デルターアドベンチャー

小林克己

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アランカル島編

第４話　上陸

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－アランカル島アランカル城－
「ガイオウ様！デルターの奴らが我々の居場所を突き止めたみたいです。」
「ふん！そうか！来るなら来い返り討ちにしてやる。」

－アランカル島行き船の場内－
「闇ギルドと戦うなんていつ以来だ？」
「おいゴミ炎！俺はこの前戦ったぜ！それに半年前は俺の方が多く倒してる」
「んだと？氷野郎！今回は俺がおおくたおしてやるよ！」
「よさないか２人とも」

この2人の喧嘩を止めるのはエルフィの仕事。ここに来るまで2人は何度も喧嘩していた。しかしいつも止めるのはエルフィだ。

「これじゃ先が重やられる。エルフィも大変だなぁ」

すると船の船長が

「アランカル島に着いたぞ」
「よし！覚悟しろよ！プラシドの連中！俺が全員ぶっ飛ばしてやる。」

そういうとドラグは先に行ってしまう。

「おい！ドラグ勝手に行くな」
「ったく！勝手に行きやがってあのゴミ炎！」
「ブレイブ！お前はドラグを追ってくれ！私とルージュはドラグが行った反対側から回って島民に話を聞く。」
「了解！」

－アランカル島西の森－
「ん？ここどこだ？」

ドラグは迷っていた。するとそこに男が現れる。

「あん？お前誰だ？お前から悪の匂いがする」
「へー！鼻がいいって本当なんですね。私は闇ギルドプラシドの一人ドン・スランと申します。」
「そうかよ！なら俺にぶっ飛ばされる覚悟できてんだろうなぁー」
「"炎竜の鉄拳"」

ドラグはドンに殴りかかる。

「"ウォーターズ・ウォール"」

水の壁により炎は消えてまう。

「あなたは火、私は水。相性最悪ですね～」
「くそ？どうする。」

－アランカル島街中－
ルージュとエルフィはアランカル島の街に来ていた。

「すごい！島の中にこんな栄えてる街があるなんて」
「アランカル島は島の中じゃ結構栄えてる島で有名だからな！着いたぞ」

2人はこの島の長老の家に着く。

「すみません！デルターのエルフィです！」
「おう、よくきたのぉ～。あがりなさい。」
「お邪魔します。」

2人は家に入り話しを聞く事に。

「あのこの島はいつから闇ギルドに？」
「そうじゃのぉ～あれはひと月前の話じゃ」

－1月前。アランカル島
「この島は我々闇ギルドプラシドのものだ！」
「なんだお前たちは？帰れ」
「逆らったらどうなるか教えてやる。」

するとガイオウは一人を殺してしまった。

「わかった。あの城を使って良い。お主達には逆らわない。」
「話の分かるジジイじゃねーか！」

こうしてアランカル島はプラシドに支配されてしまった。それから毎日決まったお金を払わされ、払えないものは見せしめの様に殺される毎日を送っていた。

　「なにそれ！許せない！」

ルージュは怒りを露わにしていた。

「それが奴らのやり方だ。」
「どうするつもりじゃ？」
「城に乗り込んで奴らを評議員に連れて行きます。」
「そうか。それなら島の東の方に城の隠し通路がある、そこから乗り込むんじゃ」
「わかりました。ありがとうございます。行くぞルージュ！」
「うん！」

－アランカル島西の森入り口－
ブレイブは未だドラグを探していた。

「あの野郎どこ行きやがった。」
「これはこれは、誰かと思えばブレイブさんではありませんか！」

そこへ長髪の男がブレイブの元に現れる。

「あん？誰だテメェは？」
「忘れたとは言わせませんよ？あの時はよくも」

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