ていた。
『ええ、世界選りすぐりの美女達が応募して、
その中のほんの一握りの女性が
ここで女神の娼婦として働いております。
エリートですね・・』
「本当にキレイですね・・納得です」
あかりは目をぱちくりさせて、
俺の顔を見上げた。
俺が『キレイ』と言わなかったのが
不思議なのかもしれない。
「・・ん?なに?」
「・・道哉君は、高校時代から、
好きな人のタイプとか、
あんまり教えてくれないんですよね・・」
「・・可愛いタイプの子が好きだけど?」
・・これは、嘘じゃない。
あかりがむぅっと口を尖らせた。
「だって、道哉君の・・元カノさんたち、
とっても美人さん揃いじゃないですか・・」
「んーーーー・・?」
・・あんまり考えてなかったけど・・
確かに元カノは
美人タイプが多かった気もする。
あかりみたいなタイプはいなかった・・
かもしんない。
「ごめん。あんまり覚えてない。」
・・自慢じゃないが、告られて
付き合った彼女ばかりだった。
『ナシ』・・なタイプの
女の子は断った記憶があるから、
最低限『ナシじゃない』タイプの女の子と
付き合ってたとは思うんだけど・・
そういや、『好み』のタイプかどうかは
あんまり気にしてなかった。
彼女がいない時に、『ナシ』じゃない子が
きたら付き合うスタンスだった気がする。
・・あんまり、意識してなかったけど・・
あかりは、俺が好きになって告って、
彼女になった子だ。
「・・多分、俺の好みのタイプはあかりだけど?」
・・コレ、結構な殺し文句じゃないだろうか?
言ってから、そこに気がついて、
赤くなって、照れているはずの
あかりの顔を覗き込むと、
あかりは怖いくらいに真顔だった。
「道哉君は・・変です。」
あかりは早足で前へ歩き始める。
俺は、ちょっと気になってあかりに聞いてみる。
「え?何?俺がここにいるお姉さん達に、
惚れたら良かったの?」
「それは・・・イヤ・・」
ぷぅっとむくれた顔が可愛い。
「どうしたの?
何で俺怒られてんの?」
怒られてるっていうより拗ねられてる。
少なくとも、無反応でなかったことが
ビミョーに嬉しくて、あかりにまとわりついた。
あかりは、俺を暫く見てからぽそっと言った。
「『道哉君の好きなタイプが謎』・・って、
時々、言われるんです。」
「・・誰に?」
「い・・色んな人にです。」
「ふーーん・・」
あかりの交友範囲は狭い。
・・その内、青木あたりに聞いてみれば、
当たりはつくだろう。
俺は一転、苛ついて
あかりに話を続けるように促した。
「道哉君の彼女さん達と
私はだいぶん、タイプが違うし・・
道哉君は好きな芸能人の話とか
・・全然しないし・・
だから、皆、
道哉君の好みのタイプについて不思議に
思って聞きたがるんです。」
「不思議も何も・・
俺の好みのタイプはあかりだし、
芸能人について話さないってのも・・
映画とかドラマ観るより、
ゲームの方が好きだからだしなぁ・・」
「・・だから、
道哉君がドキッとする
美人さんを探そうかなと思って・・」
・・・割と確信だけど、
ココでドキッとする
美人を見つけるのは無理だなと思いつつ、
俺はあかりの手を取った。
俺は彫刻の美人を見て、
『まぁ、きれいだな。』と思う事があっても、
オナニーはしない。
・・それと、感覚が近い。
・・色んな性癖の人間が居るから、
あくまでも、俺個人の感覚だけど・・
「まぁ、イイけど・・」
笑いかけるとあかりが少し引きつった顔をした。
「道哉君・・何か怒ってますか?」
「怒ってナイ。
まぁ・・家に帰ったら、
俺がどんだけあかりが好きかを
証明する気は満々だけど・・」
「・・証明?」
あかりは怪訝な顔をしたけど・・
『あかりさん、
女神の娼婦の方々が
女神様に踊りを捧げる時間がもうすぐですよ。』
トニに声を掛けられて、目を輝かせて、
俺を見た。
「それは見たいです!」
「うん。いこっか」
俺達は観光客が集まる
小さなステージに向かって歩き始めた。
ペトラ・トゥ・ロミウ海岸から距離がある。
丸1日、デートしよう。
・・と言ったらあかりが楽しそうに俺達が
住むパフォスの街近辺で
観光名所のリストを作ってきた。
キプロス島は名所が多いトコだ。
俺たちの世界では更に、
キリスト教の教会なんかもあるらしいけど、
こっちの世界では、
キリスト教の布教が
あんまり成功しなかったせいで、
この島にキリスト教教会はない。
・・というか、世界全体に
キリスト教教会が少ない。
その代わりというわけではないけど、
ギリシャの神々の神殿が
今も普通に信仰の場として生きていたりする。
ヘーニーから降りたあかりが
神殿を見上げて嬉しそうな声を上げた。
俺たちの世界では、
柱と床が残る遺跡でしかないこの神殿は
補修されながら信仰の場として普通に
使われている。
古びた巨大な石の柱が何本も並ぶ神殿は
エロースの神殿より古いらしいけど、
大きくて立派だ。
『エロース様の神殿も立派ですよ。
といってもこちらの神殿は歴史が深いので・・
古い建築方法で建てられているのです。
だから柱がとても多くて・・』
トニがブツブツ文句を言った。
「ええ。エロース様の神殿も、
とっても素敵でした。」
あかりがニコニコしながらトニに言った。
あかりが、是非、行きたいと言ったから
アフロディーテ神殿に行こうか・・と
なったんだけど、
青木情報によると鈴木さんの奥さんが
ここで勤務中との事だった。
鈴木さん(妻)が
良い人か悪い人かは分かんないけど、
関わらずに済むならそれが良い。
鈴木さん(夫)がここに来る日は
当然避けて・・
且つ、鈴木さん(妻)に会わなくて済む日・・
・・というわけで・・
選んだのは今日だった。
俺は俺なりに調べたところによると、
アフロディーテの神殿の女神の娼婦は
年中無休というわけではなく、
ある程度ローテーションを組んで働いているらしい。
そして、アフロディーテの神殿の
コンパニオンでもある彼女達の出勤日は
神殿から公開されている。
女神の娼婦が目当てで
ここに来る観光客は多いからだ。
公開された出勤日を確認すれば
"鈴木和香子"さんの働く日を避けて、
アフロディーテの神殿を訪れる事も簡単だ。
拝殿料を支払って入口を入る。
1人10ミナ・・ お気持ち程度という金額だけど
エロースの神殿では拝殿料も取られなかった。
俺が言うと、トニは答えた。
『アフロディーテ様は性愛、美だけでなく、
豊穣や生殖を司っておりまして、
更には軍神としての性格もお持ちです。
生殖や豊穣は切に求められておりますので、
ご利益を得ようとする人間は絶えません。
いくらでも人間が訪れるので金も落ちるのです。
エロース様は恋心と性愛の神ですので・・
現代ではあまり信仰が集まっておりませんが、
エロース様が母君である
アフロディーテ様に負けず劣らず、
素晴らしい神様であることは
間違いありませんので!!』
なるほど・・はいはい・・。
トニとしては、主人のお母さんが
主人よりも信仰を集めるのはイロイロと
複雑なんだろう。
神殿に入ると長い通路を通った奥・・
中央には、若干ごつすぎる気もする
美人の彫刻が置かれている。
教科書でよく見るギリシャの彫刻って
こうだよなぁと思いつつ見上げた。
『アフロディーテ様はもう少し華奢なお方ですよ』
トニも彫像を見上げて言った。
「ん?そっくりーー・・
とかじゃないの?」
『いえいえ、ゼウス様以降、
殆どのギリシャの神々は人間の前に
その御姿をお見せになってはおりません。』
「ええーー・・」
俺はひょいひょい現れる
エロースを思い出して、首を傾げた。
『エロース様は・・気さくなお方ですので・・』
あいつは例外らしい。
そんな事を話していると、
俺より身長が高い迫力のある黒人の美人が
優雅に歩いてきて、
アフロディーテの像の前に置かれた台の上に
花を供えた。
身体のラインが出るエロい服を着ていて、
スタイルは外国のグラビアモデルみたいだ。
(まぁ確かに美人なんだけど・・)
現実味がないくらいの美人で・・
俺には・・あんまり刺さらない。
そんな俺を他所に、
あかりがぽーっとした様に美人を見ている。
「キレイですね・・」
後ろ姿も確かにキレイはキレイだ。
長い手足にプリッとしたお尻。
フワフワとしたボリュームのある縮れ毛。
姿勢も良いから、きれいな体の線が引き立つ。
後ろ姿が見えなくなるまで、
あかりはぼんやりと彼女を見ていた。
『ええ、世界選りすぐりの美女達が応募して、
その中のほんの一握りの女性が
ここで女神の娼婦として働いております。
エリートですね・・』
「本当にキレイですね・・納得です」
あかりは目をぱちくりさせて、
俺の顔を見上げた。
俺が『キレイ』と言わなかったのが
不思議なのかもしれない。
「・・ん?なに?」
「・・道哉君は、高校時代から、
好きな人のタイプとか、
あんまり教えてくれないんですよね・・」
「・・可愛いタイプの子が好きだけど?」
・・これは、嘘じゃない。
あかりがむぅっと口を尖らせた。
「だって、道哉君の・・元カノさんたち、
とっても美人さん揃いじゃないですか・・」
「んーーーー・・?」
・・あんまり考えてなかったけど・・
確かに元カノは
美人タイプが多かった気もする。
あかりみたいなタイプはいなかった・・
かもしんない。
「ごめん。あんまり覚えてない。」
・・自慢じゃないが、告られて
付き合った彼女ばかりだった。
『ナシ』・・なタイプの
女の子は断った記憶があるから、
最低限『ナシじゃない』タイプの女の子と
付き合ってたとは思うんだけど・・
そういや、『好み』のタイプかどうかは
あんまり気にしてなかった。
彼女がいない時に、『ナシ』じゃない子が
きたら付き合うスタンスだった気がする。
・・あんまり、意識してなかったけど・・
あかりは、俺が好きになって告って、
彼女になった子だ。
「・・多分、俺の好みのタイプはあかりだけど?」
・・コレ、結構な殺し文句じゃないだろうか?
言ってから、そこに気がついて、
赤くなって、照れているはずの
あかりの顔を覗き込むと、
あかりは怖いくらいに真顔だった。
「道哉君は・・変です。」
あかりは早足で前へ歩き始める。
俺は、ちょっと気になってあかりに聞いてみる。
「え?何?俺がここにいるお姉さん達に、
惚れたら良かったの?」
「それは・・・イヤ・・」
ぷぅっとむくれた顔が可愛い。
「どうしたの?
何で俺怒られてんの?」
怒られてるっていうより拗ねられてる。
少なくとも、無反応でなかったことが
ビミョーに嬉しくて、あかりにまとわりついた。
あかりは、俺を暫く見てからぽそっと言った。
「『道哉君の好きなタイプが謎』・・って、
時々、言われるんです。」
「・・誰に?」
「い・・色んな人にです。」
「ふーーん・・」
あかりの交友範囲は狭い。
・・その内、青木あたりに聞いてみれば、
当たりはつくだろう。
俺は一転、苛ついて
あかりに話を続けるように促した。
「道哉君の彼女さん達と
私はだいぶん、タイプが違うし・・
道哉君は好きな芸能人の話とか
・・全然しないし・・
だから、皆、
道哉君の好みのタイプについて不思議に
思って聞きたがるんです。」
「不思議も何も・・
俺の好みのタイプはあかりだし、
芸能人について話さないってのも・・
映画とかドラマ観るより、
ゲームの方が好きだからだしなぁ・・」
「・・だから、
道哉君がドキッとする
美人さんを探そうかなと思って・・」
・・・割と確信だけど、
ココでドキッとする
美人を見つけるのは無理だなと思いつつ、
俺はあかりの手を取った。
俺は彫刻の美人を見て、
『まぁ、きれいだな。』と思う事があっても、
オナニーはしない。
・・それと、感覚が近い。
・・色んな性癖の人間が居るから、
あくまでも、俺個人の感覚だけど・・
「まぁ、イイけど・・」
笑いかけるとあかりが少し引きつった顔をした。
「道哉君・・何か怒ってますか?」
「怒ってナイ。
まぁ・・家に帰ったら、
俺がどんだけあかりが好きかを
証明する気は満々だけど・・」
「・・証明?」
あかりは怪訝な顔をしたけど・・
『あかりさん、
女神の娼婦の方々が
女神様に踊りを捧げる時間がもうすぐですよ。』
トニに声を掛けられて、目を輝かせて、
俺を見た。
「それは見たいです!」
「うん。いこっか」
俺達は観光客が集まる
小さなステージに向かって歩き始めた。
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