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EX06
短絡線04
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MooSooL/T_extra
妄想T/L_extra006-04
このストーリーは作者が勝手に妄想した路線や電車、バスなどを題材にした“妄想小説”です。
作品内に登場する各鉄道事業者や路線名、列車名などは全て“妄想”です。どんなに現実世界に似ていても一切の関係はありません。全て“妄想”です。
決して各事業者や関係者へのお問い合わせは行わないでください。
それによりトラブルが発生したとしても当方は一切の責務を負いません。
あくまで“妄想”であることをご理解いただきお読み下さい。
■04
奈美さんから大井町線延伸計画の決定情報を教えてもらったあの日から、もう半年が過ぎた。
しかし未だ何の公表もされていない。
奈美さんは航空機の取材でフランスに行ったままだった。
「フランスかぁ。いいな俺も行ってみたいなぁ」
「担当した企画が大好評なら行かせてやってもいいぞ」
いきなり背後から編集長が断言した。
「へ? 編集長ぉ?」
「イノトランスの取材だがな。来年開催だから行きたかったら行かせてやるぞ」
「な、何と太っ腹!」
俺が感動していると、編集長の後ろから先輩編集員が顔の前で手を振ってNGを出していた。
?
「ん? どうした? やる気が出るだろう! だから今度の特集も頑張れよ!」
「? あれ? イノトランスってフランスだっけ?」
「同じヨーロッパだから似たようなもんだろ?」
何と! 編集長は暴力的なことを宣った。
※イノトランス(Inno Trans)は、ドイツ・ベルリンで開催される世界最大の国際鉄道技術見本市。開催は2年に1度、偶数の年の9月に催される※
「同じじゃないですよ! フランスって言ったじゃないですかぁ!」
「え? 俺はフランスなんて一言も言ってないぞ?」
! 確かに! 編集長は『フランス』とは言ってなかった。
「ま、元々次回のイノトランスの担当はお前にするすもりだったから決定だな。5泊6日だからゆっくりしてこいや」
…しまった。 はめられた…。前回のイノトランスの取材を担当した先輩は、帰ってくるなり衰弱のあまり1週間ほど入院したことを考えるとかなり過酷な出張だったようだ。
さっきの手振りはそういう意味だったのだ。
「なんかかえってやる気が削がれた気がします」
馬鹿話は終わりにして、次号の校正作業に専念することにした。
そんなこんなでさらに2週間が過ぎたある日、奈美さんがニコニコして編集部に現れた。
「あれ? 奈美さん。どうしたんですか?」
「こんにちわっ! って何が?」
挨拶もそこそこに入り口から速攻でやってきた。
「いつもならいきなり俺の後ろに立って脅かすのに、今日はまともに入ってきましたね」
「え~、そんなこと無いよ。いつも通りです。ね?」
と向こう側の列にいた編集員に投げかける。
「ああ、いつもと変わらない笑顔で入ってきてるよ? お前だけがボーっとして気付かないだけだろ?」
と、いつも俺が“ボー”っとしてることにされてしまった。
…、ま、いいけど。
「で。今日はどうしてそんなに上機嫌なんですか?」
ほんの一瞬、惚けた表情をした奈美さんは、俺のデスクに大きめの封筒を置いた。
「これよ! ついに報道発表されるのよ!」
「はい? って、これはっ!」
封筒には東急のロゴマーク。そして奈美さん宛の表書き。
「見てもいいんですか?」
「この状況でダメなんて言うわけないでしょ。そこまで意地悪じゃないもん!」
自爆してますよ、奈美さん。
やっぱり普段から意地悪する気満々なんですね。
と、口に出したらハリセンどころの天罰じゃ済まないから、おとなしく開封する。
果たして中から出てきたのは…。
「これって、あの大井町線延伸計画案? しかもかなり詳細な内容ですね」
「やっと、って感じよ。大井町線は溝の口延伸後は途中区間の整備が多かったから、なかなか鷺沼延伸計画に着手できなかったもんね」
※当作品では大岡山駅~上野毛駅間は将来的にエイトライナー並走のため、環状8号線直下を通るバイパス線に移行し、大岡山駅~自由が丘駅間は廃止。自由が丘駅~二子玉川駅間はライトレール化され、別線扱いとなっています。
◼︎妄想L/T_extra01_等々力ライナー参照 ※
「そうですね。あと戸越公園付近の高架化や荏原町駅の高架、北千束駅付近の踏切解消などの改良が立て続けでしたもんね」
「でもそのおかげで、大井町線から踏切が解消されて、とうとうワンマン運転も始まるしね」
と言いながら、取り出した書類をめくってみる。
「お? この路線計画図、大分変更されてますよ?」
「そうなのよ。近隣の用地取得に関しても最小限に抑えているけど、それでも大胆な計画になってるの」
奈美さん、本当に嬉しそうだ。
「あれ? でもこんな貴重な資料を俺なんかが見ても大丈夫なんですか?」
「うん。この資料は報道関係各社に今日付けで発送されているから、内容に関しては解禁ってことなの」
計画では驚いたことに、草案だった時の武蔵野貨物線との連絡線がかなり重点的に変更されていた。
まず、溝の口駅南方から急行線は地下に入るまでは草案と同じだ。しかし梶が谷駅南方まで単線シールドで掘り進み、梶が谷駅の折り返し線からの新規線路が上下線間に入り込んで3線シールドとなる。
途中で、上下線ともに渡り線が設置されているが、中線はそのまま武蔵野貨物線への連絡線となってゆくのだ。
「あれ? これは…」
「ああ、これね。草案では急行線に合流して行く予定だったけど、それだと新車の搬入や長津田からの搬出に二子玉川まで行かなくてはならなくなるので、梶が谷駅の2番線を折り返しに使えるようにしたらしいわ」
「あ、そうか。二子玉川まで回送すると営業列車の回避が難しくなるから、終電後しか対応できなくなりますね」
配線的に可能であっても、牽引車や乗務員の折り返し対応にはそれなりの時間がかかる。まして営業列車が運行中だと保安装置の切り替えも手間と安全確認が難しくなるのだ。
「だから急行線が完成すれば、梶が谷駅の2番線の使用頻度は激減するから折り返し作業も安全に行えるのよ」
「なるほどね。でも…」
さらに大きく変わった部分が目に付いた。
「これは…どういうことですか?」
宮前平駅南方で緩行線から分岐した線路が、急行線の真下をそのまま地下に潜って行く。
そして、既存の鷺沼駅地下に新たな大井町線用のホーム1面2線が計画されていた。
「鷺沼駅の朝の混雑を捌くには、大井町線の折り返し列車を割り込ませることが不可能みたい。しかも折り返しとなると引き上げる線路も必要だし、いきなり上りホーム入れるのは不可能。列車は次々と中央林間方面からもやってくるしね。だから大井町線専用ホームを造って、始発狙いの旅客が混雑してる上りホームを通らないように、下りホームの地下にしたみたい」
「なるほど。その関係ですか? 鷺沼車庫まで地下になってるのは?」
「現在の車庫は工事でほとんど撤去されるから、まとめて地下に新設した方が工期も短縮できるんじゃない?」
「はぁ…」
最初は単純に武蔵野貨物線との短絡線ができればいいかな? と思っていたが、大井町線の鷺沼延伸計画の一環で、梶が谷から宮崎台あたりがすごいことになりそうだと予感したものの、一番大掛かりな改良工事は鷺沼駅だとは思いもよらなかった。
確かに朝の鷺沼駅上りホームは昭和を彷彿とさせる(映像でしか見たことないけど)混雑だ。
「それにしても、こんな重要な情報を俺なんかにリークして大丈夫なんですか?」
「うん。もう大丈夫だよ。報道発表が来週だから、編集部には明日あたり通知が来るんじゃないかな?」
「奈美さんも参加するんですか?」
と言った途端に奈美さんの表情が鬼神と化した。
もっともそれは俺にしか分からない程度のものらしいが…。
「明後日からアメリカ行かなきゃならないの。オシュコシュって航空祭で珍しい航空機撮りまくって来いってさ」
「オシュコシュ? って、2005年にあのホンダジェットがデビューした航空祭じゃないですか?」
「よく知ってるわね。また今年もホンダが何か仕掛けてくるんじゃないかって編集長がね…」
「ははは、大変ですね。でもいいなあアメリカかぁ」
と言った途端、うちの編集長が“ギリッ”と睨みつけ、
「お前この前はヨーロッパがいいって言ってたよなぁ! だから来年のイノトランス行かせてやるって言っただろ!」
「へ、へえ来年イノトランス参加するの? 私も行こうかな?」
「本当ですか? じゃあ一緒に…」
「お前はエコノミーだぞ!」
編集長が嫌味を言うが気にしない。
「でも、その前にオシュコシュなんですね…」
てなバカ話から1週間後、東急の報道発表会が行われた。
基本的には事前に配布された資料のままで、着工は2年後、完成まで12年と発表された。
これは一部調査の遅れと、沿線住民への事情説明を予定していた期間を延長したためらしい。
何れにしても、これで本格的な大井町線の鷺沼延伸計画はスタートした。
<終わり>
妄想T/L_extra006-04
このストーリーは作者が勝手に妄想した路線や電車、バスなどを題材にした“妄想小説”です。
作品内に登場する各鉄道事業者や路線名、列車名などは全て“妄想”です。どんなに現実世界に似ていても一切の関係はありません。全て“妄想”です。
決して各事業者や関係者へのお問い合わせは行わないでください。
それによりトラブルが発生したとしても当方は一切の責務を負いません。
あくまで“妄想”であることをご理解いただきお読み下さい。
■04
奈美さんから大井町線延伸計画の決定情報を教えてもらったあの日から、もう半年が過ぎた。
しかし未だ何の公表もされていない。
奈美さんは航空機の取材でフランスに行ったままだった。
「フランスかぁ。いいな俺も行ってみたいなぁ」
「担当した企画が大好評なら行かせてやってもいいぞ」
いきなり背後から編集長が断言した。
「へ? 編集長ぉ?」
「イノトランスの取材だがな。来年開催だから行きたかったら行かせてやるぞ」
「な、何と太っ腹!」
俺が感動していると、編集長の後ろから先輩編集員が顔の前で手を振ってNGを出していた。
?
「ん? どうした? やる気が出るだろう! だから今度の特集も頑張れよ!」
「? あれ? イノトランスってフランスだっけ?」
「同じヨーロッパだから似たようなもんだろ?」
何と! 編集長は暴力的なことを宣った。
※イノトランス(Inno Trans)は、ドイツ・ベルリンで開催される世界最大の国際鉄道技術見本市。開催は2年に1度、偶数の年の9月に催される※
「同じじゃないですよ! フランスって言ったじゃないですかぁ!」
「え? 俺はフランスなんて一言も言ってないぞ?」
! 確かに! 編集長は『フランス』とは言ってなかった。
「ま、元々次回のイノトランスの担当はお前にするすもりだったから決定だな。5泊6日だからゆっくりしてこいや」
…しまった。 はめられた…。前回のイノトランスの取材を担当した先輩は、帰ってくるなり衰弱のあまり1週間ほど入院したことを考えるとかなり過酷な出張だったようだ。
さっきの手振りはそういう意味だったのだ。
「なんかかえってやる気が削がれた気がします」
馬鹿話は終わりにして、次号の校正作業に専念することにした。
そんなこんなでさらに2週間が過ぎたある日、奈美さんがニコニコして編集部に現れた。
「あれ? 奈美さん。どうしたんですか?」
「こんにちわっ! って何が?」
挨拶もそこそこに入り口から速攻でやってきた。
「いつもならいきなり俺の後ろに立って脅かすのに、今日はまともに入ってきましたね」
「え~、そんなこと無いよ。いつも通りです。ね?」
と向こう側の列にいた編集員に投げかける。
「ああ、いつもと変わらない笑顔で入ってきてるよ? お前だけがボーっとして気付かないだけだろ?」
と、いつも俺が“ボー”っとしてることにされてしまった。
…、ま、いいけど。
「で。今日はどうしてそんなに上機嫌なんですか?」
ほんの一瞬、惚けた表情をした奈美さんは、俺のデスクに大きめの封筒を置いた。
「これよ! ついに報道発表されるのよ!」
「はい? って、これはっ!」
封筒には東急のロゴマーク。そして奈美さん宛の表書き。
「見てもいいんですか?」
「この状況でダメなんて言うわけないでしょ。そこまで意地悪じゃないもん!」
自爆してますよ、奈美さん。
やっぱり普段から意地悪する気満々なんですね。
と、口に出したらハリセンどころの天罰じゃ済まないから、おとなしく開封する。
果たして中から出てきたのは…。
「これって、あの大井町線延伸計画案? しかもかなり詳細な内容ですね」
「やっと、って感じよ。大井町線は溝の口延伸後は途中区間の整備が多かったから、なかなか鷺沼延伸計画に着手できなかったもんね」
※当作品では大岡山駅~上野毛駅間は将来的にエイトライナー並走のため、環状8号線直下を通るバイパス線に移行し、大岡山駅~自由が丘駅間は廃止。自由が丘駅~二子玉川駅間はライトレール化され、別線扱いとなっています。
◼︎妄想L/T_extra01_等々力ライナー参照 ※
「そうですね。あと戸越公園付近の高架化や荏原町駅の高架、北千束駅付近の踏切解消などの改良が立て続けでしたもんね」
「でもそのおかげで、大井町線から踏切が解消されて、とうとうワンマン運転も始まるしね」
と言いながら、取り出した書類をめくってみる。
「お? この路線計画図、大分変更されてますよ?」
「そうなのよ。近隣の用地取得に関しても最小限に抑えているけど、それでも大胆な計画になってるの」
奈美さん、本当に嬉しそうだ。
「あれ? でもこんな貴重な資料を俺なんかが見ても大丈夫なんですか?」
「うん。この資料は報道関係各社に今日付けで発送されているから、内容に関しては解禁ってことなの」
計画では驚いたことに、草案だった時の武蔵野貨物線との連絡線がかなり重点的に変更されていた。
まず、溝の口駅南方から急行線は地下に入るまでは草案と同じだ。しかし梶が谷駅南方まで単線シールドで掘り進み、梶が谷駅の折り返し線からの新規線路が上下線間に入り込んで3線シールドとなる。
途中で、上下線ともに渡り線が設置されているが、中線はそのまま武蔵野貨物線への連絡線となってゆくのだ。
「あれ? これは…」
「ああ、これね。草案では急行線に合流して行く予定だったけど、それだと新車の搬入や長津田からの搬出に二子玉川まで行かなくてはならなくなるので、梶が谷駅の2番線を折り返しに使えるようにしたらしいわ」
「あ、そうか。二子玉川まで回送すると営業列車の回避が難しくなるから、終電後しか対応できなくなりますね」
配線的に可能であっても、牽引車や乗務員の折り返し対応にはそれなりの時間がかかる。まして営業列車が運行中だと保安装置の切り替えも手間と安全確認が難しくなるのだ。
「だから急行線が完成すれば、梶が谷駅の2番線の使用頻度は激減するから折り返し作業も安全に行えるのよ」
「なるほどね。でも…」
さらに大きく変わった部分が目に付いた。
「これは…どういうことですか?」
宮前平駅南方で緩行線から分岐した線路が、急行線の真下をそのまま地下に潜って行く。
そして、既存の鷺沼駅地下に新たな大井町線用のホーム1面2線が計画されていた。
「鷺沼駅の朝の混雑を捌くには、大井町線の折り返し列車を割り込ませることが不可能みたい。しかも折り返しとなると引き上げる線路も必要だし、いきなり上りホーム入れるのは不可能。列車は次々と中央林間方面からもやってくるしね。だから大井町線専用ホームを造って、始発狙いの旅客が混雑してる上りホームを通らないように、下りホームの地下にしたみたい」
「なるほど。その関係ですか? 鷺沼車庫まで地下になってるのは?」
「現在の車庫は工事でほとんど撤去されるから、まとめて地下に新設した方が工期も短縮できるんじゃない?」
「はぁ…」
最初は単純に武蔵野貨物線との短絡線ができればいいかな? と思っていたが、大井町線の鷺沼延伸計画の一環で、梶が谷から宮崎台あたりがすごいことになりそうだと予感したものの、一番大掛かりな改良工事は鷺沼駅だとは思いもよらなかった。
確かに朝の鷺沼駅上りホームは昭和を彷彿とさせる(映像でしか見たことないけど)混雑だ。
「それにしても、こんな重要な情報を俺なんかにリークして大丈夫なんですか?」
「うん。もう大丈夫だよ。報道発表が来週だから、編集部には明日あたり通知が来るんじゃないかな?」
「奈美さんも参加するんですか?」
と言った途端に奈美さんの表情が鬼神と化した。
もっともそれは俺にしか分からない程度のものらしいが…。
「明後日からアメリカ行かなきゃならないの。オシュコシュって航空祭で珍しい航空機撮りまくって来いってさ」
「オシュコシュ? って、2005年にあのホンダジェットがデビューした航空祭じゃないですか?」
「よく知ってるわね。また今年もホンダが何か仕掛けてくるんじゃないかって編集長がね…」
「ははは、大変ですね。でもいいなあアメリカかぁ」
と言った途端、うちの編集長が“ギリッ”と睨みつけ、
「お前この前はヨーロッパがいいって言ってたよなぁ! だから来年のイノトランス行かせてやるって言っただろ!」
「へ、へえ来年イノトランス参加するの? 私も行こうかな?」
「本当ですか? じゃあ一緒に…」
「お前はエコノミーだぞ!」
編集長が嫌味を言うが気にしない。
「でも、その前にオシュコシュなんですね…」
てなバカ話から1週間後、東急の報道発表会が行われた。
基本的には事前に配布された資料のままで、着工は2年後、完成まで12年と発表された。
これは一部調査の遅れと、沿線住民への事情説明を予定していた期間を延長したためらしい。
何れにしても、これで本格的な大井町線の鷺沼延伸計画はスタートした。
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