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第十話 それぞれの道
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それからしばらくは平穏な日々が続いた。
僕たちは目立たないよう、橋の下の塒で過ごしているように見せかけた。
一階層の群生地のおかげで下級冒険者達も実入りが増え、ターニャが稼いでもあまり目立たない。
食糧事情が良くなったせいか、僕らはふっくら肉が付いてきたし、体力も上がってきた。
もちろん、偽装スライムのおかげでそういうのは目立たない。
ブートキャンプでの経験値上げは毎日の日課だった。
ある日、ミルカがスライム狩りで魔法を使う方法を見つけた。
「【アポーツ】!」
魔法で核を引き抜いてしまう魔法だ。
それまでカティが勝っていたスライム狩りはミルカが逆転、カティは悔し涙に暮れた。
そうこうしているうち、オルトの成人の時が来た。オルトが十五歳。
この世界では皆が一斉に一歳年が上がる。
だからターニャが十七歳。僕が十三歳、カティが十一歳、ダインが十歳、ミルカが八歳。
「僕はどうも冒険者には向いていないみたいだから、商人になろうと思うんだ」
十五才のお祝いをしていると、オルトがそう切り出した。
「伝はあるのかい?」ターニャが尋ねる。
「今は無いけど、屋台からやっていこうかなって」
「それなら僕手伝うよ」ダインが口を挟んだ。
「僕も冒険者は向いてないからなあ。料理人になろうかな」
「えー、お兄ちゃん達、冒険者にならないの?パーティー組むの楽しみにしてたのに」
ミルカが口をとんがらす。
「おいおい、ミルカが冒険者になれるまで、まだ七年もあるんだよ」
「じゃあ、ポーターになって付いてく!」
ターニャはしばらく考えて口を開いた。
「そうか。それぞれに向き不向きがあるからね。あたいとしては皆の後押しが出来れば良いかと思ってる。アッシュとカティはどうなんだ?」
「僕はこのダンジョンから離れられないから、まあ、ポーターのままここに居ても良いかな」
「わたしもここにいる」カティはそう言って顔を伏せた。
「いずれにしても今すぐどうこうって事は無いわよね。オルトの屋台の件は皆で少しずつ準備していこう。ダインもね」
「ターニャありがとう。世話になりっぱなしなのに」オルトが少し涙声になる。
「何言ってるの。あたいたちは家族なんだから」
ターニャはそう言ってとても良い笑顔を見せた。
「ミルカについては少し考えがあるんだけど」僕は普段思っていたことを口に出す。
「ミルカはとんでもない魔法の才がある。だからそっちを伸ばしてやりたいんだ。僕の魔法の知識じゃ全然追いつかない。ちょっと考えてる事がある」
「魔法師に弟子入りする?」
「ここを離れるのは嫌よ」ミルカ、即断。
「魔道書があれば良いんだけどな」オルトが呟く。
「でも高いんだろ、あれ」
「初級でも金貨十枚だってねえ」
「少し裏技になるけど、ダンジョンを使おうかと。最近知ったんだけど、ダンジョンはボスを倒すと宝箱を出す仕組みがあるらしい。その中に魔道書を生成できるんだ」
「できるの?」あ、ハモった。
「うん。ただし、ちゃんと最下層まで潜って、ダンジョンボスと戦わなければいけないんだ。ターニャ、勝てるかな?」
「他に方法はない?」
「うん。魔道書自体を直接生成するのは出来ないらしい。あくまでも宝箱とセットなんだよ」
「融通効かないね、このダンジョン」
「まったくだ」
その夜、僕がコンソールで作業していると、カティがそっと寄り添ってきた。
「どうした。眠れないのか?」
「うん……わたしね」そのまま言い淀む。
「ん?」
「わたし、皆の役にも立ってない。何も出来ないし、弱いし」
「ん?カティはまだ小さいんだから、そんな事気にしなくて良いんだよ」
「でも、ダインはお料理できるし、ミルカは魔法が使える。わたし、何も無い」
そうか。少し引っ込み思案のカティはそんな事考えていたんだ。
確かに目立つところは何も無い。
そう言えば、年少組のステータスは確認してなかった。見てみるか。
―――――――――――――――――――――――
名前:カティ(11)
種類:人族
体力:23
攻撃:31
敏速:36
防御:45
器用:105
知性:156
霊力:98
スキル:霊視lv1・操霊lv1
―――――――――――――――――――――――
なんだ、これは。
ステータスに魔力は無く、霊力となっている。
霊視とか操霊というスキルは何なのだ?
ミルカはどうだろう?
―――――――――――――――――――――――
名前:ミルカ(8)
種類:人族
体力:17
攻撃:35
敏速:12
防御:20
器用:15
知性:75
魔力:480
スキル:魔法lv1
―――――――――――――――――――――――
攻撃力がやや大きいのは毎日スライム退治をやっているせいだろう。
魔力はさすがだ。
ダインは。
―――――――――――――――――――――――
名前:ダイン(10)
種類:人族
体力:22
攻撃:18
敏速:27
防御:31
器用:81
知性:92
魔力:20
スキル:料理LV1
―――――――――――――――――――――――
まんまだな。
「カティにはね、誰にも無い力が眠ってる。まだ小さいから表に出てないだけ。焦ることは無いんだよ」
「強くなれる?」
「なれるとも」できるだけ力強く言って上げた。
カティはふにゃっと笑って顔を擦り付けてきた。
少しは気が楽になったのかなあ。
さて、チュートリアル先生に聞いてみた。
霊力とは霊子を操作する力らしい。霊子その物はエネルギーだから霊子のエネルギーを操れるという事か?霊視というのは霊子が見えるという事?
操霊というのは霊子を操作できるスキルなのかもしれない。
チュートリアルではそれ以上の事は分からなかった。
さて、ターニャと僕はどれくらいステータスが上がったんだろうか。
―――――――――――――――――――――――
名前:ターニャ(17)
種類:人族
体力:121
攻撃:180
敏速:78
防御:83
器用:68
知性:102
魔力:15
スキル:剣術LV2・格闘LV1・弓LV1
―――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――――
名前:アッシュ(13)
種類:人族(ダンジョンマスター)
体力:89
攻撃:128
敏速:82
防御:77
器用:68
知性:200
魔力:350
スキル:空間制御LV8・剣術LV2・魔法LV1
―――――――――――――――――――――――
鎧猪を狩り続けたせいか、相当上がっている。
ターニャの体力と攻撃力は冒険者ランクD並だろう。
他が少し弱いのでランクEってところかな。
僕はもろランクEだな。
翌日からオルト、ダイン、カティ、ミルカは森で角兎を狩る事にした。
オルトとダインは食材を自分で狩れるようになるため。
カティとミルカはスライム卒業だ。沼沢地帯は消去した。
僕たちは目立たないよう、橋の下の塒で過ごしているように見せかけた。
一階層の群生地のおかげで下級冒険者達も実入りが増え、ターニャが稼いでもあまり目立たない。
食糧事情が良くなったせいか、僕らはふっくら肉が付いてきたし、体力も上がってきた。
もちろん、偽装スライムのおかげでそういうのは目立たない。
ブートキャンプでの経験値上げは毎日の日課だった。
ある日、ミルカがスライム狩りで魔法を使う方法を見つけた。
「【アポーツ】!」
魔法で核を引き抜いてしまう魔法だ。
それまでカティが勝っていたスライム狩りはミルカが逆転、カティは悔し涙に暮れた。
そうこうしているうち、オルトの成人の時が来た。オルトが十五歳。
この世界では皆が一斉に一歳年が上がる。
だからターニャが十七歳。僕が十三歳、カティが十一歳、ダインが十歳、ミルカが八歳。
「僕はどうも冒険者には向いていないみたいだから、商人になろうと思うんだ」
十五才のお祝いをしていると、オルトがそう切り出した。
「伝はあるのかい?」ターニャが尋ねる。
「今は無いけど、屋台からやっていこうかなって」
「それなら僕手伝うよ」ダインが口を挟んだ。
「僕も冒険者は向いてないからなあ。料理人になろうかな」
「えー、お兄ちゃん達、冒険者にならないの?パーティー組むの楽しみにしてたのに」
ミルカが口をとんがらす。
「おいおい、ミルカが冒険者になれるまで、まだ七年もあるんだよ」
「じゃあ、ポーターになって付いてく!」
ターニャはしばらく考えて口を開いた。
「そうか。それぞれに向き不向きがあるからね。あたいとしては皆の後押しが出来れば良いかと思ってる。アッシュとカティはどうなんだ?」
「僕はこのダンジョンから離れられないから、まあ、ポーターのままここに居ても良いかな」
「わたしもここにいる」カティはそう言って顔を伏せた。
「いずれにしても今すぐどうこうって事は無いわよね。オルトの屋台の件は皆で少しずつ準備していこう。ダインもね」
「ターニャありがとう。世話になりっぱなしなのに」オルトが少し涙声になる。
「何言ってるの。あたいたちは家族なんだから」
ターニャはそう言ってとても良い笑顔を見せた。
「ミルカについては少し考えがあるんだけど」僕は普段思っていたことを口に出す。
「ミルカはとんでもない魔法の才がある。だからそっちを伸ばしてやりたいんだ。僕の魔法の知識じゃ全然追いつかない。ちょっと考えてる事がある」
「魔法師に弟子入りする?」
「ここを離れるのは嫌よ」ミルカ、即断。
「魔道書があれば良いんだけどな」オルトが呟く。
「でも高いんだろ、あれ」
「初級でも金貨十枚だってねえ」
「少し裏技になるけど、ダンジョンを使おうかと。最近知ったんだけど、ダンジョンはボスを倒すと宝箱を出す仕組みがあるらしい。その中に魔道書を生成できるんだ」
「できるの?」あ、ハモった。
「うん。ただし、ちゃんと最下層まで潜って、ダンジョンボスと戦わなければいけないんだ。ターニャ、勝てるかな?」
「他に方法はない?」
「うん。魔道書自体を直接生成するのは出来ないらしい。あくまでも宝箱とセットなんだよ」
「融通効かないね、このダンジョン」
「まったくだ」
その夜、僕がコンソールで作業していると、カティがそっと寄り添ってきた。
「どうした。眠れないのか?」
「うん……わたしね」そのまま言い淀む。
「ん?」
「わたし、皆の役にも立ってない。何も出来ないし、弱いし」
「ん?カティはまだ小さいんだから、そんな事気にしなくて良いんだよ」
「でも、ダインはお料理できるし、ミルカは魔法が使える。わたし、何も無い」
そうか。少し引っ込み思案のカティはそんな事考えていたんだ。
確かに目立つところは何も無い。
そう言えば、年少組のステータスは確認してなかった。見てみるか。
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名前:カティ(11)
種類:人族
体力:23
攻撃:31
敏速:36
防御:45
器用:105
知性:156
霊力:98
スキル:霊視lv1・操霊lv1
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なんだ、これは。
ステータスに魔力は無く、霊力となっている。
霊視とか操霊というスキルは何なのだ?
ミルカはどうだろう?
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名前:ミルカ(8)
種類:人族
体力:17
攻撃:35
敏速:12
防御:20
器用:15
知性:75
魔力:480
スキル:魔法lv1
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攻撃力がやや大きいのは毎日スライム退治をやっているせいだろう。
魔力はさすがだ。
ダインは。
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名前:ダイン(10)
種類:人族
体力:22
攻撃:18
敏速:27
防御:31
器用:81
知性:92
魔力:20
スキル:料理LV1
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まんまだな。
「カティにはね、誰にも無い力が眠ってる。まだ小さいから表に出てないだけ。焦ることは無いんだよ」
「強くなれる?」
「なれるとも」できるだけ力強く言って上げた。
カティはふにゃっと笑って顔を擦り付けてきた。
少しは気が楽になったのかなあ。
さて、チュートリアル先生に聞いてみた。
霊力とは霊子を操作する力らしい。霊子その物はエネルギーだから霊子のエネルギーを操れるという事か?霊視というのは霊子が見えるという事?
操霊というのは霊子を操作できるスキルなのかもしれない。
チュートリアルではそれ以上の事は分からなかった。
さて、ターニャと僕はどれくらいステータスが上がったんだろうか。
―――――――――――――――――――――――
名前:ターニャ(17)
種類:人族
体力:121
攻撃:180
敏速:78
防御:83
器用:68
知性:102
魔力:15
スキル:剣術LV2・格闘LV1・弓LV1
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名前:アッシュ(13)
種類:人族(ダンジョンマスター)
体力:89
攻撃:128
敏速:82
防御:77
器用:68
知性:200
魔力:350
スキル:空間制御LV8・剣術LV2・魔法LV1
―――――――――――――――――――――――
鎧猪を狩り続けたせいか、相当上がっている。
ターニャの体力と攻撃力は冒険者ランクD並だろう。
他が少し弱いのでランクEってところかな。
僕はもろランクEだな。
翌日からオルト、ダイン、カティ、ミルカは森で角兎を狩る事にした。
オルトとダインは食材を自分で狩れるようになるため。
カティとミルカはスライム卒業だ。沼沢地帯は消去した。
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