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EX07
日光事変03
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このストーリーは作者が勝手に妄想した路線や電車、バスなどを題材にした“妄想小説”です。
作品内に登場する各鉄道事業者や路線名、列車名などは全て“妄想”です。どんなに現実世界に似ていても一切の関係はありません。全て“妄想”です。
決して各事業者や関係者へのお問い合わせは行わないでください。
それによりトラブルが発生したとしても当方は一切の責務を負いません。
あくまで“妄想”であることをご理解いただきお読み下さい。
■日光事変03
CGが公開されたからといって、何の問題もなく開発が進むとは限らない。
今回はベース車がかなりのハイスペックなので、基本構造にはあまり手を加えず、開発は内装がメインとなるはずだった。
しかし、東武スペーシアXとは極力シートアレンジや座席数を揃える必要がある。
一番の問題はやはり個室、特にコクピットスイートに対応する車両だろう。
内装は新規に設計する必要があるが、基本番台のクロE261にそのままコクピットスイート同様の設定をすることは無理があった。
側窓配置などはアルミダブルスキン構造の特性を活かして、窓部材の変更をしなければ位置の変更は比較的自由に変更できる。
そこでサフィール踊り子号2号車の個室を流用し、クロE261の運転台直後を全室に変更した7人個室に設計変更。他に4人用個室(前後方向の寸法を若干短縮)をなんとか4室設定して、定員をスペーシアXと同等とした。
そのため窓配置は全くのオリジナルとなった。
続く5号車~3号車は普通車。モハE261系1000番代、モハE260系1000番代、モハE261系1500番代とした新形式を設定。
座席は2+2の4列だが、シート自体は他の特急車の普通車シートと異なり、E353系グリーン車の可動式枕を省略したものになるらしい。
2号車はモロシE261系1000番代となり、半室グリーン+カフェカウンターが設定された。
こちらは2+1配列で可動枕も装備されたフル装備のシートだ。
東武日光方(JR日光では宇都宮方)・鬼怒川温泉方先頭車はクロE260系1000番代とし、全室プレミアムグリーン車となった。
シートは最上級のバックシェルタイプで全席個別シートとなっている。配置は両窓側にされ、中央部は前面展望を考えて広々とした通路にされた。
編成定員は216人。
スペーシアXより4人多いものの、普通車以外はJR車の中でもトップクラスの豪華さだ。
そして本日、ついに実車が報道公開された。
「奈美さん。CGでは派手な塗色だと思ってましたが、実車は意外にシックな趣ですね」
「そうね。配給輸送の動画では分かりにくかったけど、253系1000番代の赤よりはマルーンに近いわね」
実は配給輸送時は保護とスクープ防止のために、赤いフィルムが貼られていたのだ。
JR西日本のトワイライトエクスプレス“瑞風”の試運転時に、黒いフィルムが車体全面に貼られていたのと同じ理由だ。
試運転時には側窓を含め、すべて真っ赤なフィルムが貼られていたので、サフィール踊り子のイメージを感じることがなかった。多分に差別化を印象付けるためなのだろう。
CGと同じように、前面から肩部に駆け上がるオレンジのラインが鮮烈だ。
しかし、窓周りのグレーが下品になりそうな塗り分けをしっかり抑えていて、高級感をも醸し出していた。
「綺麗ですよ。CGより遥かに」
「そうね。こう言う塗色ができるなんて考えてなかったわ。スペーシアXといいコンビになりそうね」
「今回は報道公開とはいえ、展示会場が東大宮車両センターなので、後でスペーシアXも回送されてくるそうですよ」
「運用数がギリギリだから今はまだ丸1日貸し出せないのよね」
「そうだったんですね。楽しみです」
各報道関係者が編成写真を撮り終わったタイミングで、順番に車内に入る。
「え? これがJR車っ?」
「驚いたわね。事前にCGは見ていたけど。ここまでとは思わなかったわ」
俺たちが驚いたのは個室展望車だ。
スペーシアXとは全く印象の異なるホテルのラウンジ風だ。と言って華美な装飾ではなく、明るいリビングとなっている。
ソファは本革製なので高級感があるものの、車内のシートでもあるため包み込むような座り心地でゆったりと過ごせそうだ。
壁は明るい木目調。床は赤系のカーペット敷きとなっている。
固定されているシートは、展望を考慮して90度単位で向きが変えられる。
広さは10㎡なので、スペーシアXより若干前後方向が短い。他の個室を4部屋確保するためにやむを得なかったそうだ。それでもJR車の中ではトップクラスの居住性だと思われる。
続く4人用個室は、サフィール踊り子の個室よりやはり前後方向が短いものの、シート形状を見直してゆったりと座れる。室内全体の雰囲気はサフィール踊り子と同じような仕上がりだった。
5~3号車は普通車。ただ、他の形式とは異なりシートのサイズは大きく、E353系のグリーン車のシートと同サイズだ。可動式枕が省略されているのは残念だが、その代わりヘッドレストの形状が変更されて、ホールド性は向上している。
2号車はグリーン車とカフェカウンターが配備されている。
空調機器は床下に装備されているので、水タンクや循環装置などが床上に置かれている関係で、片側にトイレや洗面台が置かれている。
その先の扉からカフェカウンターに入る。
カフェは簡単な軽食の販売も行うが、イートインスペースはない。
その先の縦長のガラスが埋め込まれた重厚な扉の先がグリーン座席となる。
グリーン車はE261系のグリーン車と同様のものが使用された。1+2の3列シートで21席。
東武日光方(JR日光線では宇都宮方)先頭車は全席プレミアムグリーンシートとなる。
「サフィール踊り子のプレミアムグリーンは、海側に寄っていて4人まで向かいあわせにできたけど、窓側に寄っていても向かいあわせにすれば2人座席にできるもんね。団体旅行が対象じゃないからこの方がいいと思うわ」
「通路も広くて運転台まで良く見えますからね」
「だいたい4人以上なら個室使うでしょ? 開放席は広々してる方がいいわよ」
広々感はスペーシアXのコクピットラウンジには敵わないものの、しっかりしたシートに座りたい乗客にはこの方が好まれるかもしれない。
しかも天窓の効果が発揮され、車内がとても明るい。直射日光はUVカットガラスで抑えられていて、熱線も車内に入り込まない。が、既存のガラスより透過率が高く明るい。
「同じ6両編成でも車内の構成が全く違うから、新宿から日光へ行くのにどっちに乗ろうか悩みそうですね」
「そうね。今まではスペーシアX一択だと思ってたけど、ここまで本腰入れて新車投入されると気持ちがグラつくわ(笑)」
奈美さんにして、ここまで意識が高ぶるのは珍しいことだ。
東武が絡まないと素直に評価できるのに、絡むと途端に東武贔屓になる。
やがて報道関係者が全員車内にいる間に、隣の留置線にスペーシアXが入線してきた。
窓から見ていたら、真っ白な車体が赤っぽく反射している。
向こうから見たら、きっと赤い車体が白く光っていることだろう。
車内見学の時間が終わり、皆名残惜しそうに先頭車両のデッキから車外に出た。
この後はスペーシアXとの並びシーンを撮影して、会議室に戻る。
そこで初めてこの新型特急車両の名前が公表された。
“グラナートゥム(Granatum)日光・きぬがわ”
サフィール踊り子のサフィールはサファイアから名付けられた名称だが、今回のグラナートゥムはガーネットの元となった名前で、ラテン語で“ザクロ”という意味だ。
宝石の中でも深い赤が美しいガーネットにちなんで選ばれたそうだ。
まぁ発音が難しいから一般的に“グラナトム日光・きぬがわ”とでも呼ばれそうだ。
最後に報道資料と共に配布された紙袋は、深い赤で真ん中に四角いマークが金色で描かれていて、すぐ下に筆記体で“Granatum Nikko/Kinugawa”とあった。
デビューは3ヶ月後の秋のダイヤ改正から。
これは東武N100系スペーシアXの増備に合わせられたもので、それまでは習熟運転に力を入れるそうだ。
「2車の並びでも感じましたが、今までの特急の価値観が変わりそうですね」
「そうね。早く乗り比べたいわ」
そう言って奈美さんも名残惜しそうに“グラナートゥム”を振り返った。
<続く>
作品内に登場する各鉄道事業者や路線名、列車名などは全て“妄想”です。どんなに現実世界に似ていても一切の関係はありません。全て“妄想”です。
決して各事業者や関係者へのお問い合わせは行わないでください。
それによりトラブルが発生したとしても当方は一切の責務を負いません。
あくまで“妄想”であることをご理解いただきお読み下さい。
■日光事変03
CGが公開されたからといって、何の問題もなく開発が進むとは限らない。
今回はベース車がかなりのハイスペックなので、基本構造にはあまり手を加えず、開発は内装がメインとなるはずだった。
しかし、東武スペーシアXとは極力シートアレンジや座席数を揃える必要がある。
一番の問題はやはり個室、特にコクピットスイートに対応する車両だろう。
内装は新規に設計する必要があるが、基本番台のクロE261にそのままコクピットスイート同様の設定をすることは無理があった。
側窓配置などはアルミダブルスキン構造の特性を活かして、窓部材の変更をしなければ位置の変更は比較的自由に変更できる。
そこでサフィール踊り子号2号車の個室を流用し、クロE261の運転台直後を全室に変更した7人個室に設計変更。他に4人用個室(前後方向の寸法を若干短縮)をなんとか4室設定して、定員をスペーシアXと同等とした。
そのため窓配置は全くのオリジナルとなった。
続く5号車~3号車は普通車。モハE261系1000番代、モハE260系1000番代、モハE261系1500番代とした新形式を設定。
座席は2+2の4列だが、シート自体は他の特急車の普通車シートと異なり、E353系グリーン車の可動式枕を省略したものになるらしい。
2号車はモロシE261系1000番代となり、半室グリーン+カフェカウンターが設定された。
こちらは2+1配列で可動枕も装備されたフル装備のシートだ。
東武日光方(JR日光では宇都宮方)・鬼怒川温泉方先頭車はクロE260系1000番代とし、全室プレミアムグリーン車となった。
シートは最上級のバックシェルタイプで全席個別シートとなっている。配置は両窓側にされ、中央部は前面展望を考えて広々とした通路にされた。
編成定員は216人。
スペーシアXより4人多いものの、普通車以外はJR車の中でもトップクラスの豪華さだ。
そして本日、ついに実車が報道公開された。
「奈美さん。CGでは派手な塗色だと思ってましたが、実車は意外にシックな趣ですね」
「そうね。配給輸送の動画では分かりにくかったけど、253系1000番代の赤よりはマルーンに近いわね」
実は配給輸送時は保護とスクープ防止のために、赤いフィルムが貼られていたのだ。
JR西日本のトワイライトエクスプレス“瑞風”の試運転時に、黒いフィルムが車体全面に貼られていたのと同じ理由だ。
試運転時には側窓を含め、すべて真っ赤なフィルムが貼られていたので、サフィール踊り子のイメージを感じることがなかった。多分に差別化を印象付けるためなのだろう。
CGと同じように、前面から肩部に駆け上がるオレンジのラインが鮮烈だ。
しかし、窓周りのグレーが下品になりそうな塗り分けをしっかり抑えていて、高級感をも醸し出していた。
「綺麗ですよ。CGより遥かに」
「そうね。こう言う塗色ができるなんて考えてなかったわ。スペーシアXといいコンビになりそうね」
「今回は報道公開とはいえ、展示会場が東大宮車両センターなので、後でスペーシアXも回送されてくるそうですよ」
「運用数がギリギリだから今はまだ丸1日貸し出せないのよね」
「そうだったんですね。楽しみです」
各報道関係者が編成写真を撮り終わったタイミングで、順番に車内に入る。
「え? これがJR車っ?」
「驚いたわね。事前にCGは見ていたけど。ここまでとは思わなかったわ」
俺たちが驚いたのは個室展望車だ。
スペーシアXとは全く印象の異なるホテルのラウンジ風だ。と言って華美な装飾ではなく、明るいリビングとなっている。
ソファは本革製なので高級感があるものの、車内のシートでもあるため包み込むような座り心地でゆったりと過ごせそうだ。
壁は明るい木目調。床は赤系のカーペット敷きとなっている。
固定されているシートは、展望を考慮して90度単位で向きが変えられる。
広さは10㎡なので、スペーシアXより若干前後方向が短い。他の個室を4部屋確保するためにやむを得なかったそうだ。それでもJR車の中ではトップクラスの居住性だと思われる。
続く4人用個室は、サフィール踊り子の個室よりやはり前後方向が短いものの、シート形状を見直してゆったりと座れる。室内全体の雰囲気はサフィール踊り子と同じような仕上がりだった。
5~3号車は普通車。ただ、他の形式とは異なりシートのサイズは大きく、E353系のグリーン車のシートと同サイズだ。可動式枕が省略されているのは残念だが、その代わりヘッドレストの形状が変更されて、ホールド性は向上している。
2号車はグリーン車とカフェカウンターが配備されている。
空調機器は床下に装備されているので、水タンクや循環装置などが床上に置かれている関係で、片側にトイレや洗面台が置かれている。
その先の扉からカフェカウンターに入る。
カフェは簡単な軽食の販売も行うが、イートインスペースはない。
その先の縦長のガラスが埋め込まれた重厚な扉の先がグリーン座席となる。
グリーン車はE261系のグリーン車と同様のものが使用された。1+2の3列シートで21席。
東武日光方(JR日光線では宇都宮方)先頭車は全席プレミアムグリーンシートとなる。
「サフィール踊り子のプレミアムグリーンは、海側に寄っていて4人まで向かいあわせにできたけど、窓側に寄っていても向かいあわせにすれば2人座席にできるもんね。団体旅行が対象じゃないからこの方がいいと思うわ」
「通路も広くて運転台まで良く見えますからね」
「だいたい4人以上なら個室使うでしょ? 開放席は広々してる方がいいわよ」
広々感はスペーシアXのコクピットラウンジには敵わないものの、しっかりしたシートに座りたい乗客にはこの方が好まれるかもしれない。
しかも天窓の効果が発揮され、車内がとても明るい。直射日光はUVカットガラスで抑えられていて、熱線も車内に入り込まない。が、既存のガラスより透過率が高く明るい。
「同じ6両編成でも車内の構成が全く違うから、新宿から日光へ行くのにどっちに乗ろうか悩みそうですね」
「そうね。今まではスペーシアX一択だと思ってたけど、ここまで本腰入れて新車投入されると気持ちがグラつくわ(笑)」
奈美さんにして、ここまで意識が高ぶるのは珍しいことだ。
東武が絡まないと素直に評価できるのに、絡むと途端に東武贔屓になる。
やがて報道関係者が全員車内にいる間に、隣の留置線にスペーシアXが入線してきた。
窓から見ていたら、真っ白な車体が赤っぽく反射している。
向こうから見たら、きっと赤い車体が白く光っていることだろう。
車内見学の時間が終わり、皆名残惜しそうに先頭車両のデッキから車外に出た。
この後はスペーシアXとの並びシーンを撮影して、会議室に戻る。
そこで初めてこの新型特急車両の名前が公表された。
“グラナートゥム(Granatum)日光・きぬがわ”
サフィール踊り子のサフィールはサファイアから名付けられた名称だが、今回のグラナートゥムはガーネットの元となった名前で、ラテン語で“ザクロ”という意味だ。
宝石の中でも深い赤が美しいガーネットにちなんで選ばれたそうだ。
まぁ発音が難しいから一般的に“グラナトム日光・きぬがわ”とでも呼ばれそうだ。
最後に報道資料と共に配布された紙袋は、深い赤で真ん中に四角いマークが金色で描かれていて、すぐ下に筆記体で“Granatum Nikko/Kinugawa”とあった。
デビューは3ヶ月後の秋のダイヤ改正から。
これは東武N100系スペーシアXの増備に合わせられたもので、それまでは習熟運転に力を入れるそうだ。
「2車の並びでも感じましたが、今までの特急の価値観が変わりそうですね」
「そうね。早く乗り比べたいわ」
そう言って奈美さんも名残惜しそうに“グラナートゥム”を振り返った。
<続く>
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