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DAY 15.
お手伝い
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家について、食事を済ませて・・
2人と1匹での談笑中・・
「そろそろ寝ますね」
あかりがソファから立ち上がった。
そそくさと自分の部屋に向かう
あかりの手を取った。
「・・折角、レベル10になったし、
追加されたミッションしない?」
下心ありありで聞くと、
あかりは赤くなった後に言う。
「・・個人ミッションで【睡眠】を
やろうかなぁと・・」
「まだ11時になったばっかりだし・・」
「きょ・・今日は色々ありましたし・・
早めに寝ませんか?」
青木が『自制しろ』と言ったのを思い出す。
俺はため息を吐いた。
「じゃあ、寝るだけ!
一緒に寝ない?」
俺が1つ譲った形だ。
もし、あかりがもう1回嫌だと言ったら、
今日は退くつもりだ・・
「・・・分かりました。
寝るだけですよね?」
あかりは、真っ赤になって頷いた。
◇◇◇
一見ボーナスミッションな感じの、
【睡眠】の成功条件を
確認してみようということになり、
俺達は試しにミッションを開始する。
「いいな・・コレ・・7時間寝れば
ミッション成功だって・・」
普段、4~5時間の睡眠時間なもんだから、
寝てられるか?ってのはあるけど、
失敗しても、デメリットがない以上、
寝る前にミッション実行しておくのは
アリだ。
そんな事を考えながら隣を見ると、
あかりが目をぱちくりさせている。
「私は8時間睡眠って出てますね・・」
「マジで?」
「・・はい・・確かに8時間ですね・・
最適な睡眠時間って
個人差があるといいますし・・
それに合わせて
時間設定されているんでしょうか?」
あかりが不思議そうに言う。
「意外と凝ってんなぁ・・」
「何にしても、毎日ミッション開始して
寝るのは良いですね。
ミッションに失敗しても
デメリットがないゲームですし・・」
「・・だな・・」
経験値とポイントは10程度で微妙だけど。
2人で横になる。
このまま、寝よう・・
そんな風に思ってたのは嘘じゃない。
でも、昨日、散々吸った唇が
いつも以上に赤くて・・
いつも以上にぷっくりしてて・・
「あかり・・キスしていい?」
抱き寄せて聞いてみる。
・・ミッションの【キス】は、
キスの仕方を指示されるもんだから、
ミッションなしですることが多い。
「・・キスだけですよ?」
困った様に言うあかりにキスをする。
・・1回目
触れるだけのキスを
しっとりぷっくりした下唇に・・
・・2回目
触れるだけのキスを
真っ白のおでこに・・
・・3回目
触れるだけのキスを
少しだけ日焼けした鼻の頭に・・
・・4回目
触れるだけのキスを
閉じた左瞼|《ひだりまぶた》に・・
・・5回目
最初にキスした下唇を
やわやわと食む
・・・
・・・・・
・・15回目
彼女の舌を吸いあげて絡めて・・
また吸い上げて・・
・・・ピチャ・・・ピチャ・・
わざと音を立てて唾液を絡めていく。
「・・道哉君・・・」
15回目のキスの後、
16回目のキスをしようとした
俺をあかりが止めた。
「・・・ずっと・・・
キス・・するんですか?」
「・・・ん・・気持ちいいから・・」
・・ジュル・・ピチャピチャ・・ジュルジュル・・
「・・・ん・・ンン・・んんん・・」
16回目のキスが終わったところで
あかりがふるふる頭をふった。
「・・道哉君・・
そろそろ・・寝ましょう?」
「・・・ソノ気になったりしない?」
「・・・みちやくん・・・」
あかりがジト目で俺を見た後、
時計を見た。
「・・・あの・・道哉君はその・・
シないと辛いですか?」
「・・あかりがマジでシたくないなら、
1人で処理できるから・・」
・・・うん。
・・まぁ、1人で処理はできる。
「あの・・昨日、痛かったので、
今日は・・最後までするの・・
キツいです。」
・・・まぁ、そうかもしんない・・
痛そうだったし・・
「じゃあ、ちとトイレに・・」
俺がベッドから出ようとした時だった。
あかりが想定外の事を言ったのは・・
「で・・でも、私が道哉君を
手伝うのはどうですか?」
(???)
「えっと・・・あかりさん?
何言ってるか分かってる?」
俺が聞くと、あかりは頷いた。
「ちゃんと、勉強した中にありましたから!
・・男性が気持ちよくなるように
お手伝いする方法!」
「・・・何する気?」
やや、恐ろしくなってもう少し聞いてみる。
「の・・飲む?・・と良いと・・」
「いや・・何を?」
「せ・・せ・・せい・・え・・き?
男性は・・自分の・・を飲ませると・・
嬉しいと・・」
自分で言ってるクセにどんどん
顔色が悪くなってる。
「あの・・あかりさん?
とりあえず、シてもらえるなら
嬉しいけど・・
それ・・多分、上級者向け・・」
あかりが、何を見て勉強したのか・・
細かくは知らないけど、
保健体育みたいな知識のすぐ後に、
変にマニアックな知識が
中途半端に入ってる気がする。
そもそも、
飲む飲まないは
オプションで・・
その前段階が重要なんだけど・・
いやいや、その前段階だって、
話をするだけで青くなっちゃう子に
やってもらう気はない。
「あかり、ミッションメニューにある
【手コキ】って分かる?」
2人と1匹での談笑中・・
「そろそろ寝ますね」
あかりがソファから立ち上がった。
そそくさと自分の部屋に向かう
あかりの手を取った。
「・・折角、レベル10になったし、
追加されたミッションしない?」
下心ありありで聞くと、
あかりは赤くなった後に言う。
「・・個人ミッションで【睡眠】を
やろうかなぁと・・」
「まだ11時になったばっかりだし・・」
「きょ・・今日は色々ありましたし・・
早めに寝ませんか?」
青木が『自制しろ』と言ったのを思い出す。
俺はため息を吐いた。
「じゃあ、寝るだけ!
一緒に寝ない?」
俺が1つ譲った形だ。
もし、あかりがもう1回嫌だと言ったら、
今日は退くつもりだ・・
「・・・分かりました。
寝るだけですよね?」
あかりは、真っ赤になって頷いた。
◇◇◇
一見ボーナスミッションな感じの、
【睡眠】の成功条件を
確認してみようということになり、
俺達は試しにミッションを開始する。
「いいな・・コレ・・7時間寝れば
ミッション成功だって・・」
普段、4~5時間の睡眠時間なもんだから、
寝てられるか?ってのはあるけど、
失敗しても、デメリットがない以上、
寝る前にミッション実行しておくのは
アリだ。
そんな事を考えながら隣を見ると、
あかりが目をぱちくりさせている。
「私は8時間睡眠って出てますね・・」
「マジで?」
「・・はい・・確かに8時間ですね・・
最適な睡眠時間って
個人差があるといいますし・・
それに合わせて
時間設定されているんでしょうか?」
あかりが不思議そうに言う。
「意外と凝ってんなぁ・・」
「何にしても、毎日ミッション開始して
寝るのは良いですね。
ミッションに失敗しても
デメリットがないゲームですし・・」
「・・だな・・」
経験値とポイントは10程度で微妙だけど。
2人で横になる。
このまま、寝よう・・
そんな風に思ってたのは嘘じゃない。
でも、昨日、散々吸った唇が
いつも以上に赤くて・・
いつも以上にぷっくりしてて・・
「あかり・・キスしていい?」
抱き寄せて聞いてみる。
・・ミッションの【キス】は、
キスの仕方を指示されるもんだから、
ミッションなしですることが多い。
「・・キスだけですよ?」
困った様に言うあかりにキスをする。
・・1回目
触れるだけのキスを
しっとりぷっくりした下唇に・・
・・2回目
触れるだけのキスを
真っ白のおでこに・・
・・3回目
触れるだけのキスを
少しだけ日焼けした鼻の頭に・・
・・4回目
触れるだけのキスを
閉じた左瞼|《ひだりまぶた》に・・
・・5回目
最初にキスした下唇を
やわやわと食む
・・・
・・・・・
・・15回目
彼女の舌を吸いあげて絡めて・・
また吸い上げて・・
・・・ピチャ・・・ピチャ・・
わざと音を立てて唾液を絡めていく。
「・・道哉君・・・」
15回目のキスの後、
16回目のキスをしようとした
俺をあかりが止めた。
「・・・ずっと・・・
キス・・するんですか?」
「・・・ん・・気持ちいいから・・」
・・ジュル・・ピチャピチャ・・ジュルジュル・・
「・・・ん・・ンン・・んんん・・」
16回目のキスが終わったところで
あかりがふるふる頭をふった。
「・・道哉君・・
そろそろ・・寝ましょう?」
「・・・ソノ気になったりしない?」
「・・・みちやくん・・・」
あかりがジト目で俺を見た後、
時計を見た。
「・・・あの・・道哉君はその・・
シないと辛いですか?」
「・・あかりがマジでシたくないなら、
1人で処理できるから・・」
・・・うん。
・・まぁ、1人で処理はできる。
「あの・・昨日、痛かったので、
今日は・・最後までするの・・
キツいです。」
・・・まぁ、そうかもしんない・・
痛そうだったし・・
「じゃあ、ちとトイレに・・」
俺がベッドから出ようとした時だった。
あかりが想定外の事を言ったのは・・
「で・・でも、私が道哉君を
手伝うのはどうですか?」
(???)
「えっと・・・あかりさん?
何言ってるか分かってる?」
俺が聞くと、あかりは頷いた。
「ちゃんと、勉強した中にありましたから!
・・男性が気持ちよくなるように
お手伝いする方法!」
「・・・何する気?」
やや、恐ろしくなってもう少し聞いてみる。
「の・・飲む?・・と良いと・・」
「いや・・何を?」
「せ・・せ・・せい・・え・・き?
男性は・・自分の・・を飲ませると・・
嬉しいと・・」
自分で言ってるクセにどんどん
顔色が悪くなってる。
「あの・・あかりさん?
とりあえず、シてもらえるなら
嬉しいけど・・
それ・・多分、上級者向け・・」
あかりが、何を見て勉強したのか・・
細かくは知らないけど、
保健体育みたいな知識のすぐ後に、
変にマニアックな知識が
中途半端に入ってる気がする。
そもそも、
飲む飲まないは
オプションで・・
その前段階が重要なんだけど・・
いやいや、その前段階だって、
話をするだけで青くなっちゃう子に
やってもらう気はない。
「あかり、ミッションメニューにある
【手コキ】って分かる?」
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