異世界行ってもニート生活

無知能

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ここはどこなんだ
異世界ものによくある中世ヨーロッパのようなところだな

「もしも~し」

誰かが話しかけてきた

「あなたが出雲さんですか?」

聞き覚えのない名前だったが、自分に話しかけているようだ
だけど今まで引きこもっていた自分は人と話すことは苦手だ

「出雲さん、聞こえてますよね!!」
「はい...」
「やっぱり聞こえてるじゃないですか~」
「...」
「今日からよろしくお願いします。わたしはリンです!!」
「ど、どうも」
てか、俺の名前って出雲なのか
そもそもこの人はなんで名前を知っていて、すぐに話しかけてきたんだ
でもこの人めっちゃ可愛いじゃん!!
高校生ぐらいなのかな
「とりあえず私についてきてください」
「は、はい」
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