43 / 142
中編
皿洗いの1年間
しおりを挟む
『アナタタチ、ドコカラキタノ?トシハ?』
片言だが妙に分かりやすい言葉でキュートな外人は喋っていた。
『えっと、あたしたち神奈川県分かりますか?』
愛羽は身振り手振りで伝えようと頑張っている。
『oh、カナガワケン。ワタシイッタコトアルヨ。ヨコハマ、エノシマ、ハコネ、オダワラジョウ』
『あっ、そうそうそこそこ。あたしたち小田原から来たんです』
『ah、オダワラデスカ。カマボコユーメイネ』
そんなことがすぐ出てくるとはなかなか日本のことに詳しいようだ。
『キョウハ、ボウケンデスカ?』
『あーボウケン?違う違う。旅行リョコウ』
冒険とはまた素敵な日本語を知っておいでだが、そう言われても仕方がない冒険の主人公玲璃が横から答えるとキュートな外人は何秒か考え首を傾げた。
『リョコウ…デスカ?』
不思議そう、というよりは理解ができないという顔をしている。
『お姉さんは名前なんて言うんですか?』
『ワタシ、イデア テ ユーヨ』
『イデアさん。あたし暁愛羽です』
『アカツキアイハ?oh、アイハ。カワイイナマエネ』
愛羽は喋りながら、その目線の先にある物に意識を持っていかれた。
『…ナニカ、ツイテマスカ?』
愛羽は目を点にしてイデアの胸元をガン見していた。
(…えっ?超絶大っきいんですけど。何あれ?メロン?メロン?どうすればそうなっちゃうの?何を食べて生きてきたの?嘘でしょ?今までで断トツ1番かも。やっぱ外人さんは体の作りから違うんだなぁ…)
『アナタタチハ、ガクセイサン?』
イデアは話しかけたが愛羽の意識は完全にオッパイの世界に入りこみ聞いていないので代わりに麗桜が話に入った。
『あぁ、そうそう。高校1年でみんな同じ学校なんだ』
『ミンナカワイイネ。ブカツノトモダチデスカ?』
『部活?違う違う、あたしたちは暴走族だよ』
玲璃は自慢気に答えた。
『oh?ジャパニーズボーソーゾク?カナガワノ?コレハコレハトテモキョーミブカイネ』
イデアは聞いて驚きを見せると改めて6人を見回し顔を覗くようにした。
『…どうか、しました?』
『…ah、ナンデモナイヨ。モウスグツクヨ』
愛羽と目が合うとすぐに笑顔に戻ったが、みんなを見る目がそれまでとは違い、何か探るような感じになったのを風雅は見逃さなかった。風雅はそれを言わなかったが、一瞬刀を抜くような殺気をわずかに感じた気がした。
そこから少しして彼女が案内してくれるらしきホテルに着いたのだが、愛羽たちの想像していたホテルとは次元の違う建物がそこにはあった。
まず大きい。建物がデカイだけじゃなく敷地もかなり広い。
『…え、ねぇ。あたしたちここ入っちゃって平気?』
蓮華が言うと改めて6人はその建物を見上げた。ただ大きいだけではない。上から下どころか、その辺一体がもういかにも高級感で溢れ、1歩足を踏み入れただけで自分たちが場違いであることは明らかだった。
『お断りした方がよさそうね』
蘭菜がそう言って溜め息をついた。蘭菜が言うのだ、間違いない。
だがイデアはとっとと1人で歩いていくと、まるで自分の家にでも招き入れるように声をあげた。
『ハヤクオイデヨ!ダイジョブダイジョブ!』
手招きすると1人でエントランスから入っていってしまった。
『ねぇ、大丈夫?あたしたちハメられてない?』
蓮華は不安そうだったがイデアが行ってしまったので、みんなそのまま逃げることもできず6人はとりあえず入っていくしかなかった。
『まぁ、入るだけ入ってみようよ。もしかしたら安い部屋があるのかもしれないし』
愛羽はみんなを元気づけようとしたが、いざ建物の中に入ると中はまた別世界だった。
入ると広いフロアになっていて他の客が数人見えるが、どこからどう見てもお金持ちにしか見えない貴婦人や、すでに偉い人のオーラが出てしまっている政治家風の男など、やはり空気が重い。間違っても子供連れの家族なんていなかった。
少し離れた所でホテルのスタッフらしき男とイデアがこちらを見ながら何やら話している。そうかと思えば他のスタッフが話しかけてきた。
『お部屋にご案内させて頂きます。お荷物をこちらへどうぞ』
もうすでに泊まることが決定してしまっているらしく動きがスムーズで早かった。
『ワタシ、コレカラシゴトダカラユックリシテテネ。アトデアイニクルカラ』
イデアは手を振ってどこかへ行ってしまった。
『えっ!あの…』
『お客様こちらへどうぞ』
6人は何か質問することも許されぬまま部屋に案内されていった。
『お食事はいかがなさいますか?何時に致しましょう』
愛羽たちはまだここに泊まることさえ決めきれていないのに話は勝手に進んでいく。
『えっとー…』
『よろしければお持ちしますが』
返答に困っているとそう言われたので愛羽も答えてしまった。
『あっ、じゃあお願いします』
なにせもう腹ペコだったのだ。
『かしこまりました。では少々お時間いただきまして、19時半からのお食事とさせて頂きます。ではあちらの和室の広間に用意致しますので、落ち着いたらあちらでお待ち下さい。よろしければお飲み物お先にお持ちしますがどうなさいますか?』
愛羽はみんなの方を見て一瞬考えたが決断は早かった。
『あっ、じゃあそれでお願いします』
愛羽たちは1人1部屋用意され、食事は大きな和室の広間でということになった。何はともあれやっと座ることができた。
『いやぁ~、疲れたなぁ~。こんないい所泊まれて良かったなぁ~』
玲璃がさも自分のおかげとでも言いたそうだ。
『何言ってるの?ガイドさん。あなたこれヤバいわよ?色々調べたら、ここ京都で1番有名どころか日本でも五指に入る超高級ホテルよ?あなたここ1人辺りいくらかかると思ってるの?1番安くて200万よ?』
『にっ!200万んん~!!!?』
蘭菜の言葉に一同は本当に腰を抜かした。
『…よし。今からでも遅くない、出よう、帰ろう、逃げよう』
みんな顔が青くなり座っていた場所、触った物を一生懸命拭いて立ち上がった。だがそうしてる間に飲み物と料理が運ばれてきてしまった。
『お飲み物はこちらからお好きな物を注文して下さい』
デンモクを渡されメニューを開くと右はビールから左はシャンパンやらワインやら、あまり聞いたことのないような高そうなお酒がズラリと並んでいた。
『あ、あの、これって多分余計にお金かかっちゃいますよね!?』
そのメニューを見て恐る恐る愛羽が聞くと(当たり前だ!)とみんなが思った。
『いえ、こちらの皆様はお嬢様の大切なお客様ということで存分にもてなすよう申しつけられております故、代金の方はお嬢様がもう済まされております。ですので、お好きな物をお好きなだけ頼んで頂ければお持ちしますので何なりとお申しつけ下さい』
(お嬢様?お客様?)
『あの、それって多分、あたしたちじゃないんじゃ』
ないのでは?と愛羽が言おうとすると玲璃がその口をふさいだ。
『あーあーあー!分かった分かった!どうもありがとう!ほら、愛羽、とりあえずカンパイしようぜ!』
そのまま話をうやむやにした。係の者が去っていくと愛羽の口から手を放した。
『…どうしたの?玲ちゃん』
『バカ!!これでいいんだよ、間違いなら間違いで!勝手に出された以上はこっちに非がないってことで無料だろ?ってことでもう済まそうぜ。今からキャンセルだなんだって言ったって多分もう金は発生してんだぞ。それともお前、ここで1年位皿洗って帰るか?』
玲璃の言っていることは正しいようで間違ってるような気がしたが、もう考えてもしょうがないのでカンパイすることにした。
『じゃあ、まぁ、大阪の予定が京都になっちゃって今日は大変だったけど、旅行は旅行ってことで盛り上がってこー!カンパーイ!』
暴走愛努流、旅行初日の宴会がスタートした。
片言だが妙に分かりやすい言葉でキュートな外人は喋っていた。
『えっと、あたしたち神奈川県分かりますか?』
愛羽は身振り手振りで伝えようと頑張っている。
『oh、カナガワケン。ワタシイッタコトアルヨ。ヨコハマ、エノシマ、ハコネ、オダワラジョウ』
『あっ、そうそうそこそこ。あたしたち小田原から来たんです』
『ah、オダワラデスカ。カマボコユーメイネ』
そんなことがすぐ出てくるとはなかなか日本のことに詳しいようだ。
『キョウハ、ボウケンデスカ?』
『あーボウケン?違う違う。旅行リョコウ』
冒険とはまた素敵な日本語を知っておいでだが、そう言われても仕方がない冒険の主人公玲璃が横から答えるとキュートな外人は何秒か考え首を傾げた。
『リョコウ…デスカ?』
不思議そう、というよりは理解ができないという顔をしている。
『お姉さんは名前なんて言うんですか?』
『ワタシ、イデア テ ユーヨ』
『イデアさん。あたし暁愛羽です』
『アカツキアイハ?oh、アイハ。カワイイナマエネ』
愛羽は喋りながら、その目線の先にある物に意識を持っていかれた。
『…ナニカ、ツイテマスカ?』
愛羽は目を点にしてイデアの胸元をガン見していた。
(…えっ?超絶大っきいんですけど。何あれ?メロン?メロン?どうすればそうなっちゃうの?何を食べて生きてきたの?嘘でしょ?今までで断トツ1番かも。やっぱ外人さんは体の作りから違うんだなぁ…)
『アナタタチハ、ガクセイサン?』
イデアは話しかけたが愛羽の意識は完全にオッパイの世界に入りこみ聞いていないので代わりに麗桜が話に入った。
『あぁ、そうそう。高校1年でみんな同じ学校なんだ』
『ミンナカワイイネ。ブカツノトモダチデスカ?』
『部活?違う違う、あたしたちは暴走族だよ』
玲璃は自慢気に答えた。
『oh?ジャパニーズボーソーゾク?カナガワノ?コレハコレハトテモキョーミブカイネ』
イデアは聞いて驚きを見せると改めて6人を見回し顔を覗くようにした。
『…どうか、しました?』
『…ah、ナンデモナイヨ。モウスグツクヨ』
愛羽と目が合うとすぐに笑顔に戻ったが、みんなを見る目がそれまでとは違い、何か探るような感じになったのを風雅は見逃さなかった。風雅はそれを言わなかったが、一瞬刀を抜くような殺気をわずかに感じた気がした。
そこから少しして彼女が案内してくれるらしきホテルに着いたのだが、愛羽たちの想像していたホテルとは次元の違う建物がそこにはあった。
まず大きい。建物がデカイだけじゃなく敷地もかなり広い。
『…え、ねぇ。あたしたちここ入っちゃって平気?』
蓮華が言うと改めて6人はその建物を見上げた。ただ大きいだけではない。上から下どころか、その辺一体がもういかにも高級感で溢れ、1歩足を踏み入れただけで自分たちが場違いであることは明らかだった。
『お断りした方がよさそうね』
蘭菜がそう言って溜め息をついた。蘭菜が言うのだ、間違いない。
だがイデアはとっとと1人で歩いていくと、まるで自分の家にでも招き入れるように声をあげた。
『ハヤクオイデヨ!ダイジョブダイジョブ!』
手招きすると1人でエントランスから入っていってしまった。
『ねぇ、大丈夫?あたしたちハメられてない?』
蓮華は不安そうだったがイデアが行ってしまったので、みんなそのまま逃げることもできず6人はとりあえず入っていくしかなかった。
『まぁ、入るだけ入ってみようよ。もしかしたら安い部屋があるのかもしれないし』
愛羽はみんなを元気づけようとしたが、いざ建物の中に入ると中はまた別世界だった。
入ると広いフロアになっていて他の客が数人見えるが、どこからどう見てもお金持ちにしか見えない貴婦人や、すでに偉い人のオーラが出てしまっている政治家風の男など、やはり空気が重い。間違っても子供連れの家族なんていなかった。
少し離れた所でホテルのスタッフらしき男とイデアがこちらを見ながら何やら話している。そうかと思えば他のスタッフが話しかけてきた。
『お部屋にご案内させて頂きます。お荷物をこちらへどうぞ』
もうすでに泊まることが決定してしまっているらしく動きがスムーズで早かった。
『ワタシ、コレカラシゴトダカラユックリシテテネ。アトデアイニクルカラ』
イデアは手を振ってどこかへ行ってしまった。
『えっ!あの…』
『お客様こちらへどうぞ』
6人は何か質問することも許されぬまま部屋に案内されていった。
『お食事はいかがなさいますか?何時に致しましょう』
愛羽たちはまだここに泊まることさえ決めきれていないのに話は勝手に進んでいく。
『えっとー…』
『よろしければお持ちしますが』
返答に困っているとそう言われたので愛羽も答えてしまった。
『あっ、じゃあお願いします』
なにせもう腹ペコだったのだ。
『かしこまりました。では少々お時間いただきまして、19時半からのお食事とさせて頂きます。ではあちらの和室の広間に用意致しますので、落ち着いたらあちらでお待ち下さい。よろしければお飲み物お先にお持ちしますがどうなさいますか?』
愛羽はみんなの方を見て一瞬考えたが決断は早かった。
『あっ、じゃあそれでお願いします』
愛羽たちは1人1部屋用意され、食事は大きな和室の広間でということになった。何はともあれやっと座ることができた。
『いやぁ~、疲れたなぁ~。こんないい所泊まれて良かったなぁ~』
玲璃がさも自分のおかげとでも言いたそうだ。
『何言ってるの?ガイドさん。あなたこれヤバいわよ?色々調べたら、ここ京都で1番有名どころか日本でも五指に入る超高級ホテルよ?あなたここ1人辺りいくらかかると思ってるの?1番安くて200万よ?』
『にっ!200万んん~!!!?』
蘭菜の言葉に一同は本当に腰を抜かした。
『…よし。今からでも遅くない、出よう、帰ろう、逃げよう』
みんな顔が青くなり座っていた場所、触った物を一生懸命拭いて立ち上がった。だがそうしてる間に飲み物と料理が運ばれてきてしまった。
『お飲み物はこちらからお好きな物を注文して下さい』
デンモクを渡されメニューを開くと右はビールから左はシャンパンやらワインやら、あまり聞いたことのないような高そうなお酒がズラリと並んでいた。
『あ、あの、これって多分余計にお金かかっちゃいますよね!?』
そのメニューを見て恐る恐る愛羽が聞くと(当たり前だ!)とみんなが思った。
『いえ、こちらの皆様はお嬢様の大切なお客様ということで存分にもてなすよう申しつけられております故、代金の方はお嬢様がもう済まされております。ですので、お好きな物をお好きなだけ頼んで頂ければお持ちしますので何なりとお申しつけ下さい』
(お嬢様?お客様?)
『あの、それって多分、あたしたちじゃないんじゃ』
ないのでは?と愛羽が言おうとすると玲璃がその口をふさいだ。
『あーあーあー!分かった分かった!どうもありがとう!ほら、愛羽、とりあえずカンパイしようぜ!』
そのまま話をうやむやにした。係の者が去っていくと愛羽の口から手を放した。
『…どうしたの?玲ちゃん』
『バカ!!これでいいんだよ、間違いなら間違いで!勝手に出された以上はこっちに非がないってことで無料だろ?ってことでもう済まそうぜ。今からキャンセルだなんだって言ったって多分もう金は発生してんだぞ。それともお前、ここで1年位皿洗って帰るか?』
玲璃の言っていることは正しいようで間違ってるような気がしたが、もう考えてもしょうがないのでカンパイすることにした。
『じゃあ、まぁ、大阪の予定が京都になっちゃって今日は大変だったけど、旅行は旅行ってことで盛り上がってこー!カンパーイ!』
暴走愛努流、旅行初日の宴会がスタートした。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
暴走♡アイドル3~オトヒメサマノユメ~
雪ノ瀬瞬
青春
今回のステージは神奈川です
鬼音姫の哉原樹
彼女がストーリーの主人公となり彼女の過去が明らかになります
親友の白桐優子
優子の謎の失踪から突然の再会
何故彼女は姿を消したのか
私の中学の頃の実話を元にしました
暴走♡アイドル ~ヨアケノテンシ~
雪ノ瀬瞬
青春
アイドルになりたい高校1年生。暁愛羽が地元神奈川の小田原で友達と暴走族を結成。
神奈川は横浜、相模原、湘南、小田原の4大暴走族が敵対し合い、そんな中たった数人でチームを旗揚げする。
しかし4大暴走族がにらみ合う中、関東最大の超大型チーム、東京連合の魔の手が神奈川に忍びより、愛羽たちは狩りのターゲットにされてしまう。
そして仲間は1人、また1人と潰されていく。
総員1000人の東京連合に対し愛羽たちはどう戦うのか。
どうすれば大切な仲間を守れるのか。
暴走族とは何か。大切なものは何か。
少女たちが悩み、葛藤した答えは何なのか。
それは読んだ人にしか分からない。
前髪パッツンのポニーテールのチビが強い!
そして飛ぶ、跳ぶ、翔ぶ!
暴走アイドルは出てくるキャラがみんなカッコいいので、きっとアイドルたちがあなたの背中も押してくれると思います。
ジャグラック デリュージョン!
Life up+α
青春
陽気で自由奔放な咲凪(さなぎ)は唯一無二の幼馴染、親友マリアから長年の片想い気付かず、咲凪はあくまで彼女を男友達として扱っていた。
いつも通り縮まらない関係を続けていた二人だが、ある日突然マリアが行方不明になってしまう。
マリアを探しに向かったその先で、咲凪が手に入れたのは誰も持っていないような不思議な能力だった。
停滞していた咲凪の青春は、急速に動き出す。
「二人が死を分かっても、天国だろうが地獄だろうが、どこまでも一緒に行くぜマイハニー!」
自分勝手で楽しく生きていたいだけの少年は、常識も後悔もかなぐり捨てて、何度でも親友の背中を追いかける!
もしよろしければ、とりあえず4~6話までお付き合い頂けたら嬉しいです…!
※ラブコメ要素が強いですが、シリアス展開もあります!※
ハッピークリスマス ! 非公開にしていましたが再upしました。 2024.12.1
設樂理沙
青春
中学生の頃からずっと一緒だったよね。大切に思っていた人との楽しい日々が
この先もずっと続いていけぱいいのに……。
―――――――――――――――――――――――
|松村絢《まつむらあや》 ---大企業勤務 25歳
|堂本海(どうもとかい) ---商社勤務 25歳 (留年してしまい就職は一年遅れ)
中学の同級生
|渡部佳代子《わたなべかよこ》----絢と海との共通の友達 25歳
|石橋祐二《いしばしゆうじ》---絢の会社での先輩 30歳
|大隈可南子《おおくまかなこ》----海の同期 24歳 海LOVE?
――― 2024.12.1 再々公開 ――――
💍 イラストはOBAKERON様 有償画像
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
後悔と快感の中で
なつき
エッセイ・ノンフィクション
後悔してる私
快感に溺れてしまってる私
なつきの体験談かも知れないです
もしもあの人達がこれを読んだらどうしよう
もっと後悔して
もっと溺れてしまうかも
※感想を聞かせてもらえたらうれしいです
パラダイス・ロスト
真波馨
ミステリー
架空都市K県でスーツケースに詰められた男の遺体が発見される。殺された男は、県警公安課のエスだった――K県警公安第三課に所属する公安警察官・新宮時也を主人公とした警察小説の第一作目。
※旧作『パラダイス・ロスト』を加筆修正した作品です。大幅な内容の変更はなく、一部設定が変更されています。旧作版は〈小説家になろう〉〈カクヨム〉にのみ掲載しています。
女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』
コバひろ
大衆娯楽
前作 “雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ”
(全20話)の続編。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/329235482/129667563/episode/6150211
男子キックボクサーを倒したNOZOMIのその後は?
そんな女子格闘家NOZOMIに敗れ命まで落とした父の仇を討つべく、兄と娘の青春、家族愛。
格闘技を通して、ジェンダーフリー、ジェンダーレスとは?を描きたいと思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる