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DAY 14.

成就? ⭐︎⭐︎

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「・・あの・・生理・・終わりました。
 ・・・・道哉君と・・シたいです。」

 あかりのお許しが出て・・
 ・・待ちかねた『食べてよし』に・・

「・・その前に!!」

 むしゃぶりつこうと・・・

 文字通り、よだれを垂らした俺に
 あかりから必死のストップが入る。

「シャワー!・・シャワー浴びよう?」

「・・・むり・・」

 ランニング上がりで
 ベトつく身体が嫌なのはわからなくもない。

 ・・といっても、俺も本気で無理で・・
 それなのに、困ってるあかりが可哀想で・・

「・・・シャワー・・一緒に浴びるなら
 イイよ。」

 あかりはホッとしたように頷いた。

 ◇◇◇

 「トニさんに・・・見られちゃいました・・」

 真っ赤な顔をしてプルプルしている
 あかりをダブルベッドの上に降ろした。

「トニなら問題ないよ。
 あいつは年中、裸だし・・」

 ・・・魚だし・・。

 ・・・

 2人で狭いシャワールームでシャワーを浴びた。

 狭すぎて、身体をピッタリと
 密着させていたので、
 それはそれは気持ち良くはあった。

 ・・・狭すぎて、
 感触を楽しんだだけだったけど・・

 そんなシャワーの後、こともあろうに、
 服を着ようとしたあかりにバスタオルをかぶせ、
 横抱きにして全裸でリビングを
 横切ってここに到着した。

 ・・・

 途中トニの居る水槽前を通ったのが、
 あかりには恥ずかしいらしい。

 ・・服を着る習慣のない魚に裸を見られて
 恥ずかしいっていう感覚は正直よく分からない。

「そうなんですけど・・
 トニさんは、意思疎通できますし・・」

 まだもにょもにょ言っている
 あかりの口をキスで塞ぐ。

 ・・・

 少しして大人しくなったのを
 確認して唇を離した。

「あかり様・・
 もうこれ以上の『待て』は、
 なしでお願いします。
 マジでお願いします。」

 俺が祈るように言うと、
 あかりは真っ赤な顔で枕元を指差した。

「道哉君・・
 今日は、アレ・・なしで良いです。」

 あかりが指差した先には、
 少し前に破りかけたパッケージに
 入ったままのゴムが置かれている。

「・・・えーっと・・
 ピル飲んでるからってこと?」

 俺は、少し申し訳なくて、あかりの頭を撫でた。
 あかりは俺にキスをする。

「・・えっと・・だから、
 安心してシてください。」

 何か言いたそうにも見えたけど、
 柔らかい身体を押し付けられて・・
 なけなしの理性は溶かされていった。

 ・・・

「・・・ん・・はぁ・・」

 身体をまさぐりながら、
 あかりの首筋に下を這わせる。

 ・・ピチャ・・・ピチャ・・ピチャ・・
 チュパッ・・・

 シャワー中も散々、首筋や胸を攻めたせいで、
 既に赤い跡が散らばっている。

「俺の・・・」

 赤い跡が増える度に
 あかりが俺のモノになっていくみたいで・・
 しつこく同じ事を繰り返していると、
 あかりの身体が小刻みに震え始める。

「みち・・や・・くん・・・」

 震えるあかりの声が
 下半身にクる。

 足裏を持って、ゆっくり広げながら、
 内股にキスをする。

「あ゛!!」

 ビクッと震えた足が大きく開いて・・

 つつーーーっと

 透明な、よだれが糸を引いてシーツの上に
 ぽたっと落ちた。

 開かれた足の間は見た目にテラテラ光って
 相変わらず小さい入り口からは、
 際限なくよだれが溢れる。

 堪らなくて、俺は入り口に舌を差し込んで
 それを掻き回す。

 くちゅっ・・・ぐち・・ゅ・・

「やぁ!!・・・あ・・・ンンあ!!」

 舌の動きに合わせる様に、
 あかりの腰が微かにうねる。

 あかりの声に興奮して、
 入り口からあふれる蜜を指先に
 馴染ませて、クリトリスを押しながら、
 蜜を吸う。

「ア・・ゃあ・・ア・・・ゃああ・・」

 あかりの手が、拒否する様に
 俺の頭を押すのに、声がすごく甘い。

「ン・・ッハァ・・ハァ・・ハァ・・」

 短い呼吸音が繰り返し漏れる。

(かわいい・・俺の・・・・)

 鬼頭であかりの入り口にキスをする。

 ・・・チュ・・・ニチュ・・・ちゅう・・

 あかりの入り口はまるで待ち侘びたみたいに
 鬼頭の先端をむ。

「ア・・・ンンーーンン!!」
「!!」

 それを繰り返していたら、
 あかりの身体がビクッと小さくのけ反って、
 入り口が先端を飲み込むように
 吸い付いた。

 少しして、あかりの身体からまた力が抜けると、
 俺の先走りとあかりの愛液が混じって
 少し白濁した糸が長く伸びる。

「ッハァーーーーーー」

 一呼吸置く。

「あかり、挿れるから・・・」

(今度こそ根元まで・・・)

「ン・・ンン・・」

 あかりの鼻にかかった声が許可だったのか、
 苦痛なのか・・・

 俺はゆっくりあかりに入ることにした。

「ア・・ン・・ンン・・」

 相変わらず、小さい入り口だけど、
 初めての時よりは楽だ。

 あかりは顔をしかめているけど、
 入り口は俺の鬼頭に押されると、
 大きく口を開いていく。

 ップ・・・プチュ・・・

「ア・・・ああ・・!!」

 痛みのせいなのか、
 それとも少しでも快感を拾ってくれているから
 なのかは分からないけど、
 鬼頭が完全に埋まったところで
 あかりの身体がまた、強張こわばる。

 強張こわばったところで腰を止めて、
 あかりの顔を覗き込むと、
 ぎゅっと目を閉じて、歯を食いしばっている。

「あかり・・痛い?
 力・・抜ける?」

「ンン・・~~」

 俺が聞くとあかりは、首を横に小さく振って、
 手を伸ばすと俺の肩を掴んだ。

 必死に歪んだ顔も・・
 大きな乳房の上でピンと立った乳首も・・
 エロくて、可愛くて、ゾクゾクする。

(ごめん・・あかり・・・かわいい・・
 かわいい・・かわいい)

 あかりが痛いのか、辛いのか、
 気持ち良いのか、分からないけど・・

 どれにしても、俺が原因だと思うと、
 ゾクゾクが止まらない。

 キスがしたくて、歪んだ唇に唇を近づけると、
 あかりがうっすらと泣きそうな目を開けた。

「・・・ちや・・く・・・も、・・
 いっきに・・シて・・・」

 ああ、喉が渇く。
 俺は唾を飲み込んだ。

「一気に奥まで挿れて良いの?」

 あかりがコクンと頷く。

 ッハァーーーー ッハァーーーー

 自分の息の音が、自分のものでない気がする。

「・・はや・・く・・・ぅ」

「・・うん・・ッハァ・・」

 ・・ニチュ・・・チュ・・

 彼女の腰のくびれでできた隙間から
 両手を回して彼女の身体を
 しっかり抱き締める。

「・・一気に進むよ?」

「ん・・・ンンンン」

 自分の呼吸が頭の奥から聞こえる気がするし、
 心臓の音がうるさい。

 緊張した彼女の身体には
 力が入っているようで、
 彼女の中にいる鬼頭をキュウッと締める。

 ・・・

 ぐちゅ!!

「!!!!」

 彼女の、奥からか、
 それとも濡れそぼった入り口からか・・

 どちらから鳴ったのか分からない水音がした。

 ッハァーーーーーーーーー

(ヤバい!!)

 ようやっと辿り着いた最奥に、
 感慨深くしている余裕は全くない。

 彼女の膣壁にゾワゾワするほどの
 ヒダがあってそれが肉棒全体を包む。

 あかりの顔を見ると、放心している。

 ホントに申し訳ないけど、
 ここから彼女が戻ってくるまで待って・・
 そこから彼女が気持ちよくなるまで
 頑張る・・なんてしている余裕はない。

 もう、今、射精してしまいそうだ。

 俺は放心しているあかりの首筋に、
 顔を埋めた。

 僅かに腰を引く。
 するとナカが絡みついて・・
 腰を引いているのに
 吸われるみたいな感触に絶句する。

 更に言うとナカのヒダは固いところと
 柔らかいところがあるみたいで
 裏筋に固いヒダが当たると、コリコリと・・
 柔らかいヒダが当たるとねっちょりと・・
 イイところを刺激してくる。

 まだ放心しているあかりの口を吸いながら・・

 ーー・・クチ・・・クチュ・・

「ッ~~~~~!!」

「ッン!!」

 たった2回・・僅かに腰を前後させて、
 俺は溜め込んだ精液をあかりの中で爆発させた。
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