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第二十一話 愛する人との幸せと安全の為に(クリスフォード視点)

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私は着替えて出かける前に寝ているヴァネッサの顔を一目見てから出かけようと寝室に戻ると。



「…ん…クリス様?…」

ヴァネッサが眠そうな掠れた声を出しながら起きてきた。



可愛いと思う気持ちとその掠れた声にまた欲望がもたげそうになるのを堪えて愛しいヴァネッサにキスをして抱きしめてから昼過ぎには戻るからと言って部屋を出た。




ツーカンネ侯爵とベントリーア伯爵を他に関わった奴らを終わらせる為に王宮に向かい王族と面会する。


国王と王太子だけでも十分かもしれないが、ツーカンネ侯爵家とは親戚筋に当たる王妃にも同席してもらい、彼女の気持ちと意見を聞く必要があると父とお義父上が言ったので同席してもらうことになった。



証拠として書類の他、言い逃れが出来ないよう映像、声を録音してる魔道具も稼働させていたので、一緒に提出する。
こちら側は父とお義父上、ジョルジュ殿そして私だ。


王宮に到着し会議室に案内される。
私たちが入って着席して、しばらくして別の扉から国王たちが入ってきた。

国王たちに立ち上がって礼をする。
そして先に着席したのを見届け私たちも改めて座った。


まずはツーカンネ侯爵に関する鉱山の金塊や石炭の産出量の詐称申告と、他国との裏取引の実態。
そして禁術とされる魅了魔法と同じ効果がある薬物シフィスをシュバルツダイン帝国と共同で製造し国内で使用していたこと。


シフィス使用に関してはあの女が私だけてなく王太子、ナターシャにも使用しようとしていた。
事前に王家の影が処理しているが、お茶に混入させていた映像が流れた時、王太子アルスタインの顔色が変わった。


自分よりナターシャに使用としようとしたことが許せないのだろう。
王太子は幼い頃にナターシャに出会った頃から彼女を気に入り、いつの間にか端から見ても引く程の執着を見せ逃げられないように外堀を埋めていき自分の妃とするべく表でも裏でも動いてきた男だ。


今はヴァネッサに出会い、彼女を愛するようになった私はアルスタインの気持ち、彼の行動がよくわかるようになったし理解出来るものだが、以前は一人の女にここまで執着するこの男に理解出来ず軽蔑し見下してさえいた。


アルスタインを見てるとこれだけでもツーカンネ侯爵は只では済まないだろう。


あと反王家派との繋がり、違法賭博の経営などもあったがこれは他の罪状に比べればおまけみたいなものに思えてくる。
ツーカンネ侯爵を告発する証拠となる書類映像を公開した父が徐に発言する。


「見て頂きました通り、鉱山の産出量の詐称、他国との裏で取引に関してましては何十年かの投獄となりますでしょうが、シュバルツダイン帝国とのシフィスの製造、そしてこの国での使用、特に王太子殿下とナターシャ殿下への失敗したとはいえ使用しようとしたことは、国家反逆罪やあらゆる罪が重なり極刑は免れぬものであると思います」


「まさかツーカンネはアルにもナターシャにも仕掛けていたとは、王族にも瞳の継承者にも魅了など効かないと知らなかったのか」


国王がむっと口を引き結んでから、飽きれ顔で溢れ落ちるように言葉を口にした。


「いくら何でもツーカンネ侯爵は知っていたと思いますが、王太子殿下、ナターシャ殿下そして我が息子に使用しようとした子女のイザベラはそれを知らなかったのではありませんかな」

父が無表情で国王たちを見やる。

「ここまで愚かとは…
ナターシャには学院に入る前に秘宝を渡していて本当に良かった」

初めて発言したアルスタインがナターシャを心配する言葉を発した。

ナターシャは王族でも瞳の継承者でもないので、王族として秘宝を授与されて秘宝に守られていなければ、シフィスの毒に犯されて魅了状態になるばかりか、どんな副作用を引き起こすことになっていたかわからない。


秘宝を授与されていたから秘宝に後継者と認められ王族と同じ加護を受けられたから守られたのだ。


「そうですね。殿下の判断は正しかったという結果です」

私がアルスタインを見やる。


「それにしてもツーカンネ侯爵令嬢は私たちを魅了で利用してまでお前を手に入れたかったということか」

アルスタインが口を歪め顎に手をやっている。

「家に問題なく、何もせずにいれば結婚して子を生んでもらうくらいはしてもらうつもりでしたのに」

私はもう終わったことと無表情で前を向く。


「女性とはそういう生き物ではないのですよ。自分の愛する殿方に自分と同じように愛して欲しいと思うものです。
ですが、方法は著しく間違っておりますが」

王妃がため息を扇を口元へ持っていきながら溢した。



「しかしこのシフィスは調べましたところ不完全でありまりした。
一度の投薬で、短期間しか効果が継続しないものでありました。
100年以上前に秘密裏にシュバルツダイン帝国で製造されたものは、一度の投薬で半永久的な効果があったと言われています。
我が祖先があの国に行きシフィスの製造工場や方法を根こそぎ処分し、関わった者たちの記憶を全て消したにも関わらず、また製造を試みるとは本当に愚かです。
しかしそれを未然に防げなかったことは我がダベンサードルに責任がございます。
どんな咎も受け入れる所存にございます
申し訳ございません」

お義父上がシフィスの実態を報告している。

「ダベンサードルだけのせいではあるまい。
我らにも責任がある。
ダベンサードルは国の為によく動いてくれている。
この国にいる馬鹿者たちが帝国に踊らされたのであろう。
帝国を潰すにも民も多いから簡単にはいかないし他国との関係もあるでな」

国王が唸る
そうである。この国を狙う帝国を潰すことが出来れば脅威はなくなる。
しかしそれは困難で恐らく簡単には出来ないことであろう。


ダベンサードル殿たちのお陰で何年もかけて帝国の力を徐々に削ってきたから、かなり力が落ちているはずだ。

今回のシフィスの件や、ベントリーア伯爵とのボルノナや人身売買は帝国の焦りからでもあると思う。

「帝国や他国のことは今は置いておいてまずツーカンネとそれに関わった家の処分だな」

国王がみなを見渡す。

「ツーカンネは王妃陛下の親戚筋であります。王妃陛下の意見もお聞きしたく存じます」

父の言葉でみなが王妃に注目する。
今回女性で只一人この場に王妃が呼ばれたのは国王の次の権力者であるだけではない。
ツーカンネ侯爵が王妃の親戚筋だからだ。

「わたくしに意見を述べる機会を与えて頂き感謝申し上げるわ。
わたくしはジークシルードの人間ですわ。
ツーカンネとはもう親戚でも何でもありません。国に危機を及ぼすかもしれない者は排除すべきでしょう。
わたくしには国を守る責務がごさいます」

王妃が堂々と口に笑みを称えて答えた

「ん。ジョセフィーヌさすがは国母たる王妃じゃ。
ツーカンネ侯爵とそれに関わる者は処分する。ツーカンネ侯爵以外の者たちは、今日中に処分せよ。
ツーカンネ侯爵たちは、今から邸に行き捕らえ地下牢へ放り込んでおけ。
明日我自ら処分を言い渡す」

国王の言葉で処分が決まった。



次はベントリーア伯爵だ。
ベントリーアもツーカンネと同じように書類と映像により証拠を提示する。
国王たちが飽きれからかまたため息を溢している。


「こちらも帝国と手を組みボルノナの製造と使用、それと魔力のある子供を誘拐して帝国に売り飛ばす人身売買か、悪ど過ぎるな」

国王の眉がピクピクしている。
かなりの怒りを何とか制しているようだ。


当然だろう国の宝である民を魔力を持っているからと、子供のうちに誘拐して売り付け、そして我が国では中毒症状も副作用も強く出るボルノナをわかっていながら、使用させて奴隷のように働かせていたのだから。
何人もの人間が副作用の魔力枯渇症になり死亡し秘密裏に処理されいたのだから。

「ボルノナは帝国で製造していたのだな。
それを奴隷として売った人間に製造させ、本国に持ち込んでいたのか。
最早人間のすることとは思えない」

アルスタインが怒りに拳を握りしめている。


「これに反王家派も関わってると…
王家派も反王家派もいつから出来たのか知らんが、そんなもの必要ないのじゃが」

国王が王家派ツーカンネとベントリーアの犯罪に救いようのない奴らじゃと金色の瞳を怒りに燃えさせている。


本当にいつか王家派、反王家派、中立派などなくなればいいと思っている


「ところでクリス、ベントリーア伯爵令嬢がヴァネッサ夫人にしてきたこともこの際見せてくれよ」

アルスタインが私に向かって言う。


もうヴァネッサのことに触れて欲しくないのだが、国王やアルスタインには父と私が口頭でしか伝えていない。

仕方なしに書類を配り映像を出す魔道具を発動させる。

自分たちでも調べていただろうし、私の調べたものを報告していたが、あらためて怒りが再燃しているのだろう。

お義父上、ジョルジュ殿の顔が般若のようになっていく。
そして同じ女性である王妃も怒りの表情を露にしている

「ベントリーア伯爵令嬢は、病院に入れた方が良い症状のようだが、その必要もないな親共々処分した方がいい」

書類も映像もすべて見たアルスタインが口を歪ませて言う。

「本当に訳がわからないわ。
物語の主人公ひろいんって何なのかしら?同じ人間とは思えませんわ。
気持ち悪いですわ」

王妃も扇を手に持ち顔を歪める。



「ベントリーア伯爵に関わった者は今日中に処分せよ。
ベントリーアはツーカンネと同じく今から捕らえ地下牢に放り込んでおけ。
明日ツーカンネと共に沙汰を言い渡す」

国王が決定する。

「承知致しました」

私たちが返事すると。

「クリスフォードよ、ヴァネッサは大丈夫か?」

国王が私の方を向く。

「大丈夫です」

「こちらも注意しておるが帝国が狙ってるかもしれぬ。
ヴァネッサはタベンサードルの人間であったし今は秘宝の持ち主になった。
女神の加護を受け護られるであろうが安心とまでは言えん。加護を知らぬ者もおるからの。
ドレンナザス公爵のフロディーテも瞳の継承者じゃが、彼女はまだ6歳、母親が秘宝の持ち主でフロディーテを守っておるがまだ石の加護がない。
特にヴァネッサとフロディーテを守る為に今まで以上に国からも護衛も影も増やすから何としても守れ」

「承知致しました」

帝国なんかにやるものか。
秘宝と私たちが絶対に守るから、そんなことになることはないだろうが、もし帝国に拐われてしまったらヴァネッサは黒い瞳を生む機械にされてしまう。

「私も息子ジョルジュも今まで以上にヴァネッサ、フロディーテ様の周辺を警護致します」

お義父上も強い光の黒い瞳で返事した。


ダベンサードルはシュバルツダイン帝国から国を守るだけでなく、瞳の継承者の警護をする指揮も王族と共にしている。
この国になくてはならない人たちだ。


ダベンサードルがこの国の命運を握っていると言っても過言ではない。
そして王族、私たち二公爵も国を守らなければならない。


私たちは決意をあらたに王宮を出た。
明日はヴァネッサとゆっくり出来ると思ったが、私も証人として出宮しなくてはならなくなった。

「すべて証拠は整っております。
もう私の出番は必要ないでしょう」

と言ったのだが。


一番の被害者で当事者でもあるから駄目だと言われてしまった。
せっかくのヴァネッサとの休日なのに

国王たちに睨みを効かせると、あと2日休みを伸ばしてやるからと言われて仕方なく承諾した。
父と私は明日またここに来なくてはいけなくなった。

お義父上とジョルジュはいつでも転移で来れるようにとの指示を受けて、とりあえずはお義母上とミーナ嬢と一緒に本日ダベンサードルに帰ることになった。


あぁ早く帰ってヴァネッサの顔が見たい。
明日もう最後とはいえ、あのコバエたちの顔を見なくてはならないんだ。



ヴァネッサをいっぱい補充しておかなければ。





   
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