鋼殻牙龍ドラグリヲ

南蛮蜥蜴

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第50話 呼声

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 雪兎は夢を見ていた。

 既に忘却の果てへ消えたはずの、赤ん坊の頃の夢を。

 満足に身体を動かせず、ただぼんやりと天井を見つめる幼い雪兎の顔を、若い男女が幸せそうな表情で覗き込んでいる。 

 片や赤い瞳を持った筋肉質の偉丈夫であり、片や蒼い瞳を宿した線の細い大和撫子。 

 彼らは囁くような声で何か語りあっているようだが、それらの声は雪兎の元へは届かない。

 まるで雪兎に見せ付けるかのように仲睦まじく接する男女。 

 そんな彼らのことを雪兎はよく知っていた。 否、忘れられるはずもなかった。

「親父……母さん……一体何を話していたんだ……? 僕にも聞かせてくれよ……」

 今はもう忘れてしまった父と母の声をもう一度聞きたいと、雪兎は唯一動く腕をバタバタと必死に動かす。

 勿論、物言わぬ赤子の願いが届くはずも無く、二人はただ雪兎の顔を覗き込みながら微笑むばかり。 

 だが、その代わりに二人は雪兎が伸ばした小さく柔らかな手をそっと握って応えてくれた。

 まだ言葉を解せぬ赤ん坊にも愛情が伝わるようにと、確かな温もりを与えてくれた。

 刹那、夢は半端にブツ切りにされ、雪兎の意識は燃え盛るマンションの前へと転移する。

 いつも悪夢としてみる、物心がついてからの最も古い記憶の中へ。

 そこでは、いつも通り邪悪な天使が血肉を撒き散らしながら宙に浮かび、雪兎を見下していた。

 いつもと変わらず人の身体を散々に噛み千切り、嘲笑っていた天使は、やがて剣の切っ先を雪兎へと向けると猛烈な勢いで落ちてくる。

 何十、何百と見せ付けられて既に飽きを覚えていた悪夢。 

 しかし今回は何か様子が違った。

 夢が終わらない。 いつも殺される寸前で終わるはずの夢が終わらない。

「うう……!」

 遂に夢の中で殺される日が来たのかと雪兎は覚悟を決めて身体を強張らせるも、何時までたっても身体が磨り潰されないことを疑問に思い、恐る恐る目を開ける。

 不安に満ち満ちていた雪兎の視界を埋めたのは、己の意に反して突如膨れ上がった腹を抱えて悶えている天使の姿。 

 張り付いたような笑みを浮かべていた顔は苦悶に歪み、腹を押さえたまま宙を七転八倒する姿は無様そのもの。 しかしその頑張りも無駄な足掻きに終わる。

 邪悪な天使が一際高い悲鳴を上げた瞬間、天使の身体を引き裂いて、あらゆる要素が相対するツガイ龍が顕現する。 

 彼らは周囲にのさばっていた目障りな害獣共を一蹴して夜空を駆け昇ると、自らの存在を誇示するかの如く咆哮を上げた。

 その様を見て、雪兎はあの日何故自分が殺されなかったのかを完全に思い出す。

「そうか……そうだったんだ……」

 欠落していた記憶の中から、強い確信を得た雪兎は噛み締めるように瞳を閉じて頷くと、微睡みの中に意識を投げ出した。

 眠るためで無く、レム催眠を抜け出して完全に覚醒するために。

 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 ――遠くから潮騒が聞こえる。

 何か獲物を見つけたのか、けたたましく騒ぎ立てるカモメの蛮声に混じって微かに響く全ての生命の母の声。

 それに導かれて雪兎はゆっくりと瞼を押し上げると、膝枕をして主人の様子を見守っていたカルマの不安げな顔が真っ先に飛び込んできた。 

 彼女は雪兎が目を覚ましたことに気が付くと、ほっとしたように表情を緩ませ、深々と傷が刻まれた雪兎の額を撫でる。

「……僕はまだ生きているのか?」
『えぇ、辛うじて命は繋がれました。 ただその代償はあまりに大きいものでしたが』

 そう言いつつ、カルマは雪兎の頭を膝から下ろすと、そっと座り直させながら自らの目で現状を確認するよう促した。 

 それに従って雪兎はゆっくりと顔を上げると、口に残っていた血を反射的に吐き出し、思わず力を振り絞って立ち上がった。

 体組織の再生はまだ終わっていないのか、全身を引き裂くような鋭い痛みが駆け抜けるも、雪兎は歯を食い縛りながら真っ赤に染まった砂浜を這うように前進する。

 その視線の先には、全身に霜が下りてピクリとも動かなくなった紅蓮に巻き付き、ジッと雪兎の姿を見つめ続ける碧霄の姿があった。 

 即死した旦那より多少傷が浅かったとはいえ致命傷を受けたことに変わりはなかったのか、今まで名が体を表す通りに澄んだ蒼色だった肉体はヒビが入ったガラスのように真っ白に染まり、亀裂から漏れる紅い炎が、今にもその身を内側から焼き崩さんとばかりに全身を蝕んでいる。

「本当に馬鹿だよ……、何度も僕なんかの為に命を投げ出すなんて……」

 辿々しく言葉を紡ぎつつ、雪兎は碧霄の顔にやっとのことで手を伸ばすと、それに応じるようにゆっくりと下がってきた鼻先を抱きしめながら頬を寄せた。

「ごめんよ“母さん”あの時の事を忘れていて。 ずっと見守ってくれていたんだな。“親父”と一緒にそんな恐ろしい姿に成り果ててまで……」

 確固たる物的証拠は一切無くとも、雪兎の記憶と本能が失われた真実を導き出す。 

 そしてそれを裏付けるかのように碧霄も雪兎の手を拒絶せずに受け入れた。

 暫しの間、長すぎた空白の時間を埋めるように母子は黙ったまま触れ合い続ける。

 ――やがて、碧霄は満足げに息を吐いて雪兎から身を離し、そのまま眠るように夫の亡骸に顔を寄せると、彼女の体内から爆発的に噴き出した炎が二匹の身体を瞬く間に焼き上げていった。 

 炎が消えた跡には遺骨どころか火葬後特有の死臭すら発生せず、二匹が横たわっていた痕跡たる砂の窪みだけが遺されるも、それすら波が容赦なく攫って掻き消していく。

「何で……みんな僕に全てを押し付けて死んでしまうんだ……。 死んだらそこで全部おしまいじゃないかよお!!!」

 手に遺された感触を噛み締めるかの如く、雪兎は目を潤ませ、声を震わせ、血が滲むほど固く拳を握りながらやっとの事で言葉を紡ぐ。 

 だが、無情にも世界は雪兎に悲しみに浸る時間など与えてはくれない。

 直後、地平の果てから鉄獄蛇の咆哮が轟くと共に、大陸の反対側に陣取っているはずの馬鹿げた威容が見えてくる。  

 その姿は最早地表で活動する生命体としてはあまりに大きすぎた。

「もう駄目かな……これは流石に……」

 一生命体としての格の違いを見せ付けられ、雪兎は思わずがっくりと膝をついてしまう。

 こんな馬鹿げたもの相手に人が敵うはずがない。 そう、敵うとすれば或いは……。

「生き物の枠を超越した怪物に他ならない……とでも続くのかしら? 可愛らしいお兄さん」
「なっ……ノゾミ!? 何故君の声が聞こえるんだ!?」
「私は父の精神干渉の力を受け継いでいる。 だから地上のどこに隠れようと誰かの心に声を届けることくらい容易いこと。 でも今はそんなこと別にどうだっていいの」

 ジクジクと痛む頭を抱えて周囲を見渡す雪兎の心に、現在旧都にいるであろうノゾミの声が雪兎の意思と関係なく強制的に染み入っていく。

「父さんがいなくなった今、父さんの血を継いだ者の責務として私が貴方に仕込まれたセーフティを解除しなければならない。 蠱毒という名の試練を突破してしまった貴方を、世界樹に匹敵する存在として生まれ変わらせる為に」
「訳が分からない! 一体どういうことか説明しろ!」
「……すべては例の狂言回しの目を盗み、異元に逃げた裏切り者共を欺し通す為。 同胞同士で殺し合いをやっていると侮らせる為の芝居の裏で、奴等を滅ぼせる存在を造り上げるのが先人達の最終的な目的だったと、父さんの記憶が見せてくれた」

 唖然呆然と立ち尽くす雪兎の頭の中に淡々と反響するノゾミの言葉。 

 だが、彼女も何か後ろめたいことでもあるのか、突然声のトーンが不安定になる。

「ただ貴方には勝者としての役割を放棄する権利もある。 このまま何もかも忘れて熔岩の奔流に呑まれ、永遠の安寧に身を委ねる権利もある。 ……これから先、貴方にはとても辛い運命が待っている。 死んでしまった方がマシと思える程に。 それでも貴方は、圧倒的多数である無責任な傍観者達の為に戦えますか? 」

 アルフレドから受け継いだ千里眼により、この先何が起こるかを既に知っているのかノゾミの声色はとても暗い。 

 しかしそれでも雪兎の決意は変わらなかった。

「勿論さ、勿論だとも。 でなければ皆の死が台無しになる。 僕に希望を託して死んでいった皆の願いが無駄になるんだ。 そんな酷いことが罷り通って良いはずがない!」

 痛みが残る身体に渇を入れ、両足を力強く踏みしめて、雪兎はしっかりと胸を張って立ち上がる。

 見上げた先にあるものは、大陸を踏みにじって立ち昇る鉄獄蛇の威容だけ。

「だから戦うよ、僕は」
「……本当に優しい人ね、貴方は」

 穏やかに紡がれた雪兎の決心の言葉を聞き入れ、ノゾミは一瞬悲しげな吐息を漏らすも、すぐさま己の役目を果たす為に雪兎へ促す。

「ならば願いなさい、貴方が心の底から望む力の形を。 貴方の体内にあるグロウチウムと、貴方という人間を完全に理解した獣の血肉がきっとそれに応えてくれる」

 雪兎が人為らざる存在に成り果てることを憐れむような、丁寧ながらも悲嘆が篭もった語調でノゾミは伝えるも、当事者たる雪兎には欠片も悲壮感は無かった。 

 何故なら人としての身を捨てる覚悟は当に決まっていた故である。 

 左腕を奪われた挙げ句、身体に獣を宿したその日から。

「負けない、負けられない、未来のために命を賭した人々に殉じる為にも。
 そう、上から目線で恥ずかしげも無く理不尽を押し付け続ける外道には絶対に負けない!!!」

 統制、致死、進化、認識、拒絶、そして流転。

 蠱毒に巻き込まれた人々が心より求めた抽象的な願いの具現。

 時に立ちはだかり、時に語らい、時に轡を並べた赤い血を流す獣達の力。

 それはアルフレドの代理人たるノゾミを介し、最後の生き残りたる雪兎に祝福という名の呪いを授けると、神話ともうたわれる獣を狩る器として昇華させるべく活動を開始した。

 今まで左腕からの神経繊維の拡大のみに収まっていた獣の血肉の侵蝕が活発化し、雪兎の身体を根底から造り替えていく。 

 人では無く、人の形をした別の生き物として。

 筋肉、臓器、骨格、そして脳を含んだ神経組織までが進化していく中、その様をつぶさにモニタリングしていたカルマが無意識のうちに呟く。

『ユーザー……貴方は一体何に成り果ててしまうのです……?』

 最早常識では計れない現象の真っ只中で、それらと対極する合理的存在であるカルマの中にも不安が沸き立つ。 

 原因はスクラップ同然にされたはずのドラグリヲの挙動にある。 

 自分が全く指示を出していないのにも関わらず、ドラグリヲはまるで自ら意志があるかのように雪兎をコックピットを受け入れ、機体構造を勝手に作り直しながら再び立ち上がる。 

 ただの扱い難い兵器などではなく、異常な生命体と化した雪兎のアンプリファイアとして。 

 だが、カルマの呟きに対する雪兎の応答はいつもと何ら変わらなかった。

「僕は誰にもならないよカルマ、哀華さんの膝の上で死ぬまで僕は真継雪兎という人間であり続ける。 だから、僕はこんなところで殺されるつもりは無い!」

 カルマを勇気づけんと雪兎が啖呵を切ったと共に、雪兎の心臓から産出された膨大なエネルギーが、機能を復旧させたドラグリヲの口腔内主砲へ収束しては圧縮されを繰り返し、やがて天文学的なエネルギーを秘めるに至る。

 標的はただ一点。 さっさと襲ってくればいいにも関わらず、自らも全力の一撃を叩き込もうと余裕ぶって雪兎の再起を待ち続ける鉄獄蛇の首級一つ。

 迷いは無かった。

「ウォァアアアアアアアア!!!」

 悲鳴とも怒号とも受け取れる絶叫を雪兎が発した刹那、空を灼き、地を抉り、海を割る光の奔流が、ドラグリヲの喉奥深くより放たれる。

 時同じくして、星の臓物たるマントルからエネルギーを奪って溜め込んでいた鉄獄蛇も、プラズマ化するほどの熱を宿した莫大な質量を誇る熔岩の濁流を列島に向けて吐き出した。

 万物を滅却する極光と、万物を押し流す泥濘。

 それらは射線上に存在するもの全てを互いに消滅させながら直進し続け、ガラス化した大地の上で激突する。

 衝突の余波でユーラシア大陸中央部にオーストラリア大陸がすっぽり入るほどの超巨大クレーターが形成されるが、それでもブレスの押し合いは止まらない。 

 白熱化した大気が無人と化した大陸を余さず焼き尽くし、第二の氷河期を招きかねないほど大量に巻き上げられた土砂が、ブレスの渦に吸い寄せられて文字通り消滅していく。

 小さな人間一人と星を一巻き出来るほどの怪物という絶望的なタフネスの差があるにも関わらず、ドラグリヲから放たれたブレスは決して弱まることなく鉄獄蛇が吐き出す汚泥を撥ね除け続ける。

 理屈では説明出来ない事象であり、カルマは現状を一切理解できず頭を抱えたまま動けなくなってしまったが、絶対に負けられないと思い込んでしまった今の雪兎にとって小難しい道理や法則は全て意味をなさない。

 たとえ全てを超越する存在であろうと“理不尽を押し着せる奴には絶対に負けない”という雪兎の克己心が、あらゆる物理原則や概念を根底から徹底して叩き潰す力を齎し続け、遂には……

 押し切った。

 ドラグリヲの口径を遙かに超えた成長する光の奔流が、鉄獄蛇が吐き出していた泥濘のブレスを食い尽くして自らを構成する光へと昇華し、そのまま鉄獄蛇の胴体から上を滅却し消し飛ばした。

 だが、あまりにも膨大すぎる力は自らをも害することとなり、折角復旧したばかりのドラグリヲの各部が次々に弾け飛んでいく。

『ユーザー! もういいです止めて下さい!』
「うぉあああああああああああ!!!」

 殺意に突き動かされるがまま、尚もブレスを放射し続ける雪兎。 

 遂にはオーバーロードを起こしたリアクターの爆発にコックピットごと呑まれ、自らも炎の中へと身を晒す結果となる。

 その中で雪兎は、二つの影を見たような気がした。

 禍々しいシルエットから人を経て、遂には無に還る二つの影を。
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