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ねこセンサー

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猫は全裸でプロポーズ(受けた)

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あっちがこっちにきたり、こっちがあっちに行ったり。

そんな楽しい生活。平日はつまんないけどね。合間にメールしてるから良いの。

そんな日常でした。

寒さが身にしみるようになり、年の終わりに向け世間が浮つき始めたころ。

…何を思ったか、母からお泊り許可が下りました。

…そうか、クリスマス中止のお知らせの時期でしたか。

せっかくだしな、と猫は得意のシフォンケーキと、チーズケーキを焼いてたぬきさんちに向かいました。

シフォンケーキは1ホール。

玄関を開けてもらって、はいこれ、とケーキを渡すと彼は面食らって、こんなにたくさん食べられないよと、切り分けて会社にもって行きました。

あとでもってくんじゃなかったと後悔しておりましたが。

シフォンケーキって、ひたすら卵白あわ立てて膨らましてるだけのようなものなので…食べちゃうのあっという間なんですよね。

あわ立て加減がつかめたら、わりと材料は安くそろうので、もし1ホール行きたい方がいらっしゃいましたらチャレンジをお勧めします。焼けすぎて焦げそうになったら型の上にアルミホイルかぶせたりすればごまかせますし!

ケーキにがぶっとかぶりつけますよ~。カロリーも比較的低いほうですし。コレステロールはちょっと怖いけど。

お義母さんにも渡したとき、驚かれたなー、こんなにいらないわ!って。

一口食べたら、やっぱりもうちょっと食べようかなっておっしゃって笑いましたが。食が細いほうなんですけどね、お義母さん。あれはおかわりするから嬉しい。

話がそれた。

そんで、会社から帰ってきて、一緒にお話しながらご飯食べて、一緒にゲームしたり、まぁクリスマスだしな!いわゆる性夜やりましたがな!

あーそういえばケーキあったねと思い出して、全裸でケーキつついてたら(服着るのめんどくさかった)、結婚してくださいって言われましたよ。

とにかくあの時は全裸でケーキでプロポーズってインパクトがすごかったもんで、何言われたとか何を言ったとかあんまり覚えてないんですけどね、こちらこそよろしくおねがいしますって即答したことだけは覚えてますよ。

私と彼は趣味が似ておりましたし、短気なところとかシンパシー感じては居りましたし。怒るととっても怖いのは、それは仕方ないとしても、私も落ち込むとカビはえそうなくらいめんどくさいし。めんどくさいもんどうし、仲良くできるかなあって、そう思ったんですよ。

普段は彼が前面に出ているんですけども、普段から私の意向を臆病なくらい気にしている人ですし、ああ見えて繊細で傷つきやすい人ですし。

いいかなーって、おもったんですよね。

うちの両親よりは、仲良しな家庭になれば良いな。そう感じて、了承しました。
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