67 / 84
第六十一章『パレット部お休み』
しおりを挟む
色彩学園、今日は職員会議があるため部活はお休みなのだ、裕子のお家で裕子、万紀、早織、優梨子、千晶、伶奈がパレット部について話し合っていた。
万紀「えり菜は勉強だと帰っちまったし、希美は部活じゃない限り帰っちまったし、姫乃は忙しくて帰っちまったし」
早織「一歌先輩は用事で行かなかったし、咲子先輩と亜弥先輩は食堂のお手伝いで帰っちゃったし」
千晶「色々ありすぎんだろ」
伶奈「三年生はそれぞれ用事あんから断られたし」
優梨子「残ったのが私達、一年生だけです」
一年生のみんなが溜息をつく、そんな中、裕子がお菓子とジュースを持ってきた。
裕子「おまたせ、お菓子とジュースを持ってきたよ~」
早織「ありがとう、裕子ちゃん」
万紀「裕子はいいよな~」
裕子「え? 何が?」
優梨子「二年生と三年生がいない状況で落ち込まないことが」
裕子「私だってちょっと落ち込んでるよ……」
裕子も二年生と三年生がいないことで落ち込んでいた。
伶奈「空いてたのは私だけか」
優梨子「そうですね」
千晶「せっかくだからイアリオドモリスのライブDVDを見ようよ」
早織「いいね、見よう」
万紀「あたしは何でもいいけどな」
裕子「賛成!」
一年生のみんなはイアリオドモリスのライブDVDを鑑賞した。
イアリオドモリスの鑑賞してる最中、優梨子は千晶に話しかけた。
優梨子「千晶ちゃん、ライブってこんな感じなの?」
千晶「そーだよ、ライブって盛り上がるんだよ」
万紀「ん~ライブか~」
早織「ファンになればさらに盛り上がるよ」
伶奈「そーだぜ」
優梨子「そうなんだ、ライブ楽しい」
初めてのライブを見て輝く優梨子、そうしたら裕子の母が帰ってきた。
裕子の母「ただいま、あら、裕子のお友達さん? いらっしゃい」
万紀「こんちはーー」
早織「お邪魔してます」
優梨子「はじめまして」
千晶「こんちはっす」
伶奈「こんにちは」
裕子の母「裕子のお友達、いい人達ね」
裕子「あはは……どうして早く帰れたの?」
裕子の母「今日は早く帰っていいって言われたの、お父さんはまだだけど」
裕子「そうなんだ」
裕子の母がお土産を持ってきたらしい。
裕子の母「もしよかったらお土産どうぞ」
早織「ありがとうございます」
万紀「悪いな」
優梨子「ありがとうございます」
千晶「まじありがとうございます!」
伶奈「ありがたくいただくぜ」
裕子「お母さん、ありがとう!」
裕子の母からもらったお土産がみんな大喜び、裕子の母は裕子について語りはじめた。
裕子の母「裕子ね、小さい頃から色が大好きでね、よく色の事について語ってたわね、ちょっとおどおどしかったからお友達がいなかったの、でも芯が強いところが裕子の取り柄だから一人でやりこなしたの、私の自慢の娘だわ、私のこんな娘でもお友達になってくれてありがとう」
裕子「ちょっとお母さん!」
裕子の母が裕子について語ってるのか恥ずかしいのか照れる裕子。
早織「そうなんだ」
万紀「いい母ちゃんだな」
優梨子「そんなこと……」
千晶「人のこと言えないけどね」
伶奈「私も」
裕子「みんな?」
裕子は一年生達で共通してるようだ。
早織「私も友達が居なかったな、むしろ、いじめられたし」
万紀「あたしはずっとヤンキーやってたから独りぼっちだったよ」
優梨子「私は誰からも寄ってくれなかったから独りぼっちでした」
千晶「私は浮かれた存在だったから独りぼっちだった」
伶奈「私も、ずっとずっと一人だった」
裕子「そうだったんだ……」
一年生の話を聞いて裕子は一人かと思ってたようだ。
早織「でも裕子ちゃんに会ったから今の私にいれる」
万紀「裕子のおかげで変われる気がしたんだ」
優梨子「裕子ちゃんがいるから私はいても良かったんだ」
千晶「なにせ、裕子はいい人だから私でも好かれた」
伶奈「裕子、裕子が居なかったら私は……私のままにいられなかった」
裕子「みんな……」
一年生の話を聞いて裕子は感動する。
裕子の母「いいお友達を持ってよかったわね」
裕子の母は一年生達を静かに見守っていた、これで絆が固まったそんな気がした。
万紀「えり菜は勉強だと帰っちまったし、希美は部活じゃない限り帰っちまったし、姫乃は忙しくて帰っちまったし」
早織「一歌先輩は用事で行かなかったし、咲子先輩と亜弥先輩は食堂のお手伝いで帰っちゃったし」
千晶「色々ありすぎんだろ」
伶奈「三年生はそれぞれ用事あんから断られたし」
優梨子「残ったのが私達、一年生だけです」
一年生のみんなが溜息をつく、そんな中、裕子がお菓子とジュースを持ってきた。
裕子「おまたせ、お菓子とジュースを持ってきたよ~」
早織「ありがとう、裕子ちゃん」
万紀「裕子はいいよな~」
裕子「え? 何が?」
優梨子「二年生と三年生がいない状況で落ち込まないことが」
裕子「私だってちょっと落ち込んでるよ……」
裕子も二年生と三年生がいないことで落ち込んでいた。
伶奈「空いてたのは私だけか」
優梨子「そうですね」
千晶「せっかくだからイアリオドモリスのライブDVDを見ようよ」
早織「いいね、見よう」
万紀「あたしは何でもいいけどな」
裕子「賛成!」
一年生のみんなはイアリオドモリスのライブDVDを鑑賞した。
イアリオドモリスの鑑賞してる最中、優梨子は千晶に話しかけた。
優梨子「千晶ちゃん、ライブってこんな感じなの?」
千晶「そーだよ、ライブって盛り上がるんだよ」
万紀「ん~ライブか~」
早織「ファンになればさらに盛り上がるよ」
伶奈「そーだぜ」
優梨子「そうなんだ、ライブ楽しい」
初めてのライブを見て輝く優梨子、そうしたら裕子の母が帰ってきた。
裕子の母「ただいま、あら、裕子のお友達さん? いらっしゃい」
万紀「こんちはーー」
早織「お邪魔してます」
優梨子「はじめまして」
千晶「こんちはっす」
伶奈「こんにちは」
裕子の母「裕子のお友達、いい人達ね」
裕子「あはは……どうして早く帰れたの?」
裕子の母「今日は早く帰っていいって言われたの、お父さんはまだだけど」
裕子「そうなんだ」
裕子の母がお土産を持ってきたらしい。
裕子の母「もしよかったらお土産どうぞ」
早織「ありがとうございます」
万紀「悪いな」
優梨子「ありがとうございます」
千晶「まじありがとうございます!」
伶奈「ありがたくいただくぜ」
裕子「お母さん、ありがとう!」
裕子の母からもらったお土産がみんな大喜び、裕子の母は裕子について語りはじめた。
裕子の母「裕子ね、小さい頃から色が大好きでね、よく色の事について語ってたわね、ちょっとおどおどしかったからお友達がいなかったの、でも芯が強いところが裕子の取り柄だから一人でやりこなしたの、私の自慢の娘だわ、私のこんな娘でもお友達になってくれてありがとう」
裕子「ちょっとお母さん!」
裕子の母が裕子について語ってるのか恥ずかしいのか照れる裕子。
早織「そうなんだ」
万紀「いい母ちゃんだな」
優梨子「そんなこと……」
千晶「人のこと言えないけどね」
伶奈「私も」
裕子「みんな?」
裕子は一年生達で共通してるようだ。
早織「私も友達が居なかったな、むしろ、いじめられたし」
万紀「あたしはずっとヤンキーやってたから独りぼっちだったよ」
優梨子「私は誰からも寄ってくれなかったから独りぼっちでした」
千晶「私は浮かれた存在だったから独りぼっちだった」
伶奈「私も、ずっとずっと一人だった」
裕子「そうだったんだ……」
一年生の話を聞いて裕子は一人かと思ってたようだ。
早織「でも裕子ちゃんに会ったから今の私にいれる」
万紀「裕子のおかげで変われる気がしたんだ」
優梨子「裕子ちゃんがいるから私はいても良かったんだ」
千晶「なにせ、裕子はいい人だから私でも好かれた」
伶奈「裕子、裕子が居なかったら私は……私のままにいられなかった」
裕子「みんな……」
一年生の話を聞いて裕子は感動する。
裕子の母「いいお友達を持ってよかったわね」
裕子の母は一年生達を静かに見守っていた、これで絆が固まったそんな気がした。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
お昼寝カフェ【BAKU】へようこそ!~夢喰いバクと社畜は美少女アイドルの悪夢を見る~
保月ミヒル
キャラ文芸
人生諦め気味のアラサー営業マン・遠原昭博は、ある日不思議なお昼寝カフェに迷い混む。
迎えてくれたのは、眼鏡をかけた独特の雰囲気の青年――カフェの店長・夢見獏だった。
ゆるふわおっとりなその青年の正体は、なんと悪夢を食べる妖怪のバクだった。
昭博はひょんなことから夢見とダッグを組むことになり、客として来店した人気アイドルの悪夢の中に入ることに……!?
夢という誰にも見せない空間の中で、人々は悩み、試練に立ち向かい、成長する。
ハートフルサイコダイブコメディです。
隣の家に住むイクメンの正体は龍神様でした~社無しの神とちびっ子神使候補たち
鳴澤うた
キャラ文芸
失恋にストーカー。
心身ともにボロボロになった姉崎菜緒は、とうとう道端で倒れるように寝てしまって……。
悪夢にうなされる菜緒を夢の中で救ってくれたのはなんとお隣のイクメン、藤村辰巳だった。
辰巳と辰巳が世話する子供たちとなんだかんだと交流を深めていくけれど、子供たちはどこか不可思議だ。
それもそのはず、人の姿をとっているけれど辰巳も子供たちも人じゃない。
社を持たない龍神様とこれから神使となるため勉強中の動物たちだったのだ!
食に対し、こだわりの強い辰巳に神使候補の子供たちや見守っている神様たちはご不満で、今の現状を打破しようと菜緒を仲間に入れようと画策していて……
神様と作る二十四節気ごはんを召し上がれ!
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
椿の国の後宮のはなし
犬噛 クロ
キャラ文芸
※毎日18時更新予定です。
架空の国の後宮物語。
若き皇帝と、彼に囚われた娘の話です。
有力政治家の娘・羽村 雪樹(はねむら せつじゅ)は「男子」だと性別を間違われたまま、自国の皇帝・蓮と固い絆で結ばれていた。
しかしとうとう少女であることを気づかれてしまった雪樹は、蓮に乱暴された挙句、後宮に幽閉されてしまう。
幼なじみとして慕っていた青年からの裏切りに、雪樹は混乱し、蓮に憎しみを抱き、そして……?
あまり暗くなり過ぎない後宮物語。
雪樹と蓮、ふたりの関係がどう変化していくのか見守っていただければ嬉しいです。
※2017年完結作品をタイトルとカテゴリを変更+全面改稿しております。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる