24 / 32
第二十三話 ミスリル採集ミッション
しおりを挟む
いよいよダンジョンに入る。大人数なので目立つのなんの。
そんな目線は何なの。
例によって途中の戦闘は極力回避。
まっしぐらに二十階層を目指す。
十階層までは前と同じ二日で通過。ボスは瞬殺。凄いな、A級。
さすがにそれ以降はさくさくとは行かずとも、それでも順調に進む。できるだけ無駄な戦闘は避ける。魔導師達が探知魔法を使ったおかげだ。
おかげでダンジョンの目を知られずに済む。
今回は僕やターニャの出番はあまりない。
カティとは毎日連絡を取り合っている。
――カティ、今日はどうだった?
――うん、また来たよ、汚いおっちゃん達。でもガンマが追っ払っちゃった。
また僕とターニャの居留守狙いか。ほんと、懲りないな。
――そいでね、アリーシェがあんまり殺すの良くないって。
おお、常識の先生、仕事をしてくれる。
最近、カティもミルカも容赦が無くなってたからな。殺人鬼を育てるつもりは無い。
十八階層で初めて弩の出番が来た。オーガジェネラル。強い。
魔導師達の火力にボロボロになりながらも、大剣とハルバートに渡り合う。
「弩三機準備!」アルシオの声が響き渡る。
さっと騎士さん達の手が上がる。
僕は駆け回って、手を上げた騎士さん達の前に弩を出す。
二人がしゃがんで弩の下の突起を支え、一人が照準を付ける。
「前衛、下がれ!弩発射!」
号令と共に、ゴウ、と音を立てて矢が飛んだ。
見事、三本の矢はオーガジェネラルの体に突き立つ。いや、貫通してる。
オーガジェネラル、堪らず膝をつく。
すかさず、前衛が一斉攻撃をかけた。
打つ、突く、ぶった切る、滅多打ちだ。うわあ……
最後にハルバートの一閃がオーガジェネラルの首を飛ばした。
「ふむ。前哨戦としてはまあまあかな」アルシオが呟く。
「前哨戦?」
「目的はミスリル。厄介なのはトロールだからね。ここのダンマスは意地が悪い」
いえいえいえ、そんな。あくまでもデフォルト設定。僕のせいじゃありません、てば。
打ち終わった弩には新しく矢が装填される。横に付いているクランクをぐるぐる回して弦を引くようになってる。ちょっと時間がかかるな。三十秒ってところか。
ああ、そうか。速射性に問題があるから、余分に装填済みの弩を用意しているわけか。
「装填しっぱなしで良いんですか?弦が緩んだりしません?」
「普通はね。でも、君のマジックバッグは時間停止出来るんだろ。だからこその運用さ」
なるほど、アルシオが僕にこだわった訳だ。
打ち出した矢を回収し、装填済みの弩を亜空間に収納する。
その日はここで野営。魔導師達は野営地に強力な結界を貼る。
翌日は十九階層。
出会うミノタウロスを危なげなく倒していく。
強力な前衛と魔導師達の魔法で安定した戦いっぷりだ。僕の出番は無かった。
二十階層の入り口に到達した後、野営地で一日の休息を取る。
翌朝、朝食を終えて、アルシオが皆を集めた。
「諸君、いよいよ最下層だ。ここで三グループに分ける。一グループに三機、弩を配置する。魔導師パーティは一人ずつ僕のパーティー寄越してくれ。ここのトロールはいきなり間近に出現する。真ん中に出現されたグループはまず逃げろ。他のグループは射線を確保次第攻撃。細切れになっても油断するな。トロールの復元力は半端じゃない。最後は焼き尽くせ」
おーっ、と歓声が上がる。
アルシオの指示に従い、僕は各グループに弩と矢を配って歩いた。
なるほど、ここからはその都度じゃ無く、あらかじめ弩を持って歩くのか。
魔導師達が全員に体力強化と防御魔法を掛けて廻る。
僕は念のため擬態スライムの防御力を最大に上げた。もちろん、ターニャもだ。
いくら死に戻れるからって、死ぬのは怖いし、痛い。
全員、ぞろぞろと階層の入り口に入っていく。
見渡す限りの平原。各グループは三角の頂点になるよう、二十歩ほどの距離を取って進んだ。
ミスリルは平原に露出しているらしい。
それを誰かが見つけた。
と、その時。
「トロールが出たぞ!真ん中だ!弩射て!」アルシオが叫んだ。
各グループの描く三角形の真ん中。つまり、僕達とは少し距離がある。
すかさず各グループから一射ずつ矢が放たれ、トロールに突き刺さる。
トロールはどのグループを襲おうか、途惑っているようだ。
「魔法!」アルシオの指示が飛ぶ。
ん?魔法が放たれない。
と首を傾げていると、突き刺さった矢が大爆発を起こした。
矢が刺さっていた部分が吹き飛んで穴になっている。
さすがのトロールも足取りがおぼつかない。
「弩射て!」
次の矢が三本。これも命中。
「魔法!」
大爆発。
トロールの上体が千切れて落ちた。
前衛が一斉に突っ込む。
抵抗できないがまだ生きているトロールを滅多打ち。
文字通り細切れにしていく。
それでも肉片は蠢いて完全に死んではいない。なんてタフなんだ。
すると、前衛の人達が筒状の物を放り投げて戻ってくる。
あれって、魔石を詰めた筒?
「魔法!」
筒がボンと音を立てて火焔が広がる。それがどんどん広がってトロールの残骸を覆い尽くした。
しばらく燃え続けていた火は、やがて所々で収まり始め、最後には黒い地面だけになって燃え尽きた。
アルシオはその燃え後を調べて廻り、ぐんと拳を振り上げて叫んだ。
「討伐完了!」
うおーっ、と歓声が上がる。
矢にも魔石が組み込んであったのか。そしてそれらを爆発させる魔法は目に見えないらしい。
その後、ミスリル採取に入った。三角の陣形はそのまま。
防御魔法と体力強化のおかげで、もしトロールが現れても大丈夫らしい。
結界は中に出現されると意味が無いので不採用とのこと。
僕は三つのグループを駆け回ってミスリルを受け取り、亜空間に収容する。
その日は後二回トロールが現れ、同様の方法で討伐した。
今回はけが人も出ていない。アルシオの作戦勝ちだ。
「もしかして、この階層はわざと集団の真ん中にトロールを出現させるんじゃないかと思ってね。何か手を打たれるんじゃないかと思ってたんだが、案外抜けてるよね、ここのダンマス」
抜けてません!これがデフォルトなんですう。
野営は十九階層に戻ってやる事になった。二十階層で寝てる間にポップされたら、ね。
翌日もミスリル採取。
トロールは五体出た。うち一回は二体同時。
その翌日もミスリル採取。どんだけ採るんだよ。もう何トンにもなるんじゃないか?
そして二体トロールが現れた後、トロールキングが出た。
さすがにトロールキングは強い。
矢は五十本以上使った。
穴だらけになりながらも近寄って来ようとするので、足を集中的に狙い、動けなくしてからハリネズミのように矢を突き立て、大爆発を起こしてやっと細切れに出来た。
爆風で何人かがすっ転んだほどの規模だった。
「では転移陣が出たところで凱旋しようじゃないか」
なんだ、トロールキングが出るのを待っていたのか。
ミスリルを欲張ってたのかと思ったぞ。
ちゃんとトロールキングを倒す算段があったんだな。
今回は死者ゼロ。大成功じゃないか!
アルシオに畏敬の念を覚えたのはこれが初めてだ。
そんな目線は何なの。
例によって途中の戦闘は極力回避。
まっしぐらに二十階層を目指す。
十階層までは前と同じ二日で通過。ボスは瞬殺。凄いな、A級。
さすがにそれ以降はさくさくとは行かずとも、それでも順調に進む。できるだけ無駄な戦闘は避ける。魔導師達が探知魔法を使ったおかげだ。
おかげでダンジョンの目を知られずに済む。
今回は僕やターニャの出番はあまりない。
カティとは毎日連絡を取り合っている。
――カティ、今日はどうだった?
――うん、また来たよ、汚いおっちゃん達。でもガンマが追っ払っちゃった。
また僕とターニャの居留守狙いか。ほんと、懲りないな。
――そいでね、アリーシェがあんまり殺すの良くないって。
おお、常識の先生、仕事をしてくれる。
最近、カティもミルカも容赦が無くなってたからな。殺人鬼を育てるつもりは無い。
十八階層で初めて弩の出番が来た。オーガジェネラル。強い。
魔導師達の火力にボロボロになりながらも、大剣とハルバートに渡り合う。
「弩三機準備!」アルシオの声が響き渡る。
さっと騎士さん達の手が上がる。
僕は駆け回って、手を上げた騎士さん達の前に弩を出す。
二人がしゃがんで弩の下の突起を支え、一人が照準を付ける。
「前衛、下がれ!弩発射!」
号令と共に、ゴウ、と音を立てて矢が飛んだ。
見事、三本の矢はオーガジェネラルの体に突き立つ。いや、貫通してる。
オーガジェネラル、堪らず膝をつく。
すかさず、前衛が一斉攻撃をかけた。
打つ、突く、ぶった切る、滅多打ちだ。うわあ……
最後にハルバートの一閃がオーガジェネラルの首を飛ばした。
「ふむ。前哨戦としてはまあまあかな」アルシオが呟く。
「前哨戦?」
「目的はミスリル。厄介なのはトロールだからね。ここのダンマスは意地が悪い」
いえいえいえ、そんな。あくまでもデフォルト設定。僕のせいじゃありません、てば。
打ち終わった弩には新しく矢が装填される。横に付いているクランクをぐるぐる回して弦を引くようになってる。ちょっと時間がかかるな。三十秒ってところか。
ああ、そうか。速射性に問題があるから、余分に装填済みの弩を用意しているわけか。
「装填しっぱなしで良いんですか?弦が緩んだりしません?」
「普通はね。でも、君のマジックバッグは時間停止出来るんだろ。だからこその運用さ」
なるほど、アルシオが僕にこだわった訳だ。
打ち出した矢を回収し、装填済みの弩を亜空間に収納する。
その日はここで野営。魔導師達は野営地に強力な結界を貼る。
翌日は十九階層。
出会うミノタウロスを危なげなく倒していく。
強力な前衛と魔導師達の魔法で安定した戦いっぷりだ。僕の出番は無かった。
二十階層の入り口に到達した後、野営地で一日の休息を取る。
翌朝、朝食を終えて、アルシオが皆を集めた。
「諸君、いよいよ最下層だ。ここで三グループに分ける。一グループに三機、弩を配置する。魔導師パーティは一人ずつ僕のパーティー寄越してくれ。ここのトロールはいきなり間近に出現する。真ん中に出現されたグループはまず逃げろ。他のグループは射線を確保次第攻撃。細切れになっても油断するな。トロールの復元力は半端じゃない。最後は焼き尽くせ」
おーっ、と歓声が上がる。
アルシオの指示に従い、僕は各グループに弩と矢を配って歩いた。
なるほど、ここからはその都度じゃ無く、あらかじめ弩を持って歩くのか。
魔導師達が全員に体力強化と防御魔法を掛けて廻る。
僕は念のため擬態スライムの防御力を最大に上げた。もちろん、ターニャもだ。
いくら死に戻れるからって、死ぬのは怖いし、痛い。
全員、ぞろぞろと階層の入り口に入っていく。
見渡す限りの平原。各グループは三角の頂点になるよう、二十歩ほどの距離を取って進んだ。
ミスリルは平原に露出しているらしい。
それを誰かが見つけた。
と、その時。
「トロールが出たぞ!真ん中だ!弩射て!」アルシオが叫んだ。
各グループの描く三角形の真ん中。つまり、僕達とは少し距離がある。
すかさず各グループから一射ずつ矢が放たれ、トロールに突き刺さる。
トロールはどのグループを襲おうか、途惑っているようだ。
「魔法!」アルシオの指示が飛ぶ。
ん?魔法が放たれない。
と首を傾げていると、突き刺さった矢が大爆発を起こした。
矢が刺さっていた部分が吹き飛んで穴になっている。
さすがのトロールも足取りがおぼつかない。
「弩射て!」
次の矢が三本。これも命中。
「魔法!」
大爆発。
トロールの上体が千切れて落ちた。
前衛が一斉に突っ込む。
抵抗できないがまだ生きているトロールを滅多打ち。
文字通り細切れにしていく。
それでも肉片は蠢いて完全に死んではいない。なんてタフなんだ。
すると、前衛の人達が筒状の物を放り投げて戻ってくる。
あれって、魔石を詰めた筒?
「魔法!」
筒がボンと音を立てて火焔が広がる。それがどんどん広がってトロールの残骸を覆い尽くした。
しばらく燃え続けていた火は、やがて所々で収まり始め、最後には黒い地面だけになって燃え尽きた。
アルシオはその燃え後を調べて廻り、ぐんと拳を振り上げて叫んだ。
「討伐完了!」
うおーっ、と歓声が上がる。
矢にも魔石が組み込んであったのか。そしてそれらを爆発させる魔法は目に見えないらしい。
その後、ミスリル採取に入った。三角の陣形はそのまま。
防御魔法と体力強化のおかげで、もしトロールが現れても大丈夫らしい。
結界は中に出現されると意味が無いので不採用とのこと。
僕は三つのグループを駆け回ってミスリルを受け取り、亜空間に収容する。
その日は後二回トロールが現れ、同様の方法で討伐した。
今回はけが人も出ていない。アルシオの作戦勝ちだ。
「もしかして、この階層はわざと集団の真ん中にトロールを出現させるんじゃないかと思ってね。何か手を打たれるんじゃないかと思ってたんだが、案外抜けてるよね、ここのダンマス」
抜けてません!これがデフォルトなんですう。
野営は十九階層に戻ってやる事になった。二十階層で寝てる間にポップされたら、ね。
翌日もミスリル採取。
トロールは五体出た。うち一回は二体同時。
その翌日もミスリル採取。どんだけ採るんだよ。もう何トンにもなるんじゃないか?
そして二体トロールが現れた後、トロールキングが出た。
さすがにトロールキングは強い。
矢は五十本以上使った。
穴だらけになりながらも近寄って来ようとするので、足を集中的に狙い、動けなくしてからハリネズミのように矢を突き立て、大爆発を起こしてやっと細切れに出来た。
爆風で何人かがすっ転んだほどの規模だった。
「では転移陣が出たところで凱旋しようじゃないか」
なんだ、トロールキングが出るのを待っていたのか。
ミスリルを欲張ってたのかと思ったぞ。
ちゃんとトロールキングを倒す算段があったんだな。
今回は死者ゼロ。大成功じゃないか!
アルシオに畏敬の念を覚えたのはこれが初めてだ。
88
お気に入りに追加
218
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

お布団から始まる異世界転生 ~寝ればたちまちスキルアップ、しかも回復機能付き!?~
雨杜屋敷
ファンタジー
目覚めるとそこは異世界で、俺は道端でお布団にくるまっていた
思わぬ″状態″で、異世界転生してしまった俺こと倉井礼二。
だがしかし!
そう、俺には″お布団″がある。
いや、お布団″しか″ねーじゃん!
と思っていたら、とあるスキルと組み合わせる事で
とんだチートアイテムになると気づき、
しかも一緒に寝た相手にもその効果が発生すると判明してしまい…。
スキル次第で何者にでもなれる世界で、
ファンタジー好きの”元おじさん”が、
①個性的な住人たちと紡ぐ平穏(?)な日々
②生活費の為に、お仕事を頑張る日々
③お布団と睡眠スキルを駆使して経験値稼ぎの日々
④たしなむ程度の冒険者としての日々
⑤元おじさんの成長 等を綴っていきます。
そんな物語です。
(※カクヨムにて重複掲載中です)

のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる