狸と猫と子犬と子猫

ねこセンサー

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猫の息子はマイペース

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ーー息子の発育が、どうも気になる。

息子を近場の幼稚園に入園させ、そこでまた本気だして孫の手作り幼稚園グッズを作る婆に感謝しつつ呆れつつ。

どうも息子は左利きらしい。こだわり強そうなやつだしなぁ、そういや姉ちゃんも左利きだったようだ、と思案していた猫ですが。

息子の発育状況が、どうも先生方にはひっかかりを感じたようで。園に勧められるまま、何軒かの病院を受診して…わかったことは、一年近く発育が遅れていること。ことに発語、国語関連に弱いこと。


体も小柄ではあるから、多少は遅れているとは思っていたが…

ただ、特別な療育が必要か?といわれたら、微妙なラインだと。

「知能的にも、一歳遅れと思うならば正常な範囲なんですよ」

結局、なんとも宙ぶらりんな診察結果が出たのでした…

今はデリケートな時代なんで、我が子が所謂『障害児』(私たちは漢字表記に拘りはありませんのでこの表記にします)かどうかと言うのは…まずはあの子が将来自分の力で生きていけるかどうか、この指標になるかどうかというところ。

義母(小児療育にも造詣が深い方です)にも話を聞きつつ、とりあえずは定期的に病院でカウンセリングを受けつつ、様子を見ていこうと言う話になりました。

幸い?なことに、息子は他害なんてしないやつ。自分の好きなことをもくもくとやりたいタイプです。妹にも優しいし、むしろやられて耐えるタイプ。

赤ちゃんなど、小さな子を見かけると目を輝かせて、あたまを撫でる子です。

なぜか教えたわけではないのに敬語。家族の私たちには多少崩れますが。基本いつもニコニコしている奴です。

あまりにいいやつだと思い、闇がないかなと思ったこともありましたが、最近は理不尽なことに苛立ちを隠さなかったり、怒りを表したりするようになってきたから、ようやく子供らしくはなったかなーという感じです。

通わせた幼稚園は、比較的あのこの気質にもあっていたようで、のびのびと過ごしていました。友達がいないやつでしたが…

今でもそうですが、あいつは年長者には可愛がられますが、同年代とはあまり波長が合わないんですよね…マイクラにド嵌まりしてる幼稚園生少ないしなぁ…
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