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番外編
あれ?まだ強制力ありますの!? 5
しおりを挟むアルの誕生日パーティーはわたくしがクライファートを生んだ3ヶ月後に王宮で行われました。
わたくしもこの頃には徐々に公務に復帰しておりましたので、このパーティーにはアルの髪の色の藍色の光沢のあるこの国特産の生地に胸元や裾にアルの瞳の金色の刺繍が施されて金色のようなイエローダイアモンドの小さな粒が腰から下に散りばめられた出産後だからとそんなに締め付けない緩やかなエンパイアドレスに、ティアラは真ん中に秘宝とは違いますが藍色の宝石が嵌め込まれたもの、周りはイエローダイアモンドが輝いているものでございます。
そして秘宝の真藍の雫のペンダントとイアリングをして、アルのエスコートで参加致しました。
アルはこの日はこの国で国王陛下以外の男性の正装は騎士服なのですが、今日は白い騎士服色ではなく色も生地もわたくしと同じ藍色のもので、袖や胸元にアルの瞳の色であり、わたくしの髪の色である金色のわたくしと同じ模様の刺繍が施されていて、アルの騎士服の上半身にもイエローダイアモンドの粒が散りばめられていて、腕のブレスレットと耳のピアスがわたくしの瞳の色の青いサファイアをしている。
誰が見てもお互いの色を纏っているわたくしたち。
国王陛下のご挨拶の後、貴族が高位の順に陛下と王妃殿下、アルとわたくし、第二王子のセントバーナルと彼の婚約者エンヴェリカ・クエスベルト子爵令嬢、そして第一王女のアマリアの順で挨拶をしてきます。
第一王女のアマリアはこの日、彼女の希望で王国騎士団副団長、ステファン・コードシス様がエスコートして入場致しました。
婚約者でありませんから段上ではアマリア王女だけでしたが。
実はアマリア王女は瞳の継承者らしく一途で愛が重くていらっしゃいます。
アマリア王女は幼い頃からのステファン様に恋しております。
ステファン様には未だに婚約者がおられませんが、アマリア王女より10歳年上。
おまけに元平民で実力で王国騎士団副団長にまで登りつめた人物。
副団長になられてから騎士爵を賜りましたが、それでも大変な身分差がございます。
ステファン様にとっては考えられないことだと思いますが、瞳の継承者の人間がこの人!と思った人を逃す訳がありません。
いずれアマリア王女とステファン様は年齢差と身分差を越えて結ばれるのですが、それはまた別の話でごさいます。
まずはドレンナザス公爵ご一家、その後にブレンダーザス公爵ご一家。
クリスとヴァネッサの第一男のレオナルドはまだ3歳なので、クライファートと同じくお留守番なのよね。
可愛いレオに会いたいわ!
また王宮に来てもらうか、わたくしがクライファートと一緒に訪ねることにしましょう。
ヴァネッサとわたくしが目を合わせて、目で合図をしましたわ。
わたくしとヴァネッサは今はもう何も言わなくてもお互いの目線だけで、何が言いたいのかわかるくらいになりましたのよ。
ヴァネッサと後でね、合図をして次々に挨拶に来られる貴族の方たちとにこやかに挨拶を交わしていきます。
どれくらい経ったのでしょう。
壮年の男性の「ジェンバーネット伯爵にございます」という挨拶の声で、わたくしはハッとなりました。
ジェンバーネット伯爵って小説でアルの側妃になったパトリシア嬢の家じゃなかったかしら?
まずは陛下と王妃殿下へのご挨拶をしているので、アルとわたくしにはまだですわ。
わたくしは目の前で挨拶をしている違う伯爵一家とにこやかに言葉を交わします。
でも気になって思わずチラッとジェンバーネット伯爵一家の方を見ると、ブロンドを緩やかなにまとめた髪にエメラルドのような美しい翠の瞳の本当にヒロインのベントリーア伯爵令嬢によく似た女性が今ご挨拶をしている陛下たちではなく、何故かアルの方を見つめているのですわ。
えっ?この方がパトリシア嬢?
というか今まだ陛下にご挨拶をしているところなのにどうしてもうアルを見ているのかしら?
陛下と王妃殿下にご挨拶をしている時に余所見なんて有り得ないことです。
不敬になってしまいますわよ。
それにアルとパトリシア嬢の出会いはまだ先ではなかったかしら?
でもアルの誕生日パーティーですもの。
国内すべての貴族が集まりますわ。
彼女が来ていても不思議ではありませんわね。
この時に最初の出会いをしていたのかしら?
でもそれなら視察先でアルがパトリシア嬢に一目惚れしたというのがおかしくなってきますわ。
そのうちにジェンバーネット伯爵たちは陛下と王妃殿下の挨拶を終え、わたくしたちの前にやってきました。
アルが声をかけて伯爵の発言を許してから伯爵が挨拶の口上とアルに対する誕生日のお祝いの言葉を述べている間もパトリシア嬢は熱心にアルだけを見つめているのです。
わたくしは驚きを顔に出さないように表情を変えず、口元を扇で隠す。
そしてその瞬間にわたくしとパトリシア嬢がパチッと目が合ってしまいましたの。
パトリシア嬢は今わたくしの存在を把握したのか、わたくしを見て驚きの表情でポカーンと目と口を開けてわたくしを見つめてきました。
貴族令嬢として表に出すのは有り得ないくらいの表情ですわ。
どういうことなのでしょう?
もしかしたらパトリシア嬢も転生者なのかしら?
そうでなければこの場でわたくしを見てそんなに驚きませんわよね?
わたくしはアルの妻で王太子妃ですもの。
普通なら公式のこの場にいることが当然だと思いますわ。
それがあの驚き様。
彼女が転生者で、小説の内容を知っているとしたら有り得ることだとわたくしはピンッときました。
ジェンバーネット伯爵一家の挨拶の後、アルがわたくしの腕をさりげなく触ってきたので、アルの顔を見ると、いつものアルらしいイタズラっ子のような笑顔をわたくしに向かって見せますの。
アルがわたくしがいつもと違うことをすぐ悟ったのでしょう。
王太子としては公の場でどうなのかという笑顔ですが、一瞬でしたしわたくしだけにわかるように見せたのでしょう。
それはわたくしにだけ見せるアルの笑顔ですわ。
わたくしは彼の笑顔に安心して彼に微笑み返しました。
すべての貴族の挨拶の後、みなでグラスを持ち乾杯をします。
「ナタはアルコールじゃないのにしたからね」
アルがわたくしに向かい微笑みます。
「あら、もうアルコール飲めますわよ」
わたくもお返しとばかりにイタズラっぽい顔をしてアルに微笑み返すと。
「ふふっ、それなら後で私と2人っきりでゆっくり酒を酌み交わそう。
クライファももう寝ているだろうからパーティーの後は夫婦の時間だよ。
ナタが私を祝ってくれるだろう?」
アルがわたくしに向かい柔らかく微笑む。
「わかりましたわ」
わたくしが了承の返事をすると、アルが満足気に1つ頷きました。
乾杯の後、アルとわたくしは腕を組んで段上を下りていきます。
先程挨拶した貴族たちとの歓談の時間となります。
この国では王族の中で陛下と王太子殿下のみ大々的に誕生日パーティーが行われます。
他国の王族や要人を招くこともありますが、今日は国内の貴族だけの招待に留めたようです。
そして誕生日パーティーでは舞踏会のようにダンスを踊るという習慣はこの国ではなく、陛下の挨拶、貴族たちが王族に挨拶を済ませ皆で乾杯をしてからは立食による軽い食事と歓談の時間となります。
王族はこの時に食事を取ることはございません。
貴族の方々もほとんどの方は飲み物だけで食事をされる方は少ないと思いますわ。
陛下と王妃殿下がドレンナザス公爵一家とブレンダーザス公爵と歓談しておられるので、アルとわたくしは早速クリスとヴァネッサのところに向かいます。
クリスは黒の騎士服にところどころヴァネッサのドレスの紫の生地を取り入れて刺繍は銀糸、模様もヴァネッサとお揃いですわ。そして黒いキラキラと輝く小粒の宝石を騎士服の上半身に散りばめられています。
ヴァネッサは只今妊娠中で少しお腹が出てきているのでゆったりめの紫のエンパイアドレス。
胸元には銀のドレスと同じ生地に紫の刺繍をあしらった大きめのリボンが巻かれていて、お腹が目立たないように配慮されています。
腰から下はクリスの髪の色を意識した小粒のダイアモンドが散らされていて裾には銀糸の刺繍が施されていて、ヴァネッサのドレスはいつもクリスがデザインからすべて決めるらしいけれども、相変わらずの独占欲ですわ。
それにわたくしと同じく真紫の雫のペンダントとイアリング、そしてクリスから送られたという紫の指輪をしています。
ヴァネッサがアルとわたくしが近付いていくとニッコリと表情を崩して嬉しそうな笑顔を見せています。
ヴァネッサも以前より淑女として表情を作れるようになったとはいえ、こういう時は彼女の素が出てしまうようですが、わたくしはそれが可愛いと思ってしまいますの。
あら、クリスもですわね。
アルとわたくしが近付いてきているというのに視線はヴァネッサしか見ておりませんわ。
アルとわたくしはしばらくクリスとヴァネッサと歓談する。
気心知れた相手なので、アルもわたくしも公な場だけど少し力を抜いて会話を楽しんでいます。
その時にクリスがチラッと余所を見ました。
ヴァネッサ以外のアルやわたくしもそれに釣られてそちらの方を向くとクリスの視線の先にパトリシア嬢の姿が見えました。
鋭いクリスがパトリシア嬢を見つけたようですわ。
クリスがヴァネッサの腰を抱いてサッと自分の方へ引き寄せます。
「えっ?クリス?」
気付いていなかったヴァネッサがクリスに突然引き寄せられて、ビックリしてクリスを見上げます。
「さっきからあの女がウロチョロしているんだ。
何だあの女は」
クリスは警戒するようにヴァネッサを庇うように引き寄せます。
「あぁ、確かジェンバーネット伯爵令嬢だったかな?どうしたんだろうね」
アルがさして興味がないというようにクリスにパトリシア嬢のことを教えます。
クリスは一瞬剣呑な顔をした後、それからはパトリシア嬢を一切見ることなくヴァネッサを蕩ける顔で見つめていますわ。
もう一切興味を失くしたようです。
アルも一度はチラッとパトリシア嬢の方を見たけれど、アルも興味を示さずそれ以降彼女の方を見ることはなかったのです。
それ以降、クリスたちと離れてアルとわたくしは他の貴族たちと歓談する為に移動していったのですが、パトリシア嬢がわたくしたちの行く先々に姿が見えるようについてくるのです。
決して自分からは話しかけてくることはしないのですが、まるでアルに見つけて欲しいと言わんばかりにずっとわたくしたちの視線の届く範囲にいるのです。
アルとわたくしが結婚してからは随分と減りましたが、それでも昔からアルと少しでもお近づきになりたい令嬢がそんな行動を取ることにわたくしは慣れておりましたので、表情に出さないようにすることは慣れております。
平然とした顔をしながらアルと横に並びながら貴族たちと歓談しておりました。
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