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三話 小国の美姫、我慢の限界がきた皇帝に押し倒されました ★R18

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★R18シーンがございます。
苦手な方はご注意下さい。


☆★☆


陛下がわたくしのところへいらっしゃるようになって、2週間程が経ちました。

その頃には陛下も元気を取り戻され、黒髪もツヤツヤになられ肌もツルツルと輝かんばかりの美しさになりました。

ですが、困ったことになりました。
だんだんと陛下の赤い瞳に熱が籠もっているように感じるようになりました。
陛下が身も心も元気になられた証拠です。

鈍感なわたくしにもわかるくらいに。

わたくしは夜伽の方法など前世の稚拙な知識と書物で読んだ程度。

わたくしは側室がたくさんいるうちの一人であり、初めてのお渡りの日から一切そのようなことがなくそういう雰囲気にもなりませんでしたので、陛下はわたくしにその役目を求めておられないと思っておりましたから、陛下に熱く見つめられると困ってしまいます。

「ウィレイナ……」
「へ、陛下!今宵は帝国の歴史について教えて頂きたいことがございまして…」

「ウィレイナ……」
「陛下、侍女がこの帝国にしかないという果物スターライツを用意してくれたのです。
わたくし食べたことがありませんので陛下と一緒に食べることをとても楽しみにしてましたの」

「ウィレイナ……」
「陛下、あのこの度は中庭の方を綺麗にして下さり大変嬉しく思います。
あの大きな赤い花は何と言うのでしょうね?とても綺麗で…」

陛下がいらっしゃるようになってからわたくしが手作りした花壇のある中庭がいろんなお花が咲き乱れ驚く程、華やかなになりました。
庭師が新たに雇われて綺麗なお花を植えてお世話をしてくれています。

その中にあるわたくしの手作りの花壇を残して下さっているのですけど、恥ずかしいですが心配り有り難く思います。
時間がある時は中庭で庭師さんに聞きながらお花のお世話をしております。

離宮の中も高価だろうと思われる絵画が飾られるようになったり、改修工事まで行われています。

わたくしが来た頃の離宮は古くはありましたが、数年前まで叔母様が暮らしておられたので清潔で品の良い美しい内装でしたが、どんどん豪華に様変わりしてくのです。

そして毎日のように陛下の名で商人が出入りするようになり、宝石やドレス、靴などを選ぶようにと言われるようになりました。

わたくしは前世の庶民感覚が抜けませんので、目の前に並ぶ豪華な宝石やどれほどの値段がするのだろうという高価なドレス用の生地を前にオロオロと気後れしてしまうのですが、侍女に相談して失礼にならない程度に宝石やドレスを購入させて頂いております。

これって?
いやいや勘違いをしてはいけません。


最近のわたくしは陛下がその気になられそうな時に何とか気を逸らしてくれる話題で逃れてきたのですが、そのネタももう尽きてきてしまいました。

わたくしはどうしましょう?どうすれば逃れることが出来るのか?と悩んだ末、賭けに出ました。

「陛下、最近はわたくしが陛下を独り占めしてしまっている状況に大変心苦しく申し訳なく思っております。
陛下もお元気になられたようですので、他の側室の方のところへも行かれてはいかがでしょうか?」

どうか肉食系の側室の方のところへ行ってお子を成して下さいと心の中では思っていますが、それを表に出さないように陛下に失礼にならないように気をつけて言ったのですけど。

「ウィレイナは何と健気なことを言う。
安心しろ!私はもうウィレイナだけだ」

そう言って抱き上げられ、ベッドへと連れて行かれ押し倒されてしまいました。

あれ?わたくし間違ってしまいました?


「あ、あの陛下!…」

「美しい私のウィレイナよ。
私はもう我慢が出来ん。
私にそなたのすべてを奪わせてくれ」

「!んんーっ、…んん」

噛み付くようにキスをされてしまいました。
わたくし初めてのキスなんですよ?
ちょ、ちょっと待って下さい。
こんな激しいキスって…!。

「ふっ、ーーんんっ…ふぁ。
い、息が…」

「ウィレイナは初いのだな。
息は鼻でするのだ。
私の可愛いウィレイナよ」

はぁはぁと言いながら鼻で息をしようとしていると、少し口が開いていたようでヌルッと陛下の熱い舌が入り込んできました。

えっ?舌を入れるんですの~!?
そんなの書物にも載っていなかったと思いますけど?!
ビックリして目をパチパチさせると陛下が口を離して下さったんですけど。

「へ、陛下ぁ…ちょっ、ちょっと…」

「駄目だ。もう待てぬ」

またわたくしの口の中に入り込んできた陛下の舌が縦横無尽にわたくしの口の中を動き回り上顎や下顎、歯列をなぞっていきます。

わたくしはそれだけで息が上がり、朦朧として力が抜けていきます。
キスってこんなに激しくて、そのなんだか身体が熱くなるものなんですか?
わたくしきっと顔が真っ赤ですわ。

「あぁ、美しい私のウィレイナ。
これくらいで息が上がって、赤く染まったそなたの顔は何て愛らしいのだ。
他のところもすべて見せてくれ」

そう言った陛下がキスを続けながらあっという間にわたくしの夜着を脱がせて、わたくしは生まれたままの姿になってしまいました。

まだ夜着のガウンを羽織ったままの陛下を前にして裸になっている自分が恥ずかしくて仕方ない。

「…あっ!……」

わたくしは身体を隠さず、思わず両手で顔を覆ってしまいます。
陛下はわたくしの両手を片手で掴んでわたくしの頭の上に縫い付けるように固定してしまいました。

どこも隠すことが出来ません。

「あ、あの陛下…その、恥ずかしい…のです」

「ウィレイナ恥ずかしくなどない。
あぁ、そなたは身体も何と美しい」

陛下ははぁと溜め息を零してから潤んだ赤い瞳でわたくしを見つめながら、もう片手でわたくしの首筋を撫でてきた。

わたくしはくすぐったいようなゾワゾワとするその初めての感覚に戸惑ってしまう。
人に首筋を触られるって自分で触るのとは全然違うのですね。

「ふうっ…くっ、ん…ん…」

声が漏れてしまうので、恥ずかしくて歯を食いしばってしまいます。

「ウィレイナ、歯を食いしばってはならぬ。
力を入れるでない。
ゆっくり息を吐くのだ。

それと声は我慢するな、もっと聞かせてくれ」

「ひゃあっ…」

今度は首筋にヌルッとした感覚が。
陛下が舌でペロンッと舐めてきたのだとわかり、恥ずかしさと頭が混乱してきて訳がわからなくなりそうです。

「敏感みたいだな、ウィレイナ。
どこまでも私の理想だ」

「えっ?…あっああ…」

陛下がわたくしの首筋から鎖骨の辺りまでを舌でなぞるように舐めてきました。

くすぐったいのか何なのかわからない感覚にわたくしは少し怖さを感じて、涙が溢れてしまう。
その涙を陛下が舌を這わせて拭っていく。

「へ、陛下!…わたくしは…その…閨のことは書物でしか読んだ…こと…なく…あ、あの…わからない…ことばかりで…」

「フッ、案ずるな。
すべて私に任せておけば良い。
ウィレイナは気持ち良く啼いていれば良いのだ」

陛下はニヤリとしてからわたくしの唇に吸い付いてきた。

「…!ふっんん……!んんっ…」

陛下はわたくしの唇をペロッと舐めながら片手で胸の膨らみをやわやわと揉んできた。

あっと口を開けると空かさず、陛下の舌がまた入り込んできた。
それをされると身体の力が抜けていくのです!

言葉を発しようにも口を塞がれているので、声にならない。

さらに膨らみをやわやわとされてその上にある頂きをキュッと摘んできた。

「!ふっ?んん…」

驚きとこそばいような背中がゾゾッとする何とも言えない感覚に身体が跳ねる。

「初めてであるのに良い反応をする」

陛下はニッコリと満足そうな顔をしてやわやわと捏ねるように膨らみを揉み込むようにしながらその上にある頂きを口に含んできた。

「きゃっあ…ああっ…うんん…」

そ、そんなことを?!
その胸を刺激されることは読みましたけど、陛下が口で!?
心の中でそう思っているけど、わたくしは自分の声ではないような高く甘えるような声を出してしまい余計恥ずかしくなる。

だけどわたくしのそんな反応に陛下は嬉しそうに口角を上げてまた頂きに吸い付いてきて舌で捏ねたり突いてきたりしてくる。

「なっ、…あぅあっ…ああっ…」

陛下が口で頂きを捏ねたり突付いたり、吸い付いたりしながら手は胸から腰を撫でてどんどん下へおりていく。 

その手の動きにさえ、わたくしの身体が反応してピクピクとなる。

そして上にあった手を離して陛下は両手でわたくしの足を広げて自分の身体を中に割り込ませてくる。

そんな!足を閉じることが出来ないです!

「えっ?…うそっ…ひゃあ!」

足を広げられてからすぐさま陛下の手がわたくしの股の間を撫でてきたことに驚いて、わたくしの腰が跳ねて甲高い声が漏れる。

「ああ、ウィレイナちゃんと濡れているな。
そなたはどこもかしこも美しい」

陛下がうっとりとしながらわたくしの股の間の突起を撫でてきた時、わたくしは味わったことのない背中を電流が流れるようなゾクゾクとする感覚に半泣きになりながら声が上擦る。

「ウィレイナ私ににすべて任せて委ねなさい」

「あ、…あぅ…うぁ…ひゃあっ、ああ」

もうわたくしはあられもない声を上げるだけになってしまった。


どれくらい経ったのでしょう?
じゅくじゅくと自分の身体が発してるとは思えない卑猥な音に恥ずかしくてもうどうにかなりそうなのに、わたくしは甘えるような声を上げるしか出来ない。

「あっああ…いやっ…まっ…ひぃああ」

「ウィレイナ今私の指がそなたの可愛らしいところに何本入っているかわかるか?」

陛下ははぁはぁと少し荒く息をしながらもわたくしに問いかけてくる。

「わから…あっ!あぅ…あああっ」

「わからないか、今3本だ。
ウィレイナもう少し頑張ろうな。
私のを受け入れてもらうにはまだ不十分だからな」

陛下は楽しそうにそれでいて目をギラつかせて、わたくしの蜜が溢れてくる中を見つめながら長い指をクネクネとさせて中を蹂躙してくる。

「ひっああ!…いやっ…そこ、は…あああぁ」

「ここか、ウィレイナのいいところは」

ある一点を陛下の指が触れた瞬間わたくしはカァッと身体がより一層熱くなり額から汗が吹き出して、身体をビクッビクッとしならせる。

「まっ…いや…んっ…ふぁあ…あああ」

「もう待たない。
ああ、何と艶かしくて美しいことか」

「ひゃあ…ふぁぁん…あああ…」

陛下が蜜の溢れ出る中をクネクネとさせながらその上にある突起も摘んできた。

「あああっーっーー!……」

その瞬間、わたくしは頭が真っ白になって背中を反らせて、身体をビクンビクンと波打たせた。

「果てたか。
何と敏感でいやらしい身体だ。
身体まで私の好みとは、ウィレイナよ。
いいぞ!もっとイクと良い」

何だか陛下に凄いこと言われているようなのだけど、もうまともな返答が出来ない。

「あああぁ…ヒッ、もう…お、ゆるし…あぅん!」

「何を言うか、まだ私は本懐を遂げていない。
今ようやく指が4本入っているのだぞ。
ああ、わかるかウィレイナ、そなたの中が私の指を締め付けて吸い付いてくるのだ。
指だけでも随分と気持ち良いぞ」

陛下は満足そうにわたくしを見つめてくるけど、赤い瞳はギラっとしていてまるで獰猛な獣のようだ。
わたくしはもうすべての身体の力が抜けて自分がどうなっているのかわからない。

それからどれくらい経っただろうか、何度か頭が真っ白になって身体に力が入らずくたっとしながらはぁはぁと息を零していると、熱いものが蜜の入口にあてがわれた。
わたくしは思わず、自分の股の方を見て息を飲む。
黒々とした指とは比べものにならない超大なものがわたくしの蜜を零している入口に当てられているのを見てしまった。

「ヒッ…そんな…大き…の…ムリ…です!…」

「大丈夫だ。時間かけてほぐしたからな。
私ももう我慢出来ない。
最初は少し痛むかもしれんが、なるべく身体に力を入れるな。
力を抜くのだぞ、ウィレイナ」

そう言ってグッと陛下の大きいものが入ってきた。

「いっ…うぅ…」

わたくしは痛みを感じて声が漏れて思わず身体に力が入る。
陛下の先がわたくしの中に入り込んだみたいで痛みを感じる。
でもそれは思ったより軽いもののような気がする。
凄く痛いかもしれないと本には書いていたけど、陛下が言った通り少し痛い程度だ。

「もう少しの我慢だウィレイナ。
すぐ痛みはなくなるはずだ」

「うぅ…ふっ…んんん…あっあああ」

「クッ、キツいな…ウィレイナ力を抜け!ゆっくり深呼吸するのだ」

陛下に言われてわたくしは必死に深呼吸する。
その隙にグッと陛下のものが一気に入ってきた。

「うっ、…あっ、あああああ」

「…ハッ!ウィレイナ、全部入ったぞ」

見ると陛下は顔を顰めて何かに耐えるような顔になってる。

「へ、陛下…」

「グレイブだ。グレイブと呼べ」

「ふっ…グレイブ、様…」

陛下がわたくしの唇に頬、額にキスを落としてくる。
陛下はわたくしを気遣って動かないでいてくれているということかしら?
グッと力を入れて何かを堪えているようで、陛下も辛そうに見える。
それでも陛下は耐えて下さっている。

痛みは確かにもうあまりない。
お腹の中いっぱいでギチギチで苦しいけど、このままだと陛下が辛そうだわ。

「へい、グ、グレイブ様…わたくしは大丈夫です。
う、動いて下さい」

わからなくても前世の知識と書物で読んだからこれから陛下がどうするかくらいはわかる。

「…っ!ウィレイナ!」

陛下はわたくしの名を呼びながらゆっくりと動き始めた。

痛みはもう感じなくなってきた。
まだ苦しいけど、陛下も同じなのだと思うと耐えられる。

とその時、中のある一点を陛下のものがかすめた時。

「ひぃ、あああ!…」

「ここか」

陛下がその一点を重点的に当たるように動いてきた。

「あっ、あぅ、あああ…まっ…あああん」

「待つことはもう出来ん。
クッ!…ウィレイナも良さそうだ」

陛下の動きがだんだん早くなっていく。

わたくしはあられもない声を上げるだけになった。

「うっん…ふぁんっ…あっあっ、ああああ」

「ウィレイナ、良いぞ、最高だ」

「ひぃあ、あぅあっ、も…あああああぁーーーっ」

わたくしは初めてなのに陛下に突かれて頭が真っ白になって果ててしまったようだ。

「クッ…ウィレイナ…私もイク…」

陛下の動きが一段と激しくなり、そしてグッとより深く入ってきた時に陛下がブルッと身体を震わせてからわたくしの中に温かいものが広がってきた。

「へいかぁ…」

わたくしはそのまま意識が遠退いていった。



グチュグチュと部屋中に卑猥な音が響いている。

あれから陛下はほとんど毎日のようにわたくしのところへやってきてはわたくしを抱くのです。

いつ頃からかわたくしはすっかり陛下に慣らされて、蜜を零しながら陛下の指を受け入れている。

快感でどうしようもなく腰が一人でに揺れてしまう。

「へい、へいかぁ…」

「グレイブと名を呼べと言っているのにウィレイナは余程お仕置きされたいみたいだな」

陛下が指でわたくしのもっとも感じる一点を押し潰すようにグッと指を押し込んでくる。

「はっ、あっ、ちがっ…あああ…グレイブさま~あぅん、ああ…ああああん」

「ほらどうして欲しいか言いなさい」

陛下がわたくしの蜜口にその大きな熱いものを当てながら言われたのだけど、陛下が求める言葉を言うのがどうしても恥ずかしい。

でもわたくしの身体はそれを求めている。
もう指だけでは物足りない。
もっと大きくて熱いものが欲しい。

わたくしは腰をユラユラさせて陛下のものを蜜口に入れてもらおうとするけど、陛下がその滾った熱いものをさっと入口から避けた。

「いやぁ~っ…」

「ウィレイナ、お強請りの仕方を教えたであろう?さあ言ってごらん」

陛下が余裕の笑みを浮かべてわたくしを見てくる。
けど、陛下も息が荒くなっていることもわかっている。

「うぅ~…」

わたくしは涙を流して潤んだ瞳で陛下を見上げるけど、言わないとしてくれないことを今までの経験でわたくしは痛い程わかっている。

わたくしの頭の中はもう陛下のものが欲しくていっぱいになっていて、余裕なんてとっくの昔になくなっている。

「グ、グレイブさまの…大きいのを…くださいぃ~」

わたくしは耐えられなくなって陛下にお強請りした。

「よく言えたな、望みのものをやろう」

そう言って陛下のものが一気に入ってきた。

「あっ!…あああああぁーーーっ」

わたくしはそれまで散々に高められていたから陛下のものを入れられただけでイッてしまった。

「入れただけでイッたか。
堪らないな、ウィレイナはどれだけ私を夢中にさせるのだ」

陛下は満面の笑みで腰をユルユルと動かし始めた。


それからわたくしが何度もイッてから陛下がようやく一度果てた。

わたくしはハァハァと言いながら。

「あっ…おわっ…た?…」

「私の愛するウィレイナ何を言う?
夜はまだまだこれからだぞ」 

陛下の言葉にわたくしの背を冷や汗が流れる。

「へいか!…もう…お許しを…」

「まだ私の名を呼ばぬのか…ウィレイナはやはりお仕置きをされたいのだな」

「ち、ちが…グレイブ、さ、ま…」

慌てて陛下の名を言ったけど、陛下はフフッと不敵に笑って。

「今度はゆっくりと時間をかけて愛してやろう」

わたくしは身体をクルッと回されてうつ伏せにされて、お尻を高く上げさせられて陛下がまた入ってきた。

それからわたくしが気をやるまで陛下は時間をかけてわたくしと繋がり続けた。


朝になって、陛下はわたくしを膝の上に乗せてわたくしにあーんと食べさせながら自分もその合間に朝食を取ってから王宮に戻られるのです。

閨を共にするようになってからはそれがお決まりになりました。

陛下の膝の上であーんと食べさせてもらうなどとても恥ずかしいのですが、わたくしは朝食の時には力尽き果てて陛下のされるがままになってしまうのです。

陛下って以前はあんなにお疲れだったのにお元気になられたら、体力お化け?これって絶倫って言うのかしら?
どこにそんな体力をお持ちだったの?

わたくしは毎日寝不足で中庭にもなかなか行けなくなってしまいましたわ。


陛下は戻られる時にまたわたくしをベッドへ運んでくれるからわたくしはまた少し寝て、昼過ぎに部屋のソファで侍女が入れてくれたお茶を飲みビタミンたっぷりの果物を出してくれるのでそれを食べながら。

「陛下はいつになったらわたくしに飽きられるのでしょう?」

わたくしが一人言のように呟くと。

「陛下のご寵愛篤いウィレイナ様が何をおっしゃられるのですか?」

最初の頃より距離が近くなり、気軽に冗談も言うようになった侍女に笑顔でそんなことを言われる。

まあ、陛下は相変わらず政務を頑張っておられるし、わたくしもその行為をもう嫌だと思っていないので、陛下が飽きられるまでお相手することにしましょうと思うのであった。








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