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ひな祭りエピソード『色々女らしく』
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色彩学園の放課後、パレット部室でパレット部員達が集まっていた。
映美「そういえば今日はひな祭りだな」
裕子「そうですね」
姫乃「せっかくですから息抜きとしてひな祭りに関するお話をしませんか?」
姫乃はそう提案する。
裕子「そうですね、ひな祭りに関するお話……」
姫乃「つまり、女の子らしいエピソードが聞きたいですわ」
裕子「!?」
姫乃の発言に戸惑うパレット部員達。
えり菜「女の子らしいエピソードだなんて……」
みのり「いくらなんでも難しすぎます!」
姫乃「そうでしょうか? 私からお手本としてお話ししますね」
そういうと姫乃は女の子らしいエピソードを始まった。
姫乃「私は毎年ひな祭りパーティをやりますけど、その時は妹達が可愛く着物を着飾っていて女の子の成長を祝ってます、私も着物でパーティを参加してますけど、それがとても仲間に入ったみたいで嬉しかったです」
えり菜「それが姫乃の女の子らしいエピソードか……」
亜弥「女の子らしいというよりひな祭りエピソードだね」
姫乃「そういうことになりますわね、せっかくですから私からご指名いたします」
全員「えーー!」
姫乃が指名で全員が困惑する。
姫乃「まずは藤本さんから」
亜弥「う……」
自信満々のはずが珍しく控えてるようだ。
亜弥「女の子らしいエピソードか……」
亜弥は考える、そして。
亜弥「私はね、お母さんから女の子らしくないことを言われるけど、ある日、私がうっかり転んじゃって痛いって言ったらお母さんがそこは女の子らしいねって言われた」
姫乃「まぁ、そうなのですね」
姫乃はニコニコしながら聞く。
姫乃「次はどうしましょう……灰谷さん」
史「……は?」
史は嫌がりながら答えた。
史「特にないけど日記を毎日書くぐらいかしら? 女の子って日記を毎日書くんじゃない? 私はやることがないから日記を書き始めた、母から女の子らしいことをやってるねと言われたことぐらいかしら?」
姫乃「まぁ、そうなのですね」
姫乃はニコニコしながら聞く。
姫乃「次はどうしましょう……紅林さん」
伶奈「はい!?」
伶奈は方然としてたようだが答えた。
伶奈「えっと……女の子らしい曲ならあるぜ」
姫乃「ぜひ、お聞きしたいです」
伶奈「まじかよ……」
「『マリィ』
一
ある日楽しみしているマリィは
いつもおめかししていた
大好きな街を行くために
ヘアゴムにヘアピンに
可愛いリップに可愛いチークに
可愛らしい服を着てお出かけ
ワクワクするね新しい出逢いがあるかも
ドキドキするね可愛い小物目に行っちゃうかも
私はマリィ誰よりも一番可愛いんだから
誰にも負けたくないわ
それよりも早く急がなくちゃ行けないだから
可愛い物を誰よりも一番取ってみせるね
二
ある日お出かけしてるマリィは
可愛い物をついに見つけた
お店の中に入ってみようと
よーくみたらソールドアウト
残念ながら手に届かなった
涙をみせてがっかりするわ
成功は毎日おきることじゃない
失敗だってたまにあるから許してね
私はマリィ誰よりも一番可愛いだから
誰にも負けたくないわ
次こそは絶対取ってみせるね
可愛い物を手に取ればモテるかないつかは
やりすぎても困ることだし
やらなすぎても目立たないし
どうすれば私はモテることが出来るのか
私は私らしくやっていけばいいこと
それが一番の自慢さ
私はマリィ誰よりも一番可愛いだから
誰にも負けたくないわ
私のこと好きになって欲しいな
貴方のこと惚れさせるようなことをやっているもん
マリィの可愛い日常」
姫乃「なんて可愛いらしい歌詞かしら」
伶奈「未完成ですけど……」
一歌「下手したら違う歌詞になるわよ」
姫乃「せっかくいい歌詞ですわよ? なので茶園さん、女の子らしいエピソードをお願いします」
一歌「なんで私は強制なのよ!?」
一歌は嫌がりながらも答えた。
一歌「女の子らしいことか、リボンをつけてることかしら? 女の子は見た目からっていうでしょ? 大きなリボンはいつもつけてるわよ、これでいいでしょ!? ふん!」
姫乃「まぁまぁ、素直じゃないですわね」
万紀「誰のせいだよ……」
姫乃「あら、次の人を決めました、黒沼さんで」
万紀「しまった……言わなきゃ良かったぜ」
万紀は嫌がるもなんとか答える。
万紀「小せえ頃、よく女の子らしい服装にされられたぜ、女の子らしくしなさいってよく母ちゃんに言われたな……おかげでヤンキーになっちまったけど今は違うぜ」
姫乃「卒業してよかったですわ」
みのり「本当ですね」
姫乃「丁度よかったわ、黄川田さん、お願いしますわ」
みのり「ふぇーー!」
みのりは戸惑うも答えた。
みのり「中学時代の友達から料理上手は女の子らしいって言われたことがありますが、実感がありません」
七美「実感がないって……」
みのり「むしろ、皆さんの方が女の子らしいじゃないのかなって……」
七美「ちょ! やめてください!」
みのりの発言に七美は照れてしまってるようだ。
姫乃「でしたら次は紺屋さんですね」
七美「ふえーー!」
七美が戸惑うも答えた。
七美「私も実感がありませんが髪の色が女の子らしいって言われました、髪が黒いだけなのに」
三保「あら? それは髪が黒いのは日本の女性らしいからじゃない?」
七美「本当でしょうか?」
三保「えぇ、自信を持ちなさい」
七美「ありがとうございます」
姫乃「次は紫垣さんで」
三保「あら、捕まってしまったわ」
三保は困惑するも答えた。
三保「香りかしら? 生まれつき、この香りなんだけど」
えり菜「何もしてないですか!? いい香りですよね?」
三保「ありがとう、でも深追いしない方が身のためよ」
えり菜「はい……」
姫乃「次は清水さんで」
えり菜「え!? もう次ですか!?」
えり菜は戸惑うも答えた。
えり菜「言われたことがないですね」
希美「はーい、えりーはポニテで揺れる髪が女の子らしいの~」
えり菜「希美!?」
希美に言われたからなのか、えり菜の顔が真っ赤に染まる、恥ずかしかったようだ。
姫乃「まぁまぁ仲がよろしいこと、せっかくなので白鳥さんに移りましょう」
希美「了解なの~」
希美は緩くなりながらも答えた。
希美「のぞのぞは言葉使いが女の子らしいって言われたことがあるの~」
早織「確かにふわふわな感じがするね」
えり菜「……ほんとかな?」
希美「えりー」
希美はえり菜を悲しそうに見つめる。
えり菜「分かった分かったごめんって」
姫乃「仲がよろしいようで藍原さんに回しますね」
早織「え!? 私!?」
早織はきょとんとするが……。
早織「私はあまり言われたことがないけど一度だけ笑う姿が女の子らしいって言われたことがあるよ」
映美「みんな笑うと可愛いぞ」
全員「映美先生!?」
映美先生の発言にみんなは困った様子。
姫乃「せっかくなので一色先生にもお聞きしましょう?」
映美「う……おぅ」
映美先生は戸惑うも答えた。
映美「私はむしろ男らしいって言われたことがある、唯一女の子らしいことは窓を眺める姿だな」
咲子「なんだか想像できますね」
咲子は映美先生の窓を眺める姿を想像する。
姫乃「確かに黄昏てることが女の子らしいこともありますわ、ねぇ? 赤木さん?」
咲子「次は私ですかぁ!?」
咲子は戸惑うも答えた。
咲子「私もあまり言われたことがないですね、でも雷が怖くてきゃあって言ったらお父さんにそこだけは女らしいなと言われました」
優梨子「私も雷が怖いです」
咲子「分かりますよね、お化けは怖くなくても雷が怖いことが」
優梨子「私はどっちも怖いです」
姫乃「あらあら、大丈夫ですよ? 怖くないですよ? 私がついてますからね、桃井さん」
優梨子「はひ!?」
優梨子に回されたことで戸惑いが隠せないようだ。
優梨子「えええっと……そそその……」
優梨子は恥ずかしすぎて息つまるばかり。
凛「優梨子さん、興味深いわ~」
三保「どういう意味よ?」
凛「あら? 気づかない?」
三保「あ、そういうことね」
優梨子の恥じらい行動が女の子らしいって意味らしい。
姫乃「私も気づいてましたよ? 青葉さん」
凛「姫乃さん、興味深いわ」
凛は冷静に答える。
凛「特にないかしら?」
奈々央「え? 一つぐらいあるけど」
凛「え? 無いわよ」
奈々央「ありそうだけど怖いからやめる」
凛「ありがとう」
姫乃「橙山さん、そんなに怖かったんですか?」
奈々央「うん、って次私!?」
奈々央は戸惑うも答えた。
奈々央「分かんないや」
千晶「いや、あるから」
奈々央「何?」
千晶「寂しがる姿がとても可愛らしい」
奈々央「千晶やめてよ!?」
千晶の発言に奈々央の顔が真っ赤に染まる。
姫乃「茶化すのは良く無いですよ? 朱宮さん?」
千晶「ヘーイ、答えますようだ」
千晶は面倒くさがりながらも答える。
千晶「私はアニメーション部の部員に飴を舐める姿が可愛いって言われたことがある」
久乃「千晶さんだからこそ飴を舐める姿が可愛いんですよ、きっと」
千晶「……あんがと」
姫乃「永緑さん? そろそろ答えてくれませんか?」
久乃「あ~」
久乃は逃げられないようだ。
久乃「困ったわね」
久乃は困った様子らしいが。
姫乃「まぁ、困った姿が可愛らしいわ」
久乃「え? 自覚がないけど」
姫乃「えぇ、自信を持ってくださいね」
久乃「よく分からないけどありがとう」
姫乃「最後は部長である裕子さんですよ」
裕子「えぇ!」
裕子は困ってるようだ。
裕子「大したのってないな~」
裕子は照れながら笑顔で答えた。
久乃「う……」
千晶「なんだ!? この笑顔の眩しさは!?」
奈々央「裕子が笑うと裕子なんだよね」
凛「裕子さん、興味深いわぁ!」
優梨子「か……可愛い」
咲子「確かに可愛い」
映美「これが裕子の取り柄なんだよな」
早織「可愛い~」
希美「こうゆが笑うと素敵なの~」
えり菜「羨ましい」
三保「裕子さんって不思議ね」
七美「裕子さんの方が女の子らしいじゃないですか!」
みのり「裕子さんは気づいてないけど私は気づいたら惹かれちゃいました」
万紀「やべっ可愛すぎだろ」
一歌「な……なんで私まで惚れなきゃいけないのよ!?」
伶奈「マリィみたいに可愛いぜ」
史「裕子に会えてよかった」
亜弥「悔しいけど可愛いよう~」
姫乃「これが裕子さんの女の子らしさですね、納得できます」
みんなは裕子の笑顔に惹かれてしまったらしい。
裕子「え? どういうこと?」
裕子は気づいてない、それがいい、皆さん、いいひな祭りを楽しんでください、以上、ひな祭りに関する女の子らしさについてでした。
映美「そういえば今日はひな祭りだな」
裕子「そうですね」
姫乃「せっかくですから息抜きとしてひな祭りに関するお話をしませんか?」
姫乃はそう提案する。
裕子「そうですね、ひな祭りに関するお話……」
姫乃「つまり、女の子らしいエピソードが聞きたいですわ」
裕子「!?」
姫乃の発言に戸惑うパレット部員達。
えり菜「女の子らしいエピソードだなんて……」
みのり「いくらなんでも難しすぎます!」
姫乃「そうでしょうか? 私からお手本としてお話ししますね」
そういうと姫乃は女の子らしいエピソードを始まった。
姫乃「私は毎年ひな祭りパーティをやりますけど、その時は妹達が可愛く着物を着飾っていて女の子の成長を祝ってます、私も着物でパーティを参加してますけど、それがとても仲間に入ったみたいで嬉しかったです」
えり菜「それが姫乃の女の子らしいエピソードか……」
亜弥「女の子らしいというよりひな祭りエピソードだね」
姫乃「そういうことになりますわね、せっかくですから私からご指名いたします」
全員「えーー!」
姫乃が指名で全員が困惑する。
姫乃「まずは藤本さんから」
亜弥「う……」
自信満々のはずが珍しく控えてるようだ。
亜弥「女の子らしいエピソードか……」
亜弥は考える、そして。
亜弥「私はね、お母さんから女の子らしくないことを言われるけど、ある日、私がうっかり転んじゃって痛いって言ったらお母さんがそこは女の子らしいねって言われた」
姫乃「まぁ、そうなのですね」
姫乃はニコニコしながら聞く。
姫乃「次はどうしましょう……灰谷さん」
史「……は?」
史は嫌がりながら答えた。
史「特にないけど日記を毎日書くぐらいかしら? 女の子って日記を毎日書くんじゃない? 私はやることがないから日記を書き始めた、母から女の子らしいことをやってるねと言われたことぐらいかしら?」
姫乃「まぁ、そうなのですね」
姫乃はニコニコしながら聞く。
姫乃「次はどうしましょう……紅林さん」
伶奈「はい!?」
伶奈は方然としてたようだが答えた。
伶奈「えっと……女の子らしい曲ならあるぜ」
姫乃「ぜひ、お聞きしたいです」
伶奈「まじかよ……」
「『マリィ』
一
ある日楽しみしているマリィは
いつもおめかししていた
大好きな街を行くために
ヘアゴムにヘアピンに
可愛いリップに可愛いチークに
可愛らしい服を着てお出かけ
ワクワクするね新しい出逢いがあるかも
ドキドキするね可愛い小物目に行っちゃうかも
私はマリィ誰よりも一番可愛いんだから
誰にも負けたくないわ
それよりも早く急がなくちゃ行けないだから
可愛い物を誰よりも一番取ってみせるね
二
ある日お出かけしてるマリィは
可愛い物をついに見つけた
お店の中に入ってみようと
よーくみたらソールドアウト
残念ながら手に届かなった
涙をみせてがっかりするわ
成功は毎日おきることじゃない
失敗だってたまにあるから許してね
私はマリィ誰よりも一番可愛いだから
誰にも負けたくないわ
次こそは絶対取ってみせるね
可愛い物を手に取ればモテるかないつかは
やりすぎても困ることだし
やらなすぎても目立たないし
どうすれば私はモテることが出来るのか
私は私らしくやっていけばいいこと
それが一番の自慢さ
私はマリィ誰よりも一番可愛いだから
誰にも負けたくないわ
私のこと好きになって欲しいな
貴方のこと惚れさせるようなことをやっているもん
マリィの可愛い日常」
姫乃「なんて可愛いらしい歌詞かしら」
伶奈「未完成ですけど……」
一歌「下手したら違う歌詞になるわよ」
姫乃「せっかくいい歌詞ですわよ? なので茶園さん、女の子らしいエピソードをお願いします」
一歌「なんで私は強制なのよ!?」
一歌は嫌がりながらも答えた。
一歌「女の子らしいことか、リボンをつけてることかしら? 女の子は見た目からっていうでしょ? 大きなリボンはいつもつけてるわよ、これでいいでしょ!? ふん!」
姫乃「まぁまぁ、素直じゃないですわね」
万紀「誰のせいだよ……」
姫乃「あら、次の人を決めました、黒沼さんで」
万紀「しまった……言わなきゃ良かったぜ」
万紀は嫌がるもなんとか答える。
万紀「小せえ頃、よく女の子らしい服装にされられたぜ、女の子らしくしなさいってよく母ちゃんに言われたな……おかげでヤンキーになっちまったけど今は違うぜ」
姫乃「卒業してよかったですわ」
みのり「本当ですね」
姫乃「丁度よかったわ、黄川田さん、お願いしますわ」
みのり「ふぇーー!」
みのりは戸惑うも答えた。
みのり「中学時代の友達から料理上手は女の子らしいって言われたことがありますが、実感がありません」
七美「実感がないって……」
みのり「むしろ、皆さんの方が女の子らしいじゃないのかなって……」
七美「ちょ! やめてください!」
みのりの発言に七美は照れてしまってるようだ。
姫乃「でしたら次は紺屋さんですね」
七美「ふえーー!」
七美が戸惑うも答えた。
七美「私も実感がありませんが髪の色が女の子らしいって言われました、髪が黒いだけなのに」
三保「あら? それは髪が黒いのは日本の女性らしいからじゃない?」
七美「本当でしょうか?」
三保「えぇ、自信を持ちなさい」
七美「ありがとうございます」
姫乃「次は紫垣さんで」
三保「あら、捕まってしまったわ」
三保は困惑するも答えた。
三保「香りかしら? 生まれつき、この香りなんだけど」
えり菜「何もしてないですか!? いい香りですよね?」
三保「ありがとう、でも深追いしない方が身のためよ」
えり菜「はい……」
姫乃「次は清水さんで」
えり菜「え!? もう次ですか!?」
えり菜は戸惑うも答えた。
えり菜「言われたことがないですね」
希美「はーい、えりーはポニテで揺れる髪が女の子らしいの~」
えり菜「希美!?」
希美に言われたからなのか、えり菜の顔が真っ赤に染まる、恥ずかしかったようだ。
姫乃「まぁまぁ仲がよろしいこと、せっかくなので白鳥さんに移りましょう」
希美「了解なの~」
希美は緩くなりながらも答えた。
希美「のぞのぞは言葉使いが女の子らしいって言われたことがあるの~」
早織「確かにふわふわな感じがするね」
えり菜「……ほんとかな?」
希美「えりー」
希美はえり菜を悲しそうに見つめる。
えり菜「分かった分かったごめんって」
姫乃「仲がよろしいようで藍原さんに回しますね」
早織「え!? 私!?」
早織はきょとんとするが……。
早織「私はあまり言われたことがないけど一度だけ笑う姿が女の子らしいって言われたことがあるよ」
映美「みんな笑うと可愛いぞ」
全員「映美先生!?」
映美先生の発言にみんなは困った様子。
姫乃「せっかくなので一色先生にもお聞きしましょう?」
映美「う……おぅ」
映美先生は戸惑うも答えた。
映美「私はむしろ男らしいって言われたことがある、唯一女の子らしいことは窓を眺める姿だな」
咲子「なんだか想像できますね」
咲子は映美先生の窓を眺める姿を想像する。
姫乃「確かに黄昏てることが女の子らしいこともありますわ、ねぇ? 赤木さん?」
咲子「次は私ですかぁ!?」
咲子は戸惑うも答えた。
咲子「私もあまり言われたことがないですね、でも雷が怖くてきゃあって言ったらお父さんにそこだけは女らしいなと言われました」
優梨子「私も雷が怖いです」
咲子「分かりますよね、お化けは怖くなくても雷が怖いことが」
優梨子「私はどっちも怖いです」
姫乃「あらあら、大丈夫ですよ? 怖くないですよ? 私がついてますからね、桃井さん」
優梨子「はひ!?」
優梨子に回されたことで戸惑いが隠せないようだ。
優梨子「えええっと……そそその……」
優梨子は恥ずかしすぎて息つまるばかり。
凛「優梨子さん、興味深いわ~」
三保「どういう意味よ?」
凛「あら? 気づかない?」
三保「あ、そういうことね」
優梨子の恥じらい行動が女の子らしいって意味らしい。
姫乃「私も気づいてましたよ? 青葉さん」
凛「姫乃さん、興味深いわ」
凛は冷静に答える。
凛「特にないかしら?」
奈々央「え? 一つぐらいあるけど」
凛「え? 無いわよ」
奈々央「ありそうだけど怖いからやめる」
凛「ありがとう」
姫乃「橙山さん、そんなに怖かったんですか?」
奈々央「うん、って次私!?」
奈々央は戸惑うも答えた。
奈々央「分かんないや」
千晶「いや、あるから」
奈々央「何?」
千晶「寂しがる姿がとても可愛らしい」
奈々央「千晶やめてよ!?」
千晶の発言に奈々央の顔が真っ赤に染まる。
姫乃「茶化すのは良く無いですよ? 朱宮さん?」
千晶「ヘーイ、答えますようだ」
千晶は面倒くさがりながらも答える。
千晶「私はアニメーション部の部員に飴を舐める姿が可愛いって言われたことがある」
久乃「千晶さんだからこそ飴を舐める姿が可愛いんですよ、きっと」
千晶「……あんがと」
姫乃「永緑さん? そろそろ答えてくれませんか?」
久乃「あ~」
久乃は逃げられないようだ。
久乃「困ったわね」
久乃は困った様子らしいが。
姫乃「まぁ、困った姿が可愛らしいわ」
久乃「え? 自覚がないけど」
姫乃「えぇ、自信を持ってくださいね」
久乃「よく分からないけどありがとう」
姫乃「最後は部長である裕子さんですよ」
裕子「えぇ!」
裕子は困ってるようだ。
裕子「大したのってないな~」
裕子は照れながら笑顔で答えた。
久乃「う……」
千晶「なんだ!? この笑顔の眩しさは!?」
奈々央「裕子が笑うと裕子なんだよね」
凛「裕子さん、興味深いわぁ!」
優梨子「か……可愛い」
咲子「確かに可愛い」
映美「これが裕子の取り柄なんだよな」
早織「可愛い~」
希美「こうゆが笑うと素敵なの~」
えり菜「羨ましい」
三保「裕子さんって不思議ね」
七美「裕子さんの方が女の子らしいじゃないですか!」
みのり「裕子さんは気づいてないけど私は気づいたら惹かれちゃいました」
万紀「やべっ可愛すぎだろ」
一歌「な……なんで私まで惚れなきゃいけないのよ!?」
伶奈「マリィみたいに可愛いぜ」
史「裕子に会えてよかった」
亜弥「悔しいけど可愛いよう~」
姫乃「これが裕子さんの女の子らしさですね、納得できます」
みんなは裕子の笑顔に惹かれてしまったらしい。
裕子「え? どういうこと?」
裕子は気づいてない、それがいい、皆さん、いいひな祭りを楽しんでください、以上、ひな祭りに関する女の子らしさについてでした。
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