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第四十四章『パレット部への質問藤本亜弥編』

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   放課後、パレット部室でパレット部員達はみんなのプロフィールを作成するためにくじ引き順に質問をしていた、今回は藤本亜弥からの質問をお届けします。
万紀「あたしの質問は終わったから」
亜弥「はいはーい!   待ってました!   私、藤本亜弥の出番でーす!」
万紀「エンターテイメントじゃねぇから、亜弥、よろしくな」
亜弥「わっかりましたぁー!    皆さんに質問です!    よくやってしまう癖とは!?」
   亜弥の質問に同情する人が一人いたようだ。
千晶「あっそれ、私も気になってたわ」
亜弥「でしょでしょ?   って事で最初は伶奈からどうぞ!」
伶奈「私はギターが有ると無意識に弾きたくなるよな~」
亜弥「なななんと!?   孤独のギタリストの伶奈がどうしてでしょうか!?」
伶奈「ギターを見ると曲が浮かぶんだよ、それで気づいたら朝まで弾いたことがあるぜ」
姫乃「夜にちゃんと寝ないと肌にわるいですよ?」
伶奈「はーい……気をつけます」
亜弥「よいこの皆さんもちゃんと睡眠はとりましょうね!   次は史パイセンどうぞ!」
史「そうね、窓を眺めることかしら?」
亜弥「クールビューティの史先輩にはお似合いですね!    それはどうしてでしょうか?」
史「……何でもないのに窓を眺めるのよ、不思議ね」
映美「史、そんなことをしていたのか?」
史「映美姉には関係ないでしょ?」
亜弥「そ……それこそビューティフォー!     次は七美パイセンどうぞ!」
七美「そうですね、ネガティブ発言してしまうことでしょうか?」
亜弥「何と!    ワールドデザイナーの七美先輩の見た目が綺麗なのにどうしてでしょうか?」
七美「み……見た目が綺麗だなんてそんなことはないです!」
   七美のネガティブ発言が始まった。
亜弥「これこそ彼女のギャップでしょうね~次は早織どうぞ!」
早織「そうだね、何か事件が起きると慌てちゃうよね」
亜弥「女優顔の早織がどうしてでしょうか?」
早織「事件が起きるとみんなどうしたらいいかわからないから私から動かないといけないなと思って結果慌てちゃう」
亜弥「確かに慌てますが、慌てすぎは注意してください!    次はえり菜どうぞ!」
えり菜「やる事がないと髪を出して文章を作ってしまう」
亜弥「ガリ勉のえり菜がどうしてでしょうか?」
えり菜「私にとってはいつもの癖何だよね……例えば、亜弥についてとか」
亜弥「それはぜひ読んでいただきたい!」
えり菜「今度持ってくるわ」
亜弥「頭のいい体操になりますね~次は久乃パイセンどうぞ!」
久乃「みんなの事ついつい心配してしまうわ」
亜弥「学校一のお母さんがどうしてでしょうか?」
久乃「みんなが帰って、私だけ一人になった時にみんなどうしてるのかなって心配しちゃうの」
亜弥「心配してくれるのは有難い事ですが、たまには自分の心配をしてください!    次は優梨子どうぞ!」
優梨子「あの……その……」
亜弥「その?」
優梨子「人の後ろに隠れてしまうの」
亜弥「眼鏡を取ると実は美人の優梨子がどうしてでしょうか?」
優梨子「え?   恥ずかしいから」
   すると優梨子が眼鏡をとった。
裕子「え?   可愛い!」
早織「思ってたより想像以上に可愛い」
万紀「なんだ、美人じゃねぇか!」
千晶「地味な優梨子は実は眼鏡を取るとかなりの美人というアニメの展開じゃないかー!」
伶奈「おー!   やっべ!」
希美「ゆりーは美人だったの~」
えり菜「綺麗……」
姫乃「まぁ、私の妹みたいですわ」
一歌「これでいいじゃないの!?」
咲子「素直じゃないですね、でも可愛い、うちの食堂の看板娘になってほしいぐらいです」
亜弥「ほ……本当に美人だった」
史「!?」
七美「私より可愛いですよ?」
みのり「可愛いです~」
久乃「可愛いわ」
奈々央「お!    可愛いじゃねぇか!」
凛「優梨子さん、興味深いわ……」
三保「あら、こんなに可愛いなんて知らなかったわ」
映美「なんだ、可愛いじゃないか」
優梨子「皆さん、ありがとうございます、でも目が見えないのでかけますね」
   優梨子がそういいながら眼鏡をかけた。
亜弥「なんと、本当に美人だったとは思いもしなかったですね~次は三保先輩どうぞ!」
三保「すぐ後ろを向くわ」
亜弥「ミステリアスな三保パイセンがどうしてでしょうか?」
三保「そうね、じゃないと謎を暴かれちゃうからかしら?」
亜弥「さらに謎を包まれてますね~次は希美どうぞ!」
希美「のぞのぞはよく寝るの~」
亜弥「白い鳥の歌姫の希美がどうしてでしょうか?」
希美「それは分からないの~」
えり菜「いつも寝てるでしょうが!?」
亜弥「寝すぎて夜に眠れなくなるように気をつけて下さいね!    次は裕子どうぞ!」
裕子「色の事になると止まらなくなるよ」
亜弥「色博士の裕子がどうしてでしょうか?」
裕子「色はいっぱい広がってるじゃないですか!」
   裕子は色の事について語り始めた!
亜弥「裕子!    好きなのはいいけど語りすぎは注意しましょう!   次は千晶どうぞ!」
千晶「ん~、アニメの事になると止まらなくなる」
亜弥「アニメオタクの千晶がどうしてですか?」
千晶「アニメは最近!    世界中に広がってるよ!」
   引き続いて千晶がアニメの事について語り始めた。
亜弥「千晶には悪いけど次に行きましょう!    次はみのりパイセン!」
みのり「料理になると止まらなくなります」
亜弥「レシピマスターのみのり先輩がどうしてでしょうか?」
みのり「料理は世界中に繋がってるし」
    引き続いてみのりが料理の事について語り始めた。
亜弥「色にアニメに料理、どれも深いですね……次は姫乃どうぞ!」
姫乃「私は妹達の事を心配してしまいますね」
亜弥「学校一のお姫様の姫乃がどうしてでしょうか?」
姫乃「怪我してないか、事件にあってしまってないかハラハラしてしまいます」
亜弥「妹思いのお姉さんですね!   次は奈々央パイセン!」
奈々央「寂しくなると泣いちゃう」
亜弥「陸上の王者の奈々央先輩がどうしてでしょうか?」
奈々央「一人が嫌いなんだよ……だからといって家に戻りたくないし」
   奈々央が泣き始めてしまった。
亜弥「な……泣かないでくださいよ……こっちが気まずいから!   次は映美先生どうぞ!」
映美「美術の画家の事になると止まらなくなるな」
亜弥「画家の物知りの映美先生が……前、語りましたよね?」
映美「画家の世界を知り染めたいが……駄目か?」
亜弥「申し訳ないですけどそれは後にしてください!   次は咲子どうぞ!」
咲子「ついつい大声で喋ってしまいますね」
亜弥「応援団長の咲子がどうしてでしょうか?」
咲子「応援をやってたのでついついやってしまいますね」
亜弥「彼女の応援がみんなを元気にします!    次は凛パイセン!」
凛「特定の人だと観察の目的でついてきてしまうわ」
亜弥「人間観察者の凛先輩!   一歩間違えたらストーカーですよ!?」
凛「そうね、気をつけるわ」
亜弥「警察に捕まらないように気をつけてくださいね、次は一歌どうぞ!」
一歌「よく嘘はつくのさ」
亜弥「嘘つき狐の一歌がどうしてでしょうか?」
一歌「やめられないのよ!」
亜弥「一歩間違えたら逮捕に繋がりますから気をつけてください!   次は万紀どうぞ!」
万紀「悪りぃ人だとぶん殴っちまう」
亜弥「黒龍ヤンキーの万紀がどうしてでしょうか?」
万紀「何ってほっとけねぇんだよ!」
亜弥「これで泥棒をイチコロですね、最後になってしまいましたが、元水泳ガールの私はちょっと悪戯してしまう癖があります!」
映美「これ以上、問題を引き起こすんじゃないよ?」
亜弥「分かりました!   みんなを笑顔にする程度にやっておりまーす!以上!藤本亜弥からの質問でっしたー!」
   私が言うセリフを言われてしまったが、以上藤本亜弥からの質問だった、次は紅林伶奈からの質問をお届けいたします。
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