その猫は月光浴がお好き
とある商家の娘が、姿を消した。
その頃、少年魔法使いは街の家を引き払い、森の中に一匹の猫とともに移り住んだ。
ちょっぴりわがままだけれど心優しい白猫と、少年の穏やかな日々。
そんな日々の裏に潜む事情は、思ったよりもきな臭いものだった。
命を狙われてもなお、父の財産を守ろうとけなげに頑張る少女と、依頼人の依頼を遂行しようと出会った少年。彼らがであったとき、物語は動き出した。
呪いを受けて猫になってしまった少女と、そんな彼女に骨抜きになってしまった少年の溺愛物語。
猫大好き!な方にはお勧め?猫好きの、猫好きによる、猫好きのための物語です。
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