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答えはノーな俺
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「なんだこれ。バグか?」
ミツキの中身は男だと告白したあの日から、俺のフォロワーが増えに増えまくってどう反応すればいいのか正直わからない。ホント、なんだこれである。
はっ、これが怖いもの見たさってヤツか!!
そしてどうやらそれはチームけもラブにも波及したらしい。
「ちょっと、お兄。なんとかしてよー」
俺達の関係なんかが気になる人がかなりの人数見にきているようだ。どっかで噂になってるのか?
ナナミンまでいつも以上の伸びでフォロワーが増えている。弟か妹なのか!! そんなのどっちだっていい! という感じで。
すまん、妹よ。俺を地獄に引き込んだのはお前だろ? 一緒にこの地獄を楽しもうぜっ!
あのメッセージを送ってきていた名前変えまくりのアイツからのメッセージは今のところ来ていない。
これは本当に捕まったのかもしれない。なら、もう安心してもいいのかな。
「イツキ君その衣裳可愛い。でもお揃いじゃなくなったんはさみしいなー」
マリヤが褒めてくれたこの衣裳、コネクトデザインファクトリーが、新生(?)ミツキちゃんへと送ってきたものだ。今までにないフィット感がある。男心をくすぐるデザインだ。無料で使っていいと言われたけれど、悪いので母さんからもらった小遣いからある程度支払いをしておいた。たぶん、足りないかもしれないけれど。それほどの熱量がこのデザインから感じられた。
「今日は俺、自分の配信もあるから出来ればはやめに切り上げたいんだけど」
「いいですよー。今日はまたゆっくりしたゲームにしましょう。いつでも終われるので」
「ほいさ!」
ナミが元気よく返事をする。
それじゃあ始めますか!!
「チームけもラブのゲーム配信はっじまるよー!」
マリヤに笑顔が戻った。これで良かったよな?
今度はどうやったらチームけもラブに入れますかなんてメッセージがかなりの量、届き出して、少しこまってしまったけれど。
これ、ぜってーリアル確認したいヤツらだろっ!!
マキちゃんのリアル(ついでに妹達)は俺が守る!!
ゆえにもちろんすべて答えはノーだ。
なのに……、なのにですね? なぜ、あなたがここにいるんでしょう。
無言、無表情で眺められる俺達。マリヤと同じ顔で。
そう、そこにいるのはマサユキ!!
俺、見られながらする趣味はないんだけどなーーー! マキちゃんみたいに一緒にVやってるならまだしもーーーー!!
まあ、マリヤが危険な目にあわないように見守っているんだろう。俺はそう自分に言い聞かせながらミツキへと意識を向けた。
ミツキの中身は男だと告白したあの日から、俺のフォロワーが増えに増えまくってどう反応すればいいのか正直わからない。ホント、なんだこれである。
はっ、これが怖いもの見たさってヤツか!!
そしてどうやらそれはチームけもラブにも波及したらしい。
「ちょっと、お兄。なんとかしてよー」
俺達の関係なんかが気になる人がかなりの人数見にきているようだ。どっかで噂になってるのか?
ナナミンまでいつも以上の伸びでフォロワーが増えている。弟か妹なのか!! そんなのどっちだっていい! という感じで。
すまん、妹よ。俺を地獄に引き込んだのはお前だろ? 一緒にこの地獄を楽しもうぜっ!
あのメッセージを送ってきていた名前変えまくりのアイツからのメッセージは今のところ来ていない。
これは本当に捕まったのかもしれない。なら、もう安心してもいいのかな。
「イツキ君その衣裳可愛い。でもお揃いじゃなくなったんはさみしいなー」
マリヤが褒めてくれたこの衣裳、コネクトデザインファクトリーが、新生(?)ミツキちゃんへと送ってきたものだ。今までにないフィット感がある。男心をくすぐるデザインだ。無料で使っていいと言われたけれど、悪いので母さんからもらった小遣いからある程度支払いをしておいた。たぶん、足りないかもしれないけれど。それほどの熱量がこのデザインから感じられた。
「今日は俺、自分の配信もあるから出来ればはやめに切り上げたいんだけど」
「いいですよー。今日はまたゆっくりしたゲームにしましょう。いつでも終われるので」
「ほいさ!」
ナミが元気よく返事をする。
それじゃあ始めますか!!
「チームけもラブのゲーム配信はっじまるよー!」
マリヤに笑顔が戻った。これで良かったよな?
今度はどうやったらチームけもラブに入れますかなんてメッセージがかなりの量、届き出して、少しこまってしまったけれど。
これ、ぜってーリアル確認したいヤツらだろっ!!
マキちゃんのリアル(ついでに妹達)は俺が守る!!
ゆえにもちろんすべて答えはノーだ。
なのに……、なのにですね? なぜ、あなたがここにいるんでしょう。
無言、無表情で眺められる俺達。マリヤと同じ顔で。
そう、そこにいるのはマサユキ!!
俺、見られながらする趣味はないんだけどなーーー! マキちゃんみたいに一緒にVやってるならまだしもーーーー!!
まあ、マリヤが危険な目にあわないように見守っているんだろう。俺はそう自分に言い聞かせながらミツキへと意識を向けた。
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