私のことが大嫌いな婚約者~捨ててから誤解だったと言われても困ります。私は今幸せなので放っておいてください~
伯爵令嬢リネット・メイディスは希代の悪女である。
貴族でありながら魔力量が低く、それでいて自尊心だけは高い。
気に入らない相手を陥れるのは朝飯前で、粗相を働いた使用人を鞭で打つことすらあった。
そんな希代の悪女と婚約することになったのは、侯爵家の次期当主エイベル・アンローズ。誰もがとんだ災難だと同情を彼に寄せる。だがエイベルにとっては災難ばかりではなかった。
異母妹に虐げられるアメリアと出会えたからだ。慎ましく儚げな彼女との間に愛を見出した彼は、悪女に立ち向かい、みごと真実の愛を手にした。
愛をもって悪を打倒した美談に、誰もが涙し、ふたりを祝福した。
――そうして役立たずと罵られ、すべての悪事を押し付けられていた少女は、あっけなく婚約者に捨てられた。
貴族でありながら魔力量が低く、それでいて自尊心だけは高い。
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誤字脱字に関しては完全に自分の見落とし不足ですので申し訳ございません。
感想は承認不要と提示されているもの以外は承認しているだけでこれといった意図はありません。
ご指摘ひとつ目で気付ければいいのですが、どうしても時間が空いてしまい、修正に時間がかかっていたりします。
誤字脱字や誤記載をしないようこれからも注意していきたいと思います。
ご指摘ありがとうございます。
修正いたしました。
ご指摘ありがとうございます。
修正いたしました。
困ったことにすでに元婚約者であると記載が……!
三話の途中でちょろっと書かれていたりします。
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リネットはやっぱり子供の頃から知り合いの、ローレンスがお相手なんでしょうか?
あんな地獄みたいな環境から逃げ出せて、本当に良かったね…。早く幸せになれますように…(TT)
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