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第28話 旋風
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出発時の勢いそのままに、ドラグリヲは雲海の表層をトビウオが跳ね泳ぐようにして飛ぶ。
後方に飛行機雲では無く焔の軌跡を色濃く残し、向かう先は生存圏とキリングフィールドを隔てる前線基地。
死地に向かうことに間違いないが、雪兎の気持ちは何故かひどく落ち着いていた。
カルマに航行を任せると、己は背もたれに身を委ね、何も考えずただ目を瞑って深い呼吸を繰り返す。
そんな時はカルマが場の空気を和ませる為にワザと茶々を入れるものだが、彼女もいつも以上に口数が少なく何も言わない。
瞑想を続ける雪兎の膝の上にちょこんと座り、ただただ己の主の表情を伺う。
重苦しい沈黙がコックピットを包み、ドラグリヲの稼動音と振動だけが狭い空間を支配する。
だが、急を要するメッセージの受信にカルマが気がつくと、コックピット内が途端に慌ただしくなった。
『ユーザー、付近の空域より救難信号を受信しました。如何対処しましょう?』
「妙だな、こんな生存圏付近で、しかもガンタワーの射程内で害獣に襲われるなんてありえるのか?」
『発信元の輸送機の情報こそ正常なものでしたが、救援要請を偽った賊共の罠である可能性も否定出来ません。 残念ながら私に物事の決定権は無い為、ユーザーの判断を願います』
「そうかい、だったらやることは一つだ」
カルマの懸念を聞き流した雪兎がコンソールに触れると、主の意志に呼応したドラグリヲはすぐさま針路を反転させ、信号が発せられた方角に向けて全力で飛翔した。
ただ真っ直ぐ加速するだけならこれ以上ドラグリヲが得意とする事など無く、大気を引き裂き、雲を突き抜け、音よりも速く目的地の上空へ到達する。
そして見つけた。雲の合間に、黒煙を吹く輸送機とそれに群がる大量の害獣共を。
「どこから湧いて来やがったこの雑魚共!」
獲物をなぶり弄んでいた害獣を死角から強襲して立場の逆転を思い知らせた後、雪兎はなおもしつこく絡んでくる馬鹿を叩っ斬りつつ信号の発信元である輸送機に通信を入れる。
「聞こえますか!?こちらI.H.S.社所属アーマメントビーストです!これより貴官を援護します!」
「すまない助かった!だがこっちはエンジンをやられている。荷物を抱えたままでは長々とは飛んでいられん。 ……仕方がない、予定より若干早いが輸送中の機体を降下させる。 このまま何も出来ず花火になるよりかはマシなはずだ」
「僕が援護します。輸送機は投下後退避を急いで!」
最早猶予はない。そう即断するなり雪兎はドラグリヲを降下させ、害獣犇めく荒野のど真ん中へと落ちていった。
身体を張り倒されるような破裂音とドラグリヲの怒号が共に轟き、地面が半円状にめくれ上がった瞬間、デザートを期待して結集していた害獣共の肉体が霧状の何かへ姿を変え、文字通り霧散する。
僅かな間ながらも確かに戦力の真空地帯。そこめがけて、半死半生の輸送機から投下された機動兵器達が落ちてくる。
ミノタウロス型、岩猿型、モスマン型、キマイラ型とそれぞれドラグリヲに劣らずユニークな形態を持った人造の異形達。
それらはドラグリヲの死角を埋めるように降着すると、各々搭載されている武装を展開しながら咆哮した。
『友軍機識別信号照会、該当機及びパイロットとのデータリンク完了。 N.U.S.A.所属のブレイジングブルとクラウドライダー。 列島所属の蚕魂。 大手対獣兵器メーカー所属のマサクゥルと確認。 回線を開きます』
ぼんやりしている暇は無いとカルマが手早く共闘の準備を済ませていくと、程なくして鋼の獣に搭乗する兵士達の賑やかな通信が雪兎の耳に届き始める。
「やれやれ、死なずに済んだかと思えば今度は噂に名高い首狩り兎とご対面か。 しかし思ってたのとずっと大人しいな、てっきり頭の芯までイかれたヤベー奴だと思ってたぜ」
「お前よりまともな奴だと思うぞ」
「馬鹿言え!俺以上に天使な真人間がこの地上に存在するわけ無いだろうが!」
『無駄口は慎め、降下に感づいた害獣共がここへ押し寄せて来ている。迎撃か迂回か撤退か、速急な命令を私は分隊長に希望します』
「勿論逃げるに決まってるよなおっさん!あんな馬鹿みたいな数相手にやり合うなんて割に合わねぇよな!?」
「逃げるだと? アタシの楽しみを不意にするつもりか?」
「やかましいなお前ら少し黙ってろ」
ノリが軽い若者のお喋り、雑音混じりの人工音声、そして狂気が込められた囁き声と三者三様好き勝手発言するが、リーダー格と思わしき凛々しい壮年の命を受けると皆一斉に黙り込み、上司の指示を待つ。
「……この物量相手だと迂回してやり過ごすには厳しいし、引き下がるにもこの数を生存圏まで連れていく訳にはいかん。ここで残らず駆除するぞ」
『了解、ではここに陣を張ります』
「うっへぇ、おっさんマジで言ってんのかよ」
「良いじゃないか最高じゃないか、望み通り皆殺しにしてやる!!!」
各々異なる反応を示しながらも機体の動きは迅速で、背中を預け合いながら迫り来る脅威へ立ち向かう備えを済ます。
その最中で牛頭の魔人が頭部だけを器用にドラグリヲの方へ向けると、そのパイロットたる壮年が雪兎に直接通信を送り付けた。
「という訳だ小僧、首領のお気に入りの力とやら拝見させてもらうぞ」
「勿論です。 ……来ます!」
期待に対する返事もそこそこに、雪兎は己の眼前に迫る軍勢を睨みながら唸りを上げる。
刹那、5匹の鋼の獣達は一斉に散開して大波とも見紛う量の害獣相手に攻防を開始した。
ブレイジングブルが恵まれた体格と質量、そして尋常ではない機体強度を生かし、群がる害獣共を文字通り引き千切っては投げ、雨のように降り注ぐ腐食弾を涼しげに受けながら地表が抉れるほどのぶちかましを決めると、その隙を突いてクラウドライダーが軽々と群れの真上を跳躍し、仕留め損ねた雑魚の頭蓋を叩き割って始末を付ける。
頭部から生えた二本のエネルギーリボンが血飛沫の中を派手に舞い踊り、姑息にも死角から迫っていた害獣をまんまと輪切りにすると、その都度にお喋りなパイロットがわざわざ機体外へのマイクをONにして煽り立てた。
報道ではとてもじゃないが流せないリズミカルな罵声の波は、言葉が通じないはずの害獣共のヘイトを一斉に引き付け、戦列を滅茶苦茶に引っかき回す。
「こんな数、一体何処から湧いて来やがるんだ!? ちっくしょう!俺にばかり貧乏くじ引かせやがって!」
『この程度で大の男が猿のように喚くな』
「あっはいそうですね。 ……って返して貰えば満足かよニヒル気取りの根暗が!
大体な、俺達は未だにテメーのツラを拝ませて貰っちゃいねぇんだ!
そんな味方を信用出来ない奴にとやかく言われる筋合いなんて無いね!」
パイロットの意志に呼応してか、クラウドライダーは蚕魂に向かって挑発的なジェスチャーを繰り返しつつ猛烈なスピードで蚕魂のすぐ脇を走り去っていった。
当然、クラウドライダーに向けられていた殺意は蚕魂へと向かい、華奢な機体を踏み潰さんと迫る。
『どう思おうと私には関係無いことだ。君に媚びて何か見返りがあるのかい?』
このまま動かなければ間違いなく踏み潰されるが、蚕魂は構わずその場から一切動こうとはしなかった。
カイコを基調としたと思われる優美なデザインのモスマン型アーマメントビーストは四本の腕から微かに輝く何かを放出し終えると、恭しく一礼して見せる。
すると、向かって来ていた害獣共が突然絞首刑に処された罪人よろしく吊り上げられ、完全に拘束された。
その様を見て、傍らで獲物を使って遊んでいたマサクゥルが嬉しげに吠える。
「へへっ!」
遠慮無く撃って良い的が増えて嬉しかったのか、大量殺戮兵器が積みに積まれた四つ頭の魔獣がビーム、パルス、レーザーにメーサーと危ない玩具を滅茶苦茶に振り回し、大地を毒々しい緑と焦げ付いたバラ肉で汚していった。
各々の活躍のおかげで刻々と積み上げられる死骸の山。しかしそれもドラグリヲ一機が積み上げたものに比べれば劣ってしまう。
斬られ、潰され、貫かれ、焼かれた挙げ句に氷砕される。地獄が顕現したような惨劇の中心でドラグリヲは屍を踏み固め、咆哮を上げ続けた。
『ユーザー、久々の仕事ですが大丈夫ですか?』
「大丈夫も何もこれが僕らの日常だったはずだ!前のことなんて忘れろ!」
カルマの心配も鑑みず、自ら刻んだ傷の疼きに突き動かされ、雪兎はひたすら殺し続ける。
結局これが自分が一番やれる仕事だったのだと自嘲しながら、目に映る異形を殺し続けた。
さながら、塵芥を纏めて吹き飛ばす旋風のように。
後方に飛行機雲では無く焔の軌跡を色濃く残し、向かう先は生存圏とキリングフィールドを隔てる前線基地。
死地に向かうことに間違いないが、雪兎の気持ちは何故かひどく落ち着いていた。
カルマに航行を任せると、己は背もたれに身を委ね、何も考えずただ目を瞑って深い呼吸を繰り返す。
そんな時はカルマが場の空気を和ませる為にワザと茶々を入れるものだが、彼女もいつも以上に口数が少なく何も言わない。
瞑想を続ける雪兎の膝の上にちょこんと座り、ただただ己の主の表情を伺う。
重苦しい沈黙がコックピットを包み、ドラグリヲの稼動音と振動だけが狭い空間を支配する。
だが、急を要するメッセージの受信にカルマが気がつくと、コックピット内が途端に慌ただしくなった。
『ユーザー、付近の空域より救難信号を受信しました。如何対処しましょう?』
「妙だな、こんな生存圏付近で、しかもガンタワーの射程内で害獣に襲われるなんてありえるのか?」
『発信元の輸送機の情報こそ正常なものでしたが、救援要請を偽った賊共の罠である可能性も否定出来ません。 残念ながら私に物事の決定権は無い為、ユーザーの判断を願います』
「そうかい、だったらやることは一つだ」
カルマの懸念を聞き流した雪兎がコンソールに触れると、主の意志に呼応したドラグリヲはすぐさま針路を反転させ、信号が発せられた方角に向けて全力で飛翔した。
ただ真っ直ぐ加速するだけならこれ以上ドラグリヲが得意とする事など無く、大気を引き裂き、雲を突き抜け、音よりも速く目的地の上空へ到達する。
そして見つけた。雲の合間に、黒煙を吹く輸送機とそれに群がる大量の害獣共を。
「どこから湧いて来やがったこの雑魚共!」
獲物をなぶり弄んでいた害獣を死角から強襲して立場の逆転を思い知らせた後、雪兎はなおもしつこく絡んでくる馬鹿を叩っ斬りつつ信号の発信元である輸送機に通信を入れる。
「聞こえますか!?こちらI.H.S.社所属アーマメントビーストです!これより貴官を援護します!」
「すまない助かった!だがこっちはエンジンをやられている。荷物を抱えたままでは長々とは飛んでいられん。 ……仕方がない、予定より若干早いが輸送中の機体を降下させる。 このまま何も出来ず花火になるよりかはマシなはずだ」
「僕が援護します。輸送機は投下後退避を急いで!」
最早猶予はない。そう即断するなり雪兎はドラグリヲを降下させ、害獣犇めく荒野のど真ん中へと落ちていった。
身体を張り倒されるような破裂音とドラグリヲの怒号が共に轟き、地面が半円状にめくれ上がった瞬間、デザートを期待して結集していた害獣共の肉体が霧状の何かへ姿を変え、文字通り霧散する。
僅かな間ながらも確かに戦力の真空地帯。そこめがけて、半死半生の輸送機から投下された機動兵器達が落ちてくる。
ミノタウロス型、岩猿型、モスマン型、キマイラ型とそれぞれドラグリヲに劣らずユニークな形態を持った人造の異形達。
それらはドラグリヲの死角を埋めるように降着すると、各々搭載されている武装を展開しながら咆哮した。
『友軍機識別信号照会、該当機及びパイロットとのデータリンク完了。 N.U.S.A.所属のブレイジングブルとクラウドライダー。 列島所属の蚕魂。 大手対獣兵器メーカー所属のマサクゥルと確認。 回線を開きます』
ぼんやりしている暇は無いとカルマが手早く共闘の準備を済ませていくと、程なくして鋼の獣に搭乗する兵士達の賑やかな通信が雪兎の耳に届き始める。
「やれやれ、死なずに済んだかと思えば今度は噂に名高い首狩り兎とご対面か。 しかし思ってたのとずっと大人しいな、てっきり頭の芯までイかれたヤベー奴だと思ってたぜ」
「お前よりまともな奴だと思うぞ」
「馬鹿言え!俺以上に天使な真人間がこの地上に存在するわけ無いだろうが!」
『無駄口は慎め、降下に感づいた害獣共がここへ押し寄せて来ている。迎撃か迂回か撤退か、速急な命令を私は分隊長に希望します』
「勿論逃げるに決まってるよなおっさん!あんな馬鹿みたいな数相手にやり合うなんて割に合わねぇよな!?」
「逃げるだと? アタシの楽しみを不意にするつもりか?」
「やかましいなお前ら少し黙ってろ」
ノリが軽い若者のお喋り、雑音混じりの人工音声、そして狂気が込められた囁き声と三者三様好き勝手発言するが、リーダー格と思わしき凛々しい壮年の命を受けると皆一斉に黙り込み、上司の指示を待つ。
「……この物量相手だと迂回してやり過ごすには厳しいし、引き下がるにもこの数を生存圏まで連れていく訳にはいかん。ここで残らず駆除するぞ」
『了解、ではここに陣を張ります』
「うっへぇ、おっさんマジで言ってんのかよ」
「良いじゃないか最高じゃないか、望み通り皆殺しにしてやる!!!」
各々異なる反応を示しながらも機体の動きは迅速で、背中を預け合いながら迫り来る脅威へ立ち向かう備えを済ます。
その最中で牛頭の魔人が頭部だけを器用にドラグリヲの方へ向けると、そのパイロットたる壮年が雪兎に直接通信を送り付けた。
「という訳だ小僧、首領のお気に入りの力とやら拝見させてもらうぞ」
「勿論です。 ……来ます!」
期待に対する返事もそこそこに、雪兎は己の眼前に迫る軍勢を睨みながら唸りを上げる。
刹那、5匹の鋼の獣達は一斉に散開して大波とも見紛う量の害獣相手に攻防を開始した。
ブレイジングブルが恵まれた体格と質量、そして尋常ではない機体強度を生かし、群がる害獣共を文字通り引き千切っては投げ、雨のように降り注ぐ腐食弾を涼しげに受けながら地表が抉れるほどのぶちかましを決めると、その隙を突いてクラウドライダーが軽々と群れの真上を跳躍し、仕留め損ねた雑魚の頭蓋を叩き割って始末を付ける。
頭部から生えた二本のエネルギーリボンが血飛沫の中を派手に舞い踊り、姑息にも死角から迫っていた害獣をまんまと輪切りにすると、その都度にお喋りなパイロットがわざわざ機体外へのマイクをONにして煽り立てた。
報道ではとてもじゃないが流せないリズミカルな罵声の波は、言葉が通じないはずの害獣共のヘイトを一斉に引き付け、戦列を滅茶苦茶に引っかき回す。
「こんな数、一体何処から湧いて来やがるんだ!? ちっくしょう!俺にばかり貧乏くじ引かせやがって!」
『この程度で大の男が猿のように喚くな』
「あっはいそうですね。 ……って返して貰えば満足かよニヒル気取りの根暗が!
大体な、俺達は未だにテメーのツラを拝ませて貰っちゃいねぇんだ!
そんな味方を信用出来ない奴にとやかく言われる筋合いなんて無いね!」
パイロットの意志に呼応してか、クラウドライダーは蚕魂に向かって挑発的なジェスチャーを繰り返しつつ猛烈なスピードで蚕魂のすぐ脇を走り去っていった。
当然、クラウドライダーに向けられていた殺意は蚕魂へと向かい、華奢な機体を踏み潰さんと迫る。
『どう思おうと私には関係無いことだ。君に媚びて何か見返りがあるのかい?』
このまま動かなければ間違いなく踏み潰されるが、蚕魂は構わずその場から一切動こうとはしなかった。
カイコを基調としたと思われる優美なデザインのモスマン型アーマメントビーストは四本の腕から微かに輝く何かを放出し終えると、恭しく一礼して見せる。
すると、向かって来ていた害獣共が突然絞首刑に処された罪人よろしく吊り上げられ、完全に拘束された。
その様を見て、傍らで獲物を使って遊んでいたマサクゥルが嬉しげに吠える。
「へへっ!」
遠慮無く撃って良い的が増えて嬉しかったのか、大量殺戮兵器が積みに積まれた四つ頭の魔獣がビーム、パルス、レーザーにメーサーと危ない玩具を滅茶苦茶に振り回し、大地を毒々しい緑と焦げ付いたバラ肉で汚していった。
各々の活躍のおかげで刻々と積み上げられる死骸の山。しかしそれもドラグリヲ一機が積み上げたものに比べれば劣ってしまう。
斬られ、潰され、貫かれ、焼かれた挙げ句に氷砕される。地獄が顕現したような惨劇の中心でドラグリヲは屍を踏み固め、咆哮を上げ続けた。
『ユーザー、久々の仕事ですが大丈夫ですか?』
「大丈夫も何もこれが僕らの日常だったはずだ!前のことなんて忘れろ!」
カルマの心配も鑑みず、自ら刻んだ傷の疼きに突き動かされ、雪兎はひたすら殺し続ける。
結局これが自分が一番やれる仕事だったのだと自嘲しながら、目に映る異形を殺し続けた。
さながら、塵芥を纏めて吹き飛ばす旋風のように。
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