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猫的に帝王切開は術後が本番です
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帝王切開で出産いたしまして、個室に戻って。じじばば含めてご対面です。
実は今回が初めての対面とかね。うちの爺さん来てないとかね、色々突っ込みどころはあるけどね。
とりあえず両家にとっては初孫なわけです。
色々飲み込んで、挨拶はしたらしいですね。私麻酔とかで大変だったから知らないけどさ。
名前は決まっていたとおり、狸さんが決めた候補で。
それを話したら、お義母さん、「言いにくいし、狸と間違えそうだわ~」
…ハッ。確かに。実は狸さんの名前の一字を息子につけるというパターンなんですけど。発音の母音が一緒だった!つまり、か行とマ行、サ行とみ行の組み合わせみたいなもんなんで…まずったかね。まぁいいか。
こまけぇこたぁいいや。一応名前に意味もこもってるし。このままでゴー!
孫を中心にじじばば談義。
「なかなか顔は整ってるんじゃないかな」
「将来ジャニーズいけるんじゃないかな」
「かわいいねえ」
…つっこませろおおお、生後一日でジャニーズいけるとか孫バカ以外のなにもんでもない。猫ババ様ババ馬鹿大爆発ですな。
当の本人は、スヤァと寝ていたわけですが、窓からの光がまぶしいのか、ぐぬぬと眉間に皺を寄せたので、もしやとブラインドをキッチリ下げたらやすらかに眠りあそばしました。
「ドラキュラかな」
うん、そうかも。
現在小学生の息子、肌は白くて睫毛は長め、カールしてる。性格は残念そのものなんですが、外見だけならお前さん女の子が良かったんじゃねという感じ。本人はチビで線が細いのを気にしている模様。かわいいというと怒る。かっこいいといってくれ、とよく言う。お父さんに一番大好きといわれたいらしい。お父さんはおかあさんが一番だと公言するからだ…悔しいらしい。ちゃんと二番は子供たちだって言ってるんですけどね。狸さんの猫への愛は子供たちも苦笑いです。
とりあえず生まれてよかった良かったということで、皆様引き上げていかれました。
…帝王切開は、術後すぐ縫合をしているわけですが、麻酔が切れたそこからが真の地獄です。
腹を切り、内臓をえぐった痛みが夜中によみがえります。
痛み止めというのは一応出ているのですが、それでもつらい。
ギチ、ギチ、ギリ、ギリ、そんな鈍痛が一晩以上続きます。眠れるわけがありません。
それに、少ししたら赤ちゃんへの授乳やお世話も始まりますし。
寝不足、体力低下。それと戦いながら、生まれたわが子の世話をやるわけです。世の中のおかあさんはすごい。
帝王切開だけなのかどうかはわかりませんが…私の場合、術後しばらくは笑うと腹筋がメタクソ痛かった。笑えませんでした。
腹筋って、様々な日常で無意識に使われている筋肉なんですね。とても勉強になりましたよ。咳もくしゃみもご法度だぜ…(遠い目)。
ちなみに、おトイレは大丈夫よ?なんでかっつうと、産む前に尿管っつーて、おトイレのためにそちらの管つないじゃいますからね。
あれをつないだときの違和感も…辛かった…(白目)。
まぁたしかに、下腹部の筋肉がかなり手術でダメージ受けているので、それどころじゃないんですよ。
だからしばらく寝たきりでオーケーなんです。帝王切開出産のおかあさんのベッドの下には小を溜め込むタンクがあるんだとか、そういう無駄知識はついちゃった。だから探すなよ!恥ずかしいから!あー思い出したら結構恥ずかしいですね。
もちろんしばらく絶対安静なので、お風呂だとかそんなの関係ないです。地味にその辺辛かった。
髪の毛べったりしてくるしくさいなーって思うし。
帝王切開のあとは、色々筋肉が死んでるので、たって歩いてトイレにいくだけでも大冒険になります。
娘のときに頑張りすぎてトイレで力尽きてちょっと気を失ったことがあった…後で看護師さんにうっかり話したら、にっこり笑顔で「24時間監視されたいですか?」って言われた。もうしませんごめんなさい。ちょっと頑張ったらできると思ったの…
実は今回が初めての対面とかね。うちの爺さん来てないとかね、色々突っ込みどころはあるけどね。
とりあえず両家にとっては初孫なわけです。
色々飲み込んで、挨拶はしたらしいですね。私麻酔とかで大変だったから知らないけどさ。
名前は決まっていたとおり、狸さんが決めた候補で。
それを話したら、お義母さん、「言いにくいし、狸と間違えそうだわ~」
…ハッ。確かに。実は狸さんの名前の一字を息子につけるというパターンなんですけど。発音の母音が一緒だった!つまり、か行とマ行、サ行とみ行の組み合わせみたいなもんなんで…まずったかね。まぁいいか。
こまけぇこたぁいいや。一応名前に意味もこもってるし。このままでゴー!
孫を中心にじじばば談義。
「なかなか顔は整ってるんじゃないかな」
「将来ジャニーズいけるんじゃないかな」
「かわいいねえ」
…つっこませろおおお、生後一日でジャニーズいけるとか孫バカ以外のなにもんでもない。猫ババ様ババ馬鹿大爆発ですな。
当の本人は、スヤァと寝ていたわけですが、窓からの光がまぶしいのか、ぐぬぬと眉間に皺を寄せたので、もしやとブラインドをキッチリ下げたらやすらかに眠りあそばしました。
「ドラキュラかな」
うん、そうかも。
現在小学生の息子、肌は白くて睫毛は長め、カールしてる。性格は残念そのものなんですが、外見だけならお前さん女の子が良かったんじゃねという感じ。本人はチビで線が細いのを気にしている模様。かわいいというと怒る。かっこいいといってくれ、とよく言う。お父さんに一番大好きといわれたいらしい。お父さんはおかあさんが一番だと公言するからだ…悔しいらしい。ちゃんと二番は子供たちだって言ってるんですけどね。狸さんの猫への愛は子供たちも苦笑いです。
とりあえず生まれてよかった良かったということで、皆様引き上げていかれました。
…帝王切開は、術後すぐ縫合をしているわけですが、麻酔が切れたそこからが真の地獄です。
腹を切り、内臓をえぐった痛みが夜中によみがえります。
痛み止めというのは一応出ているのですが、それでもつらい。
ギチ、ギチ、ギリ、ギリ、そんな鈍痛が一晩以上続きます。眠れるわけがありません。
それに、少ししたら赤ちゃんへの授乳やお世話も始まりますし。
寝不足、体力低下。それと戦いながら、生まれたわが子の世話をやるわけです。世の中のおかあさんはすごい。
帝王切開だけなのかどうかはわかりませんが…私の場合、術後しばらくは笑うと腹筋がメタクソ痛かった。笑えませんでした。
腹筋って、様々な日常で無意識に使われている筋肉なんですね。とても勉強になりましたよ。咳もくしゃみもご法度だぜ…(遠い目)。
ちなみに、おトイレは大丈夫よ?なんでかっつうと、産む前に尿管っつーて、おトイレのためにそちらの管つないじゃいますからね。
あれをつないだときの違和感も…辛かった…(白目)。
まぁたしかに、下腹部の筋肉がかなり手術でダメージ受けているので、それどころじゃないんですよ。
だからしばらく寝たきりでオーケーなんです。帝王切開出産のおかあさんのベッドの下には小を溜め込むタンクがあるんだとか、そういう無駄知識はついちゃった。だから探すなよ!恥ずかしいから!あー思い出したら結構恥ずかしいですね。
もちろんしばらく絶対安静なので、お風呂だとかそんなの関係ないです。地味にその辺辛かった。
髪の毛べったりしてくるしくさいなーって思うし。
帝王切開のあとは、色々筋肉が死んでるので、たって歩いてトイレにいくだけでも大冒険になります。
娘のときに頑張りすぎてトイレで力尽きてちょっと気を失ったことがあった…後で看護師さんにうっかり話したら、にっこり笑顔で「24時間監視されたいですか?」って言われた。もうしませんごめんなさい。ちょっと頑張ったらできると思ったの…
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